@幕張日記

@幕張が日々を想いのままに綴る日記

東京都、2016年オリンピック立候補都市へ (その1)

2006-08-31 23:52:09 | 柄にもなくスポーツ関係
          


 昨日行われた日本オリンピック委員会による第31回オリンピック夏季競技大会の国内立候補都市選定委員会で、東京都は福岡市を33票vs22票で制して2016年夏季オリンピック招致都市として名乗りを上げることになった。そこで、勝った東京都と敗れた福岡市についてそれぞれ@幕張的感想を書いてみようと思う。

最初は敗れた福岡市から。
だいたい、『オリンピック開催都市』という名前からも明らかなように、オリンピックを開催するのは市町村レベルの自治体であって州や県レベルの自治体ではない。
だから財政規模が小国の国家予算ほどもある特別自治体の東京都と福岡市とでは、例えるならF1のミヒャエル・シューマッハの駆るフェラーリと佐藤琢磨の駆るスーパーアグリ・ホンダがタイマン勝負をするに等しい実力差があるように思う。

ところが、圧倒的に不利だと思われた佐藤琢磨…じゃなかった、福岡市は意外にも強敵だった。
当初、まだ札幌市も立候補を噂されていた頃の福岡市は超広域開催を戦略としていた。それはコンパクトなオリンピックの開催を目指す最近のIOCの傾向とは別に、完全にオリンピックを町おこしの道具としか考えていないような計画で、福岡県内はおろか、隣の大分県や佐賀県にまで競技会場を設置しようという意見もあり、それはまさに『福岡オリンピック』じゃなくて『九州オリンピック』だった。
もっとも、そんな独りよがりな考えが通じるはずもなく、もしかしたら当時の東京や札幌に対するブラフだったのかもしれないけれど、蓋を開けてみれば福岡の開催計画はサッカー競技以外は非常にコンパクトなものに変更されていて、それは東京の計画をも凌駕する内容のものであった。

とはいうものの、福岡市の大会開催計画は東京都と同じく埋立地の再開発を中心に作られている。
@幕張が思うに、埋立地を造成している自治体には神戸の成功幻想に取りつかれているような気がしてならない。神戸市が埋立地として造成したポートピアアイランドは、「神戸ポートピアアイランド博覧会」という派手なイベントを成功させた後にホテルやショッピングモールなどの商業施設、マンションなどの居住施設を導入して、埋立地の開発として成功した先駆者である。大阪オリンピック招致の際にも、成功した神戸を手本に人工島「夢洲(ゆめしま)」をはじめとした埋立地の利用で、最初に埋立地の再開発ありきで五輪招致を始めたが、招致計画が水泡に帰すと埋立地の開発そのものが頓挫してしまった。
ところが東京都も福岡市も、この大阪の失敗に見て見ぬ振りをしているかのように埋立地や人工島の再開発を念頭にオリンピック開催計画を立案している。

だが、いかんせん今回は相手が悪すぎた。
東京都は約12兆4億円の予算を行使し、約13兆5千億円の負債を抱えている。対する福岡市は東京都の約10分の1にあたる約141万人の人口を抱え、約1兆8,800億円の予算に対して約2兆7千億円の負債を抱えている。「都市博覧会」の中止で開発が頓挫し、遊休地となっている有明埋立地をオリンピック会場に使用としている東京都と状況が似ているとはいえ、埋立地や人工島に巨額の開発費を必要とする福岡市は財政的にスーパーヘビー級の東京都よりも遥かに分が悪い。
しかも埋め立て地である人工島や須崎埠頭の再開発に過大な投資を行っているものの、その開発自体も行き詰まりを見せているような状況に見え、その打開策としてオリンピック招致に頼った部分があるようにも見受けられる。

また福岡市のオリンピック開催計画には荒唐無稽な夢物語も含まれている。
宿泊計画に織り込まれた“客船のホテル使用”、これは大阪五輪や名古屋五輪でも提案されたことでもあり、費用を度外視すればあながち無理なことではないのだが今回はその構想そのものがネックになっている。

今年6月に就航し、カリブ海を中心に航海しているカリビアンクルーズの世界最大の客船「Freedom of The Seas」は総トン数 約16万トン、3,634人の乗客を15層のデッキに収容し、その大きさは2004年にデビューして日本にも寄港したことがあるイギリス・キューナード社の「クイーンメリーⅡ」の乗客2,620名、総トン数 約15万トンを上回る。そのカリブ海で人気の船を博多港に曳航して客船ホテルとして係留しようというのだ。

     更に更に、驚いたことに福岡市は破天荒な超弩級客船の建造計画の利用まで目論んでいた。

               船の名前は 「プリンセス・カグヤ」

一瞬、その名前からプリンセス・テンコーが絡んでいるかと思ったが、どうやら彼女は関係ないらしい。 当たりまえか…
このプリンセスカグヤ、何がすごいって収容乗客数が8,400名で全長500m、総トン数は37万トンもある超巨大客船ってこと。

            500mといったら、銀座1丁目から銀座4丁目までの距離だ。

建造を計画しているのはその昔、バブル全盛期に岡山でTIサーキット英田を作ってF1レースを開催した人が責任者を務める新興企業。

日本の造船した最大の客船は三菱重工長崎造船所が建造した乗客2,670名、総トン数が約11万6千トンもあるイギリスP&O社所有の「ダイヤモンド・プリンセス」である。
そう、あの造船中の2002年10月にドックの中で火災を起こし、20時間も延焼した結果総面積の4割が焼け落ちた船で、隣のドッグで建造中だった双子の船「サファイア・プリンセス」と急遽船名を入れ替えて就航したいわくつきの船だ。

だから福岡市は10年後のオリンピック開催に向けて、実現性も満足に検討しないで現在就航中の世界最大の客船の2倍以上、日本で過去に造船された最大の客船の3倍以上もある巨大な船をオリンピックのために利用しようと目論んでいたことになる。しかもまだできあがったのは計画書だけで、一説には2,900億円といわれる建造費の調達も途上の海のものとも山のものとも分からない建造計画に乗っての話だ。造船技術としては住友重機が総トン数 約64万8千トンのタンカー「Knock Nevis」を建造しているので不可能ではないものの、恐らくは全長500mになる船体を係留する港が世界にいくつあるのか、そして約8,400名もの乗客の食事の用意、エンターテイメント、何より彼等の世話をする乗員や運航要員も最低でも2,000名以上は必要なはずであるから、その運航能力には大きな疑問がつかざるを得ないと思う。
現在の日本で就航している最大の客船は郵船クルーズの「飛鳥Ⅱ」。この720名の乗客を収容する船は総トン数が約5万トンなので、その7倍もの大きさの船をどのように運営するのか? 
最早、そんな構想自体が夢物語というか「寝言は寝て吐け!」 という世界じゃないだろうか。

@幕張は1991年冬にキューナード社の「クイーンエリザベスⅡ」に乗ったことがあるけれど、乗客1,791名を収容する総トン数約7万トンの客船でも十分過ぎるほどデカイ。
全長300mの船の中で迷子になりそうになったことも何度かあり、この船の乗客収容力より5倍以上も大きな客船など想像しただけでもゾッとする。
洋上での火災などへの対応は勿論、船内で事件が起こっても把握できないかもしれないし、下手をすれば通常の航海中に船内で遭難するかもしれない。

そんな荒唐無稽な計画段階の造船話までいかにも決定事項のように開催都市計画書に盛り込むなど、ただただホテル不足を埋めるためだけに考えた“やっつけ企画”としか思えないような宿泊計画は杜撰だ。IOCホテルとして高級ホテルを建築すると計画しているものの、現状ではこれ以上のホテルを建ててどうするのか?という気もする。

2003年春に福岡市で「第26回医学会総会」という学術会議があった。医学会総会は国内に400以上ある医学会の頂点に位置付けされる学会で、専門領域の学術発表の場である各学会と違って日本の医学界の学術面や実践面の重要課題を総合的に論ずる場が医学会総会である。そのため、医者の中でもお偉いさんが多数参加するこの学会は参加者が3万名を超え、当時の福岡市内の宿泊施設はほぼ満室状態であった。

3万人の宿泊でさえ、市内とその周辺のホテルは満室になったのであるから、オリンピックで1日当たり11万人以上と想定される宿泊客の収容はいくら新設ホテルを建設したところで無理だ。
かといって、約2万室ある現在の福岡市内のホテルの稼働率はイベントやコンベンション等のピーク時で約90%、平均するとおよそ67%であり、これは全国平均とほぼ同じ数字であるからして、大型の新設ホテルを誘致するとしても1990年の客室数から2倍に増えた現在の客室数を更に倍増にすることは困難だと考えられる。

まだ計画段階の途方もない巨大客船の建造計画を利用するとか、カリブ海で人気の客船を日本へ引っ張ってくるとか、まだ建設計画すら存在しない高級ホテルを利用をするとか、宿泊計画に関していえば@幕張的には「お前はもう、死んでいる!」「ヒデヴッ!」なのである。

そしてこの福岡市のオリンピック招致の野望にトドメを刺したのが、長野県某元知事の「ミズスマシ」発言に匹敵する「毒ガス」発言をして他立候補都市の中傷を行ってはならないとするJOCのタブーを破った山崎福岡市長の舌禍と、立候補都市選定委員会開催直前に起きた福岡市職員の飲酒追突事故による殺人事件(と敢えて書く)であったのは言うまでもない。



とりあえず、思いつくままにだらだらと書いてしまったので今日はここまで。
写真の東京都庁の立候補都市当選祝賀のライトアップは9月13日まで行われています。
このライトアップを見る穴場は京王プラザホテルの43階。ホテルの上層階はすべてバーレストランや宴会場で、それらを利用しない限りはこの風景を見ることができない場所なのだけれど、43階のエレベーターホールには一部が窓に面しているためにこんな風にライトアップを楽しめます。



  


*上の五輪マークをあしらった「TOKYO 2016」は@幕張がこのブログ用に適当に描いたものです。
  その他に何ら意図するものではないことをここに明記します。

今日の晩ごはん その66  幕張/TONY ROMA'Sで(気分だけ)パイレーツ・オブ・カリビアン

2006-08-30 23:06:36 | 今日の昼メシ、晩ごはん
 TONY ROMA'Sなんて何年振りだろう。
元々、15年ほど前に東京の赤坂にオープンしたTONY ROMA'Sに招待されて行ったのがそもそもの始まり。
経営元は国内やハワイなどでハードロックカフェや巨牛荘などの@幕張の好きな店や、イル・ムリーノ ニューヨークなどの人気店を展開している会社だ。
当時の@幕張は旅行会社の外国人旅行部に在籍していて日本を訪れる外国人旅行客の通訳ガイドや旅行手配を担当していたのだが、ちょうど嘉手納空軍基地でのボランティアも4年目を迎えたところでアメリカへの興味も高まってきていた頃だった。
バーベキューリブを手掴みで食べる豪快さに驚いて最初は下を向きながら肉をかじっていたのだけれど、肉の旨さに惹かれて何度か通ううちにすっかり手掴みに慣れてしまった記憶がある。

  

最初はラム酒をソーダで割った「Romojito(ローモヒート)」(740円)で食欲を煽る。
バカルディラムは昔よく飲んでいた酒で、そういえば昔は一時、寝酒代わりに飲んでいたのもこの酒だ。
お楽しみのバーベキューリブは8本のレギュラー(2,400円)を注文。
本当は12本のフルスラブをオーダーしようと思ったのだけれど、後から来るタコライスの量が多いと聞いたのでレギュラーにしておいた。

ここ一週間ほど、ちょっと栄養過多になっていて顔にニキビができている。
いや、とっくに40歳を過ぎているのだから、ニキビというより吹き出物だ。
だいたい、これが顔に出る時はカロリーオーバーな食生活なので、注意しないとまた体が横に伸びてしまう…

バカルディラムで酔いが回ったところで、豪快に手掴みで肉を割いて食らう。
とはいいつつ、バーベキューリブを食べるのに意外と時間がかかった。
というのも、リブは骨についている肉がこれまた旨い。
骨に張り付いている薄い膜を爪ではがして食べてから、骨の端を軽く吸うと美味しい肉汁が出てくる。
犬が骨をしゃぶっているようで、傍から見れば下品な食べ方かもしれないけれど@幕張的にはこの食べ方が一番美味しい。
店内が薄暗くて良く見渡せないのをいいことに、文字通り骨までしゃぶって平らげてしまった。

        ここんとこだけ、気分はもうワイルドなカリブの海賊様   でも意地汚いけど…

  

柔らかなバーベキューリブを楽しんだ後はタコライス。(1,030円)
沖縄で有名になったタコライスとは微妙に違っていて、ここのタコライスにはチリビーンズなんかも添えられている。
確かに量も多くて、ドンブリ一杯以上はありそうな予感。
取り皿も別にあったから、もしかしたら二人前かも。
さすがに途中からお腹も膨らんできたので、残念ながらデザートは断念。
少し濃いめのコーヒー(370円)で一息入れて帰ってきました。

次は誰か誘って、巨大なオニオンローフとデザートにも挑戦だぁ!

           ああ、また太りそう…… 

あ、それからキャンペーン中とかで、帰りにクジを引いてバカルディラムのトレードマーク「コウモリ」が浮き出るミニライトをもらいました。

     惜しい、ホントに惜しい…  前の職場なら、これでセミナー会場でウケを狙ったのに…


今日の晩ごはん その65  幕張 沖縄料理 憩庭(ゆくいな)

2006-08-29 23:39:34 | 今日の昼メシ、晩ごはん
 JR総武線の幕張駅の近く、県立衛生短大と国道14号線の中間で何気に見つけた沖縄料理の店。
店の入口へ続く階段に掛けられた、紅型の暖簾に誘われるように店に入ってみた。

残念ながらご飯が終わってしまっていたので、久し振りのタコライスは断念。
最初に注文したのは地豆豆腐(じーまみどうふ)。(450円)
地豆とはピーナッツのことで、豆腐と言いつつもコッテリした甘い風味はスイーツの方がより印象が近い。
醤油ベースのタレをかけるところなんか、わけぎ(小葱)がなければまるでプリンだ。



じーまみ豆腐を楽しんでいる間にソーキすば(そば)が到着。(800円)
もう4年振りか5年振りに食べるホンモノの沖縄すば。
こーれーぐーすを数滴たらして食べれば、もう気分だけは沖縄に飛んでしまっている。

惜しいのは上に乗っているソーキ。
とっても柔らかくて美味しいんだけど、逆に肉が柔らかすぎて何となく沖ハムが販売しているレトルトパックのソーキみたいな気がする。
自家製のソーキだったら最高だったのにちょっと残念。でもこのソーキの真相は聞き洩らしてまだ藪の中なので、次回に聞いてみよう。



沖縄すばを食べている間に出てきたのがグルクンの唐揚げ。(700円。今回は小さい魚だからと500円におまけしてくれました。感謝!)
和名を「たかさご」というこの魚は沖縄の県魚にも指定されていて、白身のさっぱりとした味は唐揚げ以外に刺身や煮魚としても美味しい。
熱々の揚げたてにシークワーサー(ひらみレモン)を絞って食べれば、泡盛のロックを飲みたくなってくる。
この店には@幕張が大好きな泡盛のひとつ「残波」も置いてあるので、次回は電車&徒歩で来店して思い切り飲んでみたいもの。
身をほぐして食べた後は、頭から骨までパリパリ食べる。
よく揚げてあるので骨もちょっとしたツマミだ。



う~ん、大満足  10月の沖縄旅行へ、一足先に気持だけ飛んでいったみたい。

昨日の晩ごはん その64  新橋 博多天神の冷やし中華

2006-08-28 02:52:54 | 今日の昼メシ、晩ごはん
              


 新宿のPaul Bassettでジェラートを食べながら、今夜の晩ごはんのことを考える。
久し振りに疲れてしまって、何か軽いもので済ませたい。
そんなことを考えているうちに、ふと、なぜか中華粥を猛烈に食べたくなってしまった。

食事って一人より二人で食べた方が絶対美味しいし、一緒に食べる人数が三人、四人と人数が増えればもっと美味しくなると思う。
でも一人生活にすっかり慣れてしまった@幕張は、思い立ったらすぐに出かける性質なので却って一人の方が楽だったりする。


                    ただの強がりだけどさ。


中華粥といえば、@幕張的には横浜中華街の謝甜記(シャテンキ)。
いつも混んでいるので最近は食べに行ってないけれど、ここの中華粥なら間違いなく美味しい。
新宿から横浜まで、1号線を使っても1時間ちょっとだった。
8時前に山下公園の市営駐車場に車を入れ、中華街東門近くの謝甜記に行くと「準備中」の札が下がっていた。
日曜のラストオーダーは8時30分なのに、今日はもう店仕舞いなのだとか…。
仕方がないので2号店に行くと、ここも準備中の札。
こんなところは中国人って本当にアバウトだなぁって思う。

仕方がないから他の店を探すことにして、中国家庭料理が売りの山東飯店を見ると店の外に10人以上が列を作っている。
去年も食べに行った、旅行会社時代にお世話になっていた四五六菜館へ行こうかとも思ったけれど、正直もうあんまり食欲がなくて、中華粥以外の胃に重い中華料理を食べる気もしなかったので、コンビニでお茶とオレンジジュースを買って車へ戻った。
結局、1時間以上もかけて来たのに何も食べれず、ただただ徒労に終わった疲労感で@幕張の食欲も珍しく下降気味。

横浜から東京に戻り、西新橋で新聞を買ってから新橋に向かって車を運転していると、偶然、博多天神が視界に飛び込んできた。
前の会社にいた頃、ここの博多ラーメンは度々食べに来ている。
夏のメニューには冷やし中華もあったので、今夜はここで晩ごはんを食べることに。

ここの冷やし中華は400円。
今時、新橋界隈で400円で食事ができる店なんてそうそうない。
せいぜいガード下の牛めし屋か立ち食いそばくらいだろう。
酢の効いた博多天神の冷やし中華はたっぷりの具が載っていて、コストパフフォーマンスが抜群!
しかも替え玉が100円。
麺に海藻を練りこんであるらしい冷やし中華のお陰で、食欲がないと駄々をこねていた@幕張の胃も思わず替え玉を注文。


                いったい、どこが食欲不振なんだか…

今日の昼メシ その63  Paul Bassett のジェラート

2006-08-27 23:06:39 | 今日の昼メシ、晩ごはん



 外資のセミナーと面接を終わってから、新宿野村ビルのPaul Bassettで遅いランチ、というかお茶。
無性に甘いものが食べたくなったので、ジャンドゥーヤとイチゴ味ヨーグルトのジェラートをハーフ&ハーフでオーダー。

セカスパさんのブログで紹介されていたここのお店、ジェラートがとっても美味しい。
しかも半分ほどジェラートを食べてから、器のワッフルを割ってジェラートと一緒に食べるとまた一層イケる。
日曜の午後のせいか空いていて、ここ意外と穴場かも。
奥のテーブルなら、むさ苦しい中年のオッサン(@幕張)が割ったワッフルの欠片でジェラートをすくって黙々と食べる不気味な姿を晒さずに済むし。

一緒にオーダーしたカプチーノはココアの苦味が効いていて、霞が関の「illy Bar」のカプチーノとまた一味違う。
個人的にはミルクの甘さが効いているillyのカプチーノの方がお気に入りだけど、こっちでは美味しいジェラートやはちみつも扱っていて、ちょっと甲乙つけられない。
お土産にはちみつボンボンを売っていたので、はちみつが溶けない秋になったらまた来ようと思う。

ところで、この「Paul Bassett」の隣にあったイタリアンワインと炭火焼鳥を楽しめる「PIZZA SALVATORE CUOMO JAPAN & BAR」というお店、まだ夕方の5時過ぎなのにテーブルは勿論、カウンター席も満席でした。
こっちも@幕張的には要チェックかも。

今日の晩ごはん その62  久し振りに思う存分のビール

2006-08-26 23:32:05 | 今日の昼メシ、晩ごはん



 今夜は久し振りに晩酌。
実家にいると何かと肩身が狭いので、あまり酒を飲んでも楽しくない。
幕張に帰ってきたついでに、ちょっとだけ羽を伸ばした。

大好きなヱビスビールとローソンのジューシー唐揚げチキン。
最近のローソンには@幕張的にクリーンヒットな商品が多くて、夏までやっていたグリルチキンも大のお気に入りだった。
一人寂しい晩酌とはいえ、気の向くままに飲める酒って美味しい。
間違いなくカロリーオーバーしているので、今夜はこれだけで我慢、我慢。


ここで一句。


                     ゲップをしても、ひとり 



早朝の事故

2006-08-26 11:11:01 | @幕張の文句言っちゃる!
 金曜の夜に信州を出発し、幕張に移動。
夜中の移動は一般道でもスムーズに運転できて快適なんだけど、どうしても昼間とは違った人種と一緒に道路を走ることになる。
国道を100km近いスピードで爆走する車なんてまだ可愛い方で、信号が赤に変わっても左右と後方に気を配りながらブレーキをかけないと、スピードを緩めずに交差点に突入してくる10tトラックも多い。下手をすれば追突されて一生むち打ちになるか、横から突っ込まれてそのまま遺体安置室の冷蔵庫に袋ごと入れられる羽目になる。

週末の夜ということもあり、高尾の西、大垂水峠には多くのローリング族が集まっていた。
最近はタンデムで走るのが流行しているのか、50台ほど集まったドライブインの駐車場に向かって、上から二人乗りのバイクが勢いよくコーナーを曲がってくる。
ここを通る度にいつも思うんだけど、センターポールやキャッツアイを道路に埋め込み、凹凸の特殊舗装にしたものが全然役に立っていない気がする。
却ってコーナーの難易度が増したと捉えられている気がして、いつブラインドコーナーの向こうからスピンした車やバランスを失ったバイクが突っ込んでくるかと思うと気が気じゃない。事故を防止するための障害物を設置するんじゃなくて、いっそのこと横断歩道のような滑りやすい舗装にしてしまえば逆にスピードを緩めるんじゃないかと思うんだけど。

そんなこんなで、とりあえず今回も無事明け方に幕張に到着。
と、駅の跨線橋を越えたところにパトカーと一台の車が停まっていた。
一瞬、信号無視かスピード違反かなと思ったけれど、すぐ横を通り過ぎた時に車の異様な姿に気が付いた。車が全体的に凹型に歪んでいる。
近くのコンビニに車を停め、朝食を買った後で改めて様子を窺うと、どうやら車の単独事故らしい。
幕張の跨線橋は結構事故が多い。昨年だったか一昨年だったか、やはり同じ橋の反対側でスリップしたRV車が橋から線路に落ち、朝から電車が運休する事故もあった。


                    


単独事故を起こした車は、1mほど幅のある歩道に乗り上げてガードレールを破壊し、ぶつかった弾みで2車線ある片側道路の真中へ弾き飛ばされたらしい。
フロントはエンジンが落下するほど潰れていて、リアウィンドウガラスも粉々に粉砕されている。
恐らく、橋の袂にある信号機のある交差点で、脇道から勢いよく本線に飛び出してそのままスピンしたのでは…というのが@幕張の推理。
実はまったく当てずっぽうという訳ではなくて、交差点の脇道から跨線橋に曲がる時に手前にある横断歩道の塗装でよくタイヤがスリップするので、@幕張的にもこの交差点は要注意の場所なのだ。
特に雨が降っている時など、新しいタイヤでも曲がった拍子にズルッと横ズレする時があり、@幕張も注意しながら運転している場所。
今朝は朝から雨が降っていたので、FRのミッドスポーツカーなんてあっけなく横断歩道の上でスピンしたことだろう。


                    


たまったもんじゃないのが、ちょうどガードレール下の側道に青空駐車していた白のワゴン車。
2台停まっていたので近所の会社の社用車だと思うんだけど、見事に脇道で右側駐車していた真上のガードレールに事故車が突っ込んでいる。
いったいどうやったら鋼鉄製のガードレールが車の前まで曲がるのか…と思うほどに見事に車をすり抜けたように折れ曲がった鉄パイプで、リアウィンドウのガラスはメチャメチャの粉々。
おまけに、フロントガラスには事故処理に来た警察官が貼ったと思しき駐車違反ステッカーが…



                       この車、もう踏んだり蹴ったり…


長野オリンピック 聖火トーチ おまけ

2006-08-25 23:42:26 | 日々の雑記帳
               
                           ⓒ JOC/信濃毎日新聞


 YAHOO!オークションの記事に使う聖火トーチの写真を探していたら、随分と懐かしい写真を見つけた。

当時、オリンピックアンバサダーとして活躍していたK嬢。
これは聖火の分火式のシーンかと思うので、97年の夏頃のものだろうか。
関係諸氏、諸姉、懐かしいっしょ?

以上、業務連絡。




YAHOO!オークションに出品された 長野オリンピック聖火トーチ

2006-08-25 23:16:37 | 今週のお買い物

ⓒ岐阜県庁

 何気にメールチェックをしていたら、YAHOO!からお知らせメールが届いていた。
メールを読んでビックリ、長野オリンピックで使用された聖火トーチの未使用品が、なんと3,000円でオークションに出品されている。

長野オリンピックグッズを未だに集めている@幕張、3年ほど前に長野市内のリサイクルショップで使用済の聖火トーチが20万円で販売されていたのを知ってから、そんなものまで売りに出されると聞いてYAHOO!オークションに“聖火トーチ”で登録をしておいたのだ。
前の職場にいた時だから、20万円なんてお金はとても無理だけど数万円程度なら何とかなるかも…と思っての登録だったが、お知らせメールで知った出品はまだ3,000円、しかもまだ一人しか入札者がいない。思わずつぶやいてしまった。

                    ラッキ~

ところが、ここで問題がひとつ。
@幕張、オークションなんてやったことがなかったからIDを持っていない。
正確にはヤフーに@幕張のIDはあるのだが、オークションの入札登録をしていなかった。
慌てて入札登録をしてみたものの、クレジットカードがなければ直ぐには登録できない。
昨年春に前の会社を辞めた@幕張、昨年一年間はガソリンカード以外のカードを全然使わなかったので、クレジットカードをすべてこの春に処分してしまっていたのだ。
元々が旅行会社時代のカード会員獲得ノルマで仕方なく入会したゴールドカードとプラチナカードで年会費がバカにならなかったから、これで年会費が10万円近く浮くし…シメシメと思っていたのに、それが裏目に出た。解約じゃなくて一般カードへの変更にすれば良かったと後悔してみたものの、今更そんな後悔をしても始まらない。

どうしようかと考えた挙句、手近な友人たちにYAHOO!オークションのIDを持っていないか聞いてみる。
山ちゃん、MCさっちゃん、Y冨さん、エトセトラ、etc...
山ちゃんは昔IDを持っていたのだけれど今は持っていないとの返事。
MCさっちゃんとY冨さん、他の友人からの返事も同様だった。
銀行口座からオークション登録には一週間以上必要だったのでオークションIDを持っている友人がいない以上、落札期限の5日以内に落札するための方法はひとつしかない。
ネットでいくつかの情報を調べ、そのなかの一社に代理入札を依頼することに。

入札価格は3日間3,000円のままだったから、入札限度額を20,000円に設定して見積もり依頼をする。
その日の夜に代理入札の回答メールを待ちながらオークションのページを見ると、いつの間にか価格は129,000円。

          エーーーッ!!   129,000円!?

そうなのだ。オークションも後半、締切の24時間前になってイキナリ入札価格が高騰したのだ。
20,000円で入札しようなんて、@幕張の考えが甘かった。
入札している人はたった2人だけれど、その2人が競って値段が釣り上がっている。
パチンコの余剰金が90,000円ちょっとあったから、最悪50,000円くらいまで入札上限を上げてもいいかな…と思っていたけれど、そんな考えはあっという間に吹っ飛んでしまった。
いくら長野オリンピックグッズ、それも聖火トーチとスノーレッツグッズを探しているからといって、聖火トーチに129,000円以上を出すほど@幕張も酔狂じゃない。
そんなことにお金を使う位なら、日頃からお世話になってるFOXテレビのMCさっちゃんと旦那のクリちゃんを招待して、銀座の寿司屋で美味しい寿司を食べた方が絶対いい。
ネットで調べているうち、テレビ東京の「鑑定!なんでも鑑定団」で双子の女優、三倉茉奈さん、佳奈さんが出品した長野オリンピックの聖火トーチが2つで140,000円の評価額になっていることを知った。テレビの公式HPに書かれた記事によると、実際には普通の長野オリンピックの聖火トーチは40,000円前後で流通しているそうなので、今回のオークション価格は相場より異常に高い。

               
                    ⓒテレビ東京

ここまで値上がりするとどうしようもないので、入札は諦めて値上がりの推移を見守る。
結局、入札締切りが終わった午後9時57分には落札価格が270,000円になっていた。
締切り前日から競っていた2人とは別の、3人目の入札者が最高額をつけている。



           あ~あ、270,000円だって。       



          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



  誰か、4匹の特大スノーレッツぬいぐるみと聖火トーチ、@幕張に譲ってくだされ…



*聖火トーチの写真はそれぞれ、岐阜県庁とテレビ東京のHPからお借りしています。

今日の晩ごはん その61  ラーメンショップ塩尻桔梗ヶ原店(国道19号)

2006-08-24 23:48:27 | 今日の昼メシ、晩ごはん



 田舎の夜は早い。
夜10時を過ぎた@幕張の住んでる街で食事のできる店なんて、すき家のような牛丼チェーンやCOCO一番屋みたいなカレー店しか選択肢がなくなる。
そんな中、長距離トラックの運ちゃんや地元の若い連中で真夜中に満席になるラーメン屋がこの店だ。
昨日食べたラーメンショップ塩尻東山店と同じチェーン店のラーメン屋さんだけれど、東山店よりもスープの背脂が更に多い。
千葉のラーメンショップに比較すると、コッテリ度では同じチェーン店とは思えないほど。
その分、スープのコクがあって美味しいんだけど、深夜のラーメンは確実に太るので泣く泣くスープは控えめに。

今日の昼メシ その60  ラーメンショップ塩尻東山店(国道20号)

2006-08-23 23:14:14 | 今日の昼メシ、晩ごはん


 幕張にいる時には度々贔屓にしている西千葉検見川のラーメンショップ。
その店と同じチェーン店のひとつがここのラーメン屋さん。
チェーン店とはいっても店によってスープの味も麺も微妙に違い、食べ歩くといろいろと違う味があって面白い。
総じて、地方のラーメンショップは駐車場の大きい店が多いので、長距離トラックがたくさん停まっている店は間違いなく美味しい。
ラーメンに限らず、トラックがたくさん停まっている店の味はだいたい@幕張の好みと合うので、そんな店を見つけるとついつい入ってしまう。
そんな店の一つがここ。

千葉の贔屓のラーメンショップに比べて、この店のスープは背脂の量が少し多め。
それでも、そんなにしつこくないスープのお陰で麺もスープも楽々完食。

@幕張的プリンカタログ

2006-08-21 22:58:09 | 今週のお買い物
 @幕張はプリンが大好き。
スコットランドの伝統的なカスタード・プディングからスーパーの100円プリンまで、プリンと名のつくものに目がない。
そんな@幕張の大好きなプリンの店をご紹介。

              題して、 『@幕張的お勧めプリンカタログ』

  
< なとりさんちのたまごや工房 > ふわふわプリン
                  
                   < なとりさんちのたまごや工房 > シュークリーム


今日買ってきたのは、5月の記事に書いた信州の上諏訪にある「なとりさんちのたまごや工房」のプリン(@200円)。
ここはプリンやシュークリームが大人気の店で、いつも夕方になると売切れになっていることが多く、今日も6時過ぎに行ったらプリンが2個残っているだけでした。
プリンは山梨の契約農家から取り寄せた卵と牛乳を使って作ったもので、ふわふわというよりもプルプルしていて微かに弾力があり、口当たりは滑らかで最高。
割といくつ食べても飽きないので、いつもは家族用に10個位買ってきても半分は自分で食べてしまうことも度々…
今日は売り切れだったシュークリームは、シューの皮が厚くてしっかりしたタイプ。
松本にある有名な老舗のケーキ屋「マスムラ」のしっとり柔らかい皮のベビーシュークリームとは対照的なのだけれど、ここのシュークリームは食べがいがあって@幕張も大好き。
たっぷり卵を使ったカスタードクリームの中には、バニラビーンズの粒粒が見えます。


  
<LES 5(CINQ) SENS > 道楽たまごのプリン *写真は旧店名(PONT DES ARTS)のものです。

東京にいる時によく買うのが、初台の新宿オペラシティにある「LES 5 SENS レ・サンク・センス(旧店名:ポン・デ・ザール)」の道楽たまごのプリン(@263円)と、
恵比寿に本店があって羽田空港など全国に支店がある「パステル」のパステルなめらかプリン(@294円)。
レ・サンク・センスのプリンは少し固めに作ってあり、オレンジ色で濃厚な味は@幕張的には一番好き。
ただ二口~三口くらいで食べ終わってしまいそうなミニサイズなのがちょっぴり残念。
今年4月に従来の店名「PONT DES ARTS(ポン・デ・ザール)」から「LES 5(CINQ) SENS(レ・サンク・センス)」に衣替えしたのだとか。
店が新しくなってからはまだ行ってないので、近々行ってみようかと思っている。

パステルのなめらかプリンは、故野村万之丞先生のオフィスがまだ恵比寿にあった頃に何度かお茶菓子で買っていたところ。
遊び仲間のOちゃんもここのプリンが大好きで、羽田空港で度々買っているのだとか。
日本のプリンとクレームブリュレの中間を目指して開発されたという、滑らかな口当たりのプリンはクリームみたいでトロトロ。

この他にも、松本の「春夏秋冬」とか恵比寿の「トシ・ヨロイヅカ」とか池尻の「ラ・テール洋菓子店」とかあるのだけれど、
この次は福島県にある「Alice」のバケツプリンにぜひ挑戦してみたいと心密かに思っていたりする。


  
<Pastel > なめらかプリン

長野県、今年の最高気温を更新する…

2006-08-19 23:01:04 | 日々の雑記帳
           

                  暑 い … 

            えっ!? 余計に暑苦しいって?  それじゃ、もう一度。

         
          あっちぃー…  もうダメ… うへぇ~


ここしばらく涼しい日が続いて快適だったのに、今日の松本の気温は約35度。
信州の北、野尻湖のある信濃町などは観測史上最高気温だったとか。
東京大手町の気温が34度だったから、今日の信州は東京よりも暑かったことになる。
松本市の北、安曇野にワサビ畑やリンゴ畑が広がる旧堀金村でも立っているだけで汗が身体から噴き出す暑さだった。
「堀金道の駅」の横にあるひまわり畑のひまわり達も、心なしかグッタリしているようにも見える。

  


湿気の少ない信州では、いつもは車の窓を開け放っておくだけで快適な風が吹き込むのだけれど、今日だけはダメ。
車のエアコンも最大に回して、冷たい水を飲みながら運転しないと気が遠くなりそう。

暑いのは昼だけじゃない。
お盆を過ぎると信州の夜は20度前後まで涼しくなって肌寒くなるのに、昨夜は一晩中扇風機を回さないと寝苦しかった。
こんな時は、逆にエアコンの効いた千葉のアパートが恋しくなる。
千葉では夏の間、いつもエアコンをドライ26度に設定してパジャマを着て毛布を被って寝ているから。

家の猫も暑苦しいらしく、毎晩風通りの良い階段か窓際に置いたマットの上で寝ています。
寝ている様子を伺ってみると最初は階段の上で寝て、寝ていた床が暑くなると下の段に移るみたい。
マットの上の方でも仰向けで熟睡中…


  
<昨年夏に生まれたコロ、毎晩階段で長くなってます。>     <チーコは窓際で仰向けになって熟睡中…>

夜の珍客、アマガエル現る。

2006-08-16 22:44:31 | @幕張動物日記
  

  夜中に玄関で見つけたアマガエル。
何やら物言いたげにこちらを見ていたので、思わず写真に撮ってしまいました。
信州信濃の山奥にある@幕張の実家ですが、最近はアマガエルを見るのも珍しい。
わが家の食いしん坊猫に見つかると食べられちゃうので、早速庭の中へ消えていきました。

今年も『諏訪湖祭湖上花火大会』に行ってきました

2006-08-15 23:42:47 | @幕張の今日は何処へ
 今年も諏訪湖祭湖上花火大会に行ってきました。
今回が57回目のこの大会は打ち上げ場所から見物席までの距離が最短で500mほどと近いため、風向きによっては土俵の砂かぶりよろしく花火の煙や破片をかぶってしまう。
そんなド迫力の花火を見ようと全国から見物客が訪れるため、当日打ち上げ会場周辺に集まる人数は10万人とも20万人ともいわれている。
去年は打ち上げ会場の初島に最も近い有料席で見物して最高の気分を味わったものの、帰りは大渋滞で散々な目にあった。
なので今年は打ち上げ会場へ行く家族とは別行動で、会場から10kmほど離れた高ボッチ高原の頂上から一人見物することにした。
―――帰りが散々だった昨年の花火大会の記録(前篇中編後篇)

  
< 花火の打ち上げは諏訪湖岸から500mほど離れた初島で行なう。手前にある旅館の部屋から眺める花火が最高らしい。> 2005年撮影

  
< 打ち上げ場所から数百mの場所から見物できるため、会場では間近で視界一杯に炸裂する花火の光と轟音で不思議な感覚になる> 2005年撮影


                    
高ボッチ高原の山頂から打ち上げ会場まで距離はおよそ10km。
最初は花火がどの程度の大きさで見えるのか不安だったけれど、始まってみると意外に花火が大きく見えるので一安心。
惜しかったのは、今年は風がないため会場から花火の煙が流れなくて邪魔だったこと。
けれど高ボッチ高原の山頂からは花火を見下ろす位置にあるため、薄暮の湖面に反射した花火が美しい。
おまけに背景には諏訪周辺の夜景が重なり、この場所からの見物も最高。

眼下で行われていた花火の見物もそこそこに、やたらといちゃついてた背後の熟年カップルの声がウザかったけれど、花火見物としては去年の迫力とは別世界で最高でした。
おまけに家に帰るのもスムーズで、山頂からは20分ほどで到着。去年散々だった4時間の渋滞を考えると、もう天国!

2006年第57回諏訪湖祭湖上花火大会の@幕張写真館はここから。


  
< 三尺玉の大花火。打ち上げる花火玉の直径は1m以上、開いた花火の直径は500m以上になるとか。背後の諏訪の夜景と重なって、もう最高!>

  
< 諏訪湖の名物、一尺玉の水上スターマイン。イベントの後半で行われ、水面で連続して炸裂する花火と低空に打ち上げられる花火は最高のエクスタシー。>

  
< イベントを締めくくるナイアガラ花火。諏訪湖岸に沿って延々と全長2kmに亘って敷設される。>