2月4日夜は博多祇園山笠西流の50年史会議(幾度目かの歴代総務座談会)でした。流のまとめ役である総務経験者の皆さんの悲喜交々ご苦労話を伺い、山笠人形の標題の決め方なども詳しく伺うことができ勉強になりました。
画像1枚目は個人的に「最高のアイデア地図&記録」だと思っている舁き山笠の「道順表」(画像は昭和62年版)です。流舁きや追い山笠などの道順をすべて文字で表し、目印となる商店や家屋が記されて立派な「街並み記録」にもなっています。その時代の街並みが目に浮かぶほどの出来栄え、素晴らし!
ちなみに戦前は博多祇園山笠の絵葉書シリーズが毎年のように発行されていますが、多くを発行していた大崎周水堂さんが土居流所属だったこともあり、動く舁き山笠(流舁き、追い山笠など)は土居流が最も多いようです。
写真2枚目のような飾り山笠は、現在のように流名称が記載されておらず、当番町の名前が記載されているのみ。過去の記録と照らし合わせて、西流に関係する7つの流を中心に整理アーカイブ中です。