ツイッターで、leaderleader1さんが、木下黄太さんの講演会の内容をツイートされていました。空間線量ではなく、土壌汚染度が高い地区に健康被害が出るという情報が新鮮でした。
以下転載
木下黄太氏講演よりーチェルノなどから重要なのは空間線量でなく、土壌の汚染度。セシウム100bq/kg以上から健康被害出てもおかしくない。東京は平均600bq/kg、東葛地域はその5倍以上なので居住不可かつ何年経っても戻れない。 100bq/kg以下は静岡、山梨以西。
新宿の事故前の土壌汚染約2bq/kg。事故後は790bq。海外の汚染度、フランス30、イタリア100、西ドイツ90で100-200bqで健康被害が出ている。日本はチェルノよりβ、α核種がずっと多いのでその分のリスクも大きい。(運転していた原発が爆発したため)
ベラルーシの女医さんの話「土壌汚染1万bqの場所に短い間いるより500bqの場所に長くいるほうが危ない。」除染は、都市部以外は意味なし。とこんな感じでした。東葛地区では気を付けようがなく、避難するしかないと顔を赤くして真剣に訴えていました。終わり
以上
わたしの住む国分寺市については、save kokubunji のホームページにこうある。http://savekokubunji.wordpress.com/category/b-%E3%82%A4%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88/page/2/
9月18日セイピース事務局長 隅田聡一郎氏 と考える
Q.国分寺市の汚染状況 は?
主にセシウム134・137による土壌汚染についてみている。 東京都東部では年間1ミリシーベルトを超えるところが出ているが、国分寺市は都内でも比較的汚染が低い。 チェルノブイリ原発事故に当てはめるとドイツやスウェーデン南部と同等程度と考えられる。 (スウェーデンの疫学調査ではチェルノブイリ事故後、100万人で850人癌が増えたというリスク評価がされている。) しかし各地で下水道の汚泥などから何万ベクレルも汚染が発見されている事もあるので 国分寺市内でも(森や畑が多いこともある為)更に詳細に調べ、必要に応じた除染も必要。 現在大気中には都内であれば放射性物質の降下はほぼ無いと考えてよい(現在は3月中に汚染された土壌からの被曝が主)。
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けれど、落ち葉の堆肥で汚染度が大きいことがわかった今も、隅田氏はこの見解だろうか?
それに、「現在大気中には都内であれば放射性物質の降下はほぼ無いと考えてよい(現在は3月中に汚染された土壌からの被曝が主)。であるならば、東京都の検査で、国分寺市こばと公園6月17日地上1m地点1時間あたり0,05マイクログレイだったのが、8月17日に1時間あたり0,06マイクロシーベルト、10月26日に1時間あたり0,08マイクロシーベルト、と、増えているのはどうしてだろう。http://www.city.kokubunji.tokyo.jp/kankyou/2334/14721/index.html
love and peace and moneyさんの4月のブログに気になるコメントをみつけた。http://shachoublog.net/nyu-su/sesiumu137.html/comment-page-1#comment-1176
「国分寺市と日野市で個人の方が測定されているガイガーカウンタの数値は国分寺市がMAX35cpm、日野市がMAX30cpmになっています。
cpm値に0.00833を掛けるとマイクロシーベルト/hにする事が出来るので日野市の35cpmは0.2915マイクロシーベルト/hになり、新宿より数値が高い事になると思うのですが、この0.2915マイクロシーベルト/hに1日いると、6.996マイクロシーベルト、更に1年いると2553.54マイクロシーベルト/yになり、これをミリシーベルト/yにすると2.553ミリシーベルトになり、1年間の許容線量の1ミリシーベルトを超えてしまいますよね・・・
年間許容線量1ミリシーベルトに抑えるには単純計算で0.114マイクロシーベルト/hでないとダメですよね・・・
計算間違ってますでしょうか?
合ってると仮定して、0.114マイクロシーベルト/h以外の所は危険と言う事になりますでしょうか?」
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いつ、どんな状況で測定されたか書いてないけれど、とにかく、4月の時点で国分寺市で、0,29マイクロシーベルトあったということは、落ち葉の堆肥が酷く汚染されていても、無理からぬことだと悟った。また、息子が数回鼻血を出したのも、わたしの腕の皮膚がひりついたのも、納得がいった。
0,29マイクロシーベルトでギャーギャー騒ぐな!と、高線量地域の方たちは思うかもしれない。フクシマ由来であれば、0,1マイクロシーベルト以上だったら、騒がなくてはいけないと、わたしは思っている。そして、そういう場所には、子どもを連れて行くのはいけないことだと思っている。
だんだん空間線量が上がっていっているのは、わが町国分寺だけですか?みなさんも、自分の住む地域、通う地域を調べてみてください。じわじわと上がっていってませんか?だって、フクイチチョロチョロと、空気にも海にも地下にも漏れてるんですよ、毎日。
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さて、問題の土壌汚染度。国分寺市では、6月17日に一回しか測ってない。しかも3箇所だけ。
第一中学校 :セシウム134 1kgあたり36,3ベクレル :セシウム137 1kgあたり43,9ベクレル
元町保育園 :セシウム134 1kgあたり27.4ベクレル :セシウム137 1kgあたり31.9ベクレル
第八小学校 :セシウム134 1kgあたり11,0ベクレル :セシウム137 1kgあたり22,6ベクレル
ふ~む、我家の子どもたちが通った第一中学校で、80,2ベクレル。これだとあちこち測ると、100ベクレル越えの地域がありそうですね。緑の多い、畑も多い町ですからね。
木下黄太さんのブログには、こんなことも書いてありました。http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/s/%C5%DA%BE%ED%B1%F8%C0%F7
抜粋
小出先生が「1万Bq/㎡はびっくりして、私だったらその場には入らない」という発言をしていますが、この数値はBq/kgに直すと、150Bq/kg位です。また、チェルノブイリに詳しい専門家は「3000Bq/㎡から、健康被害がおきる可能性は否定できない」とも言います。これは、50Bq/kgです。チェルノブイリ後のフランスの平均的な汚染は30Bq/kg、西ドイツは90Bq/kg、イタリアは100Bq/kg。西ドイツやイタリアでは健康被害はおきていて、フランスは平均的な場所ではほぼおきていない。こう考えると、100Bq/kg程度から注意が必要になると僕は思いますし、150Bq/kgで、立ち入りたくないと言う感覚も理解できます。僕は考え方としては、自宅や周辺環境の平均的な数値が100Bq/kg位までなら、凌ぎたいと思う方が凌いで、すごすことはできるのだろうと思っていました(もちろんこの数値以下で、健康上の不安を覚える方が避難することは、当然の考えと思います)。ここ以上の数値の二倍、とか三倍程度、つまり200から300Bq/kg位から凌ぐことは難しいと考えています。子どもや妊婦、妊娠可能な女性に首都圏からの退避を呼びかけるのは、ほとんどのエリアで200Bq/kg程度の汚染が、自宅かその周辺にあるという現実が分かっているからです。