@幕張日記

@幕張が日々を想いのままに綴る日記

『ポカリスエット スカイ・メッセージ』追っかけ騒動記

2005-07-31 18:26:07 | @幕張の今日は何処へ
 それは10時30分きっかりに始まった、ほんの数十秒間の出来事だった。

善光寺の境内でカメラを構え、心待ちにしていたスカイ・ペインティングが始まった瞬間、おもわず「あっ、始まった」と叫んでしまった。幾重にも微妙に重なったかすかな爆音と共に、五つの飛行機の影から次々と白いスモークが空に放出されていく。

ところが、放出されたスモークは最初のうちこそ黒っぽい影をしていて良く見えたのに、すぐに背景の白い雲と同化してしまった。写真を撮ろうとデジカメのファインダーを覗いても、雲の模様とスモークの区別がつかない。結局、飛行機が最後の文字を吐き出した時には文字の半分以上が見えなくなっていた。

スモークを吐き出し終わった飛行機は@幕張の上空で反転すると、五つの小さな塊となって遠くに飛び去っていく。呆然と見送りながら思わず呟いた。

       …こんなはずじゃ、なかったのに。

-最初は地元の新聞に載った小さな記事を読んだ事がきっかけだった。
31日に長野と松本でスカイ・メッセージのイベントを行なう、という内容のその記事はあっという間に@幕張を虜にしてしまった。昔、オリンピックの開会式や航空ショーなどでスモークを出しっぱなしの曲芸飛行は見た事があるが、タイプライターのようにスモークで空に文字を刻むスカイ・タイピングは初めてだったからである。

早速、見学場所を探し始める。
空をただ見上げるための場所探しだなんておかしな話だが、ただ下から見上げるだけではつまらないし、どうせ見るなら特等席で見たい。最初は近くの高ボッチ高原の展望台から見ようかと思ったが、結局は美ヶ原高原から見ることに決めた。美ヶ原高原の展望台からなら北アルプスの山並みを背景に、松本の市街地を眼下に見渡せる。もしかしたらメッセージを上から眺める幸運に恵まれるかもしれない。

機材は300mmレンズをつけた銀塩カメラや12倍ズームレンズのデジカメ、小型のビデオカメラまで準備した。当日の登山ルートは重い機材を背負って1時間近く歩かねばならない松本ルートではなく、車で頂上付近の美術館まで行ける和田峠ルートに決める。

ところが当日の朝、念の為に最初のフライト出発時間に松本空港に確認するとそんな飛行機の発着はないと言われてしまった。新聞記事には松本空港発着と書いてあったので慌てて大塚製薬のオフィスに確認すると、今日は新潟空港から飛び立った飛行機のスケジュールが変更されて、新潟市、長野市、長岡市の上空でイベントを行ない、松本は後日にずれ込むようだとの情報。しばらくするとホームページの情報が更新されて長野市は10時30分の予定になっていた。

どうしよう?! 空を見上げるときれいに晴れていて、絶好のイベント日和。時間は8時30分を過ぎたばかりなので、長野までの移動時間は充分ある。すでに和田峠に向かって走っていた車をUターンさせると、高速道路を使って長野まで行くことにした。こんな時の@幕張は猪突猛進タイプになってしまう。あ、豚走猛進か。

長野市での見学場所は善光寺の境内に決めた。特に理由はなく、ただなんとなく。本当は千曲川の堤防沿いとかオリンピックの開会式の行なわれたエム・ウェーブとか、他にもっと見晴らしの良い場所がいくらでもあったのだが、高速を走っているうちにナゼか善光寺に決めてしまったのだ。たぶん、きっと長野市に住んでいた頃のいろんな思い出が一番詰まった場所が善光寺の周辺だったからかも。

で、2時間近くかけて善光寺の境内に行き、ワクワクしながら見た光景が冒頭のシーン。

あまりにあっけなかった。あっという間に見えなくなったスモークに「それで終わりかよぉ」とツッコミを入れても、もちろん空が答えてくれるなんてオチもない。仕方がないから本堂でお参りを済ませて帰ってきた。いいや、次の機会を楽しみにしよう。まだ松本のイベントがあるんだから。

途中、長野駅構内でかねてより目をつけていた駅弁を買い、スーパーで飲み物を調達する。

ブランド地鶏の真田地鶏を使った「信州松代真田地鶏 とりすてーき」弁当(1,000円)と大きな角煮の詰まった「豚(と)にも角煮(かくに)も豚の角煮弁当」(980円)を選ぶ。残念ながら1日10個限定の「信州牛すき焼き弁当」は売切れだった。

昼前で気温が33度を超え、時折吹く風も生暖かい空気になっていたのでスーパーではお茶と共に良く冷えたポカリスエットも購入。最近、車のバッテリーが調子悪くなってエアコンを全開で使えない上に、山に登るつもりで長袖を着てきた@幕張は全身が汗だくになっている。なんでも、汗腺の開いた健康的な汗は匂いもなくさらっとしているのに対して、エアコンなどに慣れて汗腺が閉じてしまった人は体内のミネラルが混ざって汗臭く、ドロッと体にまとわりつく汗をかくのだそうだ。@幕張はというと、黒いTシャツに白く塩が噴き出していて今日は完全に後者の汗。

一気にペットボトルを飲み干すとホッとしたのか疲れてしまった。
生坂村付近のダム湖の湖畔でランチタイム&お昼寝。

とりステーキ弁当は味噌漬けの鶏肉が大変美味。冷えても美味しいオカズが詰まっている。いつものように角煮弁当も一緒に二人前を食べてしまおうと思ったが、疲れて眠かったので家へ持ち帰ることに。昼食後にシャツを着替え、汗をふき取って湖畔でしばらく昼寝をする。長野市内は33度もあったのに、湖畔の気温は26度ですこぶる快適。
顔にぱらぱらと夕立の雨が当たるまで3時間近くも寝てしまった。
        満腹、快眠、今日も幸せ。

玄蕃まつり こんこん狐のお通りだい!

2005-07-30 23:10:40 | @幕張の今日は何処へ
 今日は地元の夏祭りだった。地元に伝わる古狐の伝承話にちなんで「玄蕃まつり」と言い、昔むかし、桔梗ヶ原に出没したキツネ様「玄蕃丞」から着想を得た振り付けが面白い“狐踊り”の祭なのだ。

ただ最近はマンネリ化していたらしくて狐踊りに参加する連も年々減り続けていたらしく、主催者もさすがにこのままマンネリ化が続くとマズイと気が付いたようで、地元の商工会や青年会議所が新しい名産品「こんこんコロッケ」を作ってマスコットをお披露目したり「GENBAよさコン」を導入して狐踊りとよさこいソーラン踊りの二部制を取ったりと、いろいろ工夫している様子。

札幌祭りで大ブレイクし、今や本家の高知「よさこい祭り」でもそのファッションが取り入れられている「よさこいソーラン踊り」を取り入れた辺りは、各地で開催される昨今の祭りと同じトレンドで陳腐な思考回路だと思ったのだけれど、踊り連を募集する際に市外からの連の参加も可能とした事を考えると結構ナイスなのかもしれない。

地方の多くの祭りに「よさこいソーラン」が取り入れられてブームになっているって事は、それだけ踊り連の人口も多いということで、踊り連の募集もやりやすいという事。市外から連が参加すれば地元の観光宣伝にもなるので一石二鳥、ちょうど良い町興しのアイデアかも。

午後1時過ぎから始まった「GENBAよさコン」は「ソヤッ!ソヤッ!」っていう掛け声が一世風靡セピアみたいだった。普通、よさこいの踊りに使う「鳴子」は羽子板のような台形をしているが、ここの「楢子(楢川で作った鳴子だから楢子)」は狐の形になっている。今年4月に合併した楢川名産の漆を使ったオリジナルで、漆器組合が赤と黒の本漆で試験的に作った一組1,500円もする高級品なのだ。

…って、そんなに高価な鳴子じゃあ踊りに使うのがもったいなくて、あまり普及しないんじゃないかと思うんだけど。
     

大塚製薬 『ポカリスエット・スカイメッセージ in 長野・松本』のお知らせ

2005-07-30 16:15:27 | @幕張からのお知らせ
 前の会社では、学会のサプライヤーとして何度もお世話になった大塚製薬さんのイベントのお知らせ。

ポカリスエットのテレビコマーシャルで現在オンエアされている、大空に飛行機が「POCARI SWEAT」の白い文字を描き出す、あのCMと同じスカイ・タイピングのイベントが明日31日に長野市と松本市で開催されるそうな。

                     
                           
                   
                             
                          
空の天候次第のイベントの為に、開始時間は松本市と長野市では8時と10時、昼12時の3回準備を行なうとの事。ただし、イベント実施は各都市で1回のみ。
空の状況が良ければ、準備を開始して2時間後から3時間後の間にそれぞれの街の上空にテレビコマーシャルと同じ白い文字が浮かび上がるのだそうだ。(長野市の時間はちょっと怪しいかもしれない。)

スカイ・ペインティングを見るのは実に7年振り。長野オリンピックの開会式で見て以来。日韓ワールドカップの時も自衛隊機が演技飛行をしたらしいのだけれど、仕事で建物の中にいたので全然気づかなかった。
しかも、今回はセスナのスカイ・タイピング。滅多に見られるものじゃない。

ちょっと天候が崩れ気味なので、北アルプスの山並みとメッセージの両方がきれいに見えるよう、今夜は念じておこう♪

大塚製薬さんは、@幕張が前の会社で医学系学術会議をプロデュースしていた時にドリンクの提供を何度もお願いして助けていただいたメーカーさん。ポカリスウェットはもちろん、ファイブミニやクリスタルガイザー等を大量に供給していただいて、すごく助けてもらっていたのだ。
       さあ、明日はみんなで空を見上げよう!

流行り廃りの民間療法、怪しい薬 ~ サルノコシカケ ~

2005-07-29 17:26:52 | 日々の雑記帳
 実家の近所でサルノコシカケを見つけた。啄木鳥の巣の横に約30cm程度の中物クラス。

なんでも、昔のブーム最盛期にはこれ位のサイズで7~8,000円位で取引されていたらしいのだが、ブームの終わった今では採取する人もいないらしい。

民間療法とか、訳の分からない成分の薬モドキで5,000円以上するのって、ナンか怪しく見えてしまう。

     特にブームになって一時に拡がるヤツ。

“溺れる者は藁をも掴む”気持で購入する人がいるのだと思うが、“盗人に追い銭”になっては目も当てられない。最近も相変わらずそんなニュースが多くて気が滅入る。

そんな怪しい民間療法や超常現象療法もどきを野放しにするのは厚労省と医業界、薬業界の責任だと思うゾ。
       

今日は土用 丑の日 ウナギの日♪

2005-07-28 17:28:06 | 今週のお買い物
 ああ、今日は街中がウナギで溢れている。(笑

        どこに行ってもウナギだらけだ。

一昨日から家族に密かに根回しをしておいた。

       「今年の土用って何日だっけ?」

おかげで、今朝父から「よし、今日は加藤のウナギにしよう」という一言があり、無事我が家も今夜はウナギに決まったのである。加藤のウナギは町で一番人気のウナギ屋さん。県内でも有数の天然ウナギの産地が隣町にあるお陰で、ちょっと値は張るけれど美味しいウナギが食べられる。

昔の事、まだ@幕張の実家が湖畔で旅館をやっていた時には、裏の川で天然のウナギが取れることがあった。今ではその川も河川改良とかで石とコンクリートで固められた川底となってしまい、とてもウナギが住めるような環境ではなくなってしまっていて、工事をして以来、ウナギが取れたなんて話も途絶えてしまっている。

町のスーパーで買い物をしていると、スーパーの中で店子になっている魚屋がエスカレーターの真下で大皿にウナギを山と盛り付けて売っている。高い! 今年はウナギが高いと聞いていたが、どうみても養殖のウナギが1本1,200円もしている。打っているのは丸坊主頭の高校生くらいのバイトのようで、どうやら人混みの埃なんかは気にしていない様子。でも、あのウナギに1,200円は幾らなんでも払えない。それに、折角だから今日は埃なんか付いていない、でもって養殖でもない天然物にありつきたい。

エスカレーターの真下、ウナギ特設売り場、鮮魚売り場のウナギ、惣菜売り場のウナギコーナー、店子の魚屋のウナギ売り場が2箇所と、これでもかと言うほどのウナギ攻めをすり抜けて簡単に買い物を済ませる。

さて、町で一番人気の店で注文のウナギが焼き上がる約束の6時まであと少し。

       今夜は食いしん坊の本領発揮!
      (ダイエットの誓いもどこへやら…
           

内輪ネタ

2005-07-27 23:05:43 | 日々の雑記帳
     テレビつけた瞬間、アレッ?って思った。

        元NAOCのHさんが出ている。

      …って、良く見たら神田うのだった。

        さて、誰でしょう?? 

今日の昼メシ その11  鶏肉豆腐サラダとラーメン!

2005-07-27 17:57:26 | 今日の昼メシ、晩ごはん
 台風一過、今日はキレイに晴れ渡ったのは良いけれど、とにかく暑い!
暑い暑いとも嘆いてられないので、夏場でもすっきり食べられるサラダとラーメンを作る。

   鶏肉豆腐サラダ
     鶏肉 胸肉orもも肉   300g
     絹ごし豆腐        1丁
     玉ねぎ           2/1個
     サラダドレッシング   適量

   ①鶏肉はそのまま茹でる。茹で上がったら手で小さく裂き、
    冷ましておく。
   ②玉ねぎは薄くスライスする。
   ③大きく八等分した豆腐の上にスライスした玉ねぎを乗せ、
    その上に鶏肉を置く。
   ④ドレッシングを適量かけてできあがり。

鶏肉は脂肪の少ない胸肉の方がスッキリしていいかもしれない。@幕張は適度に歯ごたえがあって脂肪のあるもも肉の方が好きだけれど。ドレッシングは和風系か中華系ドレッシングがベスト。今日は中華ガーリックドレッシングと青紫蘇ドレッシングを適量にブレンドしてみた。

ラーメンはアップルランドの100円市で買ってきた生ラーメン。鶏肉の茹で汁を灰汁を取り去ってからラーメンスープに転用。特に具もないので、余った玉ねぎ2/1個をみじん切りにして、長ねぎのみじん切り1本を加えて食べた。

ラーメンには普通、長ネギかワケギを使うけれど玉ねぎのみじん切りも意外と美味しい。玉ねぎのトッピングは中央高速の石川PAにある八王子ラーメンが元祖で人気があるから、チャレンジャーでなくてもやってみそ。

玉ねぎや長ネギの葱類はニンニク、生姜、ニラ、ラッキョウと共に“五辛”と言って体を内から温める。五辛は精がつくものとして仏教では僧侶が食べる事を禁じているが、これらは血液をサラサラにする清浄作用がありダイエットにも良い。
夏で暑いから冷たい物を…ではなく、暑いからこそ熱い食事を食べて思いっきり汗を出すのが@幕張流。
       

ホンダ、NSXの生産終了を決定。 (前編)

2005-07-26 18:28:28 | 大好きな車、ドライブを語る
 一週間ほど前のニュースでホンダが生産している国産で唯一のスーパーカーと言われたNSXの生産を年内一杯で終了するという記事を読んだ。

なんでも現行モデルは2006年から始まる欧米での環境規制に対応ができないのだとか。1,000万円を超える高級車なんだけれど、環境には優しくなかったという事らしい。

ホンダのNSXは15年前の1990年に販売を始めた。
1990年の前後といえばF1グランプリのブームが最高潮の頃で、ホンダがエンジンを供給するHONDA Marlboro Maclaren チームが“音速の貴公子”Ayrton Senna と“プロフェッサー”Alain Prostを擁してまさに天下無敵だった頃。バブル経済の弾ける前で、メーカー各社もやたらと豪華な装備をつけた車を市販していた。

そんな頃に発売された車のせいかマイナーチェンジでも走行パフォーマンスの向上だけが行なわれて、時代の趨勢に合わせた環境面への配慮は考慮していなかったとみえる。もっとも、当時はスーパーカーといえばリッター2kmとか3kmとかしか走らない、というイメージがまかり通っていた時代で、実用車としてのスポーティーカーもオモチャのようなメカのリトラクタブル・ヘッドライトが全盛で、トヨタまでセリカ、MR-2などの今では名前も残っていない車が幅を利かせていた。

そんな時代に作った車がよくも15年間も生き残っていたと思うのだけれど、15年も生産し続けた車種が「売れない」という最も基本的な要因以外の外部的な理由によって販売を終了するのは今までの戦略が失敗だったとわざわざ認めるようなもの。それって企業として危ないんじゃないだろうか。いっその事、「販売不振の為に生産終了」とした方が良かったはずである。

 …などと考えて調べていたら、実はしっかり後継車が用意されていた。

2003年の東京モーターショーで次期NSXのスタディモデルのひとつとして「HSCコンセプト」が発表されているが、NSXの後継車種はV10エンジンを搭載して3~4年後に市場投入されるらしい。@幕張的にはホンダはすでに数多くのワンボックスカーやスペシャリティカーを製造して若年世代向けのファミリーカーメーカーとしての地位をとっくに確立しているのだから、今さらスーパーカーにこだわる事もなかったと思うのだが。 (続く)

ホンダ、NSXの生産終了を決定。 (後編)

2005-07-26 18:28:27 | 大好きな車、ドライブを語る
 閑話休題、長期戦略と言えば今のホンダのF1戦略・目的ってなんだろう?
1992年にF1を撤退するまでのホンダは確かにF1に対して明確な戦略や目的を持っていた。1980年代に小型車のシティがスマッシュヒットして若年層への販売が拡大し、更なるヒットを放とうとプレリュードやクイント・インテグラを販売してクーペ路線を開拓し、“ドライブシアター・カー”“コミューター・カー”としてのイメージから更にスポーティなイメージへ成長させる戦略をもってレースの臨んでいたはずである。もちろん、欧州など海外進出への足がかりと考えていたことも否めない。

レースに勝つための戦略、販売ターゲットとする国内外の若年層への売り込みと企業像のアッピール、レース技術を市販車にフィードバックしたACURA NSX 、etc. etc.

Williams HONDA 、Marlboro Maclaren HONDA としてコンストラクターズ・チャンピオンを獲得した15年前のホンダの技術は1.5リッターのターボエンジンが1cc当たり1馬力の領域にまで達していて、そんな技術を注ぎ込んだF1の成績が市販車の販売とリンクしてホンダのF1での目的は達せられたはずなのである。

ところがF1復帰後の現在のホンダは佐藤琢磨ばかりに囚われ過ぎ、という気がする。何故そこまで日本人ドライバーにこだわるのか。

@幕張の正直な感想として、残念ではあるが彼はまだF1ドライバーの器ではないと思っている。なぜなら、あまりにも不用意に車を壊しすぎる。完走が少ない。つまるところチームやスポンサー、メーカーが最も期待する「レースに勝ち、最大限に露出をしてアッピールをする」という要求に応えられていない。レースに出て猪突猛進に突っ走ってはリタイアし、「ホンダエンジンってヤワじゃん」などと観客にマイナスイメージを抱かれかねない実績しか残していない。クラッシュした時の言い訳もいつも同じだ。F1ドライバーになって何年も経つのに未だに結果が出せないのであれば、外国人ドライバーならとっくにクビである。

フジTVの意向もホンダ上層部の思惑もあるんだろうが、僚友のJenson Buttonの好成績を見るにつけ、まるでピエロを見ているようだ。

ところで、スバリストにしてアウディファン、アンチ・メルツェデス、アンチ・ホンダの@幕張が何故にホンダ車の話題を振ったかというと…。

長野市に@幕張が贔屓にしているラーメン屋さんがあって、そこのマスターとその奥様がNSX大好き人間だったからなのだ。@幕張はここの味噌チャーシューメンがとってもお気に入り。「太る、太る」ともう一人の自分がヒステリックに叫ぶのも構わず、必ずドンブリご飯と一緒に注文してしまう。

@幕張にとって、ここの味噌チャーシューメンは主菜であり味噌汁でもあるのだ。あまり他人には見せられないのだが、酢をたっぷり、それもテーブルの小瓶の半分くらいを入れて酸味を利かせる。そうすると細麺やキャベツに酸味の絡んだスープが合わさって何ともいえず美味しくなる。なぜか、他の店のラーメンではスープが酢と合わない。ここのラーメンしかたっぷりと酢を入れる事ができないので、長野に来るたびに立ち寄ってしまうのだ。

で、ここの店の名前が「赤兎馬」。名前の由来は中国の故事に出てくる駿馬らしいのだけれど、それもマスターが赤いNSXに掛けて名付けた店名。店内にはNSXのプラモデルや写真、レーシングドライバーの写真が所狭しと並んでいる。ラーメンの器もNSXをイメージしたオリジナル。

昼時はかなり混み合うけれど、ラーメンの他にも生姜焼き定食とかもお勧め。長野オリンピック組織委員会にいた頃は、味噌チャーシューと生姜焼きを交互に食べていた事もある。日赤病院の向かいにあるから、長野に行ったらいってみそ。ちなみに日曜日が定休。

たま~に店の前に停めた、マスターのお友達で大宮ナンバー(…だったと思う)のブルーとイエローの超ドハデなデカールに身を包んだGT選手権仕様のNSXに出会えるかも。 (笑
     

ザ・チキチキ減量大作戦

2005-07-25 19:14:48 | 日々の雑記帳

     ゲゲッ! また太ってしまった。

前の会社を退職してストレスがゼロになった以上に、最近は運動をしなくなった為かもしれない。ついに大台に乗ってしまった。

ああ、5月上旬には○○kgまで落ちたのに…。見事なまでのリバウンドを果たしてしまった。

昨日、実家に帰ると体脂肪計が届いていた。慎吾クンが宣伝してるアレ。
ガソリン会員カードのポイントプレゼントで注文したものが届いたのだ。昨日はちょっと疲れていたので今日使ってみると…、

  基礎代謝 1,743kal
  BMI    35.9
  体脂肪率 31.4%
  内脂肪率 25%

ガガーン…! 体重が10kgも増えている。体脂肪率も春から7%近くも増えてるし…。ここしばらくは体重を計測していなくて5月の計量以来だけど、それにしても、この数字は“あんびりーばぼー!(笑)”だった。確かに最近やたらと身体が重いのは事実だけれど。

こんなんじゃあ人前に出られない。仕方がないからまた減量しよう。
     ザ・チキチキ減量大作戦の始まりだぁい! (笑  

週末の大垂水峠

2005-07-24 12:53:19 | 大好きな車、ドライブを語る
 一週間振りに実家に帰った。
洗濯物が乾かなくて、土曜に出発する予定が日曜にずれ込んでしまったのだ。

ドライブに使う6~7時間がちょうどいい気分転換になるので最近の移動にはずっと国道を使っている。朝夕や昼間は混み合う都内や甲府近辺も、夜間はとてもスムーズに移動できるのだ。

ただ問題がないわけでもなく、高尾から大垂水峠、大月市まで至る細い国道では対向車線のセンターラインをはみ出してカーブを曲がってくる10トントラックに神経をすり減らし、大垂水峠ではローリング族のキチガイヴァカ共の自爆事故に巻き込まれないように注意しなければならない。最近は峠のカーブのあちらこちらに強制的に減速させる凹凸をつけた舗装やセンターラインにキャッツアイなどの反射材やセンターラインのはみ出し防止装置を設置して二輪や四輪の暴走を規制しようとしているが、あんまり効果がない。

それどころか、わざわざ走りにくくしている道路を無理矢理に暴走する奴もいて始末が悪い。腕の悪いヴァカがイキがって無理をするものだから、凹凸やキャッツアイにハンドルを取られて反対車線にスピンをする車や転倒するバイクが@幕張や他の一般ドライバーをビビらせるのだ。

いっその事、そんなバイクや四輪車は10トントラックに踏み潰されてくれればスッキリするのに。目の前でヒキガエルのようにペチャンコにひき潰された仲間を見れば、峠で暴走なんて絶対にしなくなるに決まってる。

そう言えば、@幕張はナゼか大きな事故の現場に通りかかる事が多い。
暴走の果てに分離帯に激突して宙を舞い、ひっくり返って人間ごとキャビンが丸々潰れてしまった車とか、トラックに正面衝突したバイクとか…。
特に昨年春に霞が関の交差点でトラックに正面から突っ込んだバイクの事故は悲惨だった。@幕張が通りかかった時にはすでにバイカーは救急車で運ばれた後だったが、正面が人型に大きく丸く凹んだトラックと周辺に飛び散ったバイクの部品でだいたいの結果は想像できた。特に、横断歩道の上に血飛沫と共に落ちていた半透明の物体、イチゴジャムのようにキレイなゼラチン状の丸い物体が脳の一部だと気づいた時は。

そんな事故を目の当たりにすれば、交通量の多い峠で一般車両の脇をすり抜けて暴走するようなマネをしようとは思わないはずである。まあ、それでも走りたいと言うキチガイは即座に周囲への見本となるような無様な姿(=潰れた蛙)で逝ってくれて構わないが。

いつもは深夜に移動するのだが、洗濯物が乾くのを待って早朝に出発したお陰でいつもよりも早く実家に着いた。早朝だとブラインドカーブの向こうからイキナリ車線をはみ出して姿を現す大型トラックもいないし、峠も一般車だけ。余計な気疲れもせずに移動できた。

さて、これからまた平凡な避暑地での長い毎日が始まるのか…。
       とりあえずは、日々是好日。  

千葉南部大地震 @幕張的 顛末記

2005-07-23 18:40:46 | 日々の雑記帳

         それは突然にやってきた。

       午後16:35分。幕張地区 震度5弱。

細かい横揺れの後、カタカタと小さな縦揺れが起き、すぐにドカンと縦揺れが大きくなった。

       思わず心の中で叫んでいた。「キター!!」

今年2月の震度4を始めとして、今まで何度か震度3や4までは経験していたが震度5は初体験だった。テレビの上に置いた目覚ましが滑り落ち、続いてAudiのミニカーが落ちた。意外な揺れの大きさに思わず身体が硬直してしまう。目だけが周りをキョロキョロと見回していた。

と、視界の片隅に上からカートンボックスが落ちてくるのが目に留まった。

ベッドの横に積み上げたクリアボックスの上に、使わなくなったバッグや空箱を入れたカートンボックス一箱と布団を載せてあったのだが、そのカートンボックスが布団と一緒に@幕張の頭上に落下してきたのだ。

思わず両手と両足を頭上にかざして箱を受け止めた。
人間の身体は咄嗟に何がどう動くのか本当にわからない。すぐに起き上がれば箱の落下を楽々と受け止められたのに、ゆっくりと崩れ落ちてくるのを真下で傍観していたのだから。

きっと、がけ崩れ事故や工事現場の落下事故で真下にいても同じように立ちすくむのだろうか。@幕張、これじゃあ何か災害があっても生き残れない方のクチだろうなぁ…

震源は隣の隣町、市原。幕張からは20kmと離れていない、正に@幕張のお尻の真下にある震源だった。そこはちょうど最近発見された千葉、埼玉、神奈川の断層に囲まれた東京プレートの縁辺部にあたる。

@幕張のアパートでは朝から何度か微振動が感じられたので、てっきり近所のマンション解体現場の重機でによるものだと思っていたのだが、考えてみれば週末は工事は行なわれていない。

その後に余震が2回あったが、カートンボックスは他へ移動したので気にならなくなった。

さて、危なっかしい所にいるのはこの辺までにして、そろそろ実家に帰ろっと。とりあえず、今回は震度5弱でケガもせずに助かったのだから。
     

第三世代 電気自動車

2005-07-22 18:20:20 | 大好きな車、ドライブを語る
 最近、テレビでしきりに耳にする言葉ある。
それは“Team Minus 6%”。
1997年の地球温暖化防止京都会議で議決され、昨年のロシア批准によってようやく発効した京都議定書の地球温暖化防止に向けての世界的な取組み。しかし、この取決めにはアメリカや中国がソッポを向き、日本も達成見込みが危ぶまれるなど色々と問題も指摘されているのだが、そんなニュースを読みながら「さて日本は何を実行して目標を達成するんじゃい?」としばらく疑問に思っていたら、今年の春になってやっと具体的な動きを目にするようになってきた。

そんな世間の動きの中で数年前から自動車業界でもいわゆる“エコ・カー”が開発され始め、先行して開発・市販したトヨタ自動車に続いて他社も電気自動車だの水素自動車だのとコンセプトカーをモーターショーでも展示し始めている。

しかし、展示された割にはそれらは市販されず、それどころかその後の開発ニュースも自動車専門誌ばかりで新聞など一般紙ではあまり報道されずにいた。コンセプトカーに至っては、モックアップではない自走可能な車でさえ、そのまま開発研究所に逆戻りして分解されたんじゃないかと思うほどに目にする機会がなかった。

ところが、ところがである。
偶然にも日産自動車が開発した電気自動車、日産ハイパーミニ・コンセプトが都内を走っているのを遂に目撃してしまったのだ。それは@幕張が車で日比谷付近を走っている時、横にやけに小さな車がいる事に気づいたのがキッカケだった。

一瞬、MCCのSmartのニューモデルかと思った。だって後姿も横姿もSmartにソックリだったから。でも車を追い越し、サイドミラーで正面の姿を確認すると明らかにどこかで見た事のある顔立ちだった。そう、それは2年前のモーターショーの日産ブースでみた電気自動車のコンセプトカーと同じ車だったのである。小さいな車体のシルエットはSmartそのもの、唯一の違いはフロントフェイスがやたらのっぺりとした平面で構成され、灯火類が縦型に配置されていること位しか当時は違いを見出せなかった記憶がある車であった。その後、まったく見る機会もなかったので、銀座の本社か横浜工場にでも展示されているのかと思っていたら、なんと東京電力の看板を背負って現役で走っていたのである。

これはちょっとしたサプライズだった。
電気自動車は随分と前から実用化はされていたが、それらはすべて従来の車を改造したものでしかなく、それ故に走行距離が悲しいほど短かったりワンボックスカーなのにロクに荷物が積み込めなかったりと実用面では散々だったからである。かくいう@幕張も長野オリンピック組織委員会(NAOC)に所属していた頃に電気自動車を運転した事が何度かあるが、確か走行範囲は長野市街地限定だったと記憶している。とにかく馬力が非力でスピードが出ない、荷物が積み込めない、足が短い(走行距離が短い)と他の職員からも敬遠され、NAOCの車庫に行くといつも余っていたのがこの車だったような記憶がある。
ところが、この日産ハイパーミニ・コンセプトは第三世代の電気自動車で、小さな車体に33psを発生するモーターを持ち、1回の充電で115km(カタログスペック)も走る代物なのだ。

そこで気になるのが実際の乗り心地だった。
と、言うのも、今年2月末から開催されたスペシャルオリンピックスのトーチ(聖火)ランで@幕張は先導車兼トーチカーのドライバーを務めたのだが、その時の車がトヨタ自動車のプリウスだったから。日本で初めて市販されたハイブリットカーがプリウスだったが、@幕張としてはかなり印象が悪かった。ガソリンエンジンと電気モーターの二つの動力源によって極端にフロントが重くなっていているめに他の部品の重さを軽くし、とにかく車重を軽量化して走行時の負担を軽くすることにこだわっていた。そのため、割と大柄な5ナンバー車にもかかわらずタイヤは軽自動車並みの細いタイヤを履いていて高速で80km前後を超えると直進性が極端に落ち、フロントヘビーでバランスの悪い車なのではステアリングをしっかり保持しないと緩やかに蛇行し始めてしまう。しかも軽量化の為に遮音性が悪くなっているせいか車内には風切音が盛大に入り込み、特にタイヤが小石を拾った際などタイヤボックスからまるで部品が欠落したような大きな音が響いてくる。最初は驚いた。思わずタイヤ周辺を点検した位に。一週間乗り続け、最後はどんな音が車内に響いても動じないようになっていたが、あの車が280万円もするとは信じられなかった。

そんなこんなで、ぜひ日産の電気自動車の乗り心地も聞いてみたいと思ったのである。残念ながら日比谷で見かけた東京電力の電気自動車はそれから九段方面に走り去り、平河町から赤坂へ用事があった@幕張には確かめる術がなかったが。

さて、今年の秋は2年に一度の東京モーターショーが開催される。
景気が上向き始め個人消費も伸びてきた今の世を踏まえ、どのような車が出てくるのであろうか。今からちょっと楽しみにしている。

そうそう、@幕張的には製造される最後のモデルとの噂があるAudiの新型Allroad が一番見てみたい車に変わりはないけれど。
     

無線LAN 探知機~♪

2005-07-21 17:21:06 | 今週のお買い物
       なんか楽しい名前だ。

       “無線LAN 探知機”

なんてったって「探知機」である。何か宝物を探してくれそうな名前が@幕張の琴線をくすぐる。本当は単なる電波チェッカーなんだけれど。

これは最近増えた戸外の無線LANの電波を探す機械。ちょっと前からアキバ周辺を中心とした都区内でヘンなカードをかざしてフラフラしている人がいる。そのカードの正体がコレ。

@幕張は普段DoCoMoのp-inを使っているのだけれど、通信スピードはかなり遅い。そこでWEPキーの設定されていない野良無線LANやオープンチャネルを見つけてネットサーフィンやメールチェックを行なうのだけれど、A4ノートを街中で開けるのはかなり不便。

ノートを開けても使える電波があるか判らないので、実際に戸外でノートパソコンを使うのは面倒なのだ。

しかし、この無線チェッカーを使うと無線LANの有無や電波の強さまで表示される。本当は最新型の無線LANの名前まで表示されるものが欲しかったのだが、アメリカ製のために品薄で、どこにも在庫がなかったのだ。

実際に街中で使ってみると、すこぶる便利。一々ノートを開かなくても電波の有無がひと目で判る。
       さあ、これでまた遊ぶゾ♪

久し振りに、MCさっちゃんとランチ ~前編~

2005-07-20 23:06:43 | @幕張の今日は何処へ
       しまった! 寝坊した。

朝起きたら9時を回っている。今日はいつも何かと相談相手になってもらっているMCさっちゃんと久々のランチなのに。ここしばらく目覚ましを使う習慣から離れていたので、すっかり寝過ごしてしまったのだ。彼女が勤める原宿までは電車で2時近くかかる。約束の11時30分までギリギリだ。

       そうだ、車なら90分程度で行ける。

携帯で交通状況をチェックすると、珍しく都内までは渋滞がなかった。

       これなら1時間で行けるかもしれない…。

慌ててシャワーを浴び昨日整備したばかりの車に飛び乗ると、湾岸高速を一路東京へと急いだ。幸い、というか珍しく道路が空いている。レインボーブリッジも順調だった。いつもは渋滞の暇潰しに左右の海を眺めるのに、今日は全然そんな必要もなかった。時計を見ると10時半を少し回ったくらい。その時は余裕だった。首都高の外回りに合流するまでは。

合流するとすぐに渋滞にはまってしまった。渋滞情報がなかったので携帯で情報を取り出すと、飯倉の手前辺りで事故の×マークがついている。

       えぇ!? マジかよぉ。

ちょっと面食らった。まさか目の前、僅か数百メートル先で事故が起きたなんて信じられなかった。今までスムーズに来ていたのに。一般道に降りようにも、一番近い芝公園の出口は30m程過ぎてしまっている。次々と下へ降りてゆく後続の車を横目で見ながら、次第にイライラしてきた。

30分近く待った頃、車線の片方が開けられ渋滞の列はノロノロと列が動き出した。でも時計は待ち合せの10分前。慌てて携帯にメールを打ち込む。ヤバイ! 完璧に遅れてしまった。

飯倉で一般道に下りると、六本木から乃木坂、青山、原宿と車を飛ばした。夜は大渋滞になる六本木も昼間はガラガラである。途中から裏道を飛ばしたお陰で原宿までは10分ちょっとだった。時間制パーキングに車を入れ、待ち合わせ場所へ。

時間は12時になっていた。1時半からアポがあると聞いていたので慌しいランチになってしまう。

       ああ、ごめんなさい。(続く...)