小さな日記

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民主党代表選挙

2010年09月15日 | Weblog
菅氏が首相続行ということになった。

「なにかしてくれそうな気する」と、小澤氏を押すひともいた。リーダーシップとは、ひとを統率する力のことで、自分のアイデアを推し進めることではないと思う。

「誰かが、思いもかけない素敵なことを、みんなが知らないうちにグングン進めてくれて、日本は良くなりました」という政治は、民主主義とは言わない。
今回の代表選挙で、けっこう多くのひとが、民主主義ではなくても、なんでもいいから、日本がよくなればいいと望んでいるように思えた。

民主主義は、ゴタゴタしてジグザグに進むものだと思う。すっきりしたものではないと思う。それでも、わたしは、民主主義がいいと思う。それは、自分の声が反映する可能性が奪われないからだ。

誰かがトップになったことで魔法のように国の様相が変わったとしたら、その何年か後には、大きな歪で苦しむ地域、ひとが必ず出てくると思う。
効果のある薬には必ず副作用があるのと同じだ。

今回の選挙の結果は、民主党国会議員の考えが、国民と乖離していることを示した。
国民主体の政治と、繰り返し唱えている民主党なのに変な話だ。




おしめり

2010年09月14日 | Weblog
30分以上大降りが続いたのは、もう2ヶ月ぶりくらいじゃないかしら。
雨の音の気持ちよいこと!
テレビで東京の雨が報じられているときも、我が家周辺ではほんの数分で止んでしまって、重く湿った空気が残るだけだった。

1時間ほどで大雨は止んだけれど、それでも湿気は去ってくれず、空は見渡す限り厚い雲の覆われて、外は涼しい、中は暑い状態は変わらず。。。

ラン・ブレイク

2010年09月13日 | 音楽
久しぶりに自分のCDを買った。
「RONDABOUT」 RAN BLAKE(P) CHRISTINE CORREA(VO)
ラン・ブレイクは、大学時代に、ジーン・リーとのアルバムをみつけ、大ファンになった。
ジーン・リー以外のボーカルとの共演ということで、楽しみにしていた。
クリスチーヌ・コリアは、キュートな高めの声。選曲とインプロビゼーションが凝っている。

ここで試聴ができます。
http://ml.naxos.jp/album/CD-4807

ファミリーコンサート

2010年09月12日 | Weblog
広島で使った明子さんのピアノを運んで、地元の障害者センターでコンサート。
新聞が大きく取り上げたので、何日も前からチケットは完売。
今回は息子もダンスと歌を披露するので、練習に励んでいた。
朝、出発の準備をしていたら、息子が突然体調不良。一昨日から緊張して眠りが浅かったのかもしれない。ドタキャンを危惧しながら整体を施すと眠った。リハーサルの遅刻覚悟でしばらく寝せて、ギリギリの時間にわたしが大声で歌い出したら、すっきり起きてきて、治ったと言う。ほっ。

会場はスタッフの方々が一生懸命準備してくださって、思いもかけない素敵な装飾、立派な機材が準備されていた。リハーサルは順調に進んだ。長崎で被爆した稲の子孫や、現代のヒバクシャ、イラク帰還兵の本なども展示した。

本番ではハプニング。息子のダンスのためのCDの音飛び。リハでは一度もなかったのに、困ったこと。ステージは中断したけれど、スタッフのご尽力でなんとか後で踊れた。
集中力は途切れたけれど、お客様はリラックス、息子にもリラックスだったかもしれない。
わたしは、ラジカセとステージを行ったり来たりで大汗!

90名限定の予定が130名以上入って、お断りした電話が30件もあったそうで、大盛況だった。終わってから受付と反対の扉を開けてしまったので、販売品が売れなかったのが反省点。ヒバクピアノは、人気者で、長いことお客様に囲まれていた。

帰り、友人たちと夕食をいただき、それでも九時に帰宅。前後不覚に眠ってしまった。

緊張と表現

2010年09月11日 | Weblog
昨夜、娘にダンスを見てもらった息子。娘は一生懸命ダメダシしたり褒めたり。それでは、娘の意見を生かして、もう一度。と言ったら、息子が生あくびをした。娘が真剣に話してるのに、あくびとは不謹慎だよ、と。双方不機嫌になってしまい、そのまま娘は帰った。

そして、きょう、息子が「ダンスみてくれる?」。昨夜よりずっとよくなっていて、ずいぶん変わった。真剣に取り組んだのがよくわかる。

それで、きづいたのだが、息子はてんかんで、どうもひとなみ以上に敏感で緊張度が高い。
生あくびは、緊張が始まったサインなのだ。緊張が始まってそれをほぐそうと体が勝手に反応する。それが、見ている者には、だらけた不真面目な態度に見えてしまう。息子はときどき、「ぼーっとする」という言葉で表現する。
昨夜、娘にダメダシされたので、多分その時極度の緊張が始まったのだろう。
シャキッと聞いて、シャキッと返事して、明るく練習を再開することを、彼に期待するのは酷だった。

娘の指摘は、わたしも共感できる。ときどき、息子の態度にむっとくることもある。でも、よく考えてみたら、そういうことなのだ。娘にもフォローしとかなくてはなぁ。

甘やかしているように見えるだろうなぁ、と人の目が気になることもある。ストレスをかけて、緊張を強いることを、日常繰り返すことで、それが訓練になるという考えもある。けれど、それで頻繁に発作が起きて、消耗するということもある。発作が絶対起きないようにと、怖れて暮らすのはよくない。起きたら起きたで対処すればいい。
落ち着いて息子の反応を見ながら、バランスをとることだろうなぁ。



We Are The World 25 For Haiti - Official...

2010年09月10日 | 音楽
We Are The World 25 For Haiti - Official Video


アフリカ支援のために25年前に録音された「we are the world」
2010年1月12日にハイチで起きたM7.0の大地震被災者支援のために、2月にまた録音された。
マイケル・ジャクソンの亡き後、こうやって若いミュージシャンたちに引き継がれていくのがまことに嬉しい。歌の力を感じる。


ビーズをつけたコースター

2010年09月08日 | ハンドメイド
ノクシカタ刺繍のコースターをたくさん作っているが、ビーズを四隅にあしらってみた。
このビーズ、小学校時代(!)のもので、プラスティックの子ども用。安っぽくて、色がキッチュなのがとてもかわいい。北海道から後生大事に持ってきたのだが、北海道の友にプレゼントするつもり。プラスティックビーズの里帰り。生地は野蚕シルク。

きょうは台風。外に出たら寒くて着替えに引き返した。でも、雨はそんなに降らなかったので、夜も蒸している。

星に願いを

2010年09月07日 | 情報
次回のコンサートで映画「ピノキオ」の「星に願いを」をボサノバで歌うことにした。以前日本語で歌詞を書いたが、今回は2番まで作った。訳詩ではなく、わたしの作詞。

星に願いを


夜空の星に みんなの夢を 心を合わせ 祈りましょう
ひとは誰でも 求めているの 仲良く暮らす やすらぎを

星は いつも見ている 地球の姿 ひとの思い

輝く星に 願いを込めて みんなの平和祈りましょう


祈りはとどく あなたの星に 光の道を 舞い上り
心はとどく すべてのひとに きらめく笑顔 分かち合う

星は いつも見ている 地球の姿 ひとの思い

昼間の星は 見えないけれど わたしを見てる ありがとう 

コーダ
お星さま いつも ありがとう

アゲハチョウ

2010年09月06日 | Weblog
きょうは、あげはちょうを二回見た。我が家の前のアスファルトを、低空飛行でフワフワと。午前に見たのは、コバルトブルーに光っていた。この近辺で見たのは初めてだ。たぶん、「ミヤマカラスアゲハ」という種類(画像)だろう。あまりの暑さに町に出てきたのかしら。午後に見たのはナミアゲハ。

珍しい生き物と遭遇すると、わけもなく嬉しい。

廊下のガラス戸にへばりつくヤモリに挨拶するわたしに、息子は「こんなの好きなのに、どうしてカブトムシ飼ってくれなかったの?」と。「だって、飼い方下手で死んでしまったらいやだもの。死んだらどうするの!?」とわたし。

でも、確か、何回か飼ってすぐに弱ってしまって、放したんだっけ。寿命を縮めるのはいやなもんだ。


ジャズカントリー

2010年09月05日 | 
「ジャズカントリー」ナット・ヘントフ著 木島始訳 晶文社

この本は、大学時代に購入したのだけれど、ジャズ研に入っていたわたしには、少し読むとあまりに周囲の友人たちと近い内容に辟易して読まず仕舞いだった。その後、結局処分してしまったのだが、2004年、翻訳者の木島氏の訃報を、英語翻訳塾の先生から知らされ、名訳だからぜひ読むようにと薦められ、再購入となった。

ヘントフが若者向けに書いた青春小説なのだが、恋愛は出てこない。いわば、ジャズに恋した16歳の白人少年が、、母国アメリカの未知の黒人社会に踏み入り、ミュージシャンになるか、大学生になるかと悩む様子を描いている。ジャズ好きには、実在のミュージシャンが実像として描かれるのも楽しめる。ジャズを知らなくても、好きなことを仕事にしていくかどうか迷う若者の真摯な姿は、爽やかだ。

ジャズミュージシャンになりたい白人青年と、哲学者になりたい黒人青年のアイデンティティーの葛藤の対比は、1960年代ならではのステレオタイプに思える。現代では、アイデンティティーへの逡巡は、もっと複雑で、切り口が多重化している。けれど自分が自分である自由を失わずに生きていこうという若者の情熱は、決して衰えることはないとわたしは信じている。

この本で使われるジャズという言葉は、わたしの思うジャズと完全に一致するのが、とても嬉しかった。今日、ジャズと呼ばれるものが、わたしにはジャズには聞こえないことがほとんどだ。だから、もう、ジャズが好きとは言えないと思っている。

選択肢があることを普通自由という。けれど、選択肢がないところから勝ち得る自由の豊かさを、選択肢がある者はなかなか獲得できない。1960年代のジャズは、同じ曲を演奏しても、もうないのだ。

ヘントフは、911事件以降のアメリカに「消えゆく自由」(集英社刊)で警鐘を鳴らしている。

アメリカだけじゃない。フランスもこうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100905-00000015-maip-int

誕生会

2010年09月04日 | 映画
娘の彼氏の誕生会。立川のお寿司屋さんに行った後、我が家でケーキやフルーツポンチでお祝いした。フルーツポンチは、バナナ、すいか、キーウイ、オレンジを可愛く切って、サイダーを入れた。「オーシャンズ」という息子お気に入りのDVDをみんなで見て、夢見心地。

「寿司を食べた後、オーシャンズを見るとはね~」と。。。確かに。
オーシャンズは、海の生き物の生態の美しさを思う存分見せてくれて、その後、人間の網にかかったり、ヒレだけ取って捨てられるフカとか、悲惨な映像も。

『オーシャンズ』 予告


オーシャンズ 特別メイキング映像



とうもろこし

2010年09月03日 | Weblog
先日、豪雨被害にあった北海道の天人峡は、わたしが幼いころよく行った温泉。東川という地域にある。そこで朝採れたとうもろこしが昼に手元に届いた。札幌の友人が送ってくれた。今年は豊作とのこと。ものすごく甘く柔らかく、美味しかった。

朝採りは、皮も立派で捨てがたく、籠を作ってみようと思い立った。
まず、干して、裂いて、水スプレーしながら編んでいく。
この暑さと太陽だもの、利用しない手はない。
案の定、2日でカラカラに。(画像)

リサイクル

2010年09月02日 | 情報
一味違うリサイクルショップ、「pass the baton」
http://www.pass-the-baton.com/index.php?ses=cb2c5f&t=topについて、雑誌に特集されていた。スタイリストの大御所、山本ちえさんなど、有名人が出品していて、webショップも見ていて楽しい。

でも、わたしが買うのは、桁違い。国立のギャラリーにたまに出店するヨーロッパアンティークのお店では、ノーブランド、新品、破格という物をいつも掘り出している。本当のアンティーク好きさんには、目に留まらないだろう。

きょうは、小ぶりのコーヒーカップ。エナメル加工のローズピンクに金の縁、楕円形の取っ手とソーサーが優雅で、母にぴったり。それに、入っている箱が、ピンクのレザーで、中はシルバーという懲りよう。
一目で気に入ってお値段を見てびっくり。箱つきペアカップなんと、300円!

帰って裏を見たら、ROYAL FINE CHINA とある。タイ王室御用達で、東南アジア最大の食器製造メーカー、ROYAL PORCELAIN社のブランドのひとつだそう。ヨーロッパ中心に輸出されているそうだ。新品のまま、どんな道のりで我が家に来てやっと使われることになったのだろう。大切にするね!

シスタースマイル ドミニクの歌

2010年09月01日 | 映画
映画『シスタースマイル ドミニクの歌』予告編


子どものころ、よく歌った「ドミニクの歌」 
「ドミニクそれは盲の少女 黒い瞳は閉ざされていた~♪」
歌詞(ザ・ピーナツ版)http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND45007/index.html

目が見えない少女がいつもニコニコして、周囲のひとに幸福を与える、そんな内容だった。
そのころキリスト教会の日曜学校に通っていたわたしは、この歌を教えてくれた3つ年上の友達に言われた。「わたしたちは、ドミニクのような子にならなくちゃいけないんだよ」

素直に信じたわたしは、黒っぽい布でシスターのように頭を覆い、目をつぶって歌って歩いた。ニコニコだけ真似ればいいものを、目が見えていてはいけないと心から思っていた。

そんな思い出の曲、ドミニクの由来は、全く知らなかった。この映画は、実在の、ドミニクの歌を作り歌った人物、ジャニーヌ・デッケルス(ベルギーの修道女)の生涯を描いているそうで、ぜひ見たいと思っている。4日から17日まで川崎アートセンター。行きたいなぁ、行けるかなぁ。。。あ、明るい楽しい映画ではないらしいけど。
彼女は、ジョン・レノンのキリスト教批判に触発されて、「黄金のピルに栄光あれ」なんて歌も作ったらしい。ピルって、もちろん、避妊ピルです。
実際のドミニクの歌の歌詞は、聖ドミニクを讃えた宗教歌らしい。

さて、3つ年上のかの友達は、今では3人の息子のおかあさんで税理士さん。


映画公式サイト
http://www.cetera.co.jp/dominique/