小さな日記

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葛湯

2010年02月12日 | Weblog
まぁ、立春の後というのに寒いこと! 体が縮こまって緊張しています。こんな日は、葛湯。肩こりにもいいのです。でも、わたしが小さい頃、風邪をひいたときに母が作ってくれたのは、片栗粉で作った葛湯もどき。あれもあたたまりますけど、じゃがいもの粉です。

葛湯というには、吉野葛の粉。高価です。130g700円だったかな?てんさい糖(砂糖の中で唯一体を温める)と吉野葛を水でよく溶かしてから鍋であたため、透き通ったら完成。シナモンをふりかけるのがわたし流。

五線譜のラブレター

2010年02月11日 | 映画
De-Lovely - Official Trailer


コール・ポーターを主人公に変わった構成の一代伝記。ナイトアンドデイ、エブリタイムウイセイグッバイ ソーナイス ビギンザビギン など、数え切れないほど、超有名な曲を書いたコール・ポーターは、ゲイだったが、遺産相続のために、レズビアンのリンダ・リーと結婚する。リンダにとっても、才能豊かなコールとの結婚は、都合のよいものだったようだ。外目には打算が働いた結婚の様相だが、事実は、この映画が描くように、親密で誠実な関係の夫婦であったろう。セックスの結びつきではなく、子どもを通してでもない親密で信頼できる家族になっていく有り様がよく描かれていて興味深かった。二人ともが魅力的な人柄だった。

日本語のトレイラー
http://movies.foxjapan.com/delovely/


コンサート

2010年02月10日 | Weblog
朝、川に煙が立ち昇るのを横目に(温度差だろう?)タクシーで山を登り、広島女学院のヒノハラホールへ。ヒノハラホールは、かの有名な聖路加病院の日野原医師のお父様ゆかりのホール。広島女学院は、120年の歴史を誇る女子教育の先駆だが、昔は街中にあったそうだ。それが、日野原先生が欧米を視察し、郊外に自然豊かな環境にある大学を見て、周囲の反対を押し切って山を買い、校舎を移したそうだ。幼稚園から大学まで大きな山のあちこちに校舎が並び、素晴らしい環境だ。

コンサートは、幼稚園の親子さん約400人が聞いてくださって、かわいい歓声があがり楽しいものだった。

お昼をご馳走になって、すぐ新幹線。トンボ帰りで、わたしは今だに厳島神社に行っていない。何度も広島には行っているのだけれど。

画像はあまりにかわいい子どもの絵のプログラム。ありがとう!

広島へ

2010年02月09日 | Weblog
連れ合いと息子と共に新幹線で広島へ。広島に着いたら暑くてびっくり。駅近くのフクヤというデパートで晩御飯。暑いので出雲蕎麦にした。デパートはものすごく空いていた。本屋さんがとても充実していて、連れ合いは楽譜を買ったり。こんなに空いていてゆったりお買い物が出来るならデパートもいいなと思ったけれど、つぶれないか、ちょっと心配。本屋さんは、フクヤ!と宣伝します。ホテルの部屋がまた暑くて、暖房は消して窓を開けたけれど、暑くて寝苦しかった。

画像は静岡あたり。雲が多くて富士山は見えなかった。

好評晩ご飯

2010年02月08日 | Weblog
娘が来るというので、早目の晩御飯。きょうテレビで見たラーメンのつゆの作り方を参考に、切れ目を入れた手羽元を水を張った鍋に入れ、しょうがの薄切り、手で握りつぶした葱の青い部分、干しシイタケを戻し汁ごとを加えて、蓋をして20分。その間に、娘の好物東京ウド一本とゴボーを拍子切りにして油であげながら、さつまいもを電子レンジでチン。さつまいもは皮ごと切り、3種類の揚げ物。フライパンの油を戻して、アサリを炒め殻が開いたら酒、しょうゆをして蓋。砂糖、ポン酢、豆板醤、水、しょうゆで揚げ物のたれを作る。
アサリを取り出し、煮汁は手羽元の鍋に入れる。手羽元、長ネギを取り出し、鍋には豆乳、みそ、しょうゆ、ニンニクおろし、白菜、しめじ、もやし、青菜を入れる。手羽元は、5本(5人分だから)残し、あとは、塩コショウして、素揚げする。5本の手羽から肉をこそげ、しょうゆとラー油をからめ。スープのトッピングに。


ウド、ゴボー、さつまいもの素揚げに、甘酢たれ添え。アサリの酒蒸し。フライドチキン。
見た目豚骨風の野菜たっぷりスープ。これで40分。

だしを取った後の手羽元の素揚げが、骨離れがよく柔らかく、臭みがとれて、塩コショーだけなのに、あっさりして大好評。フライパン1つと鍋1つしか使わないのもいいでしょ!

品格

2010年02月07日 | Weblog
横綱の品格が問われているようだ。「こうあろう」という規範がなくて、品格は備わるものだろうか? 目指すことで少しずつ身についていく種類のもののような気がする。日本相撲が、品格を伴うべきものなら、相撲を志す時点で品格を目指す誓約もしなければならないだろう。

品格を目指していると思われるひとが、これほど少ない環境で、品格のなんたるかを知るのはとても難しいことだ。目指してもなかなか叶わないものを、目指す気もなければ備わるはずもない。

テレビで、地唄舞の「鐘の岬」を見た。素踊りで、袴姿ですっぴんの男性が、若い娘を舞う。品のある娘や、品のない娘を舞う。それが、感じられるのはすごいことだ。そして、その娘たちの心まで伝わってくるのは、ますますすごくて、暗黒舞踏より前衛的と思った。

それを踊ったひとは、品があるのだろうか、ないのだろうか。
超越していたように思う。

品格を感じさせられる横綱は素晴らしい。けれど、そんなことが問題にならない横綱は、もっと素晴らしい。

でも、20代で全盛を迎える相撲人に、そんなこと求めるのは、わたしには、「ごっこ」をしろと強制しているように思えるのだ。




演じる工夫

2010年02月06日 | 映画
Tamasaburo "The Written Face - Interviews" 坂東玉三郎 書かれた顔


「ベンジャミン・バトン」の後、「トロイ」も見て、つくづくブラッド・ピットは上手いと思った。テレビのCMで上戸彩さんと樋口加奈子さんが、白犬おとうさんを挟んで話すシーン。声、目がなくとも、体のシルエットでおとうさんに対する気持ちを表現していて、すごいと思った。

大好きな玉三郎さんが女形について語るこの映像。
杉村春子さんは、実人生ではあまり色っぽくない方だったそうで、だからこそ、女を演じるに研究を重ね、廊下を歩き挨拶するそれだけで、色香が匂い立つようだったという。彼女が、「山田五十鈴さんは実人生が色恋で満ちていたから、なにも演じる必要はなかった。あるがままで色っぽかったから。わたしはそうじゃないから、いろんな人の仕草や表情を観察したのよ」とおっしゃっていたのを覚えている。
武原はんさんが肩幅が広いとは驚きだ。わたしは、はんさんの舞いを見て、肩の線に魅了されたのに。

わたしは、少女のころから声が出て、容姿も文句をつけられる風ではなかった?ので、あるがままに舞台に立ってきた。けれど、連れ合いの夏の苛酷なツアーに参加するようになってから裏声を失って取り戻すのに数ヶ月かかるようになり、そのうち、取り戻せなくなった。ツアーが終わって4年目?の今、ようやっと声が戻ってきている。

声が出るときには考える必要を感じなかった声について考え工夫し、得るものが多いここ数年だった。年も取って容姿も文句をつけられそうなので、舞台に立つからには研究、工夫が必要かもしれない。

母娘合作バッグ

2010年02月05日 | ハンドメイド
札幌に行ったとき、母の物置を整理したら、呉服の見本生地をパッチワークしたものがあった。持ち帰って見せたら、もう使わないと言うので、わたしがもらった。30年も前に母は、これでベッドカバーを作って使っていたのだが、それも忘れかけているようだ。わたしは呉服の生地見本がうらやましかったからよく覚えている。

さて、母はさまざまな大きさの生地を上手につなげ、裏には固い接着芯を貼り、きっと、鏡台カバーにするつもりだったのだろう。
わたしは、接着芯を剥がして、ベージュの裏をつけて、サーモンピンクで全面にステッチを刺し、インテリア洋品店で以前に購入したはぎれを持ち手にしてみた。
持ち手にもステッチをしている最中で、明日には出来上がるかな。

30年以上かけて親娘合作で、バッグが出来る。母にひとつ、わたしにひとつ。

スマイルくん

2010年02月04日 | Weblog
息子と連れ合いがカラオケしている間、国立の街を久しぶりの1人散歩。服や雑貨の店をじっくり廻った。北欧物を置いている店で出会った匙。この笑顔に負けて、2本おうちに連れ帰ってしまった。コーヒーはブラックなのだけど。。。

サニー君

2010年02月03日 | Weblog
連れ合いとの散歩道にいるサニー君。植木鉢で出来ているロボットです。サニー君の頭の上の植木鉢にはなにやら枯れたような植物があって、でも、よく見たら小さな小さな蕾が一個ほの赤らんでいました。雪が降って寒い日ですが、確かに春は近づいていますよ!

イントゥ・ザ・ワイルド

2010年02月02日 | 映画
映画『イントゥ・ザ・ワイルド』予告編


青年がおとなの男になるための過激な儀式はどの民族にもあった。それを子どもの頃から見知り、知識を得て経験者の話を聞いて自分の番を待つのが常だった。けれど、彼はたったひとりでそれをしようとした。秀でた頭脳と鍛えた体、そして、本を頼りに。文明社会では、経験者はなかなかみつからないのだから。

この映画を見て、自分自身、若い頃、無謀にひとりで危険に身をさらしたことを悉く思い出した。そして、誰にも助けてもらえるとはおもっていなかったことも。自分がすることをしたひとはみあたらなかった。わたしが生きていられたのは、大きな傷を負わずにすんだのは、運としか言いようがない。

娘に息子に若い人たちに、伝えなくてはならないことを、わたしはちゃんと伝えきっただろうか。運任せでよいというのか。

主人公クリスは、実在の人物。痛ましい話だ。わたしは彼をとても好きだ。原作をぜひ読まなくては。

実際のクリス
Chris McCandless - Alexander Supertramp



ショーン・ペンが原作を読んで、10年かけて両親の許しを得て撮った作品。映画としてもなかなか素晴らしい。
http://intothewild.jp/top.html

雪の降る街を

2010年02月01日 | Weblog
整体の日だったけれど、友人のギャラリーゴトウの12周年記念日だったので、連れ合いと銀座へ。日本フィルハーモニーのチェリスト伊堂寺さんの独奏もあって、大賑わい。たくさんの作家が、「音楽へのオマージュ」というテーマで出品している。音楽も絵も、どれも素晴らしい作品だった。銀座の街に、大きな羽のような雪が降りしきり、帰りの電車が止まったりしたけれど、行ってよかった。和やかな希望に満ちた集いだった。
http://www.gallery-goto.com/

画像は我が家の向かいの石置き場。積もった雪がわかるかしら?