marcoの手帖

永遠の命への脱出と前進〔与えられた人生の宿題〕

世界のベストセラーを読む(870回) 不思議なこの国の物語③グレゴリア聖歌を聞きながら

2021-05-31 07:59:11 | 小説

◆仕事でものつくりに関わって、日本殆どの家電メーカーの工場を、回る経験ができたことは感謝なことでした。北海道から鹿児島、海外では中国や台湾、韓国、フィリピンやベトナムにも行くことができましたから。そこで、世界のベストセラーを読んでいたことは、大きな思考の礎となってましたね。もの作りのQC(品質)に関わることでしたから、対象は、完成品、それができるまでのプロセスというものへの人の係わり方。その国の土地柄、ひとのものつくりへの係わり方、文化、伝統、歴史、風習など関係なく、ものつくりの目的指向性は、完成品を効率よく作るという同じものがあるわけですから。無論、その地域や土地柄によって人の有り様は、違うかも知れませんが、国の教育環境は、まぁ同じであろうと推論できますから、それほど違いはないだろう、その国の人々への評価としてしてですね。無論、自分なりに・・・。で、社是、社風というものも大切なことだと思っています。

◆工場などといっても結局、どこへいっても人に関わるものだからです。ものつくりというのは、目的、その指向性は同じものですね。部分的に多くの人は、部分的に機械としての一部の役割を果たさなくてはいけないということ。退任時後半はデスクワークはきっぱりやめて、現場で、いちワーカーとして肉体労働を進んで行いましたね。これには自分の肉体も必然的に劣化して、つまり二十歳あたりをピークに下り坂になっていくわけですから、その身体を考えることも、僕の一つの課題になっていた訳です。コロナ禍で外出禁止などが叫ばれ、昔はエコノミー症候群など呼ばれ・・・これは、飛行機の機体の後半のエコノミークラスは狭いので、足が動かしづらいので血流が悪くなり亡くなる人のいたとかでの話、今はスティーホームで年寄りはフレール(劣化だな)にならんいようにと、まぁ、それと似たものの自己制御をしてみようと望んだ訳です。

◆表題から離れたとお思いですか。いや、僕の体験は、各地のそこに暮らして来られた方々が多くおられる訳です。ご先祖が代々、その方のDNAを将来に引き継いでもらおうと、そこで暮らしてきたのですね。少なくとも多くの人は・・・。45億年という地球の歴史に中で、人類の歴史などほんのひと瞬きですよ。ご先祖が、苦労して生き継いできたその場所に、神の言葉は届いていなかったのだろうか・・・。その神様という奴なんどけれど・・・