小さな日記

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上野千鶴子さん講演

2011年07月10日 | 情報

http://www.ustream.tv/recorded/15882146(7分から上野さん)

上野千鶴子さんの震災支援特別講演「生き延びるための思想」です。

学問とは、伝達可能な共有の知とおっしゃる上野さんですから、わかりやすくご自身の研究の歴史とからめて、今回の震災を語っておられます。

冒頭の「やっぱり」と「まさか」の感覚。「わたしはそれをうすうす知っていたのに止めることができなかった」無力感、非力感、ニヒリズム。共感します。

「当事者主権」という上野さんが作った言葉があります。当事者とは、問題から降りる、離れることができないひとです。問題とは、自分をつかんで離さないことです。当事者が自分の言葉でその問題を語り、分析し、解決法を模索し、必要な措置を社会に働きかけていくのが、当事者主権ととらえています。

わたしもフクシマの当事者と思います。そして、この講演を聞いて、つくづく、自分も弱者であることを痛感しました。前にヒバクてんでんこと、ブログに書きましたが、上野さんはてんでんこに逃げることができるのは強者だけだと論破します。御意。

人間の安全保障

○ 国家の安全保障よりも人間の安全保障を

○ 誰でもが社会的弱者になる可能性のある社会

○ 安心して弱者になれる社会

○ 弱者が弱者のまま尊重される社会

 

 

 

 


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