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記憶探偵〜益田啓一郎のブログ(旧博多湾つれづれ紀行)

古写真古地図から街の歴史逸話を発掘する日々。ブラタモリ案内人等、地域の魅力発掘!まち巡りを綴ります。

ロープウェイvsロープウェー/ごぼ天うどんvsごぼう天うどん

2020年02月18日 22時00分34秒 | 福博まちの記憶
昨年末、阿蘇山ロープウェーの再建断念のニュースが流れ、密かなロープウェイファンとしては残念な気持ちでいっぱいです。かつて何度も利用させていただき、思い出もたくさんあります。 昔のパンフを眺めていて気づいたことの一つは、いつから「ロープウェー」と表記が変わったんでしょうかという疑問。昔の公式パンフはどれも「ロープウェイ」表記です。これは、ビアガーデンが以前は「ビヤガーデン」と表記されていたのと . . . 本文を読む

足元に注目すると街の歴史が見えてくる

2020年02月18日 20時29分24秒 | 福博まちの記憶
道路を歩くと地面には様々な「印」が埋め込まれていて退屈しません。中でも好きなのが歩道上などに多く埋められている「境界標(プレート)」、1枚目の写真が何処の場所なのか想像するのも楽しかったりします。 1枚目の境界標があるのは、西鉄電車のこんな写真を撮ることができる井尻5号踏切そばの歩道上です。一見すると単一の歩道ですが、線路側は西鉄さんの敷地で、線路から離れた場所は福岡市(市道の一部)、そして . . . 本文を読む

1940年、幻の東京五輪代表候補(当時世界記録樹立)池中康雄さんの顕彰碑を初訪問

2020年02月18日 19時20分37秒 | 福博まちの記憶
先日、大分県中津市出身で1935(昭和10)年に当時のマラソン世界記録を出し、幻の東京五輪代表候補だった池中康雄さん(別大マラソン創設)の顕彰碑をようやく訪問しました。 池中さんの情報はネットで検索してもほとんど出て来ず、出身の東洋大学の紹介ページで確認して何度か東中津駅付近を探すも見つからず。(参照:池中康雄伝説 - 輝け鉄紺!) 今回、中津市歴史博物館の高崎館長に調べていただき、や . . . 本文を読む

天神ビブレ閉店日の新聞記事にコメント協力&天神ビルの秘密

2020年02月18日 18時27分29秒 | 福博まちの記憶
2020年2月11日、天神ビブレ閉店。ご縁をいただき、閉店当日の西日本新聞朝刊記事にコメント協力させていただきました。 写真1枚目は手持ちの「ビブレ21」開店当時の広告など。昭和60年に進学で福岡市へ出てから、天神ビブレ&天神コアには様々な思い出があるので、いい記念になりました。 ビブレの思い出は人それぞれ、私的にはサウンドヒロカネやビブレホール、地下の文化堂など音楽系店舗が最も印象に残っ . . . 本文を読む

福岡市薬院で昭和10年に開催された「畜産共進会」の名残を探す

2020年02月18日 16時57分59秒 | 福博まちの記憶
1935(昭和10)年に開催された「第8回九州連合畜産共進会」絵葉書やパンフに映る痕跡が遺っていないかと、会場だった福岡市中央区薬院4丁目界隈を散策しました。のちの西鉄福岡市内線の城南線沿い、南薬院バス停の南川の一帯です。以下、パンフに当時の路線図があり「平尾」という電停名の場所が今の南薬院バス停です。ちなみに「薬院大通」交差点付近は上人橋を経由した福岡城下の南出口にあたり「出口」という地名・電停 . . . 本文を読む

ひと駅ノスタルジー「教育大前駅編」&2020酒蔵開き・赤間宿まつり

2020年02月17日 15時36分29秒 | 福博まちの記憶
2月17日(月)のFBSめんたいワイド「ひと駅ノスタルジー」は、JR教育大前駅・赤間宿編のオンエアです(16時過ぎ)。 赤間宿に生家のある出光佐三にまつわる逸話が出たり、鹿児島本線の歴史を証明する貴重なガラス乾板ネガが登場したり、もちろん宗像大社のお神酒を造り続ける勝屋酒造さんにもお邪魔しました。 今回「赤間宿」で暮らす旧知の皆さまには情報・写真協力を含めて大変お世話になりました。 . . . 本文を読む

リバーウォーク北九州に地図好き要注目「Map Design GALLERY」が登場!

2020年02月17日 15時07分50秒 | 福博まちの記憶
先日、2019年12月7日にリバーウォーク北九州の1Fにオープンしたゼンリンの地図グッズ専門店1号店「Map Design GALLERY(マップデザインギャラリー)」を初訪問しました。 古地図の複製サービスやレトロかわいい地図グッズの数々があるのは知ってましたが、東京オリンピックの公式グッズの数々は見ているだけで楽しいですね。昨秋のラグビーW杯の地図グッズも店内で販売されてました。 . . . 本文を読む

大正初期の絵葉書に写る門柱、日本赤十字社福岡県支部に現存!

2020年02月17日 14時38分01秒 | 福博まちの記憶
先日、日赤通りから渡辺通り界隈へチャリ移動の途中、以前から気になっていた日本赤十字社福岡県支部(日赤病院の南側)の門柱をチェックしました。 手持ちの絵葉書等で確認すると、これはやはり最初の支部(現在の須崎公園付近、明治21年開設)時代からの門柱を、戦後この場所へ移転・日赤病院を開設した際に移築したものですね。以下、門柱部分を拡大。 近くに寄って観察してみました。確かに当時のモノのようで . . . 本文を読む

天神から塩原に移設保存されている西中島橋の欄干と綾杉酒造の縁

2020年02月17日 14時10分15秒 | 福博まちの記憶
先日、竹下駅西口から那珂川リボン橋を渡った所にある「旧西中島橋」欄干親柱を再利用したモニュメントを再めて確認しました。元々は那珂川の下流、天神・赤煉瓦文化館(旧日本生命九州支社)前の西中島橋の架替え時に保管されていた欄干を、公園や河川整備に合わせて、地域住民のワークショップを経て移設・再活用したのだそうです。 以下の写真は、解体前の旧西中島橋の絵葉書より。この旧西中島橋は1960(昭和35) . . . 本文を読む

天神コアの前身・西鉄街や福岡ビル建設時の秘蔵写真公開!

2020年02月17日 13時42分48秒 | 福博まちの記憶
先日、企画構成をお手伝いしている「にしてつWEBミュージアム」画像ライブラリーに、令和2年の新規4ページ(西鉄街&福岡ビル建設記録)を追加しました。 西鉄商店街1958年 /  福岡ビル建設記録1起工式  / 福岡ビル建設記録2工事天神空撮・ヘリポート  / 福岡ビル建設記録3竣工時の館内 いずれも2019年3月、福岡ビル閉館にともなう西鉄さんの引越しの際に「 . . . 本文を読む

JR後藤寺線・船尾駅界隈の工場景今昔

2020年02月17日 13時28分52秒 | 福博まちの記憶
2020年1月の日曜日、国道201号線をマイカーで通過中にふと思い立って寄り道しました。 2003年に撮影した2枚目(上)の写真と同じ構図で、麻生や船尾の鉱山立坑の遠望を撮ろうと烏尾峠へ。しかし、当時あった立坑が無くなり景観は全然違う雰囲気になっていました。 それではとJR後藤寺線・船尾駅そばへ移動して、踏切から麻生セメント田川工場を撮影したのが上の写真です。麻生セメント田川工場の前身 . . . 本文を読む

昭和40年頃の「浮羽稲荷」写真には赤い鳥居は一本もなかった!

2020年02月17日 12時39分28秒 | 福博まちの記憶
段ボールに入れたままの未整理昭和資料を見返して見つけた写真・パンフからの紹介。昭和40年頃の「浮羽観光案内」がけっこう衝撃です!一枚目写真は2019年1月、雪が降った日に浮羽稲荷神社へ出かけて撮影した一枚。近年、真っ赤な鳥居が参道階段に並ぶ様子がインスタ映えで人気のスポットですね。で、昭和40年頃のパンフに掲載されている同じ場所の光景が以下。 浮羽稲荷・城ヶ鼻公園の石段風景写真には、桜や灯篭 . . . 本文を読む

「Daio PRESS Vol.5」の天神・明治通り特集が読み応えあり!

2020年02月17日 12時12分50秒 | 福博まちの記憶
2020年1月末、大央さんから広報誌「Daio PRESS Vol.5」をいただきました。特集は「天神・明治通り」。歴史紹介ページへの資料提供や年表等の監修役で、前号に続き少しだけお手伝いさせていただきました。 天神ビッグバンで激変する天神の主要プロジェクト、天神明治通り街づくり協議会等の紹介もきちんとあり読み応えあります。「Daio PRESS」前号までの制作秘話もオススメ、ご興味ある方は大央 . . . 本文を読む

ひと駅ノスタルジー「大相撲九州場所SP・西鉄福岡(天神)駅」編

2019年11月18日 10時35分33秒 | 福博まちの記憶
11月18日(月)16時過ぎからオンエア、FBSめんたいワイド・ケン坊田中さんの「ひと駅ノスタルジー」は大相撲九州場所SP・西鉄福岡(天神)駅編です。今回も企画監修等でロケハン・ロケ同行までお手伝い。 福岡スポーツセンター(現・ソラリアプラザの場所)で九州場所が開催されていた頃の思い出や逸話を、新天町エリアで教えていただきました。へぇ〜っ、という話が続々と!ぜひご覧ください。 コーナー . . . 本文を読む

昭和の大嘗祭と農業革新

2019年11月14日 13時00分42秒 | 福博まちの記憶
11月14日・15日は皇位継承に伴う伝統儀式・大嘗祭。それにちなみ手持ちの資料から興味深い写真帖を紹介。京都御所で昭和3年11月に行われた昭和天皇の大嘗祭、主基斉田は福岡県早良郡脇山村(現・福岡県福岡市早良区脇山)が、悠紀斎田には滋賀県野洲郡三上村(現・野洲市)が選ばれ新穀を献上。斎田ばかりが話題になりますが、実は当時最新の農機具も斉田とともに選ばれ、石油発動機や揚水ポンプは北九州の戸畑鋳物(日立 . . . 本文を読む