昨日は久し振りに早朝から働いた。もちろん、今回もタダ働き=ボランティア。
朝3時に起床して4時過ぎに信州の真中にある実家を出発、南北に長い信州の北部にある小布施を目指して、大雨が降る中をひたすら車を走らせたのだ。
集合時間に指定された朝6時よりも30分ほど早く町役場に到着。幸いにも雨は上がって曇り空。
そして町役場前の道路はすでに、マラソン参加者の車で大渋滞。
今回のボランティアは公式映像を撮る撮影車ということで車持ち込みのボランティアで来ているのだけれど、実行委員会から指定された関係者用駐車場に車を停めるために、渋滞整理のスタッフ一人一人にプリントしたメールを一々見せながら事情を話さねば前進できないのが超面倒臭い。
ちょっぴり、ヤな予感……
総合案内で担当者を捉まえ、コース表や撮影ポイントを書いた資料をもらう。地図はコース全体図や拡大図などきちんと用意してあったので一安心。
もっとも拡大図は単に地図を拡大しただけでどの地区のものか一目で分からないから、地図の上に書かれたランドマークに大きな文字で地名や名前を貼るとか、全体図の中で拡大図の番号を区分けして書き入れるとか、その辺は詰めてほしいところ。
車に貼り付ける「撮影車」という2枚しか用意されていないステッカーを、もう1台の撮影車のボランティアが2枚とも持って行ってしまったので、現場で交渉してそのボランティアからステッカーを1枚譲ってもらう。スタッフの担当女性が気が優しいというか、相手に対してイマイチ押しが弱いみたいで、もう1台の撮影車のボランティアから「車の前後にステッカーを貼るの?」と聞かれて「そうで~す。お願いしま~す。」と答えてしまったらしい。
じゃあ、ステッカーがない@幕張の車はどうするのさ?と聞いたら、「公用車ステッカーがないから、その都度、撮影ポイントの駐車場でスタッフに口頭で伝えてください。」との指示。
あー、こりゃ話にならんわ…
たぶん、彼女は忙しくて気が動転していたか、現場を知らないかのどちらか。
イベント公用車としての証明に使う関係者ステッカーがなければ、現場でボランティアがどんなに苦労するか知らないんだろうな。
町役場の関係者用駐車場に停めるだけでも15分近くかかったのに、それぞれの撮影ポイントの駐車場でそんな交渉をする余裕なんてないのに…
後で面倒を起こすのも嫌なので、ここはボランティア同士で話を付けてしまった。
なんだかんだとそんな交渉事に20分ほど時間を取られ、気が付けば開会式10分前。
車に同乗するボランティアのビデオカメラマンSさんと一緒に、慌てて最初の撮影ポイントに移動した。
最初の撮影ポイントについてからSさんと今日の段取りを打ち合わせる。
@幕張はスチール写真の担当なので、ビデオ撮影よりも撮影時間はかからない。Sさんは昨年もビデオ撮影を経験されていたので、それぞれの撮影ポイントではSさんの撮影時間に行動を合わせることにした。当初はスペシャル・オリンピックス長野大会でやったように、ワゴン車のトランクを開放して後ろからビデオを回して撮影するのかと思ったけれど、どうやらこのミニマラソンのコースは畑の畔道や堤防など、普通のマラソンコースとは一味違う道をコースにしているらしくて、撮影は定点で行なうだけで良いみたいだった。
ランナー通過予定時間になって、広報車がスタートが15分遅れになっていることを放送しながら通過。
この辺りから曇り空からぽつぽつと雨が降り始め、水気が苦手のデジカメの保護に追われる。雨対策用のビニール袋を忘れてしまい手拭いでデジカメを覆うものの、先頭ランナーが来る頃には雨も本降りになってきた。
<大会自体はコース沿道での音楽パフォーマンスなんかもあって、マラソン自体は結構盛り上がってた>
雨のせいか、デジカメの調子がいま一つ。
フラッシュの調子が悪くて発光時間が長いためか、写したランナーがブレてしまう。
全身ずぶ濡れになりながら、ビデオのSさんと共に淡々と各撮影ポイントで仕事をこなしてフィニッシュエリアに向かう。ところが、ここでまたトラブル発生。
フィニッシュエリア裏にある指定された関係者用駐車場に向かうものの、道が途中でマラソンコースと重なっていて駐車場へ入れない。地図に指定された道順は民家の庭を通過するようになっていて、はっきり言えば現場にそんな道路はない。地図上ではマラソンコースと公用車の通過ルートは重ならないはずなのに、実際にはどっぷりと50mはコースが重なっている。近くで交通整理をしていたボランティアに聞いたら「道が違うんじゃないの…?」と言われて20分以上周囲をウロウロ。ただでさえ狭い道路にランナーの車が路駐してあるので、対面車両とのすれ違いもままならない。
オイオイ…ったく……
結局、どう考えても地図が間違っているとの結論になり、ランナーが途切れたわずかな隙を見て強行突破。右手に小川、左手に側溝のある狭い畔道を、路駐した車を避けながら冷や冷やしながら進む。やはり地図に書かれた進路が間違っていて、なんとか関係者専用駐車場に辿り着いたものの、そこにはびっしりと一般ランナーの車が停められていて駐車の余地がない。
これじゃ、一般ランナー駐車禁止とか関係者専用とか、決めた意味ないじゃん…
仕方がないので、ビデオカメラマンのSさんをコース近くで先に降ろすことにして駐車場の端まで車を進めると、コースを監視していたスタッフ用オレンジTシャツ姿のオヤジに怒鳴られた。
「おいッ! ここからは車は出られねーぞ。引っ込め!!」 by オレTオヤジ
ああ…@幕張、頭の中でプチっと…何かが……
「ウルセー バカ野郎 こちとらカメラマンを降ろすだけでぇ てめぇこそ引っ込んでやがれ」 by @幕張
ああ、すんません。
でも我慢ならなかったっす。あまりのスタッフの仕切りの悪さと口の悪さに…
Sカメラマンを降ろしてから車をバックさせ、路駐できる場所を探してウロウロ… ウロウロ……
やっとこさ公園西側に車1台分の空きスペースを見つけて、路駐するとフィニッシュエリア付近の写真を撮り始めた。
タオルを被せているものの、デジカメは雨に濡れて最悪のコンディション。メディア容量が10%を切ったところで、フラッシュが作動しなくなり、写真の保存サイズが半分の容量になる誤作動が起きてしまった。おまけに、レンズの中が湿気で白く曇ってきて…
<コスプレ賞なんかもあって、これでホントに走れるの?っていうコスプレもちらほらあって、見ていてホント楽しい…>
急いで車に戻り、車の中でパソコンへデジカメの写真データを移動しながらエアコンでカメラの湿気を乾かす。汗と雨で全身がびっしょり濡れているので、車の中は生乾きの異様な臭い…
30分ほどでカメラ内部を乾かし、バッテリーを交換して現場へ。
スタッフから携帯電話で「コスプレ・ランナーのフィニッシュ写真をよろしく!」のオーダーがあり、グシャグシャになってる現場を縫って、すでにフィニッシュしていたコスプレ・ランナー達を撮りまくった。
<フィニッシュ近くでは大会実行委員長のセーラ氏がハイタッチでランナーを出迎えたり…>
表彰式の途中で、ビデオ・カメラマンのSさんが帰ると言い出したので小布施駅まで送り届ける。
戻って再び写真を撮り続け、表彰式と閉会式が全て終わった後に最終ランナーが到着したので、このシーンも押さえた。
撤収を手伝っていると、担当スタッフの女性からボランティア感謝状と「おぶせの湯」の入浴券をもらう。途中で帰ったボランティアやコース途中のそれぞれの持ち場でまだ働いているボランティアが大勢いたはずだけれど、入浴券などはフィニッシュエリア付近だけで配っていた様子。他の人へは後日配るんだろうか? でも、感謝状に名前なんて入ってないし、誰に配ったかもノーチェック…
ああ、でもずぶ濡れだから、この入浴券は嬉しいや。
帰り間際、もう一人のスチールカメラマンのKさんと一緒に、実行委員会のスタッフのSさんから大玉2個入りのスイカ一箱をいただいた。
なんでも、ランナー用に用意した水やスイカやトマト、バナナが大量に余ってしまったので、最後まで残ったボランティアにも配っているそうな。
と、ここで本日最大のムカつき事件が発生。
Sさんや、スタッフ用オレンジTシャツ姿の他の女性スタッフや大会実行委員長のセーラ氏があちこちにスイカを配っているのを、何もしないでボーっとただ立ったまま眺めていたスタッフ用のオレンジTシャツ姿のオジジ…じゃなかった、長老スタッフが唐突にこうのたまった。
「おいおい、そんなに景気良くスイカを配るんじゃねえよ。そんなの1個やりゃ充分だろ。そんな風に配ったらすぐになくなっちまうだろうが。」
大勢いるボランティアの前で、んなこと大声で言うなよ…
ああ、こいつはきっと町役場の役人だな…
彼の後ろには、4tトラックに積んでも余るくらいのスイカやミネラルウォーターの箱が山積みになっている。その場にいるスタッフやボランティアにスイカ1箱を配ったところで、まだ余るほど残っているのに。その場に残っていたボランティア達が引いていく。そりゃそうだ。スイカを手渡されようとしたところでそんな大声を出されたんじゃあ、誰だって引く。
スタッフのSさんが「構いませんから持って行ってください。」と言ってくれたので、@幕張はKカメラマンと一緒にありがたく1箱づついただいたけれど。
自転車に乗って全コースを撮りまくったKカメラマンも慰労会はパスして帰るというので、彼のスイカを町役場の駐車場まで預かることにして、スタッフのSさんに挨拶を済ませるとそそくさと帰ってきました。
この日の終了時間、1時30分。早朝から今まで食事も取らずにずぶ濡れになって働いたボランティアにこの仕打ち。案の定というか、その後に予定されていた慰労会に周囲のボランティア達は「いや、ちょっと今回は…」と全員欠席。
@幕張も慰労会はパスして、いただいた入浴券で温泉へ一息つきに。
<今回、最も嬉しかったのがここの入浴券> <で、今回の@幕張的ベストパフォーマンス賞がこのコスプレ。この姿で約21kmを走り抜いたのだからスゴイ!>
スタッフのSさんからは「来年もよろしく」って言われたけど、来年はどうよ。
今年初めて参加した『小布施見にマラソン』だけど、あまりに仕切りが悪いし、一部スタッフのボランティアに対する見識も低い。
表彰式の途中でビデオのSカメラマンを駅に送り届けた時、「こんなの、やってらんねーよ」というランナーらしき声を駅で聞いたし、表彰式の途中で「進行が下手過ぎだよ」と文句を言いながら帰るランナーともすれ違った。
3,000人ものランナーが参加する大きなイベントに成長したのに、たぶん大会運営能力が追いついてない。大雨が降る中、1時間以上進行する表彰式をずぶ濡れになりながら待っているランナーの気持もきっと解ってない。現に、待ちきれずに途中で帰ってしまい、表彰で名前を呼ばれても出てこないランナーもいた。
そろそろ、運営の方も“手作り”から卒業する時期かも。
@幕張は好きでボランティアをやってるから、いいんだけどさ…
【@幕張の独り言…】
スタッフをオレンジTシャツ、ボランティアを青Tシャツで区分けするのはもう止めよう。
同じ運営スタッフなのだし、同じユニフォームなら連帯感も湧く。
スタッフとボランティアの識別が必要なら、腕章でも巻けば済むこと。
これだけの規模になれば、ボランティア達が自分で考え、判断して行動する機会も増えるはず。
ボランティアが育ってこそ、大きな大会にも対応できるようになると思うんだけど…
これは、@幕張が10年間ボランティアをやってきた沖縄の嘉手納基地、シーリング・センターの
ボスにして@幕張の師、Masakoおばさまが当時20代だった@幕張に教えてくれたこと。
同じ事は長野オリンピックでも反省材料になったし、長野マラソンではみんなが同じ姿。
仕切りの悪さは関係者が他の大会運営に参加して経験を積んだり、bw社長のようなプロを雇えば解決するけれど、
スタッフの意識改革はスタッフ自身じゃないと無理だから。
朝3時に起床して4時過ぎに信州の真中にある実家を出発、南北に長い信州の北部にある小布施を目指して、大雨が降る中をひたすら車を走らせたのだ。
集合時間に指定された朝6時よりも30分ほど早く町役場に到着。幸いにも雨は上がって曇り空。
そして町役場前の道路はすでに、マラソン参加者の車で大渋滞。
今回のボランティアは公式映像を撮る撮影車ということで車持ち込みのボランティアで来ているのだけれど、実行委員会から指定された関係者用駐車場に車を停めるために、渋滞整理のスタッフ一人一人にプリントしたメールを一々見せながら事情を話さねば前進できないのが超面倒臭い。
ちょっぴり、ヤな予感……
総合案内で担当者を捉まえ、コース表や撮影ポイントを書いた資料をもらう。地図はコース全体図や拡大図などきちんと用意してあったので一安心。
もっとも拡大図は単に地図を拡大しただけでどの地区のものか一目で分からないから、地図の上に書かれたランドマークに大きな文字で地名や名前を貼るとか、全体図の中で拡大図の番号を区分けして書き入れるとか、その辺は詰めてほしいところ。
車に貼り付ける「撮影車」という2枚しか用意されていないステッカーを、もう1台の撮影車のボランティアが2枚とも持って行ってしまったので、現場で交渉してそのボランティアからステッカーを1枚譲ってもらう。スタッフの担当女性が気が優しいというか、相手に対してイマイチ押しが弱いみたいで、もう1台の撮影車のボランティアから「車の前後にステッカーを貼るの?」と聞かれて「そうで~す。お願いしま~す。」と答えてしまったらしい。
じゃあ、ステッカーがない@幕張の車はどうするのさ?と聞いたら、「公用車ステッカーがないから、その都度、撮影ポイントの駐車場でスタッフに口頭で伝えてください。」との指示。
あー、こりゃ話にならんわ…
たぶん、彼女は忙しくて気が動転していたか、現場を知らないかのどちらか。
イベント公用車としての証明に使う関係者ステッカーがなければ、現場でボランティアがどんなに苦労するか知らないんだろうな。
町役場の関係者用駐車場に停めるだけでも15分近くかかったのに、それぞれの撮影ポイントの駐車場でそんな交渉をする余裕なんてないのに…
後で面倒を起こすのも嫌なので、ここはボランティア同士で話を付けてしまった。
なんだかんだとそんな交渉事に20分ほど時間を取られ、気が付けば開会式10分前。
車に同乗するボランティアのビデオカメラマンSさんと一緒に、慌てて最初の撮影ポイントに移動した。
最初の撮影ポイントについてからSさんと今日の段取りを打ち合わせる。
@幕張はスチール写真の担当なので、ビデオ撮影よりも撮影時間はかからない。Sさんは昨年もビデオ撮影を経験されていたので、それぞれの撮影ポイントではSさんの撮影時間に行動を合わせることにした。当初はスペシャル・オリンピックス長野大会でやったように、ワゴン車のトランクを開放して後ろからビデオを回して撮影するのかと思ったけれど、どうやらこのミニマラソンのコースは畑の畔道や堤防など、普通のマラソンコースとは一味違う道をコースにしているらしくて、撮影は定点で行なうだけで良いみたいだった。
ランナー通過予定時間になって、広報車がスタートが15分遅れになっていることを放送しながら通過。
この辺りから曇り空からぽつぽつと雨が降り始め、水気が苦手のデジカメの保護に追われる。雨対策用のビニール袋を忘れてしまい手拭いでデジカメを覆うものの、先頭ランナーが来る頃には雨も本降りになってきた。
<大会自体はコース沿道での音楽パフォーマンスなんかもあって、マラソン自体は結構盛り上がってた>
雨のせいか、デジカメの調子がいま一つ。
フラッシュの調子が悪くて発光時間が長いためか、写したランナーがブレてしまう。
全身ずぶ濡れになりながら、ビデオのSさんと共に淡々と各撮影ポイントで仕事をこなしてフィニッシュエリアに向かう。ところが、ここでまたトラブル発生。
フィニッシュエリア裏にある指定された関係者用駐車場に向かうものの、道が途中でマラソンコースと重なっていて駐車場へ入れない。地図に指定された道順は民家の庭を通過するようになっていて、はっきり言えば現場にそんな道路はない。地図上ではマラソンコースと公用車の通過ルートは重ならないはずなのに、実際にはどっぷりと50mはコースが重なっている。近くで交通整理をしていたボランティアに聞いたら「道が違うんじゃないの…?」と言われて20分以上周囲をウロウロ。ただでさえ狭い道路にランナーの車が路駐してあるので、対面車両とのすれ違いもままならない。
オイオイ…ったく……
結局、どう考えても地図が間違っているとの結論になり、ランナーが途切れたわずかな隙を見て強行突破。右手に小川、左手に側溝のある狭い畔道を、路駐した車を避けながら冷や冷やしながら進む。やはり地図に書かれた進路が間違っていて、なんとか関係者専用駐車場に辿り着いたものの、そこにはびっしりと一般ランナーの車が停められていて駐車の余地がない。
これじゃ、一般ランナー駐車禁止とか関係者専用とか、決めた意味ないじゃん…
仕方がないので、ビデオカメラマンのSさんをコース近くで先に降ろすことにして駐車場の端まで車を進めると、コースを監視していたスタッフ用オレンジTシャツ姿のオヤジに怒鳴られた。
「おいッ! ここからは車は出られねーぞ。引っ込め!!」 by オレTオヤジ
ああ…@幕張、頭の中でプチっと…何かが……
「ウルセー バカ野郎 こちとらカメラマンを降ろすだけでぇ てめぇこそ引っ込んでやがれ」 by @幕張
ああ、すんません。
でも我慢ならなかったっす。あまりのスタッフの仕切りの悪さと口の悪さに…
Sカメラマンを降ろしてから車をバックさせ、路駐できる場所を探してウロウロ… ウロウロ……
やっとこさ公園西側に車1台分の空きスペースを見つけて、路駐するとフィニッシュエリア付近の写真を撮り始めた。
タオルを被せているものの、デジカメは雨に濡れて最悪のコンディション。メディア容量が10%を切ったところで、フラッシュが作動しなくなり、写真の保存サイズが半分の容量になる誤作動が起きてしまった。おまけに、レンズの中が湿気で白く曇ってきて…
<コスプレ賞なんかもあって、これでホントに走れるの?っていうコスプレもちらほらあって、見ていてホント楽しい…>
急いで車に戻り、車の中でパソコンへデジカメの写真データを移動しながらエアコンでカメラの湿気を乾かす。汗と雨で全身がびっしょり濡れているので、車の中は生乾きの異様な臭い…
30分ほどでカメラ内部を乾かし、バッテリーを交換して現場へ。
スタッフから携帯電話で「コスプレ・ランナーのフィニッシュ写真をよろしく!」のオーダーがあり、グシャグシャになってる現場を縫って、すでにフィニッシュしていたコスプレ・ランナー達を撮りまくった。
<フィニッシュ近くでは大会実行委員長のセーラ氏がハイタッチでランナーを出迎えたり…>
表彰式の途中で、ビデオ・カメラマンのSさんが帰ると言い出したので小布施駅まで送り届ける。
戻って再び写真を撮り続け、表彰式と閉会式が全て終わった後に最終ランナーが到着したので、このシーンも押さえた。
撤収を手伝っていると、担当スタッフの女性からボランティア感謝状と「おぶせの湯」の入浴券をもらう。途中で帰ったボランティアやコース途中のそれぞれの持ち場でまだ働いているボランティアが大勢いたはずだけれど、入浴券などはフィニッシュエリア付近だけで配っていた様子。他の人へは後日配るんだろうか? でも、感謝状に名前なんて入ってないし、誰に配ったかもノーチェック…
ああ、でもずぶ濡れだから、この入浴券は嬉しいや。
帰り間際、もう一人のスチールカメラマンのKさんと一緒に、実行委員会のスタッフのSさんから大玉2個入りのスイカ一箱をいただいた。
なんでも、ランナー用に用意した水やスイカやトマト、バナナが大量に余ってしまったので、最後まで残ったボランティアにも配っているそうな。
と、ここで本日最大のムカつき事件が発生。
Sさんや、スタッフ用オレンジTシャツ姿の他の女性スタッフや大会実行委員長のセーラ氏があちこちにスイカを配っているのを、何もしないでボーっとただ立ったまま眺めていたスタッフ用のオレンジTシャツ姿のオジジ…じゃなかった、長老スタッフが唐突にこうのたまった。
「おいおい、そんなに景気良くスイカを配るんじゃねえよ。そんなの1個やりゃ充分だろ。そんな風に配ったらすぐになくなっちまうだろうが。」
大勢いるボランティアの前で、んなこと大声で言うなよ…
ああ、こいつはきっと町役場の役人だな…
彼の後ろには、4tトラックに積んでも余るくらいのスイカやミネラルウォーターの箱が山積みになっている。その場にいるスタッフやボランティアにスイカ1箱を配ったところで、まだ余るほど残っているのに。その場に残っていたボランティア達が引いていく。そりゃそうだ。スイカを手渡されようとしたところでそんな大声を出されたんじゃあ、誰だって引く。
スタッフのSさんが「構いませんから持って行ってください。」と言ってくれたので、@幕張はKカメラマンと一緒にありがたく1箱づついただいたけれど。
自転車に乗って全コースを撮りまくったKカメラマンも慰労会はパスして帰るというので、彼のスイカを町役場の駐車場まで預かることにして、スタッフのSさんに挨拶を済ませるとそそくさと帰ってきました。
この日の終了時間、1時30分。早朝から今まで食事も取らずにずぶ濡れになって働いたボランティアにこの仕打ち。案の定というか、その後に予定されていた慰労会に周囲のボランティア達は「いや、ちょっと今回は…」と全員欠席。
@幕張も慰労会はパスして、いただいた入浴券で温泉へ一息つきに。
<今回、最も嬉しかったのがここの入浴券> <で、今回の@幕張的ベストパフォーマンス賞がこのコスプレ。この姿で約21kmを走り抜いたのだからスゴイ!>
スタッフのSさんからは「来年もよろしく」って言われたけど、来年はどうよ。
今年初めて参加した『小布施見にマラソン』だけど、あまりに仕切りが悪いし、一部スタッフのボランティアに対する見識も低い。
表彰式の途中でビデオのSカメラマンを駅に送り届けた時、「こんなの、やってらんねーよ」というランナーらしき声を駅で聞いたし、表彰式の途中で「進行が下手過ぎだよ」と文句を言いながら帰るランナーともすれ違った。
3,000人ものランナーが参加する大きなイベントに成長したのに、たぶん大会運営能力が追いついてない。大雨が降る中、1時間以上進行する表彰式をずぶ濡れになりながら待っているランナーの気持もきっと解ってない。現に、待ちきれずに途中で帰ってしまい、表彰で名前を呼ばれても出てこないランナーもいた。
そろそろ、運営の方も“手作り”から卒業する時期かも。
@幕張は好きでボランティアをやってるから、いいんだけどさ…
【@幕張の独り言…】
スタッフをオレンジTシャツ、ボランティアを青Tシャツで区分けするのはもう止めよう。
同じ運営スタッフなのだし、同じユニフォームなら連帯感も湧く。
スタッフとボランティアの識別が必要なら、腕章でも巻けば済むこと。
これだけの規模になれば、ボランティア達が自分で考え、判断して行動する機会も増えるはず。
ボランティアが育ってこそ、大きな大会にも対応できるようになると思うんだけど…
これは、@幕張が10年間ボランティアをやってきた沖縄の嘉手納基地、シーリング・センターの
ボスにして@幕張の師、Masakoおばさまが当時20代だった@幕張に教えてくれたこと。
同じ事は長野オリンピックでも反省材料になったし、長野マラソンではみんなが同じ姿。
仕切りの悪さは関係者が他の大会運営に参加して経験を積んだり、bw社長のようなプロを雇えば解決するけれど、
スタッフの意識改革はスタッフ自身じゃないと無理だから。
取材でレースに参加しました。
やっぱり、裏方の方は色々あるんですね…。
私も、取材でお手伝いの方に回ったことがありますが、大変でした。
そしてボランティア、お疲れ様でした。
大会の裏ではそういうことがあったんですね。少々の不手際もローカルな大会ならではと思っていましたが立場が違えば見方も違いますよね。
本当にお疲れ様でした。
仰るとおり参加者が3000人を超えたのですから、変えなきゃいけないことはたくさんありそうですね。参加したランナー悪い印象を与えては開催の意味がなくなってしまうと思います。
でも僕には好印象の大会でしたよ。また出たいと思いました。
今回はお疲れ様でした。
そして、小布施見にマラソンの完走お疲れさまでした!
市民大会が大きな大会に育っていく過程でいろんな摩擦が出てきますが、それはどの大会でも通る道だと思っています。
今回はいろいろありましたが、それらも含めて私も小布施でボランティアを楽しんできました。
皆さんと次回のマラソン大会でもまたお会いしたいですね。
写真は150枚ほど撮影しました。
もしかしたら写っているかも。
驚きました。町全体で盛り上げようとしてるんだなぁ
と、勝手に理解させていただきました。
ボランティアの方にはほんと頭がさがる思いです。
この大会、初めて参加したんですが
本当に楽しい大会でした。
来年も参加したいと思いますが
暖かく迎えてくれるかな?
来年ももちろん、スタッフ・ボランティア一同たけちんさんのご参加もお待ちしてますよ。
…って、来年の大会も@幕張はボランティア参加決定ですかね?
@幕張、長野マラソンでもボランティアやっています。
またどこかの大会でお会いするかもしれませんね。
皆さんが楽しく参加していただけるよう、@幕張もがんばります。