@幕張日記

@幕張が日々を想いのままに綴る日記

医学会の作り方

2006-12-28 14:50:39 | @幕張の転職日記
  


 幕張の前の職場、通称、学会屋。
学会の中でもお医者様をクライアントに医学関連の学会を専門に準備する部署なので、
大学病院医局の教授や秘書さんからそう呼ばれています。

製薬メーカーさんが薬屋とか、手術機械などの器具メーカーさんが機械屋などと呼ばれるように、
学会屋という呼び名も当時は蔑まれて見られているようでちょっと抵抗のあったものですが、
今ではもう懐かしい呼ばれ方。


記憶が懐かしくなるとともに、必死に覚えた学会開催のノウハウも朧気になりがちなので、
メモ代わりの忘備録としてちょこちょこっと書いていこうと思います。



               



来年春はいよいよ大阪で開かれる医学会総会。
このブログをご覧いただいている方々の中にも学会にご出席される方もいらっしゃるかもしれません。
前回、福岡で開催された医学会総会参加の経験なども踏まえながら、その辺の情報もこそっと書いていこうと思います。

 
乞うご期待!

戦い済んで、日も暮れて…

2006-07-04 23:47:31 | @幕張の転職日記


 とりあえず、やるだけやった。
本日は転職先の会社で、夕方から社長面接。最後にして、恐らくは最大の関門。

面接先の会社が超ライバル会社と意識している、前の職場に勤務していた@幕張としては、現在の宙ぶらりんな自分の立場から見ると非常にややこしい関係にあたる人が今日の面接相手になる。
面接相手のK社長は@幕張が在籍した前の職場で10数年前まで代表取締役社長だった人。現在も前の職場の大株主にして、前の職場の超ライバル会社の社長。
超ライバル会社というか、前の職場と面接先の会社は“歯をむき出した犬”と“毛を逆立てた猿”が対峙しているような関係なので、面接の場で何をどこまで喋ったらよいのか皆目見当がつかない。

一般論として、面接の場で前職の会社の悪口はタブーである。
ところが転職の理由が職場の不満だった場合、細心の注意を払って本音を隠していても、老獪な面接官にあっという間に誘導されて口車に乗ってしまう。
この転職先の面接では、前の職場と切っても切り離せない話題についての意見を聞かれるため、どうしても前の会社についてネガティブな視線で話をせざるを得ないのだ。
だって目の前に座っているK社長自身が、@幕張がいた前の職場を否定して10数年前に今の新会社を立ち上げた人だから。

1時間にわたる面接は無事終了した。
北朝鮮だのラスプーチンだのと、およそ採用面接とは思えない単語も飛び交った面接は、最後にK社長から「何か、今日のは面接とは思えんね…」と意味深な感想と共に幕を閉じた。

前の職場では、創業者のC社長(K社長とは別人)に挨拶をしても返事が何も返ってこないことがしばしばで、2年4ヵ月在職していて実は一度もC社長と会話をしたことがない。
C社長の二人の子息の専務や本部長とは頻繁に会話があったが、C社長とは何回も挨拶をした中で一度か二度、「ああ、おはよ」と返事があった程度しか思い出せない。
陰険だった前の会社とこの会社とのギャップの大きさに驚きながら、前の会社の悪口にならないよう、でも微妙にネガティブな調味料も混ぜて味が良くなるよう、禁断の隠し味を利かせた料理を作っているような気分で今日の面接に臨んでいたのだった。

とりあえずK社長との面接が無事終わったので、気晴らしに南青山へ。
泣いても笑っても、これで全て終わったのだ。何を後悔しても始まらないので、大好きな散策コースを歩くことにしたのだった。

外苑前で地下鉄を降りて表参道までゆっくり歩く。
およそ、@幕張が生まれ育った信州信濃の山奥とは180度違う華やかな街並みは、行き交う人々も凡庸なスーツ姿の@幕張とは何もかも違って見える。
田舎者の@幕張は思わず周囲をキョロキョロしてしまい、どこからどう見ても、もうデブった田舎のオヤジとしか見えないだろう。
社長面接だからと気合を入れて着てきたバーバリーの、ピンストライプのネイビースーツが泣いていたかもしれないが、傍目には七五三の子供もかくや…という程度の@幕張のファッションセンスだから仕方ない。

大丸ピーコックと紀伊国屋でゴートチーズを探す。例の、ノルウェーのキャラメル味のチーズ。
外国人も多く利用するスーパーなら在庫があるかも…と思って来たものの、残念ながら両方とも置いてなかった。

青山学院大学の手前を左に折れ、西麻布を抜けて六本木ヒルズ内のグランドハイアット東京にあるイタリアンカフェ、「フィオレンティーナ」へ。
前にも書いたけれど、グランドハイアットは旅行会社にいた頃に何度かニューヨークのGRAND HYATT NEW YORKにステイして以来のファン。
都会のど真ん中にあるのに、ロビーに入った瞬間から喧騒もざわめきもない、静かな独特の雰囲気が@幕張を魅了して止まないホテル。
そのホテルの1階にあるフィオレンティーナは、この手のホテルにしては珍しく気軽に利用できるカフェなので、ヒルズに立ち寄る度にここでコーヒーを飲んでいた。

もっとも、当たり前だけれど値段は高い。
オーダーしたベリーのケーキが600円、カプチーノは900円もする。サービス料と消費税は別なので、全部合わせれば1,732円にもなる。
1日3食の食費を2,000円以内に抑えている貧乏人の@幕張としては、うっひゃぁ――― … な価格設定なのだけれど、今夜は特別ってことで。

お笑い筆記試験 始末記 (後篇)

2006-06-23 23:53:51 | @幕張の転職日記
 電車では間に合わないので車を飛ばす。
パンツを探すのに1時間30分もかかってしまうなんてバカバカしい! とは思ったものの、クリーニングを受け取った時に確認しなかった自分が悪い。二着同時にクリーニングした自分が悪い。新しい夏物パンツを新調しておかなかった自分が悪い。2年前よりも腹が弛んだ自分が悪い。もう、みーーーんな自分が悪い。

      =3 @幕張、怒りのアクセルべた踏み。

途中、乃木坂で多くの女性誌に出ている某有名モデル嬢が道端に立っているのを見かける。
いつもなら中年オヤジ丸出しでジロジロ見てしまうのに、今日はそんな余裕もなかった。
天が味方したか、道路が空いていたお陰で1時25分には会社の受付に。

アポイントの時間には間に合ったものの、心の準備もなく試験開始。
最初はアンケートを書き、続いて適性検査。
あの細かい数字の羅列を、隣の数字をひたすらに足した答えを書き込んでいく検査。
やっていくうちに印刷された数字を見るだけでオートマティックに回答を書けるようになり、尻上りに書き込み数は上がっていった。
最初はぼんやりしていた頭が、やっと目覚めた頃に適性検査終了。

次は筆記試験。量的にはかなり少ない常識試験と作文。
内容は中学程度のものだった。…だったが、回答が分からない。

       Q:下記の( )内に適当な漢字をいれなさい。
         * 物価の(トウキ)の上昇には頭が痛い。
       A:  騰…       物価の「騰貴」を知らないの?
           ̄ ̄ ̄ ̄
       Q:下記の意味の熟語を書きなさい。
         * いきなり本題に入ること。
       A: 閑話休題     「単刀直入」でしょう。
           ̄ ̄ ̄ ̄
       Q:下記の略号の当てはまる分野を書きいれないさい。(例)IAEA=原子力
         *ILO
       A:  石油       International Labor Organization(国際労働機関)の略だから「労働」なのに…
           ̄ ̄ ̄ ̄
       Q:ここにリンゴがある。一人に3個づつ配ると40個余る。
         次に一人に6個づつ配ると最後の一人が受け取るリンゴは6個よりも少ない。
         人数とリンゴの数を答えよ。
       A: 人数 = 12人   リンゴ =  76個      あーあ、「14人・82個」だってば!
                ̄ ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄ ̄
             もう滅茶苦茶…

「物価の騰貴」を知らず、リンゴを全員が受け取ったら最後の一人は足りなかったのに、配り終えたら6個以内でリンゴが余ったと勘違いしたまま計算し、あまつさえ、ILOをOILと読み変えて「石油分野!」と書いてしまった。 テレビのギャグじゃないっつーの!

英語読解は日本の国際化について書かれた文章について答えるものだったが、「author」を「arthur」と間違えてしまうなど、もうメロメロのボロボロ。
あの問題なら9割正解は当たり前だろうから、@幕張は間違いなく落第点…

最後の作文だけは何とかまとめた。指定された題は「わが家の朝」。
こんなブログでも書き続けていたお陰で、いつも何かネタはないかと探し回るのが日課になっている。
だから「わが家の朝」とくれば、毎朝のイベントを思い出そうと脳をフル回転。
ウケも狙って、わが家の猫を題材に書くことにした。「起承転結」さえ注意すれば、なんとかサマになるはず。

終わった。とりあえずは終わった。
受験先の会社にバカを曝すだけ曝してきた@幕張、もうまな板の上の鯉と同じ。

            切るなり、焼くなり、もう好きにしてくんな!

おそらく筆記試験で落ちるだろう。 40歳を過ぎて、この知能では常識を疑われる。
すべては「クリーニングのパンツ紛失事件」(←と、勝手に命名)から始まった、@幕張の筆記試験始末記。

            情けない… 恥ずかしい……

お笑い筆記試験 始末記 (前篇)

2006-06-23 23:41:19 | @幕張の転職日記
 午後から筆記試験だったので、早朝の対ブラジル戦は何が何でも見ないッ!って決めてたんだけど…

           見ちゃいました… 最初から全部。

ブルーのユニフォ-ムのお子様達とカナリア軍団の“親善練習試合”を見ながらも途中で眠くなり、案の定、ロスタイムが終わった直後から二度寝をするはめに。
9時過ぎにやっと目が覚め、1時間近く熱い風呂に浸かって汗を流すものの頭はぼんやり、目はショボショボ。

少し余裕を持って11時には出ようと準備をし、クリーニングから戻ったばかりのスーツを開くと…
クリーニングの袋を外すと、ジャケットだけでパンツがない!
慌ててもう一着のスーツの袋を外してみたら、こっちもジャケットだけしか入っていない。

           petit problem 発生…

夏物スーツが二着しかない以上、その二着ともパンツがなければスーツとして使えない。
仕方がないからブレザースーツでごまかそうっと。
そう思って他の夏物パンツを引っ張り出すも、ネービーやグレーの夏物パンツはみんなお尻が破けていた。
                         
             ピーンチ!
ウールは水に弱い。そして@幕張の尻はデカイ。
夏は汗を吸ったパンツの布地が弱くなり、お尻で擦れて薄くなった布地はイスに座ったりしゃがんだ拍子にいとも簡単に破れてしまう。
なので夏物のパンツは毎年5本ほど買い揃えていたのに、今年はずっと綿パンで過ごしていたのでウールのパンツを新調するのを忘れていたのだ。

       大前!! …じゃなかった、 Oh,MY!!

長野オリンピック時代の仲間の名前で、古いギャグをかませている場合じゃない。

           big problem 発生…

もう非常事態、嘉手納基地のkayさん風にいえば「DEFCON- 1だからさー! 大変なのよー!」だ。
まさか、筆記試験に綿パンで…という訳にもいくまい。
とにかくブレザーは何着か車に積んでいたので、ウールのパンツさえあれば今日は凌げる。
あっちこっちとひっくり返してみたものの、穴の開いていない夏物パンツは三本しかなかった。
ところがサイズが小さい。するりと履けるものの、腹の肉が邪魔をしてジッパーが閉められない。
結局、腰の柔らかいcalvinの上質な布地を使っていたものの、一昔前のイタリア風ソフトスーツに似たシルエットが気に入らなくて履くことのなかったオリーブ色のパンツに無理やり肉を詰め込むことになった。

          息を吐き、腹筋にグッと力をこめて腹を凹ませる。
    @幕張お得意の、腹筋による腹下脂肪上方移動…ンガッ! なんですかそれは…

何とか下腹の肉をパンツの中に詰め、ジッパーを無理やり上げ、ベルトでギュッと閉めて完成。
鏡を見れば、そこには巨大なボンレスハムが立っていた。

時間は12時30分を過ぎていた。試験は四谷で13時30分から。
幕張から試験会場の四谷まで電車で1時間以上かかる。

           どうする!?  @幕張! 

ニッチな業界。 Professional Congress Organizer 業界

2006-06-13 06:39:56 | @幕張の転職日記

<前の職場から見た夜景。夜景は最高だったけれど、夏の午後は拷問部屋だったビルの西側から見た、浜松町~芝公園(東京タワー)~麻布十番方面。>


 昨日は夕方から東京某所の某社で面接。
19時30分から始まった面接は、面接というより雑談だった。
人事担当者から「今日の面接には社長が出席するかも…」と言われてビビっていたが、幸いにも出席者は役員クラスと部長クラスの女性が二人。

最初こそ真面目に面接形式だったが、元々は前の職場と同じルーツを持つ某社。
16年前までは前の職場の大阪支店だった会社だから、途中から厳しく情報統制を敷いている前の職場の社員についての「あの人は今…!?」大会になってしまった。

某社については、前の職場で散々ネガティブイメージを植え付けられていたが、話した印象ではそれほどでもない様子。
何よりエレベーターホールから受付を経て会議室へ通じる道順での印象が全然違う。前の職場より遥かに良い。

前の職場は、3年前に完成したばかりの高層ビルに入居していた。
完成したばかりの真新しいビルの18階から眺める風景、殊に東京タワーの夜景は素晴らしいものであったが、オフィス自体は欠陥ビルだった。
4基のエレベーターを中心にドーナツ状に形成されたフロアは、天井から床まで嵌め込まれた巨大なガラスがビルの壁面を覆っている。
それ故に眺めは良いのだが、壁面のガラスはミラーガラスではない普通のガラスのため、西日を素通りさせて室内の気温を容赦なく上げた。
フロアにエアコンはもちろん完備されていたが、エアコンの吹き出し口は床についていて冷気と一緒に埃も巻き上げ、おまけに冷房の性能が追いつかない。
7月から9月にかけては、フロアの全エアコンの温度設定を18℃に設定して全開で運転しても、フロア内の気温が30℃を超えることが度々あった。

そんな環境だから、フロアの西側に設置されたトイレの中は悲惨だった。
個室に5分も籠ると汗びっしょりになる。
おまけにトイレと廊下を仕切る部分は素通しでドアがない。
曇りガラスを互い違いに立てて中は見えなくしているが、換気扇は付いていないから臭いは廊下へ漂ってくる。
夏の夕方になると、サウナのようになったフロア西側にはアンモニア臭が漂っているようなビルだった。

前の職場では、そこへ来客を案内するのである。
エレベーターホールから社の会議室への道順は、ざわついたフロア正面からバタバタしている全職員を見ながら会議室へ案内されるか、アンモニア臭が漂い、むせ返るような空気の中をフロア裏側から会議室へ案内されるしかなかった。

そんな前の職場と比べると、今日の面接の会社はどうだろう。
受付で内線電話を取ると、社員は裏を回って会社の正面入口から出迎えられるようにレイアウトされている。
受付から会議室に案内される間も、重厚な材質のパーティーションで区切られた廊下を通って会議室に案内されるため、中の喧騒は全く見えない。

“舞台裏を見せない努力”という面では、会議を演出する会社としては完璧である。

面談は21時過ぎまでかかった。それもあっという間で「もう遅いから次の機会にゆっくり話しましょう」という雰囲気で終わった。
終わる間際に次のステップを提示されたので、快く承諾する。
話した印象としては、次のステップを断る理由なんて見つからなかった。

もしかしたら、前の職場でのアレは洗脳だったのかもしれない。
確かに人の回転は早い会社だと思う。それは面接官も否定しなかった。
でも前の職場だって社員の平均勤務年数は5年前後。中途採用で採用される社員に限って言えば、5年どころか2年で8割は辞めている。
仕事が忙しい、キツイというこの業界の特徴はどちらも同じはずである。
だから前の職場で聞いたこの会社の噂は、案外、前の職場がライバル社へ放った牽制なのかもしれない。

縁があったら、この会社に入ろうと思うようになってきた。



東京が俺を呼んでいる! …のか?

2006-06-02 12:26:04 | @幕張の転職日記
 転職紹介会社からメールが来た。
某会社からのスカウトのオファーがあったらしい。某会社とは@幕張が在籍していた前の職場のライバル会社。
前の職場では退職する際に、「同業他社へは行きません」と宣誓書に署名をさせてまで、そのライバル会社への転職を露骨な圧力で牽制させるような、そんな強烈な競争相手のライバル会社からオファーが来たのだ。

            どうしよう!?

正直なところ躊躇している。
オファーの来たライバル会社も、社員の平均的な在籍年数は5年ほど。転職しても5年以内で7~8割の社員が辞める激務の環境らしい。
前の職場では転職して2年を過ぎた頃、7人いた同期が2人に減っていた。毎日明け方の3時、4時まで働いて次の日も定時の出勤を強いた、そんな前の職場よりは環境も多少マシかもしれないが、一ヶ月の労働が500時間を超える長時間労働の中でうつ病になった悪夢が甦る。

そんな中、別の紹介会社からは旅行会社への紹介派遣の連絡があった。
まだどこの会社とは分からないけれど、航空端末の操作もできて仕入れの経験もある@幕張はそれなりに使い道があるらしい。
しかし旅行業界から薄給に泣いてIT業界へ転職した@幕張としては、毎日の昼食を500円以内で済ませるのに苦労した時代に逆戻りするにも抵抗がある。

今月下旬には外資の面接も入っている。
待遇によってはこの外資が本命になるのだけれど、もっとも大きな障害は語学。
E-Mailで済めば何とかなりそうなものの、ネイティブに早口でまくし立てられたら太刀打ちできない。

           …どうしようか。

『前門の虎、後門の狼』としか表現できない転職状況の中で、早く就職しなければ足許が崩れかけている。
もう長野での生活に嫌気がさしている。毎日毎日の大事な時間が無為に過ぎていくことに何の方策を講じることもない自分が、次第に中年ニートとも中年引き篭もりともいえる状態に堕ちて行く自分自身に自覚しつつ、何もしないでいる自分はゴミ以下に思えてくる。

オファーの来たライバル会社では、@幕張のやりたかった某業務を新規に立ち上げる様子。前の職場ではせっかく立ち上げた新事業を、トンビに油揚げをさらわれるように業績だけ他人に持っていかれて口惜しかった経験もあるので、それを見返すにはまたとないチャンスかもしれない。
        優柔不断の@幕張、チャンスの女神を前に迷っている。
 

1円に笑うものは1円に泣く!! @幕張の5円に泣きそうになったお話。情けない…

2005-11-13 23:42:27 | @幕張の転職日記
 「1円に笑うものは1円に泣く」なんて言葉がある。
確かに「たかが1円、されど1円」で、1円でも立派なお金なのである。今日はそんな1円ならぬ5円で@幕張が泣きそうになったお話。

夜に郵便局から某会社へ送る履歴書を出そうとした時のこと。
財布の中身を確認していなかった@幕張が悪いのだが、郵便局に行く前のkinko'sでの作業が長引いてしまい、利用料が3,000円ほどになってしまった。Office24で履歴書と経歴書を挟み込むクリアファイルや文具諸々を購入してから京橋郵便局に行き、返信用の80円切手を購入して準備万端、応募書類を入れた封筒を時間外窓口に出そうとすると…、局員が「角2封筒2通で400円です」の声に財布の中を見たら395円しかない。
      ゲッ!! お金が足りない……

そうなのだ。
財布の中にあと数千円は入っていると思っていたのだが、ところが中には領収書やクーポン券が詰まっているばかりでお札が1枚も入っていなかったのだ。慌てて近くのコンビニのATMで現金を引き出そうとするが、キャッシュカードを機械が受け付けてくれない。焦って機械を操作していると「日曜の夜9時から翌朝7時まではシステムのメンテナンスのため、預金の引き出しができません」のメッセージ。ああ、忘れていた。三井住友銀行は日曜の夜から翌朝までは使えなくなるんだった…。
     ええっと…、他に現金のある口座はっと...

最近、三井住友銀行のない実家でバイト代の振込先に使っていた信金のカードを思い出し、カードをATMに入れる。すると、無情にも「取扱い時間外です」のエラーメッセージ。
      ああ、情けない…

銀行にある自分の預金を引き出せないなんて。
半ばパニックになって車に戻り、車のサイドポケットやシートの下をまさぐる。一人で運転することが多い@幕張は、高速道路の料金所でもらったつり銭をよくシートの下に落としていたので100円玉が1枚位は見つかるかな?って思ったんだけど、探れども探れども1枚も見つからない。名刺入れの中に非常用に1万円札を入れておいたのを思い出し、名刺入れの中を探すが中には入っていなかった。
     あれッ? いつ使ったんだろう??

いつもバッグの一番下に入れている予備の財布、中にはドル紙幣や旧札の新札ばかりで数万円分が入れてあったのだが、今日はその肝心なバッグを持ってきていない。リスがドングリを森のあちこちに隠してしまうように予備のお金を分散して持ち歩いているのだが、今日に限ってすぐに用意できなかった。

締切りに余裕があれば翌日に投函すれば良いのだが、あいにく月曜必着の前日の夜。履歴書の送付先が今いる京橋郵便局の秘書箱とはいえ、今夜中に投函しておかないと明日到着は厳しい。頭の中がグルグル回りそうなのを押さえながら車の中の荷物を探す。

     きっとどこかに100円位はあるはず。

すると、去年の夏まで愛用していたバッグを発見。去年夏にTUMIのバッグを購入してからは、主に車の中で文具やノート入れとして使っていたDelsyのバッグ。中の仕切りの中を丹念に探すと前の会社で現金入れに使っていた小物入れがあった。それは主に学会の予備金やつり銭、参加費など、時には数百万円を入れていた小物入れ。念じるように中を見ると、去年の夏の学会で領収書入れに使っていた封筒の中に500円玉を1個発見!!!!

     アッター―――――――(°∀°)――――――――― 

と、ここで何故か2ちゃんねる調の文字が頭の中を駆け巡り、車の中で「アッター!」と叫んで思わずガッツポーズ。500円はたぶん、封筒に入れたまま忘れていた精算した時に余った自分の立て替え金。やっと無事に郵便代を支払って一安心。

       「今日の教訓」

      1円玉に笑うものは1円玉に泣く!

転職日記 六本木ヒルズでプレゼン

2005-11-10 23:37:49 | @幕張の転職日記
    
あの三木谷氏もホリエモンもこのビルの中に…          @幕張憧れの電通ビル

 今日は午前10時から六本木ヒルズの某IT会社でプレゼン。
六本木ヒルズのレストランやショッピングモールは何度か行ったことがあるけれど、オフィスフロアは初めて。
ビルに着いてからロビーフロアに受付が何箇所もあって迷う。入口近くのインフォメーションでアポ先の担当者の名前を告げると「奥のフロアに専用の受付がありますから、そちらで手続をしてください」と言われバタバタ。予想以上に時間がかかった受付を済ませるとエスカレーターで上のフロアに行き、そこからやっとエレベーターに乗った。

六本木ヒルズを外側から見るととてつもなく巨大な構造物に見えるのだが、ビルの真ん中にエレベーターがあるドーナツ構造のためにビルの中は意外と狭く感じる。天井もオフィスにしては低くく、細かく仕切られた部屋から窓の外さえ見なければ、とてもあんな巨大なビルの中にいるとは思えない。

1時間ほどでプレゼンを終えた。
そそくさと会社を辞し、ロビーフロアでT嬢にメール。するとT嬢からこのビルの受付にN嬢がいるとの返事。N嬢は前の会社でアルバイトをしていた女性で、いつも超ミニのスカート姿で会社に現れる彼女は下を向くと目玉が落っこちそうな位に大きな眼がクリクリと良く動く美人。しばらく見なかったと思ったら、前の会社のバイトを辞めてここで働いているらしいのだ。時間もあったので探してみようかと思ったが、受付があちらこちらにありそうなので止めた。縁があればまた会えるだろうから。

午後のアポまでかなり時間があったので、六本木ヒルズの展望台へ。なんと、展望台に行くだけで入場料が1,500円もかかる。
     高いなあ…

随分高い入場料に一瞬躊躇したけれど、たぶんコレが最初で最後だと思い展望台に昇った。最上階に程近い展望台まで、六本木ヒルズのエレベーターはものの1分とかからない。でも他の高速エレベーターで経験したような気圧の変化がない。高速で動いている...といった実感なしに、それこそあっという間に展望台まで昇ってしまう。
     展望台に行って驚いた。

東京タワーの特別展望台よりも高い位置にあるように感じる展望台から見た東京の風景。遠く、横浜のみなとみらいの観覧車や川口市の高層マンションまで見える。六本木からは絶対見られないと思っていた、海抜0メートルの羽田空港の滑走路まで良く見える。

     もう、田舎者丸出しで風景に見入る@幕張…

一時間ほど展望を楽しんだ後、午後のアポに合わせて移動し、久し振りに虎ノ門の鰻屋で昼食。途中、前の会社のオフィスがある霞が関のビルの前で、偶然前の会社の後輩に会ったので一緒に誘って昼食。ほぼ1年振りに鐵五郎でうな丼を楽しんだ。

午後2時から汐留の電通ビルで打ち合わせだったが、打ち合わせはあっけなく30分~40分ほど登録の話題で終わってしまう。時間が余ったので新宿の伊勢丹へ証明写真を受取りに。夕方、車の運転中に某紙のカメラマンM氏より携帯電話に伝言が入っていた。晴海ふ頭に南極観測船「しらせ」が接岸しているので見に行ってきたら? というもの。

で、早速晴海ふ頭へ。
船の科学館に展示してある先代観測船「宗谷」よりも二周り以上大きいだろうか。意外な大きさにちょっとビックリ。

アパートへの帰り道。あまりに疲れてしまって車内で1時間ほど熟睡。ナゼか夢の中で別の夢を見ていて、「あ!居眠り運転した!!」って夢の中で叫んで思わず飛び起きる。夢の中の夢に驚いてリアルに飛び起きた時、しっかり足はブレーキを踏んでいた… 

徹夜日記 企画が…

2005-11-09 23:16:52 | @幕張の転職日記
 明日のプレゼンに備えて資料の調整。
本当は幕張のアパートに帰らずに、都内の客室にデスクのあるホテルでゆっくり仕上げをやりたかったのだが、今夜は都内のホテルが軒並み満室で予約が取れなかった。仕方がないので、プリンター等の大荷物を狭いアパートに持ち込んで徹夜の準備。都内のホテルには年に何日かの“特異日”と言われる日があって、大きなイベントなど何もないのに都内の部屋が満室になってしまう事がある。旅行会社時代にも同様の日が度々あって、私達やホテルの関係者は特異日と呼んでいたのだ。

都内では新しいホテルも次々とオープンしているが、何故か未だに特異日があるらしい。大きな会議やイベント、パーティなら必ず直前に客室のキャンセルが出てきて何とかなるのだが、特異日は個人や小さなグループの宿泊客が宿泊予約の中心になってホテルの客室が埋まってしまっているので、直前でも客室のキャンセルはほとんどない。

さて、久し振りの企画プレゼンで考えがまとまらない。

      どうしよう… 

一人企画会議

2005-11-07 18:12:20 | @幕張の転職日記
 終日、今週木曜日のプレゼンで使う企画資料の作成。
昔の企画書も参考までに…、と言われて何年も前の資料のデータを探す。

前の会社の組織構造も参考に資料作成。インターネットを使ったソリューションの企画。

     この分だと、たぶん徹夜。

転職活動、次なる挑戦。立ち直り、早やッ!

2005-10-26 17:30:11 | @幕張の転職日記
 またまた性懲りもなく、次の会社に挑戦。

       今度は六本木ヒルズだぁ

六本木ヒルズにある某IT会社。
このビルには、インターネットで大きなライバル同士のIT会社3社が入居している。その中で求人年齢が高く、最も高給な某会社を転職紹介会社が斡旋してくれたのだ。仕事内容も@幕張の一番長い経歴にドンピシャの案件。
  ああ、チャンスの女神様!! この案件、逃したくないッス!!!!

転職活動、またもや敗戦

2005-10-25 21:57:43 | @幕張の転職日記
 東京に向かう車の中で、またもや敗戦の報が…
某自動車メーカーのハウスエージェントの広告会社で販促担当。
年齢的に...とか、会社辞めて半年も経ってますねえ...とかが落ちた理由だと、紹介会社の担当が教えてくれた。
       でもなぁ…
    38歳までって書いてあるじゃない。
    3歳位の年齢オーバーなら大目に見てよ…

退職してからのブランクは、次こそ長く勤務できる会社に転職したいから探し続けているからじゃないか…
おまけに今年も求人案件が少ないんだし。

   ああ、きっとスキル的にダメなんだろうなぁ。
東京に向かって車を運転しながら、かなり凹んでしまった今日一日。
              

転職日記  泣きっ面には蜂ッちゅーか、なんちゅーか…

2005-10-12 23:49:17 | @幕張の転職日記
 先月上旬に転職紹介会社MのWebで見つけた某スポーツメーカーのマネージャーの求人。掲載日時が7月だったので、まだ応募が可能なのかどうか問合せのメールを何度か出していたのだが返事がなかった案件。

最初の問合せから1ヶ月経っても担当Kは企業名すら連絡してこないので、9月末に会員として正式登録をした時に名刺交換をした彼の上司のアドレスもCCにつけてコンプレインを出したのだ。

         これで5回目の問合せ。ハァ・・・

メールを出して20分もしないうちにMの担当者Kから電話が来た。冒頭からいきなり「すみません」の一言。なんでも、転職紹介会社Mの内部で応募希望者を選考し、求人企業側に紹介する会員だけに企業名などの情報を連絡していたらしい。しかもMの内部選考で漏れた会員には、企業名はおろか選考の結果自体も連絡していなかったと言う。

     それって、つまりは放置プレーじゃないか?

転職紹介会社は求人する企業がクライアントだから、カネにならない、つまり“商品価値のない転職希望者”にはあまり求人案件を回してこないのは身を持って経験しているから別に大した問題じゃない。

ソフトバンクを辞めた時、登録していた転職紹介会社RからはIBMなど大手企業の求人案件が何社も届き、そのどれもが書類審査をパスしていていきなり二次面接に進んだことがあった。その時の担当からは「求人内容の相性が良い案件が多いんですよ」と言われていたのだが、つまりそれは転職会社にとって@幕張が“カネになる商品”だったってこと。

結局、@幕張自身のスキルが不足していたため実際に転職したのは1年後になってしまったが、応募すれば書類審査だけは一応は通るだけの経歴を身に付けたと思っていた。
  ところが、3年経った今、その経歴は暴落してしまった。

40歳を過ぎた今、応募する会社がことごとく書類審査で落とされてしまっている。かろうじて数社は採用選考が進行しているものの、ここまで書類で落ちるとは思わなかった。
  40歳を過ぎた途端にカネにならない人材になったってことか? 

実際に、電通グループの人材会社の採用担当者やいくつかの転職紹介会社の担当者と話をしていても一様に「40歳を過ぎると厳しいッスねえ…」と言われたきり、後の言葉が出てこない。だから@幕張自身の商品価値が“一山いくら”のワゴンセール並に落ちていることは十分に理解しているつもりだった。

しかし、だからと言って求人に応募する側が企業名すら分からない求人案件に応募しなければならない、しかも転職紹介会社内部の「マッチング」という名の訳の分からない選考で篩いにかけて、落ちた人間には連絡すらしない、などという、ここまであからさまに「求人会社>転職希望者」の図式を打ち出してきた転職紹介会社は初めて。

一般的に、中途採用を行なう企業に直接応募した場合には、採用選考に漏れた人間には企業から連絡しない、というケースは多い。@幕張が応募した企業は、その多くが応募の確認の意味合いも含めて、応募書類が到着した時点で応募者全員に次のステップに進む人だけに連絡する旨の案内を書いた手紙を送付してきた。

反対に転職紹介会社が行なう中途採用の求人紹介や仲介とは情報サービスであるから、転職希望者と求人企業の間を仲介する際に転職希望者にも採用の経過を伝えたり、選考の結果を伝えるなどのキメ細かい情報サービスの提供を謳っていて、転職紹介会社が増えた今、提供されるサービス内容もどんどん中身が濃くなってきている。

それなのに転職の仲介を本業にしておきながら、募集に応募してきた情報提供を望む転職希望者に情報を提供しないなんて…。転職市場で商品価値のないオッサンはいらないよ、ということならそれでも良いが、そこまであからさまにやったら口コミで悪評が立ちそうなもの。

改めて、Mのホームページを見ると、中途採用を行なう企業毎にそれぞれ担当者が決まっていると書いてある。@幕張が登録している他の転職紹介会社は、すべて@幕張自身に一人の担当者がついていて、応募する企業に関係なく@幕張をフォローしてくれているのだが、このMでは転職希望者自身には担当がつかないらしい。

そこで、はたと気が付いた。
     これって、ただの採用代行会社じゃん。 

転職紹介会社と謳っておきながら、実は採用代行的な業務しかしていない。

     羊頭狗肉じゃないのか? マスメディアン
     それで良いのか? マスメディアン

Mの担当Kの言い訳を聞きながら、そんなことを考えていた。
で、電話の後もちょいと納得がいかなかったので、上司に再度メールで問い合わせておいた。
     さてさて、明日はどんな返事が来るのやら… 

転職日記  またまた落ちてしまいました…

2005-10-11 17:57:14 | @幕張の転職日記
 また中途採用に落ちた。今回は某プロ野球チームの球団職員。
主にホスピタリティを中心としたお得意様の接遇担当だったので、@幕張の希望する職種とビンゴだったのに落ちてしまった。

       あーあ、情けない。

   やっぱり年齢的にダメなんだろうか。

あとは動物のキャラクターとお城がトレードマークのテーマパークでマネージャーとか、車メーカーのハウスエージェントでのF1やモーターショウの担当、六本木ヒルズのIT会社で旅行関連事業のマネージャーか、外資系スポーツメーカーで来年の大会に絡んだ展示会のマネージャーの4案件しか残ってない。もう一件、冬季スポーツで有名なスポーツメーカーのマネージャーの求人に問合せをしているのだが、仲介をしている転職紹介会社から応募経過の情報が全然来ない。

最終的に1社に受かれば良いのだから、今残っている会社のどれかに採用されれば別に問題ないのだが、こうまで立て続けに書類選考に落ちると落ち込んでしまう。おまけに選考に残っている会社の方もIT会社以外は英語の問題があるし。どこもある程度まで話が進んでいるのに、そこで英語に足をすくわれても情けない。
   先日受けたTOEICで良い点数だと自信がつくのだけれど…。
          

転職紹介会社 パソナ・キャレント

2005-09-28 23:33:45 | @幕張の転職日記
 たまたまWebで仮登録したら、次の日に早速連絡が来た。
帰省する日を遅らせて、早々に正式登録をするためのインタビューのアポイントを取り、新しい転職紹介会社への登録。ここは先日登録した会社と違って案件が豊富。

インタビューの後に7件も提示してきた。その中の3件に興味があったので早速応募する。