アーカイブサイト「地図の資料館」を立ち上げて18年、近年は滞っていたアーカイブ画像公開ですが、外出自粛の日々で少しずつサイトを追加中です。今日は所有する写真ネガポジから「花電車(1966〜1975)」を追加公開しています。ご興味ある方はぜひご覧ください。一枚目の写真は天神・渡辺通り(天神コアの前身、西鉄街前)付近です。
近年は企画構成を担当する西日本鉄道さんの「にしてつWEBミュージアム」の . . . 本文を読む
新型コロナウイルスの感染抑止で刈り取られた八女「黒木の大藤」ニュースをみて、絵葉書を探してみましたが手持ちには残念ながら「黒木の大藤」は無し。代わりといっては何ですけど、県内の戦前の「藤の名所」絵葉書から数点ご紹介。
まずは武蔵寺・長者の藤。例年なら満開となる4月29日に「筑紫野市祭二日市温泉藤まつり」が開かれ、私も毎年のように伺ってましたが2020年は中止に。九州最古と言われる武蔵寺(ぶぞうじ . . . 本文を読む
外出自粛が続く日々ですが、運動不足が加速して体重増となり身体もキツいので、夕刻の散歩は人が多い場所を避けて、近場の公園や御笠川沿いの遊歩道を歩きます。近隣で一番大きな山王公園は人が多いので、先日は久しぶりに東比恵3丁目(博多区、地下鉄東比恵駅の南側)にある津屋公園へ。ただ歩くだけでは勿体ないので、途中に東比恵3丁目らしい風景を巡るコースを考えて歩きながら撮影してみました^_^。
仕事(取材や . . . 本文を読む
外出自粛で講座やイベント、ロケ等がなくなり在宅ワークの日々。こんな時しかできない手持ちの資料整理や調べモノ、自著本の執筆を粛々と進めてます。先日は1959(昭和34)年、観光PR映像(16ミリフィルム)と共に制作刊行された「観光福岡」を久々にチェック^_^。
掲載写真のなかで一番気になったのは、東公園の亀山上皇像と日蓮上人像が一緒に映った写真です。説明キャプションは「亀山上皇のお伴をしている日蓮 . . . 本文を読む
新型コロナ感染症対策による外出自粛の時間を有効活用すべく、最近ハマっているアプリが「航空写真・日本の戦後から現在」です。
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アプリの解説文:戦後(1945年,東京23区のみ1936年)から現在までの日本の航空写真・空中写真が閲覧できるアプリです。新築予定地は沼が埋め立てられた場所だった,通学予定の学校はもともと墓地だっ . . . 本文を読む
先日、大野城市教育委員会から「大野城市の文化財第50集 まぼろしの思水園」見本を送付いただきました。
昭和初期、現在の大野城市下大利4丁目付近、国史跡「水城跡」の西端付近の丘陵地にあった庭園型レジャー施設「思水園」の絵葉書を見つけて4枚を入手したのは4年ほど前です。
西日本鉄道のアーカイブス写真資料の中に「思水園」の広告看板が映った写真を複数見つけたのは10年ほど前。
数年かけて . . . 本文を読む
昨4月11日夜のNHK「ブラタモリ」法隆寺編の感想、アプローチと流れが最高で大興奮!かつて#18福岡と鉄道編の案内人を務めさせていただいた私的には、地形も含めた解説に納得。はや録画を2度も見返しました^_^。
放送後、手持ちの吉田初三郎「法隆寺名所図会」を観察。法隆寺には修学旅行で行った記憶しかなく、先年奈良へ行った際も薬師寺や東大寺、奈良公園などへ行ったものの、斑鳩町にある法隆寺には立ち寄 . . . 本文を読む
手持ちの吉田初三郎の鳥瞰図に観るサクラ景探し、この「讃岐観音寺御図絵」も大好きな作品です。
観音寺のサクラと有明浜の銭形砂絵が特に。観音寺は一度だけ立ち寄ったことがありますが、善通寺や高松へ行く途中の短時間だったので、有明浜には行けてないという残念さ。コロナ渦が収まったら行きたい観光地のひとつです。
実は「讃岐観音寺御図絵」の投稿は、4月10日に新作映画が公開予定だった大林宣彦監督の過 . . . 本文を読む
手持ちの福岡県内の絵葉書から、約100年前の篠栗「新吉野」のサクラ景をご紹介します。
篠栗町から飯塚市へと続く国道201号線八木山越えの入口付近でしょうか。約千本ものソメイヨシノが咲き誇る「新吉野公園」、名称の由来は奈良県にある吉野の桜に勝るとも言われる事からだそうです。
3枚の写真はいずれも大正期の絵葉書。篠栗四国八十八カ所霊場巡りの霊場紹介と合わせて、明治後期から昭和初期にかけてた . . . 本文を読む
2020年4月初めの週末、満開のサクラもお花見は自粛の日々。外出控えて、とりあえず100年余前の絵葉書で楽しむ福岡市・西公園のお花見風景。
2枚目の絵葉書は大正初期、西公園の光雲(てるも)神社から大堀(現在の大濠公園)を望むサクラ景。
大正初期、坂の途中から光雲神社を望むサクラ景。
たしか、鳥居は当時のままですね。古写真や絵葉書の面白さのひとつは、見る人の興味や知識によって、同じ . . . 本文を読む
2020年3月31日夜、ついに天神コアが閉店。打合せ帰りに天神へ出て、最後の夜景&ロゴのネオンサインを撮影しました。
私の場合、50歳を越えた今の仕事は執筆や企画が中心で、ほとんどデザイン&アートワークはやってませんが、元々デザインの道に進むきっかけが天神コアのロゴ・シンボルマークのデザインを手がけた巨匠、故・福田繁雄さんに憧れてのこと。福岡・天神で福田さんの作品に触れる最大の機会が天神コア . . . 本文を読む
本来ならお花見シーズン真っ只中。スギ花粉症の私的には花粉渦の苦しさからも解放されて、日帰り撮影旅行に出かけてストレス発散する事が常でしたが、今年は新型コロナ渦の自粛行動のなか2月から仕事以外は殆ど引きこもりがち。その仕事もイベント物販やまち歩き講座の機会が次々と休止となり、数年かけて準備してきた4月以降のイベント企画も軒並みペンディング。TVやネットのニュースは気分が晴れる楽しいものが少なく、スト . . . 本文を読む
先日、福岡市役所前の大通り「天神通線」を昭和通りまで延伸する計画がニュースになりました。この通りが最初に造られたのは、今から110年前の1910(明治43)年に天神一帯で開催され、天神発展の起点となった「第13回九州沖縄八県連合共進会」の時です。当初は会場正門への取付道路。共進会場の建設中、通りが完成した頃の絵葉書も所有していますが、道幅をみると今とほぼ同じであることが判ります。
関連記事:「天 . . . 本文を読む
企画構成&時々出演しているLOVE FM 76.1MHz「JAL九州歴史ロマン街道」の2月ゲストは、志賀商工会の会長で西戸崎公民館長の井上さんです(2月15日・22日オンエア)。
万葉の時代を経て戦前の「糟屋炭田の石炭積み出し港」「海軍航空隊」時代から戦後の「キャンプハカタ」「大岳炭鉱」時代を経て現在に至る歴史ロマンを、軽快な語り口で教えていただきました。
西戸崎公民館では「僕の街には . . . 本文を読む
最近気になっていること。博多駅地下街から続く朝日ビルのサンプラザ地下街、その階段に「Welcome to hakata」と書かれたお城と桜の写真があって、観光客らしい方々はこの前で記念写真を撮っています。
福岡城には現在天守閣はありませんし(かつてあったかも不明)、お城があったのは福岡なのでそもそも博多は関係なし。写真をよく観察すると、福岡城址と大阪城の復元天守の合成でしょうか。ハッシュタグをみ . . . 本文を読む