@幕張日記

@幕張が日々を想いのままに綴る日記

信州は実りの秋! 今度は巨峰!狩りの巻 

2006-09-27 11:21:49 | 日々の雑記帳
生食用のブドウといったら、やっぱり王様はこの巨峰!
とっても甘いし、、粒も大きい。
他の種類のブドウなら3房とか4房とか楽勝で食べてしまうけれど、巨峰は2房も食べるとお腹一杯。


巨峰を食べるとき、爪で皮を少しずつ剥いで食べる人がいるけれど指先が青く染まるし食べにくい。
だから、@幕張的にはよく洗ったブドウの粒をそのまんま口の中へ放り込むのがお勧め。
口の中に入れたブドウの粒は舌で上あごに押し付けて中身だけ出し、皮は口から出す際に軽くしゃぶります。
実はブドウの皮の裏側ってすごく甘くて、実を出したときに実と皮の間からも甘い果汁がチュルンと出てくる。
だから口の中でブドウの実を押し出してから皮を軽くしゃぶって甘い果汁を堪能し、皮を口から出してから実を食べると二度美味しい。
爪で皮を剥くと、この甘い果汁が流れ出してしまうので傍で見ていてすごくモッタイナイ気がする。

     でもそれって、@幕張が食い意地張ってる証拠だったりして…


  
       <これ位の房の大きさだと700円~1,000円くらい>         <遠目には粒が小さく見えるけれど、これ位の房だと1,500円~2,000円くらいはする>

と、ここでまたまた巨峰購入講座。
巨峰は房の大きさによって値段がすごく違うブドウで、小さな房は300円とか400円で買えるのに贈答用の大きなものは一房2,000円以上もする高級ブドウ。
どうせなら安くて美味しいのを買いたいから、そんな時はこんなブドウを選んだら
大概の巨峰は大きな房の粒は大きく、房の小さなブドウは粒もあまり大きくはないんだけど、たまに小さな房なのにやたら粒の大きな巨峰が混じってる。

               これ、狙い目です。

房の小さな巨峰は粒の大きさに関わらず安いから、それを2房買えば大きくて高価な房を買うよりもお得になるって寸法。
もちろんブドウ狩りで食べ放題の観光農園なら、迷わず粒々が大きくて房も大きなブドウを選りに選って食べるのが王道。

でも、こんなに巨峰があったら迷いそう…
     

  


信州は実りの秋! ブドウ狩りの巻 

2006-09-26 21:27:28 | 日々の雑記帳
国道19号線、塩尻市の桔梗ヶ原周辺を通りかかると、ブドウの甘酸っぱい香りが車内に流れ込んでくる。
特に夜の運転は神経が研ぎ澄まされるせいか、ブドウの甘い香りが一層強くなるような気も…

この甘い香りは「ナイヤガラ」というブドウのもの。
主にワイン用に栽培されている、名前の通りアメリカ原産の白ブドウだ。



ナイヤガラは桔梗ヶ原周辺の栽培が中心なので、山梨県の勝沼など他地域のブドウ名産地へ行っても独特の甘い香りはしない。
勝沼は国道20号線がブドウ畑の真中を走っているが、もっとも香りが強くなる夜中の雨上がりに周辺を走っても森の香りや苔の匂いに混じってブドウの芳香が微かに感じられる程度だ。
実はこのナイヤガラ、このあまりに強い芳香のためにワイン業者には嫌われてしまうことが多く、塩尻市の桔梗ヶ原周辺に展開するワイン製造業者以外ではあまり栽培されていないらしい。

ところが桔梗ヶ原ではこのナイヤガラを使った白ワインを製造していて、10月下旬に売り出される保存料無添加の白ワイン新酒はすごく人気がある。
なぜなら強いブドウの芳香もそのままに、とってもフルーティな甘口なので一般的なワインの苦手な人でも美味しく飲めてしまうからだ。
強い芳香と甘口のためか、ワインの通と言われるようなワイン好きの人たちからは敬遠されてしまうのだけど、デザートワインとして美味しいこのワイン。


          どうぞ、お試しあれ!  新酒は10月下旬から順次発売なのだ…


また、ナイヤガラは生食してもとても甘くて美味しい。
ただ他の品種に比べて足が早く傷みやすいため、生食用として収穫されたほとんどのナイヤガラは地元で消費されてしまって県外にはほとんど出荷されないらしい。
そんな産地限定のナイヤガラが食べ頃を迎えているので、桔梗ヶ原周辺を通る度に@幕張は窓を全開にして何度も深呼吸をしてしまうのだ。


桔梗ヶ原ではぶどう狩りのできる観光農園がいくつもある。
大人600円で食べ放題になるので、結構人気なんだとか。
@幕張の家では毎年何箱もブドウをいただくので、@幕張も自分で買ったことがないのだけれど、好きなブドウの房を選んで食べられる食べ放題はいつかやってみたい…と思っていたりする。



               


他にも色々な種類のブドウを栽培している桔梗ヶ原、ワイン用のブドウと生食用のブドウに大きく分かれるらしいけれど、実は@幕張、ブドウの種類については詳しくない。
地元出身で、おまけに出身校は日本で唯一ワインの醸造免許を持つ高校なのに、ブドウの事は何一つ知らないのだ。
だから↓下の写真のような似たブドウを見ても、「種類は違うんだろうな…」とまでしかわからなくて、ワイン用なのか生食用なのかも判然としない。
種類が分かればブドウを食べる楽しみがもっと増えるのに、マイウ~主義の@幕張、まだまだ勉強不足です…


               ちょっと、反省…


  


  


あ、そ~そ。
最後にブドウ選びのコツをひとつ。
ブドウの房についてる白い粉。消毒なんかがついて白くなってることもたまにありますが、ブドウの房についている白い粉のほとんどはブドウ糖です。
そう、栄養注射なんかに使うブドウ糖。白い粉。指でこすって舐めると、微かに甘味がする。

ブドウが熟すとブドウの粒の中のブドウ糖が皮の外に滲み出して白くなるので、房の粒々が白いブドウは完熟の印。
ブドウを選ぶときにはブドウの粒々に白い粉が付いているものを選びましょう。

枝まで白くなってるのは消毒薬だからきれいに洗うとして、普通に房の粒々だけが白いブドウはぜひブドウの皮まで口に含んでみてください。


          甘酸っぱくて、中身だけ食べるより倍は美味しいっすから。

               あ、もちろん皮は食べないですよ。噛んだら酸っぱいし…
               粒ごと口に入れて、皮は軽~くしゃぶるだけ。


信州は実りの秋! 栗拾いの巻 (その2)

2006-09-25 10:35:15 | 日々の雑記帳
               


性懲りもなく、早朝から栗拾い。
ここ数年間、放置されている畑の横にある栗林。
そこの栗が収穫期を迎えていて、そよそよと風が吹く度に栗の実がポタポタと落ちてくる。
元々が栽培用の栗だったため、何の世話もされていない今でも割と形の良い大きな栗が拾える穴場なのだ。


    ただひとつ、問題が…


ここの栗林は剪定とか下草狩りとかされていなくて、誰も世話をしていないのは確かなんだけど、本当に放置されているのかちょっと自信がない。
栗の木の下には熟して落ちた栗の実やイガが山のようになっているけど、もし誰かが栽培していたら気が引ける。

落ちている栗の実は大きいのから小さいのまで大きさも不揃いで、ちょっと商売用には不向きな気がするんだけど…

結局、写真を撮った時の足下に落ちていた栗の実だけ拾って帰ってきました。
道路の上に張り出した枝から道路に落ちてる栗の実だから、これなら多少拾ってもモーマンタイ(無問題)!
道路に落ちてる栗の実とはいっても、足下をたった10分ほど拾っただけで篭いっぱい。


  
<背後が問題の栗林。手前の畑はここ数年放置されてるらしく、草が生え放題。>   <10分ほど足下に落ちてる栗の実を拾ったら、こんなにあった>

ついでに、近所の熊出没注意の看板のある山際に生えている山栗(柴栗)の実もいくつか拾ってきました。
家で前に拾った栗の実なんかと比べると、大きさは一目瞭然!
山栗って本当にドングリくらいの大きさで、先々週拾ってきた栗の実の大きさと比べたら、とても同じ栗だとは思えない。

さて…、だいぶ溜まった栗の実だけれど、これをどうやって食べようか。


      秋のひと時、贅沢な悩み。

<上段/山栗(柴栗)、中段/今日拾ってきた栗の実、下段/先々週拾ってきた栗の実>



  
        <これは先々週の獲物。とにかくデカイ!>                     <熊も食べてる(?)山の栗>

こんなん、見つけました。(その2)

2006-09-24 23:56:32 | @幕張の文句言っちゃる!
    エロ       エロ           エロ          エロ
                        エロ         
         エロ        エロ     
エロ            エロ                 エロ
    エロ                      エロ   
                      エロ              悶々…






   長野からの帰り途、国道を走っていると目の前を変な文字がチラチラする。
   頭の中から「エロ」という意識が離れない。


 欲求不満で、遂に妄想まで見るようになったか…



       …などと悶々としたのもつかの間、何が原因かすぐに判明した。








   原因は@幕張の前を走っているトラック。
   





最初は薄暗くて文字がよく読めなかったものの、信号で停車した時にはっきりと分かった。





   トラックの後ろ側に “エロドライブ” …と書いてある。  
     なんじゃ、そりゃーーー!!





最初は何気に見ていたので、何かが変だとはすぐに気付かなかったんだけど。


     「エロドライブ、 一般道 法定速度、 高速道 80km/h」





                 …あッ!


―――よくよく考えてみれば、「エロドライブ」 じゃなくて 「エコドライブ」
「エロドライブ」ってなんか変だけど…そんな言葉あったっけ?などと考えていた@幕張、完全にボケてます。





   
写真に撮って初めて分かったのは、「コ」のところに上手に「|」を付け足して「ロ」にしてあった事。
夜中に遠目に見たらそのまんま自然に「エロ」に読めたので、な~んにも考えていない@幕張、全然気付きませんでした。




                                                   
      やっぱ、欲求不満!     …かな?

こんなん、見つけました。(その1)

2006-09-24 23:45:12 | @幕張の文句言っちゃる!



長野市内を取材中に、コンビニ前で見つけたこの車。
他人の趣味に文句を付ける筋合いはないものの、あまりのすごさに思わず写真を撮ってしまいました。

車内のカップホルダーにはマンガのキャラクター「あおくび大根」が刺さり、運転席の前には20体以上のガンダムフィギュア(…たぶん)がびっしりと…
ナビの前には“赤い彗星”らしきフィギュアまで。

あんまりにもすごい車だったので、興味半分でコンビニから持ち主が戻ってくるのを待ってみると…
コンビニから出てきたのは20歳代前半~中頃に見える、絵に描いたようなオタク風の青年。
外見は老けていて、実は意外と若かったりするのかも…とも思える風貌は皆さんの想像にお任せします。


          それにしても……、ウハッ! …スゴッ!

今日の晩ごはん その77  長野市/富くどりのホルモン炒め定食

2006-09-24 23:42:15 | 今日の昼メシ、晩ごはん
  


長野でロケハンが終わった後、思いついてbw社長を夕食に誘ってみたものの、残念ながらbw社長は@幕張の実家の方でロケハン中だった。
@幕張が長野市まで行くことなんて度々ないし、bw社長が@幕張の地元に来ることも何回もないはずなので、偶然が重なってちょっと残念。

仕方ないから一人で夕食を食べることにして、どこが良いかな…などとと考えながら運転して目についたのがこの食堂。
たしかbw社長のブログにもここの記事があったような…という記憶が蘇り、立ち寄ってみた。


「富くどり」は店の外見も中も昭和の時代にトリップしたようで、オジサンの@幕張には激しく郷愁を誘う。
とっても懐かしくて、大学研究室の近所にあって度々通っていた西池袋の定食屋を思い出した。
メニューもたくさんあって何を食べようか迷ったものの、壁に貼ってあった「ホルモン」の文字から目が離れなくてホルモン炒め定食(1,000円)をオーダー。


しばらくして出てきた料理の盛り付けは、これも久し振りに見たステンレス製の食器。
ステンレス製の食器を使ったのは大学どころか高校生の頃以来で、昔、松本駅前にあった「やまなみ」という超大盛りパスタと30種類くらいあるメニューが大人気だったパスタの店で見かけて以来だった。

そんな感慨にふけりながら食べる。味はごく普通。
ホルモン焼きには抜群の相性のキャベツの千切りを添え物に期待したものの、残念ながら添え物はなくてホルモンの油でちょい胃もたれ気味。
ホルモンの量が多かったので、七味唐辛子でピリリと刺激をつけて食べました。

          個人的には、ここに生ジョッキがあったら最高かも。

うん、ホルモン焼きにはビールがなきゃ。
次に長野に泊まりがけで来た時には、ここで大生ジョッキにホルモン炒めだな。


あんまりビールビールと念じていたからか、80km先の家まであっという間に着いてしまった。
今日のレポート書き終えて、さっきから缶ビールを一気飲み。 ゲフッ!


ロケハンで再び長野へ

2006-09-24 23:35:51 | @幕張の今日は何処へ
昨日に引き続き、再び長野市へ。
レポートをほぼ徹夜状態で仕上げたので、やたらと眠いし身体も微熱状態。
昨夜は家に帰らずに、長野市内に泊まれば良かったとかなり後悔…

最初に山ノ内町へ行き、立ち寄り場所のロケハンをしながら中野市、小布施町、須坂市と移動。
途中、真っ赤に色づいた早生種のリンゴを見つける。


  

                色といい艶といい、なんだかとっても美味しそう。

とはいってもリンゴ狩りとしゃれて、呑気に丸かじりする時間もなかったので資料用に写真だけ撮ると次の場所へ移動。
あちらこちらと回り、最後に長野オリンピックでスピードスケートの会場にもなったエム・ウェーブの取材を終えた時には外はすっかり暗くなっていました…

  


昨日の晩ごはん その76  長野/おぎのやの地鶏丼

2006-09-24 02:41:48 | 今日の昼メシ、晩ごはん



…とある外国人の団体110人分の食事場所探し。
長野市周辺で外国人100人以上が一緒に食事のできる場所なんてそんなにない。

「おぎのや」はそんな数少ない食事場所で、2階のレストランでは1,000人が同時に食事をすることができる。
あの横川駅の「釜めし」弁当で有名なおぎのやが経営している食事店だ。
           



楽しみにしていた肝心の釜めしが売り切れてしまっていたので、打ち合わせの後に1階のファーストフードコーナーで地鶏丼(750円)をオーダー。
内容は高速道路のサービスエリアで食べる食事と大差なく、可もなく不可もなく、まあ…こんなもんか…と思ったのも一瞬…


               ご飯が硬い…

ドンブリの中のご飯の一部が、乾いて板状に硬くなっている。
ちょうど炊飯器の蓋を閉め忘れて放置してあったような、ご飯の上の方の硬くなった部分がそのまま入っている感じだ。
奥歯の隙間に挟まるような、乾いた餅のようなご飯の食感でせっかくの食事も大減点。

   昨日は昼メシ抜きで、すきっ腹で食べる気満々だったのに…

一体これはどーしたんだ、おぎのや…?

白馬に行ってきました。

2006-09-24 02:23:39 | @幕張の今日は何処へ
 ちょいとバイトの仕事関係で午後から白馬村へ。
本当は白馬村、長野市、須坂市、中野市、山ノ内町と回らなくちゃならなかったんだけど、東京からの帰り途、走っている間ずっとキーキー、シャカシャカと喧しい軋み音を出した挙句、甲府のガソリンスタンドでは「これ、いつブレーキパッドが脱落してもおかしくない状態ですよ」と言われてしまった車のブレーキの修理に想定外の時間を取られてしまい、今日は白馬村と長野市の取材だけになってしまった。


               


白馬村のジャンプ競技台。

1998年の長野オリンピック。
今ひとつ盛り上がらなかったオリンピック前半を終えて、大会中盤の2月17日に行われたラージヒル団体で日本チームが優勝したことにより、後半は一気にオリンピックが盛り上がってイケイケになった、あの競技会場だ。

長野オリンピック大会時ではすれ違いにも困る狭い道路を通ってジャンプ競技台に行かなければならなかったのに、いつの間にか広い直通道路ができあがっていた。

実は@幕張、競技場の麓に立つと昔の……ちょっとしたある種の感情が頭をもたげて一時は仕事にならなかったが、長野オリンピック関連の施設に行くと何時どこへ行っても同じ気持ちになるので最近はすっかり慣れた。だいぶ薄暗くなってきていて、そのまま写真を撮ったらブレそうだったので一脚を使って資料写真を撮り、急いで長野市へ。

日が短くなり、午後6時を回ってすっかり暗くなってしまったのでこの日の長野市以降の取材は諦め、食事場所候補の施設を数か所回って仮予約と簡単な打ち合わせを行い、家に戻ったのはついさっき。

これから徹夜でレポート作成だす……





銀座二丁目、幸せの交差点

2006-09-23 08:37:25 | @幕張の今日は何処へ
   

 昨日は某電通系の企業で面接のため、日帰りの上京。
面接が終わって築地警察署から銀座方面に抜けた時に気が付いた。

この数年間で銀座は再開発されたビルが増え、今までは一部の高級デパートでしか見かけなかった高級ブランドのブティックが入居するビルが増えた。


                    そこで、銀座二丁目の交差点。
 

今まで何気に新橋方面から京橋方面へ抜けていたのだけれど、銀座二丁目の交差点はその四隅に目も眩むような高級ブランドのショップが並んでいる。


               CHANEL          Cartier


LOUIS VUITTON                         BULGALI


…もう、豪華すぎて言葉も出ませぬ。
交差点の中央に立てば、四方からの超強力なブランドパワーで押し潰されるかも。

銀座には他にも@幕張の(買えないけど)好きなブランドの HERMES や、文房具とか医学会の記念品の購入で何度かお世話になった Tiffany 、名前こそ知っているものの、あまりに強大なブランドパワーに魂を抜き取られそうで 恐ろしくて店に近づけない ChaumetHarry WinstonVan Cleef & Arpels まである。

一区画にここまでブランドが揃った通りなんて、他にはきっとドバイだけ。
きっとニューヨークにもパリにもありゃしない。

今年もクリスマス前にはこの交差点を回遊する幸せな人達が大勢いるんだろうな…と思いつつ。
どうやら今年のクリスマスは未だプータローの気配が濃厚な@幕張は、そそくさと夜通し国道を運転して信州へ帰ってきました。

木曜の夜から土曜の朝までの30時間、その間に面接こなした上に12時間運転し続けたので心身共にグロッキ~…

                    疲れた……      ハァッ…


稲刈りの季節

2006-09-21 17:24:54 | 日々の雑記帳
          


 9月中旬を過ぎると、@幕張の住んでいる信州は稲刈りの季節。
最近の稲刈りは、大型コンバインで一気に稲を刈って籾の袋詰めまでしてしまう農家と、昔ながらの「はざ掛け」をする農家に分かれる。

「はざ掛け」は木の枠組みを作り、その上に刈った稲藁を逆さに掛けて籾を天日干しするもので、昔はどの田舎に行っても見かけた秋の風物詩だった。
はざ掛けした稲の周囲を跳ねるイナゴを捕まえるため、子どもの頃の@幕張は近所の田圃を駆け回っていた記憶がある。

はざ掛けはすべて人力で行なうため、どの農家も夫婦一緒、家族総出で稲をはざに掛ける結構な重労働だ。
最近はコンバインで稲を刈ってしまう農家も増えたものの、ブランド米の影響か、はざ掛けで天日干しにした米は甘くなる、味が良くなるからとはざ掛けを続けたり、コンバイン刈りからはざ掛けに戻してしまう農家もある。地域によっても差があって、@幕張の印象では安曇野など平地の大規模な田圃ではコンバイン刈り、山間の比較的小さな田圃でははざ掛けが多いように思う。

コンバインで稲を刈ってしまうタイプにもいくつか方法があるみたいで、籾を取った後の稲藁をバラバラに粉砕して田に撒いてしまうもの、家畜の餌を作るサイロに入れるため筒状に丸めたもの、たき火でもするように何個所にも分けてまとめたものがある。

そして朝霜が下りてくるのを防ぐため、これから12月位までは脱穀した後の稲藁を燃やす煙が平地を覆うようになり、丘の上にある@幕張の実家から見えるその煙が下界を覆って灰色の海のように漂い始めると信州は本格的な冬の準備に入るのだ。



         
ところで余談だけど、はざ掛けの写真を撮っていたら農家のにーちゃんがいきなりカメラ目線になっていた。
200m以上も離れた所から望遠レンズで撮ってたのに…



               なんか、笑われてます…

昨日の晩ごはん その75  長野塩尻/東麺房のやみつきラーメン

2006-09-17 09:11:20 | 今日の昼メシ、晩ごはん


 昔、働いていた外国人旅行部の先輩で、今も友人として付き合ってくれるI先輩から仕事の依頼。
長野県を訪れる外国人の団体100人の旅行企画手伝いのため、見学場所の下調査に行った帰り途。
資料作りで夜の11時を回ってしまい、いつも行くラーメン店が全部閉まっていたので通りがかったこのラーメン店へ。

特に当てもなかったので、店のお勧めの「超やみつきWチャーシューラーメン味付け卵乗せ」(1,090円)をオーダー。
合わせて餃子(280円)とライス(150円)も追加した。
昼メシ抜きでお腹ぺこぺこだッた@幕張、ラーメンを待っている間に無料サービスのカクテキをおかずに先に出されたご飯を食べ始める。
無料サービスのカクテキは自家製とかで、ほど良い辛さでご飯が進む。

ご飯を半分ほど食べたところで出てきたラーメンにちょっと驚いた。
何を驚いたって、出てきたラーメンのスープの上には、黄色がかった油の厚い層がある。
ただでさえマイウ~体型 な@幕張、深夜のラーメンはカロリーオーバーになるのは重々承知の上で食べているが、さすがにこのラーメンはヤバかろうって位の油の量。
「やみつき」「超やみつき」とはこの油の量を指しているようで、背脂と合わせると1㎝近い厚さの油の層ができていた。

               う~ん、これには参った…

とはいえ、今更どうしようもないので覚悟を決めて食べる。
超コッテリのスープには山盛りのおろしニンニクと酢を入れ、スープは2/3以上残したもののカクテキをかじりなら、なんとか完食。




正直に書くと………@幕張的には苦手なカテゴリーのラーメン。

な体型の@幕張には“やみつき”どころか動脈硬化など本当の病気になってしまいそうな油の量も怖いし、この内容なら1,000円を超える価格は@幕張的にひどく痛い。
自家製のカクテキは美味しかったのに…

     次回は。。。     んーーー       どうしよう?        …油抜きの普通のラーメンなら………
                                                               
                                                               

信州は実りの秋! キノコ狩りの巻

2006-09-16 23:06:24 | 日々の雑記帳



 秋の山菜といえばキノコ。
王道はマツタケだけど、雑キノコの味も捨てがたい。
キノコの炊き込みご飯、キノコの具が一杯入った味噌汁、キノコの煮つけ、キノコの大根おろし和え、キノコ鍋。エトセトラ、エトセトラ……

父の趣味の一つが山菜採り。この季節は毎朝山に行っている。
@幕張は食用キノコと毒キノコの区別がつかないし、山に入ったら猿みたいにすばしっこい父に追いつけないからキノコ狩りはやらないんだけど。
今朝も3時間ほど山に行っていた父が持ち帰ったのは大きなバケツ2杯分の雑キノコ。
中央がオレンジ色、周囲が黄色で淵が裂けている、この一見して毒キノコに見えるキノコはタマゴタケ。
タマゴタケの周囲でヌラヌラと粘着系に光る茶色のキノコはリコボウだ。
味噌汁に入れると美味しいし、大根おろしで和えると最高のおかずになる。

山奥育ちの@幕張、実はマツタケ料理よりも雑キノコ料理の方が好きだったりする。

信州は実りの秋! 栗拾いの巻

2006-09-15 18:13:00 | 日々の雑記帳
    

  幕張でのほほんと暮らしている間に、信州はすっかり秋になってしまった。
近所の田んぼ沿いにある早生種らしい栗の木なんて、早くも大きな栗の実がイガから顔を出している。

一つの栗のイガの中には栗の実が3個入っている。
栗の木の栄養が良いと3個ともすべて大きく育つけれど、あまり栄養が良くないと両端の2個か真ん中の1個だけが育つことになる。
完熟するとイガが開いて栗の実が地面に落ちるのだが、地面に落ちた栗にはクリタマバチやゾウムシなどの虫がたかりやすい。

                     

イガが完全に開き切ったところを栗の実を収穫するのが理想なのだけれど、なかなか上手くイガが開き切るタイミングを合わせるなんてできない。
だからイガが少しだけ口を開いたらイガごと棒などで叩き落とし、靴底でイガの棘を避けながら上手にイガを剥くと労せず栗の実が収穫できるのだ。

また栽培物の栗の実と山に自生している野生の栗の実は、比較すると大きさが全然違う。
野生の栗は山栗とか柴栗と呼ばれていて、同じブナ科のドングリなどより二周りほど大きい、幅が2cm前後の実がなる。
対して柴栗を品種改良した栽培物は幅が5cm近くにまでなる大型の実もあり、栄養も良いからイガの中の栗が3個とも丸々としていることが多い。
ちょうど山栗は冬の名物、天津甘栗くらいの大きさで、栽培物は栗おこわや栗のシロップ漬けに入っているくらいの大きさの栗だとイメージすれば分かりやすい。

@幕張の実家の周辺には、栽培用の栗林が放置されて野生化した栗の木のある場所が数か所あって、朝から散歩がてらにそんな場所をぐるっと回って栗を拾うのが楽しみになっている。いつもは車に積んでいる30cmほどの樫の木の棒に紐をつけて、高い場所にある栗のイガめがけて投げてはイガや栗の実を落とすのだ。
栗の実は熊やリスも大好物だから、秋は野生動物が@幕張のライバルだったりする。


  

エルメスからの届け物

2006-09-14 01:43:39 | 今週のお買い物
  


 アパートの出がけに届けられたDMを見て、なんで今頃…?と不思議だった。
届けられた封筒はエルメスから。
中を見ると、今シーズンの新作スカーフのカタログが入っている。

エルメスのスカーフを購入したのは、もう3年も前のこと。
モデルの香里奈に似た、当時ちょっと気になっていた女性の誕生日祝いのために利用したのだ。

エルメスのスカーフを購入したのは、実はこれが3回目。
@幕張が初めて結婚を意識し、結婚モード全開でお付き合いしていた通訳の女性に贈った1992年が最初。2回目は1994年のリレハンメルオリンピックで知り合い、1996年に開催されたアトランタオリンピックの会場でプロポーズして、1998年の長野オリンピックで失恋した日本舞踊のお師匠さん。どちらも双方の親に紹介して…という、知り合って数年してから贈った女性だった。
ところが最後の、3年前に贈った香里奈似の相手は「会ってまだ間もない」という段階で本当の気持ちを伝えられずに終わってしまったもの。彼女には一般的なプロセスをすっ飛ばして一気にがぶり寄りをしたものの、土俵際であっさり相手にいなされてしまった苦い思い出がある。

そんな@幕張的にはネガティブな思い出ばかりが蘇ってくるエルメスのスカーフ、ここ2年位はカタログなんて送ってこなかったのに……



               ま、いいか。


新作のスカーフもモチーフのデザインと身につけた時のカラーリングは、さすがと唸る美しいものばかりで見ていて楽しい。
でもスカーフじゃ中年のオッサンには無用の長物……だと思っていたら、最後のページに男性用の素敵なマフラーが1本載っていました。


よーし、転職に成功したら最初の給料でこれを買おう
ついでに、ソフトバンク時代まで毎年購入していたエルメスのネクタイも1本買ってしまえ


リベンジだ! 新しい地位を絶対に勝ち取ってみせる。
首に巻いたマフラーとネクタイは、@幕張的リベンジの金メダル代わりになるはずだから。



でも、スカーフは3回目のプロポーズ の日までお預け。
毎年の結婚記念日に、一緒にスカーフを選びに行けるような人を探したい。


     結婚だって、まだ諦めない   自分の人生、まだまだ欲張るぞぉーーー