@幕張日記

@幕張が日々を想いのままに綴る日記

現代狂言 旗揚げ公演

2006-06-30 23:27:50 | 日々の雑記帳
         

 夕方、某会社の中途採用で役員面談を終えた後に故 野村万之丞さんの事務所の赤ママに連絡して、無理をお願いして夜の公演を見に行かせていただいた。
日テレの「ウッチャンナンチャンのウリナリ」の“ウリナリ狂言部”が縁で企画がスタートした、万之丞先生とナンチャンの狂言とコントの新機軸「現代狂言」。
万之丞先生の急逝で一時企画がストップしたものの、与十郎先生(九世万蔵)が引き継いで今回の旗揚げ公演になったのだとか。
四谷からタクシーを飛ばし、開演時間を少し過ぎたところで会場に飛び込んだ。

第一部は古典狂言の「萩大名」。
和歌を知らない田舎大名とそれを助ける太郎冠者の、茶屋の主人を巻き込んだトンチンカンなやり取りが面白い。
続いて、いよいよ現代狂言「萩代議士」。
なんとルー大柴が代議士を演じて、アドリブもそのままに国立能楽堂であの濃い持ちネタを始めてしまった。
今回、彼の新ネタは「キャッチ、キャッチ、キャッチ、カモ~ン」。これで今年の流行語大賞を目指すのだそうな…

        いいなァ…、「キャッチ、キャッチ、キャッチ、カモ~ン」 

         このフレーズで@幕張も転職先をキャッチしたりして…

万蔵先生の言葉によれば「狂言とは中世のコントであり、コントは現代の狂言である」のだ。
能楽堂の舞台で見た現代狂言の、今まで見てきた古典狂言のイメージとのギャップの驚きも覚めやらぬまま、第二部の「連句」に突入。

連句は更に驚きだった。
キャイ~ンの二人が白いオーバーオールや山吹色のド派手なスーツ姿で出てくる。
“オタク”と“詐欺師”という役柄なのだが、金髪のあの髪形で山吹色の派手なスーツを着た役者が登場するのは、国立能楽堂始まって以来の快(怪?)挙かもしれない。
途中でセリフが出なくなって、これもコントの一部なのか本人のキャラなのか分からない、テレビで見るそのまんまのウド鈴木の熱演に笑いを堪えられなくなり、40分間はあっという間に過ぎていった。

アンケートに『どんな出演者を希望されますか?』との一文が合ったので、迷わず「松坂慶子さん」と書く。
昔、恵比寿にまだ事務所があった頃、事務所のあるビルの狭いエレベーターホールの前で大きなスーツケースを全開にしてヘアメイクを直していた姿が忘れられない。
スタッフにお茶菓子の大福を持ってきてくださるなど、下の者にも細かい気遣いをしてくれる素敵な女優さんなのだけれど、昼食から戻った@幕張がいきなり大女優を目の前にして「いらっしゃいませ。何をお探しですか…」などと血迷った言葉をかけた時に、「んもー、また忘れてきてヤになっちゃう…」と、?な会話が成立した、まるでボケ二人のコンビみたいなやり取りが忘れられなかったので。

会場を出るとき、客席の奥にひっそりと置かれた万之丞先生の遺影が目にはいる。
恐らく、公演中はそこから会場を見つめていたであろう万之丞先生の奥様がロビーでお見送りをされていたので、黙礼をして能楽堂を後にした。

         なんか、楽しいような、悲しいような、ちょっと複雑な気分。

         


今日の朝ごはん その52  築地場外市場で喰う!

2006-06-30 22:27:31 | 今日の昼メシ、晩ごはん
  

        もう、朝からラーメンである!   ついでに、朝から海鮮丼であ~る!

いくら信州を真夜中に出た徹夜ドライブで腹ペコだからといって、朝の6時からこの食欲には自分でも驚いている。
でも朝から食欲モリモリなのは元気の印! 夕方の面接に向けてガッツリと食べるのだ。

築地には場内にも美味しくて安い店がいくつもあるものの、場外のいつもの店でいつものメニューを注文。
ここは前の職場で働いていた時、近くの国立がんセンターで学会があると良く食べに来ていた。
また朝早くから開いているため、会社の徹夜作業明けに幕張のアパートへ帰る途中で朝食として週に数回立ち寄っていた店。

ラーメンを待っていると、横では3人の外国人観光客がラーメンをすすっている。
3人ともヨーロッパ系の大男たちで、ぎこちなく持った箸が楊枝に見えそう。
日本人は音を立てて豪快に麺をすするのだけれど、音をたてて食べることをマナーとして良しとしない彼らは音を立てまいと、身を屈めてモソモソと食べている。

ラーメンは昔懐かしい中華そば。スープもさっぱりしていて、朝から目一杯食べても胃にやさしい。
でも胃にやさしいってことは、@幕張的には量がちょっと物足りないってことで、奥にあるマグロの店で海鮮丼と岩ノリ味噌汁を注文。
ここもご飯はそんなに多くないので、場外市場の食べ歩きにはもってこい。
海鮮丼の中身はマグロ赤身、ウニ、イクラ、タコ、サーモン、卵焼き、ヒラメ…
そう、今日はいつものハマチの代わりにヒラメの刺身が入っていた。

              ラッキ~

海鮮丼もきっちり食べ、朝から幸せ一杯、腹一杯。
きちんとした食事をお腹一杯食べられることが無上の楽しみの@幕張、とりあえずは朝から幸せ気分なのだった。
           ああ、なんて安上がりな幸福感…

ラーメンは『井上』の中華そば(600円)
海鮮丼は『海鮮屋たねいち』の海鮮丼(900円)と岩ノリ味噌汁(100円)

それにしても、たねいちでは日系か中国系と思しき観光客のつたない日本語を通訳に、アフリカ系、スパニッシュ系、中南米系、ヨーロッパ系と人種のバラエティに富んだグループの観光客が「私、ラーメン食べたい」とか、「俺、ウナギ」とかワイワイやっていて、横で聞いていて面白かった。
鉄火丼や海鮮丼がメインの店でウナギもラーメンもないので、結局彼らはアナゴ丼やマグロ丼を注文。
ウナギのぶつ切り煮込み鍋やタコ、イカを調理して食べるイタリア人やスペイン人を別として、欧米では鱗のないウナギやタコ、イカを宗教的な理由から食べない人達が多いと聞いているものの、最近の日本食ブームでウナギの旨さに目覚めたのか、それとも甘いイカ刺しに誘惑されたのか、みんな美味しそうに食べている。



場外市場には、それをどう捌いて食べる?と突っ込みたくなるような刺身の大きなサクを、どうみても普通の観光客風の外国人が買っていく。
狭い道を、ジローラモ似のイタリア系と思しき男性が割烹着(!)を着て、重そうな竹籠を乗せた自転車でふらふらと走っていたり…
世界中から魚が集まる築地は、案外、朝早くから外国人が最も集まる国際色豊かな場所だったりするのかもしれない。

原宿で見かけた、変なビル

2006-06-28 15:14:49 | 日々の雑記帳




 原宿で見かけた変なビル。
MCさっちゃんの勤めるFOX TVの向かい側あたりに建てられていて、竣工間もないのか中にはまだ人の気配がない。
道行く人も気になるみたいで、何人もが見上げながら通り過ぎていく。
ビル全体の壁面をガラスパネルだけで覆った構造で、@幕張など「地震が来たら一発だろうなあ…」などと、思わずビルを見上げながらいらぬ心配をしていると…
MCさっちゃんから一言。

           「あれって、窓の掃除が大変だよね。
                
                いやいやいやいや、ごもっとも~

確かに。
壁があんなにデザインだと、窓拭き職人のおにーさん方も苦労しそう。
おまけに、夏は冷蔵効率ガタ落ちでビルの中は蒸し風呂になるかも。

IKEA船橋 に行ってきました。

2006-06-27 08:26:19 | 今週のお買い物
 故 野村万之丞氏の事務所から家に帰る途中、船橋にオープンしたIKEA船橋に立ち寄る。

@幕張の部屋には家具がほとんどない。唯一、家具といえるのはベッドくらい。
14年間在職した旅行会社時代には日本海側と太平洋側を7回も転勤し、その間に北アルプスの麓や海外に行ったりしていたため、段ボール箱が家具代わりだったのだ。
他の会社に転職した後も仕事が忙しくて、この部屋にはいつも寝に帰るだけ、一時はトイレと風呂しか使わない物置代わりだったため、今でも家具は置かずにそのまんま。
なので、そろそろ家具を揃えてまともな部屋にしたい、という欲求もある。
IKEAは多分サンのブログ「ごはエピ」で紹介されていたので、前から興味があったのだ。

80年代のバブルの象徴のようだった船橋ザウスの跡地にオープンしたIKEA船橋はとにかくデカイ。
店舗のフロアは2階分しかないのに、駐車場は4階分くらいある。
ららぽーと船橋と京葉線を挟んで隣り合っているため、週末はこの辺の道路が大混雑する原因となっている店だ。


  
3階の駐車場に入ると、月曜の夜だというのにフロアはほぼ満車。結構県外からも来ている。
1階に下りて驚いたのが、あちらこちらにフロアの道順を書いた地図があること。
           中はとにかく広い!

フロアは一方通行になっていて、ところどころにショートカットの近道があるものの全部歩くだけで1時間以上かかりそう。
その上で商品を選ぶんだから、ここを歩く時には1日必要かも。

入店したのが夜の7時前だったものの、閉店までに余裕で全部見て回れると思っていたのが大間違い。
閉店までの1時間じゃ全部見ることなんて絶対無理だと思い、とりあえず欲しいクロークとデスクのコーナーへ。
オーク調の色の濃い、柔らかい木目のデザインを施した北欧家具は、ノルウェーに駐在していた時からずっと憧れていた。
そして引き出しのようになった、小さなデスクも欲しかった。



フロアにはあちこちにモデルコーナーがあり、部屋の大きさに合わせていろいろなアレンジの見本を見せてくれる。
イスに座る文化の国から来たブランドらしく、狭い部屋でも効果的に家具を置いてあるものの、畳の文化に慣れきった@幕張にはちょっと窮屈。
絨毯の上でゴロゴロと横になるのが大好きな@幕張には、モデルコーナーの半分くらいの量の家具がちょうど合っているかも。


  
クロークは気に入った物がすぐに見つかった。一つは4万円台、もう一つは10万円台。
           あ、でも10万円台は予算 がないから却下!

高い方のクロークは、ちゃんと就職してボーナスをもらった時にでも考えよう。
4万円台のクロークの方も、しっかり作ってあってドアの開け閉めがすごくスムーズ。



次はデスクだ。
ノルウェーの家具店で見た、蓋を開けると中に小さな机が現れるデスクはいくつか見つかった。
でもノルウェーで見た時から10数年経ってしまい、見た時の記憶が妄想に取って代わっていたのか、想像していたデザインと何か違う。
とにかく時間がないので、無難なデザインの他のデスクの中から購入候補を一点。


            あ、いいの見っけ

クロークとデスクの他に、@幕張の物欲を異常に刺激したのがこの品々。
たぶんクッションだと思うけれど、本当は何なのか分からないブツや、猫の形をした犬猫用座布団。

  
値段も手ごろ。なので@幕張、物欲に負けて衝動買いにならないうちに退散する。

           でも、きっと来週には買ってるだろうなぁー


圧巻はセルフサービスエリア。
天井まで材料が積んであって、あんな上にあるものをどうやって客に下ろさせるつもりなのか聞いてみたいくらい。
同じ商品の色違いや僅かなサイズ違いによる品揃えの種類も多く、何を買うべきか心して決めて行かないと現地で絶対にお手上げになるはず。
  

1時間ではとても回りきれなかったワンダーランド。
@幕張的には1日過ごしても飽きない場所かも。

     @幕張、次回はきっと買う気満々。

故 野村万之丞 氏(八世野村万蔵) 三回忌、そして「現代狂言」旗揚げ公演

2006-06-27 08:06:17 | 日々の雑記帳
 MCさっちゃんとのランチの後、四谷の故 野村万之丞氏の事務所へご挨拶。

今年で早くも彼の三回忌。
ソフトバンクを辞めた後にしばらくブラブラしていた時、長野オリンピック時代の上司に誘われて一時期この事務所で働いていたのが氏との出会いだった。
その縁で、転職した前の職場でメインで担当していた国際会議のガラパーティでの出し物として氏に狂言をお願いしていた。
氏の圧倒的な舞台でのエネルギーを、@幕張がお世話になった大学の先生方に見ていただくには又とない機会だったのだ。
氏のご好意もあって必要経費も大幅に抑えることができ、準備も万事がうまく進んでいたのだけれど、その国際会議の開催ちょうど一カ月前、六本木ヒルズで大田楽のイベントを行った後に氏は体調を崩して急逝されてしまった。

今月、万之丞氏の三回忌追善の公演と共に、生前の万之丞氏が係わっていた日テレの番組「ウリナリ」の出演者と弟の野村与十郎(九世 野村万蔵)氏による「現代狂言」の旗揚げ公演が催される。

氏が急逝されて丸二年、時間の流れが早くなってきたと感じる今日この頃。

今日の昼メシ その51  裏原宿で美味しい和食

2006-06-26 23:45:26 | 今日の昼メシ、晩ごはん
  


 FOX TVのMCさっちゃんとのランチは、事故の処理で約束の時間に30分以上も遅刻してしまった。
今日はReuters Japanのアッコも誘っていたのだけれど、残念ながら予定が合わなくて彼女は欠席。

場所は裏原宿の和食のお店。
事故のショックも覚めやらないまま食事に向かったので、残念ながら店の名前を見落としてしまった。
店の階下にジャニーズショップが入居している建物。

MCさっちゃんはほっけの干物定食。@幕張は大好きなエボダイの干物定食をチョイス。

出てきた干物は大きくて肉厚、甘くてうまい。炭火で焼いた美味しい干物は頭も骨も美味。
頭や骨もパリパリで、もしかしたらそのまま食べられるかも?と食い意地の汚いことを考えてしまったが、さすがにそれは思いとどまった。

MCさっちゃん、いつもご馳走様。
筆記試験は受かりました。
お礼のお寿司にまた一歩近づいたよ。
今回はぜひ合格して、何としてもご馳走します。
寿司もいいけど7月だから鰻の蒲焼もいいよね。
楽しみにしててください。

                  以上、業務連絡。

追突事故

2006-06-26 23:25:18 | 大好きな車、ドライブを語る
  

           遂にやってしまった…

ぶつかった瞬間、頭の中が真っ白に。都内某所で追突事故を起こしてしまった。
信号が青になり、走り出したばかりでスピードが出ていなかったことが幸いしたが、事故ってしまったという精神的ショックが大きい。

事故の原因は、雨に濡れた路面で@幕張の車がブレーキをかけてスリップしてしまったため。
前の車が急に停まったのでブレーキペダルを踏むと、タイヤはズルッと滑り「ヤベッ!」と思った時にはまるでアイスバーンの上を滑るようにスリップしていた。

現場写真を見ると、左右両方のタイヤが路面標識とセンターラインの上に乗っていて、どうやらこの白い塗料の上でスリップした様子。

ぶつけてしまった方の車を運転していた某社社長さんに怪我がなかったのが何よりの幸い。
車の損傷の方も、相手の車も凹みとかはなくて幅1.5cmくらい、長さ3cmくらいの擦り傷程度で済んだ。
相手の車がレンタカーなので修理代の請求額が怖いけれど、少額の賠償で済みますようにと神頼み。

             社長さん、ご迷惑をおかけしました。
          神様、これからは安全運転します。

結婚の価値観

2006-06-24 07:00:35 | 日々の雑記帳


                                      
illy Barを出た後、異様な眠気に襲われて車内で爆睡。
最近、夜の眠りが浅い。その代りに日中に突然眠気に襲われたりする。
実際には30分も休めば元気倍増になるのであまり気にしていないが、就職したらちょっと困る。

少し休んでから羽田空港へ。
鹿児島からの最終便で出張から帰ってきたオーちゃんと待ち合わせて、遅い時間なのに性懲りもなく麻布十番から六本木、青山、渋谷と繁華街を車で流す。

このオーちゃん、@幕張の旅行会社時代の友人で@幕張ととても気が合う。
縦に短くて横に大きい@幕張と、縦に大きくて横は細いオーちゃん。

           もう、どこから見ても凸凹コンビ。

彼のことを見合い用の風に書けば、
身長:187㎝
体重:70㎏くらいか?(実は体重はよく知らない)
学歴:学習院大学 卒業
職歴:某大手旅行会社在職中 経理課長
愛車:ベンツ
趣味:ゴルフ・旅行
自宅:高円寺に一戸建
[代々、開業医の家系に生まれて幼稚園から大学まで学習院、商社マンと結婚した妹さんは宮様とご学友。
趣味はゴルフと年に一度、家族全員でハワイへ休暇。]

こんなだけ見ると絵に描いたように良い毛並みなんだけど、本人はいたって庶民派。
経理担当だけあってしっかりしていて、貧乏な“信州信濃の山奥から出てきた猪”の@幕張が付き合っていても全然違和感がない。

でも、オーちゃんの見合い相手の印象は違うらしい。
例によって繁華街を流しながら、「あ、あの子かわいい」とか「あの子、好み」とか二人でやっている内にオーちゃんの見合い話となり、そこから互いの結婚観について話し合い始めた。

オーちゃんは何度か見合いをしたり、友人から女性を紹介されたりしてきたのだけど、相手の求めているものと自分とのギャップが大き過ぎて今まで結婚に踏み切れないできた。
派手なと違って、実際のオーちゃんは堅実で真面目。持ち物も質の良いものは持っているけれど、決して派手じゃない。

でも相手の女性はだけを見てきて、オーちゃんを派手に遊ぶ、ヒルズ族のようなイメージで見るのだそうだ。
そんな派手なイメージを求めて見合いをしている本心を隠した、女性の猫っかぶりの態度に騙されて何度か会ううちに、オーちゃんは相手が自分とは違う価値観の持ち主だったと気づいて、いつもひどくがっかりするらしいのだ。

         『互いの価値観が合わない』

これは結婚する上では致命的な傷になる。
離婚原因の上位にも挙げられる『価値観の違い』。
オーちゃんの言うには今までの見合いの相手や紹介された女性達は皆、親の金で購入したポルシェ等の高級車を当たり前のように乗り、5,000円のランチを何の躊躇もなく食べる生活を当たり前のように享受しているクラスの人だったらしい。
それがオーちゃんには我慢ならないのだと。自分の力で稼がずに、親が稼いだ金で当たり前のように贅沢をする女性とは結婚したくないのだと。

           ここは@幕張も大きくうなづいた。

自分でお金を稼がずに贅沢してる女性ってどうよ。
ここでいう贅沢っていうのは、働きもせず「家事手伝い」という身分で親に寄生しながら贅沢をするってこと。
親の金で買ってもらった高級車に乗り、親の金でブランド品を漁り美食にふける。
そんな人達はある種の特殊な階層なので、下流を呑気に生きる@幕張などとは普段から縁がないのだけれど、オーちゃんは時々そんなクラスの人達とも付き合う羽目になって困るのだとか。

そんな話から、「きっと二人とも結婚できないんでね?」とか「じゃあ葬式の弔辞は俺が読んでやるよ」「いいんや。俺の方が長生きして弔辞を読んでやる」とか、とことん暗い話題になってしまった。
思えば10数年前、クリスマスの斑尾にオーちゃんとダブルデートで行った時の相手、近ちゃんと葵ちゃんがオーちゃんと@幕張には共に理想の相手だったかもしれない。

    オーちゃん、どっちが早く結婚するか勝負だぜ!

イタリアンバール Illy Barで

2006-06-24 06:23:43 | 日々の雑記帳


 筆記試験が終わった後は、久し振りに虎ノ門のIlly Barでお茶。
イタリアの業務用エスプレッソマシンの商社のイリカフェ社がプロデュースした店だけあって、ランチタイムには本格的なパニーニやフォカッチャサンドも楽しめる。
噂によると夜のイタリアンワインもお勧めらしいのだが、残念ながら前の職場にいた時には営業時間中に仕事が終わった例がなかったので飲んだことがない。

ここは前の職場のオフィスがあるビルのロビーにあるので、お茶をしていると昔の仲間に次々と会える。
しばらくは前の会社で隣の事業部だった人達と駄弁リング。
@幕張、なぜか前の職場では隣の事業部の人達の方が仲が良かったから。

この店お勧め、@幕張も大好きなカプチーノと2個だけ残っていたベリータルトをセットにしてもらう。
タルトを食べ終わった頃に、前の職場の○○さんと合流。
しばらくして○○さんも加わり、お茶をしながら駄弁リングを楽しんだ。
駄弁リングの話題といえば、あの事やこの事。中身は内緒。秘密なのだ。
なぜなら、前の職場の関係者がこのブログを読んでいるらしいから。
         なので、今日は全部伏せ字。



木苺やブルーベリーなど、数種類のベリーを使ったillyのベリータルト。
@幕張が大好きなタルトで、前の職場に勤めていた時には週に一度食べるのが楽しみだった。
なんで週に一度か…って、そりゃ毎日食べてたら余計に大きな になりますもの。


カプチーノにはたっぷりの泡に楽しい絵を書いてくれるスタッフがいて、特に女性なんかにはサービスが良い。
昔は@幕張もいろいろ楽しませてもらっていたが、最近は訪れる間が空いてしまったせいかごく普通のカプチーノだった。
とはいっても味の方はとっても美味しくて、一杯飲むともう一杯欲しくなる。
砂糖なんて入れなくてもミルクの甘さが十分。

お笑い筆記試験 始末記 (後篇)

2006-06-23 23:53:51 | @幕張の転職日記
 電車では間に合わないので車を飛ばす。
パンツを探すのに1時間30分もかかってしまうなんてバカバカしい! とは思ったものの、クリーニングを受け取った時に確認しなかった自分が悪い。二着同時にクリーニングした自分が悪い。新しい夏物パンツを新調しておかなかった自分が悪い。2年前よりも腹が弛んだ自分が悪い。もう、みーーーんな自分が悪い。

      =3 @幕張、怒りのアクセルべた踏み。

途中、乃木坂で多くの女性誌に出ている某有名モデル嬢が道端に立っているのを見かける。
いつもなら中年オヤジ丸出しでジロジロ見てしまうのに、今日はそんな余裕もなかった。
天が味方したか、道路が空いていたお陰で1時25分には会社の受付に。

アポイントの時間には間に合ったものの、心の準備もなく試験開始。
最初はアンケートを書き、続いて適性検査。
あの細かい数字の羅列を、隣の数字をひたすらに足した答えを書き込んでいく検査。
やっていくうちに印刷された数字を見るだけでオートマティックに回答を書けるようになり、尻上りに書き込み数は上がっていった。
最初はぼんやりしていた頭が、やっと目覚めた頃に適性検査終了。

次は筆記試験。量的にはかなり少ない常識試験と作文。
内容は中学程度のものだった。…だったが、回答が分からない。

       Q:下記の( )内に適当な漢字をいれなさい。
         * 物価の(トウキ)の上昇には頭が痛い。
       A:  騰…       物価の「騰貴」を知らないの?
           ̄ ̄ ̄ ̄
       Q:下記の意味の熟語を書きなさい。
         * いきなり本題に入ること。
       A: 閑話休題     「単刀直入」でしょう。
           ̄ ̄ ̄ ̄
       Q:下記の略号の当てはまる分野を書きいれないさい。(例)IAEA=原子力
         *ILO
       A:  石油       International Labor Organization(国際労働機関)の略だから「労働」なのに…
           ̄ ̄ ̄ ̄
       Q:ここにリンゴがある。一人に3個づつ配ると40個余る。
         次に一人に6個づつ配ると最後の一人が受け取るリンゴは6個よりも少ない。
         人数とリンゴの数を答えよ。
       A: 人数 = 12人   リンゴ =  76個      あーあ、「14人・82個」だってば!
                ̄ ̄ ̄ ̄         ̄ ̄ ̄ ̄
             もう滅茶苦茶…

「物価の騰貴」を知らず、リンゴを全員が受け取ったら最後の一人は足りなかったのに、配り終えたら6個以内でリンゴが余ったと勘違いしたまま計算し、あまつさえ、ILOをOILと読み変えて「石油分野!」と書いてしまった。 テレビのギャグじゃないっつーの!

英語読解は日本の国際化について書かれた文章について答えるものだったが、「author」を「arthur」と間違えてしまうなど、もうメロメロのボロボロ。
あの問題なら9割正解は当たり前だろうから、@幕張は間違いなく落第点…

最後の作文だけは何とかまとめた。指定された題は「わが家の朝」。
こんなブログでも書き続けていたお陰で、いつも何かネタはないかと探し回るのが日課になっている。
だから「わが家の朝」とくれば、毎朝のイベントを思い出そうと脳をフル回転。
ウケも狙って、わが家の猫を題材に書くことにした。「起承転結」さえ注意すれば、なんとかサマになるはず。

終わった。とりあえずは終わった。
受験先の会社にバカを曝すだけ曝してきた@幕張、もうまな板の上の鯉と同じ。

            切るなり、焼くなり、もう好きにしてくんな!

おそらく筆記試験で落ちるだろう。 40歳を過ぎて、この知能では常識を疑われる。
すべては「クリーニングのパンツ紛失事件」(←と、勝手に命名)から始まった、@幕張の筆記試験始末記。

            情けない… 恥ずかしい……

お笑い筆記試験 始末記 (前篇)

2006-06-23 23:41:19 | @幕張の転職日記
 午後から筆記試験だったので、早朝の対ブラジル戦は何が何でも見ないッ!って決めてたんだけど…

           見ちゃいました… 最初から全部。

ブルーのユニフォ-ムのお子様達とカナリア軍団の“親善練習試合”を見ながらも途中で眠くなり、案の定、ロスタイムが終わった直後から二度寝をするはめに。
9時過ぎにやっと目が覚め、1時間近く熱い風呂に浸かって汗を流すものの頭はぼんやり、目はショボショボ。

少し余裕を持って11時には出ようと準備をし、クリーニングから戻ったばかりのスーツを開くと…
クリーニングの袋を外すと、ジャケットだけでパンツがない!
慌ててもう一着のスーツの袋を外してみたら、こっちもジャケットだけしか入っていない。

           petit problem 発生…

夏物スーツが二着しかない以上、その二着ともパンツがなければスーツとして使えない。
仕方がないからブレザースーツでごまかそうっと。
そう思って他の夏物パンツを引っ張り出すも、ネービーやグレーの夏物パンツはみんなお尻が破けていた。
                         
             ピーンチ!
ウールは水に弱い。そして@幕張の尻はデカイ。
夏は汗を吸ったパンツの布地が弱くなり、お尻で擦れて薄くなった布地はイスに座ったりしゃがんだ拍子にいとも簡単に破れてしまう。
なので夏物のパンツは毎年5本ほど買い揃えていたのに、今年はずっと綿パンで過ごしていたのでウールのパンツを新調するのを忘れていたのだ。

       大前!! …じゃなかった、 Oh,MY!!

長野オリンピック時代の仲間の名前で、古いギャグをかませている場合じゃない。

           big problem 発生…

もう非常事態、嘉手納基地のkayさん風にいえば「DEFCON- 1だからさー! 大変なのよー!」だ。
まさか、筆記試験に綿パンで…という訳にもいくまい。
とにかくブレザーは何着か車に積んでいたので、ウールのパンツさえあれば今日は凌げる。
あっちこっちとひっくり返してみたものの、穴の開いていない夏物パンツは三本しかなかった。
ところがサイズが小さい。するりと履けるものの、腹の肉が邪魔をしてジッパーが閉められない。
結局、腰の柔らかいcalvinの上質な布地を使っていたものの、一昔前のイタリア風ソフトスーツに似たシルエットが気に入らなくて履くことのなかったオリーブ色のパンツに無理やり肉を詰め込むことになった。

          息を吐き、腹筋にグッと力をこめて腹を凹ませる。
    @幕張お得意の、腹筋による腹下脂肪上方移動…ンガッ! なんですかそれは…

何とか下腹の肉をパンツの中に詰め、ジッパーを無理やり上げ、ベルトでギュッと閉めて完成。
鏡を見れば、そこには巨大なボンレスハムが立っていた。

時間は12時30分を過ぎていた。試験は四谷で13時30分から。
幕張から試験会場の四谷まで電車で1時間以上かかる。

           どうする!?  @幕張! 

ドルトムントの喜劇、終わる。  FIFA ワールドカップ2006 日本 vs ブラジル

2006-06-23 09:41:03 | 柄にもなくスポーツ関係
  
 ドルトムントの喜劇が終わった。
終わってみれば、ブラジル代表の美技炸裂のシュートの嵐だった。
不調を報道されていたロナウドも、この試合で調整できたのか2本のシュートを決めている。

       
試合前から、あからさまに結果が見えている予選というのも珍しい。
それは日本のマスコミからウザいくらいに垂れ流された「ドルトムントの奇跡」という言葉。

          早い話が神頼みだ。

日本人の神風頼みは元寇の頃からの話だし、60数年前にも神風頼りの特攻を行った民族でもあるので、今度の神頼みもたいして驚かない。
だいたい、「奇跡」とか「神頼み」とか言ってる段階で勝負はついている。

  
日本代表は予想以上に頑張ったと思う。
@幕張、最初は6-0くらいで完封勝負になると思っていたから。
しかし所詮は日本とブラジルの力量の違い、『ワールドカップ出場が目標の日本』と『ワールドカップ優勝が目標のブラジル』の差が出てしまったように思う。

あるテレビ局のインタビューで、ドイツの選手がこう言っていた。
「私たちはワールドカップで始まり、ワールドカップで終わる。」「ワールドカップで優勝することを目標に4年間戦ってきた」…等々。
いみじくも日本の選手が言った「ワールドカップに出られて幸せ」という意識からして、他の強豪国の選手とはかけ離れているのだから仕方がない。
ワールドカップは終点じゃあない。でも日本代表の多くは終点だと思っている節がある。

日本代表選手は試合に負けた時、「次こそは、次こそは」と言うけれど、『次回』を期待して試合に臨むなら勝負なんて永久に勝てない。
ボクシングの4回戦ボーイがダウンを奪われて、「次こそは、次こそは」と思いながらマットから起き上がれないのと同じ理屈。
ダウンしたマットから起き上がらなければ、永久に4回戦ボーイから上に上がれないのが分からない。

  

ところで、『神風』を願った第二次大戦時の日本軍部の戦略といえば『大鑑巨砲主義』。
今大会で日本代表監督を退くジーコ監督の後任監督の選抜基準について、某週刊誌によると川渕キャプテンは「知名度」を最重要視するらしい。
要はジーコ監督と同様なビッグネームが第一条件だってこと。

       ビッグネームばかりに頼る戦略は、まさに大鑑巨砲主義と同じ。

4年前から進化のない日本代表に、8年前から進化が止まったJFA。
これじゃあ開催国としてのアドバンテージなしで1次リーグを突破できるのは、100万年くらい先。
       
@幕張的には、個人技ばかりでなく団体戦でも秀でた戦略を持って各国代表を率いてきたヒディング監督を招聘したら4年後が楽しみなのに。
何はともあれ、『今日で日本の2006年ドイツ杯は終わった』のではなく、『今日から日本の2010年の南ア杯が始まった』のである。 ((( (( (

*上記に掲載写真はすべて(c)2006_FIFA、(c)NHK

出た~! ク、クマ、くま、熊!? イ、イノシシ!?  ……ありゃっ?

2006-06-20 23:02:22 | @幕張動物日記
 目の前にある背丈ほどもある草が不自然に揺れ、10mほど先にある桜の木の枝が下に引っ張られるように動いている。
草がガサガサと不自然に動いたり、木の枝が下に引っ張られているのは動物が草をかき分け、樹木の葉や実を食べている証拠だ。
鳥やウサギのような小動物の動きではない、まして風の動きでもない草のざわめき。

血中のアドレナリンが急激に増え、周囲の状況を把握しながらこの場からどうやって逃げようか瞬時にいくつか考える。
頭はグルグルとフル回転しているのだけれど、身体は硬直していた。

なぜなら、目の前の草の中でガサガサ動いているのは紛れもなき大型動物。
自分の記憶によれば、朝の4時にこんな山際の林道周辺にいる野生の大型動物なんて熊か猪しかいないはず。
この休耕畑では毎年何回か熊が目撃されていて、ここ数日間も有線放送で「熊が出没しているので注意を」と呼びかけていた。
また去年の今頃には、@幕張自身が隣の休耕畑で熊の足跡と猪の足跡を発見している。

ヤツとの距離がもう少しあれば、大声を出せば向こうが逃げてくれる。
しかし今日は違う。こちらが気づいた時には10mほど離れていたのに、ヤツは徐々に近づいてきてもう5mほどの距離しかない。

            これでは距離が近すぎる。

ヤツを驚かせようと大声を出すのは、この距離では却って危険だった。
もしヤツが本当に熊や猪なら、大声に驚いたヤツが逆上して襲ってくるのは目に見えている。
山中で熊や猪に襲われた人達だって、ほとんどが出合い頭に襲われているから。
ここは徐々に距離を開け、万一の際には後ろに張り巡らされたフェンスによじ登るのが最も安全に思えた。
…そう考えているうちに、草の隙間を黒い影がよぎった。

         
          熊か……?  猪か……?

思わず身を乗り出して覗き込む。
と、ちょうど草の間から黒い顔を出したヤツと目が合った。

         
             ん、ニホンカモシカ…?!

そういえば、この辺にニホンカモシカもいたっけ。
拍子抜け、というよりはホッとして身体の力が一気に抜けていく。

どうやら、このニホンカモシカ、休耕畑の奥の森の中から草や木の葉を食べながら移動してきた様子。
本来は警戒心が強くて臆病なはずなのに、葉を食べるのに夢中になっていて近くの@幕張に気づかなかったようだ。

ヤツもびっくりしたらしい。
子牛ほども大きさのある大きなニホンカモシカは、@幕張と目が合うとくるりと踵を返して山の中へ一目散に逃げて行った。

          ビビった。久々に緊張した。

         へっぴり腰で撮影した写真もブレまくり。

松尾峡のゲンジボタル

2006-06-18 23:03:12 | @幕張の今日は何処へ
  
<ゲンジボタルの光の航跡。実際のほたるの光はこの数倍>

 股関節が痛い。足のふくらはぎも…
「あと10分ちょっと歩けば着きますから」と係員に言われて、すでに30分近く歩いている。
最近のゴロゴロ生活のために、慢性運動不足ですっかり体力の衰えた@幕張の身体では片道40分以上も歩くのは苦痛だった。

ここは長野県辰野町の松尾峡。
天然記念物のゲンジボタルが繁殖している場所で、今日まで『ほたる祭り』だった。
祭の最中は混んでいると聞いていたが、今夜はワールドカップのクロアチア戦だから人出も少ないだろうと勝手に思い込んでいたことや、夕方に猛烈に激しい夕立があり、その夕立の後からどんどん気温が上昇して、ゲンジボタルの羽化に最適な蒸し暑い無風状態になったこともあったので急遽、ほたる狩りを思い立って来てみた。

ところが町の中には祭の案内看板が少なくて、道に迷う。
数少ない看板を頼りに走り、やっと「ほたる祭り用駐車場」と書かれた看板を発見して車を停めたところ、そこから松尾峡まで40分以上も歩くはめになってしまったのだ。

辰野町の銀座通は屋台がひしめいていて、その風景は昔懐かしい祭の景色。
たこ焼きやお好み焼きなど食べ物系の屋台に交じって、射的なんかの屋台もある。
今夜は人が少ないだろう…なんて予測はまったく的外れで、町内の小中高生が全員集まったのかと思うほど子供たちや若い衆がたくさん来ていた。
ほたる見物の行列はそんな屋台の続く銀座通から辰野駅前を抜け、田んぼの中を通り抜けた松尾峡の入口まで延々と続いている。

「ゲンジボタルの乱舞」と宣伝文句を聞いていても、実はたいして期待していなかった。
あちらこちらにチョコチョコっと飛んでいるほたるを想像していたにすぎない。
ところが、照明のない松尾峡の公園の中に入って驚いた。

     
     目の前に緑色の星の海が現れた。そしてその光の海は動いている!
     

“星の海”という比喩が正しくなければ、夕闇の東京上空を飛んでいる飛行機から見た都心の夜景と言ってもいいだろう。
羽化に最適の気候となったためか前日の数倍のほたるが羽化し、およそ一万匹のほたるが一斉に光を点滅させ瞬いていた。

『ほたるの光、窓の雪』と云われるが、実際にほたるの光で本を読むなど不可能だと思っていた。
しかし一万匹ものほたるが光ると、公園全体がうっすら緑色に淡く浮かんで見える。

          
            照明のない公園の地面が、ほたるの光で見えるのだ。

      もっともそのために、周囲でいちゃつくカップルの群れもよく見えてしまう。   ケッ!!

一万匹ものほたるの光は、野原に広げたクリスマスツリーの飾りが一斉に光るようで豪華絢爛。
派手も派手、例えて言うなら紅白歌合戦の小林幸子状態。
時節の風流を追うなら近くの川辺で見る数匹のほたるの方が、あちらで光り、こちらで光りと優雅なもの。
だが、一万匹ものほたるが一斉に光る場所、というのもそうそう出会えない。

ということで一見の価値はあるかも、辰野町の松尾峡公園。
6月下旬までは、無風で蒸し暑い日の夜の7時~9時くらいが見頃で入場料300円。
ほたる祭りは終わったので、辰野駅前に車を駐車すれば公園まで徒歩約10分くらい。 

今日の朝昼晩&夜ごはん その50  何が何でも、一日中カレー三昧

2006-06-17 23:45:50 | 今日の昼メシ、晩ごはん


 時々、どうしても特定の物を食べたくて我慢できなくなる瞬間がある。
何かの衝動に駆られるように、普段それほど食べない物でも無性に食べたくなる。

そんな欲望が金曜の夜から続いていた。50回記念の今回はカレーライス。
なぜかカレーが食べたい。頭の中からカレーが離れない。意識の中にカレーが渦巻いている。

           なんなんだ

カレーが食べたくてついに我慢できなくなった@幕張は、朝の5時からキッチンに立っていた。
冷蔵庫と野菜バスケットの中を漁ると、豚バラのブロック肉や牛バラ肉、ニンジン、ジャガイモ、玉ねぎ…と一通りの材料は揃っている。

朝っぱらから、家族の迷惑も顧みずにカシャカシャと作り始める。
@幕張の作るカレーは具が多くて大きい。
カレー用にブレンドした香辛料を使って作るインドカレーや、小麦粉と玉ねぎをフライパンでキツネ色になるまで炒めて作る洋風カレーの場合は具もほどほどにしている。
でも市販のごく普通のカレールーを使うと、なぜか大抵は肉も野菜もゴロゴロした具沢山のカレーができあがってしまうのだ。

今回も豚肉300g、牛肉200g、ニンジン3本、ジャガイモ4個、玉ねぎ6個、ニンニク6片と、おそらくは一般家庭の倍量の具を入れたカレーを作ってしまった。
味付けは市販のカレールー1.5箱に味噌、焼き肉のたれ、ケチャップ、牛乳、醤油をそれぞれ大さじ一杯、S&Bのカレー粉とウスターソースをそれぞれ大さじ4杯入れてみる。
そんなものを入れたら不味いだろ? と言われそうだけれど、実は少量づつなら味が複雑になって案外美味しい。
他の家庭ではインスタントコーヒーやマヨネーズを入れる人もいるそうだから、カレー作りはチャレンジ精神だ!

           で、朝食は作りたてのカレー。

           昼食ももちろん、大盛りカレー。

           夕食だって“1日経った”カレーだ。

家族は呆れている。
さすがに昼食は家族もカレーだったが、「朝からカレーなんて」「夜は刺身があるのに…」などと、朝食と夕食は別メニューだった。
ついでに、ここ数年は絶対食べなかった、禁断の夜食にもついに手を出してしまった。
それも、善光寺名物の「八幡屋礒五郎」の七味唐辛子をスプーンに4杯ほど混ぜた、

           問答無用、深夜の中年オヤジ激辛カレー。

夜ごはんは太るから食べないようにしていたのに…。
どうしても我慢できずに、冷や飯にカレーをかけてしまった。
ワールドカップのライブを見ながら、汗を拭き拭き極辛カレーを食べました。

           ああ。我が禁断のカレーライス