小さな日記

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愛の讃歌~ピアフ

2010年10月01日 | 音楽
保身や私利私欲のために、公然と嘘をつくひとがいる。その嘘では、まるでこちらが嘘をついているようなことになってしまう。そういう時、わたしは「あなたは嘘を言ってます」とは、言わない。

過去の事実に泥を塗っていくような言葉の応酬は、自分を貶める。
他人の嘘で、自分を貶める必要はないと思う。

間違った方向に向かった物事は、必ず、修正されていく。時間がかかっても、必ず。
わたしがジャッジすることではない。

愛が原動力となる行動だけをしていけばいいのだと、このごろ思う。
「あなたは嘘を言ってます」と言いたい気持ちは、愛から生まれるものではないと思う。
愛が原動力になっていると確信を持てる行いが、わたしにもいくつかある。
そこに全力全霊をかければいい。

エディット・ピアフは、幼くして売春宿を営む叔母に預けられ、3歳から7歳までは目が見えなかった。14歳から大道芸人の父と共に行動するが、15歳でストリートシンガーとして自立する。その後人気を博し、第二次大戦では、人気歌手としての特権を利用して、強力なレジスタンス活動をしたそうだ。
彼女の愛の歴史は語るに長いけれど、上記の経歴だけでも苦難に満ちた人生とわかる。

だから、彼女の歌は、豊かで鋭く心の奥底に響いてくるのだろう。

他人の嘘に動じる50代は、本当にオコチャマで苦労知らずだ。いやなものを見せてもらってありがたいことと思う。嘘をついたひとたちに祝福あれ。

エディット・ピアフ hymne A L'amour 愛の讃歌


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