@幕張日記

@幕張が日々を想いのままに綴る日記

善光寺へ初詣と 『 ニューイヤー・フィギュア 2007 ジャパン・スーパーチャレンジ 』

2007-01-04 23:54:39 | @幕張の今日は何処へ
 ちょっと遅くなったけれど、長野市の善光寺へ初詣に行ってきました。
激混みになる正月三が日を避け、ちょうどフィギュアスケートのエキシビションマッチ『New Year Figure 2007 Japan Super Challenge』の観戦も兼ねて。


今回のフィギュアスケート・エキシビジョンマッチの@幕張的目玉は、何といってもゲストで滑るオリンピックメダリスト達。
昨年2月のトリノオリンピックで金メダルを取った荒川静香さんを始め、なかなか実際の演技を見られない
ロシアのエフゲニー・プルシェンコ選手、イリーナ・スルツカヤ選手がみ~んな揃って見られるなんて、なんて豪華な大会!
そんな豪華なゲストと国内の強化選手が一堂に会する大会のためか、今回はリンクサイドの高価な座席から順に売り切れてしまった。


とにかく楽しかった。
書き出すと止まらないので割愛するけれど、愛犬「エアロ」と一緒に滑った浅田真央選手や4回転を成功させた高橋大輔選手を始めとした国内の強化選手たち。
そして何よりもゲスト達の滑りは最高!!

@幕張、見ていて感激してしまい、最後は涙が止まらず・・・
今回は仕事のお呼びがかからなかったので仕事絡みじゃなくて、一観客として見に行ったんだけど、ホント観客で良かった。



                                                                   
       プル様、最高!       イラ様、最高!! 




 フィギュアスケートを見終わった後、夕方に善光寺へ。
正月三が日を過ぎたというのに、善光寺は山門から本堂まで境内は激混み・・・



  



夕方だったので、お参りをする前に社務所でお守りを先に購入。
ここもお守りやダルマを買う人達でごった返していて、片や50m近い行列が並び、此方ジャガイモの海水浴。
仕方ないから、ジャガイモの海水浴の中に紛れ込んでお守りを買ってきました。


本堂でお参りを済ませると、いつものお御籤を購入。
善光寺のお御籤は数種類あって、@幕張はその中で小さなお守りが入った「開運招福お守り入り」のお御籤を毎年買ってます。
この小さなお守りは、熊手と小判、大黒様、恵比寿様、招き猫、小槌、無事かえる(蛙)、銭亀、だるま、軍配うちわ、六瓢箪、お多福、鶯鳥の12種類の縁起物の中から
一つが入っていて、毎年これを買っていた@幕張は銭亀か大黒様の場合がほとんどだった。

ところがところが、今年はなんと○○。
他人に話すと×らしいから内緒だけど、お御籤も『大吉』でイイことづくめ。



          神様、何卒イイことがありますよう~にッ! パンパンッ!


今年の善光寺は『本堂再建300周年記念』の年とかで、いつもならご開帳の時ぐらいしか使わない五色の幟を本堂に巡らせていました。
フィギュアスケートに初詣(の、お御籤)と、正月早々イイことばかりな一日でした。



  


日曜日は山下公園で・・・

2006-10-29 23:19:48 | @幕張の今日は何処へ
  


 よく晴れた日曜日。
昼前から昼過ぎまで2時間にも及ぶ面接が終わり、中華街で昼メシでも…と思って車を走らせていると国際埠頭に白い大型客船が見えた…


客船を見たとたん、もう昼メシのことなんか忘れて車を山下埠頭の臨時駐車場に入れ国際埠頭へ走る@幕張。
飛行機が大好きな@幕張、実は船も大好きだったりする。
早い話が乗り物が好きな、小さなガキンチョと同じなのだ。


  


カップルや家族連れで混み合う山下公園をおデブなオッサンが一人でウロウロするのも奇異な光景だったが、間近に客船を見たい@幕張はそんなことお構いなし。
今年中に閉鎖・売却が決まっている氷川丸を横目に、早足で山下公園を通り抜けると国際埠頭へ向かう。
氷川丸も閉鎖前に中を見ておかなきゃ。
でも、今はとりあえず国際埠頭。
早く早くと気は急くが、運動不足の体がついてこない…


          アレッ???


やっと国際埠頭に着いたのに、肝心の客船が埠頭にいない。
遠目に見た時は確かに埠頭に接岸するところだったのに。

…と思ったら、船は接岸じゃなくて出発したところだったみたい。
埠頭の周辺には、客船から下船したと思しき大きな荷物を持った若い男女がたくさんいた。
彼らの荷物や雰囲気から察するに、どうやら客船は「Peace Boat」のトパーズ号。
今では珍しい、戦前…それも90年以上も前に建造され、世界でたった2隻だけ残っている蒸気動力船だ。


          ちッ! 惜しい物を見逃したぜ。


それにしてもトパーズ号は船足が速い。
船を見かけてから駐車場に車を入れるまで、ものの10分ほど。
駐車場を出てからはずっと海の方を注視していたから、出港すればすぐ気が付いたはずなんだけど…

仕方がないから国際埠頭の突端でしばし日光浴。
天気もいいし、ベイブリッジもよく見える。
国際埠頭の突端はまるで海の真ん中に浮かんでいるようで、10月下旬にしてはシャツ1枚で過ごせる暖かさもあって心地良かった。


  


しばし寝っ転がった後に、近くを航行する「マリーンシャトル」やレストラン船「ロイヤルウィング」の写真を撮る。
埠頭の向かいの赤レンガ倉庫の横には、映画「海猿」にも出てきた海上保安庁の「しきしま」が係留されていた。


  
港内遊覧船「マリーンシャトル」                   レストラン船「ロイヤルウィング」

  
海上保安庁巡視船「しきしま(PLH-31)」


なんだかんだと、埠頭の突端で2時間近く遊んだ後、ブラブラと元来た道を引き返した時のこと。
山下公園の端にある休憩所の前で、不思議なおじさん(おばさん?)を発見。

ブロンドのお嬢様ウィッグをつけ、メイドエプロンとヒラヒラスカートを着たオッサンが腰に手を当てて牛乳を飲んでる。。。



               \(@_@)ノ ゲゲッ!!



オッサン、広場の真ん中で美味しそうに牛乳を飲んでるんだけど、その胸元は叶姉妹も真っ青超巨乳
もしもそんなサイズのブラがあるとすれば、Oカップ位はありそうな巨大な三角錐が二つ胸から突き出していたのだ。


                    …む、胸から角??



あ…、怪しすぎる。
オッパイというよりは、どうみても胸から角が突き出してるとしか思えない大きな詰め物を入れたオッサン。
当然のように、周囲は自然とオッサンを避けて距離を取る。
イモを洗うように混み合っている山下公園の中で、オッサンの周辺だけポツンと空間ができていた。


あまりのおぞましさに写真を撮る気にもなれなかった@幕張、気分直しに海を見ているとベイブリッジの方から次々と軍艦が現れた。
ナンだナンだと興味半分にファインダーを覗くと、次々現れた軍艦は海上自衛隊。
甲板には、なぜか色とりどりの服を着た人がたくさん立っているのが見えた。
海上自衛隊の制服は白かネイビーだから、黄色や赤色の服を着てるなんてあり得ない。
ナンだろー?って不思議に思っていたら、29日は3年に1回行われる観艦式が行われていたのだそうだ。
観艦式に参加する船が多いため、一部の海自艦は横浜港の中にある米駐留軍専用の埠頭、横浜ノースバースを使って発着したのだとか。


          惜しいッ! そんなものがあるのなら、見学に応募しとくんだった。。。


  
佐世保の第2護衛隊群 第2護衛隊「さわぎり(DD-157)」


  
呉の第4護衛隊群 第4護衛隊「さみだれ(DD-106)」


  
舞鶴地方隊 第24護衛隊「あぶくま(DE-229)」


  
横須賀地方隊 第21護衛隊「さわゆき(DD-125)」       米陸軍 第836輸送大隊 重舟艇中隊「汎用上陸用舟艇 (LCU−2000)」
 

ロケハンで再び長野へ

2006-09-24 23:35:51 | @幕張の今日は何処へ
昨日に引き続き、再び長野市へ。
レポートをほぼ徹夜状態で仕上げたので、やたらと眠いし身体も微熱状態。
昨夜は家に帰らずに、長野市内に泊まれば良かったとかなり後悔…

最初に山ノ内町へ行き、立ち寄り場所のロケハンをしながら中野市、小布施町、須坂市と移動。
途中、真っ赤に色づいた早生種のリンゴを見つける。


  

                色といい艶といい、なんだかとっても美味しそう。

とはいってもリンゴ狩りとしゃれて、呑気に丸かじりする時間もなかったので資料用に写真だけ撮ると次の場所へ移動。
あちらこちらと回り、最後に長野オリンピックでスピードスケートの会場にもなったエム・ウェーブの取材を終えた時には外はすっかり暗くなっていました…

  


白馬に行ってきました。

2006-09-24 02:23:39 | @幕張の今日は何処へ
 ちょいとバイトの仕事関係で午後から白馬村へ。
本当は白馬村、長野市、須坂市、中野市、山ノ内町と回らなくちゃならなかったんだけど、東京からの帰り途、走っている間ずっとキーキー、シャカシャカと喧しい軋み音を出した挙句、甲府のガソリンスタンドでは「これ、いつブレーキパッドが脱落してもおかしくない状態ですよ」と言われてしまった車のブレーキの修理に想定外の時間を取られてしまい、今日は白馬村と長野市の取材だけになってしまった。


               


白馬村のジャンプ競技台。

1998年の長野オリンピック。
今ひとつ盛り上がらなかったオリンピック前半を終えて、大会中盤の2月17日に行われたラージヒル団体で日本チームが優勝したことにより、後半は一気にオリンピックが盛り上がってイケイケになった、あの競技会場だ。

長野オリンピック大会時ではすれ違いにも困る狭い道路を通ってジャンプ競技台に行かなければならなかったのに、いつの間にか広い直通道路ができあがっていた。

実は@幕張、競技場の麓に立つと昔の……ちょっとしたある種の感情が頭をもたげて一時は仕事にならなかったが、長野オリンピック関連の施設に行くと何時どこへ行っても同じ気持ちになるので最近はすっかり慣れた。だいぶ薄暗くなってきていて、そのまま写真を撮ったらブレそうだったので一脚を使って資料写真を撮り、急いで長野市へ。

日が短くなり、午後6時を回ってすっかり暗くなってしまったのでこの日の長野市以降の取材は諦め、食事場所候補の施設を数か所回って仮予約と簡単な打ち合わせを行い、家に戻ったのはついさっき。

これから徹夜でレポート作成だす……





銀座二丁目、幸せの交差点

2006-09-23 08:37:25 | @幕張の今日は何処へ
   

 昨日は某電通系の企業で面接のため、日帰りの上京。
面接が終わって築地警察署から銀座方面に抜けた時に気が付いた。

この数年間で銀座は再開発されたビルが増え、今までは一部の高級デパートでしか見かけなかった高級ブランドのブティックが入居するビルが増えた。


                    そこで、銀座二丁目の交差点。
 

今まで何気に新橋方面から京橋方面へ抜けていたのだけれど、銀座二丁目の交差点はその四隅に目も眩むような高級ブランドのショップが並んでいる。


               CHANEL          Cartier


LOUIS VUITTON                         BULGALI


…もう、豪華すぎて言葉も出ませぬ。
交差点の中央に立てば、四方からの超強力なブランドパワーで押し潰されるかも。

銀座には他にも@幕張の(買えないけど)好きなブランドの HERMES や、文房具とか医学会の記念品の購入で何度かお世話になった Tiffany 、名前こそ知っているものの、あまりに強大なブランドパワーに魂を抜き取られそうで 恐ろしくて店に近づけない ChaumetHarry WinstonVan Cleef & Arpels まである。

一区画にここまでブランドが揃った通りなんて、他にはきっとドバイだけ。
きっとニューヨークにもパリにもありゃしない。

今年もクリスマス前にはこの交差点を回遊する幸せな人達が大勢いるんだろうな…と思いつつ。
どうやら今年のクリスマスは未だプータローの気配が濃厚な@幕張は、そそくさと夜通し国道を運転して信州へ帰ってきました。

木曜の夜から土曜の朝までの30時間、その間に面接こなした上に12時間運転し続けたので心身共にグロッキ~…

                    疲れた……      ハァッ…


今年も『諏訪湖祭湖上花火大会』に行ってきました

2006-08-15 23:42:47 | @幕張の今日は何処へ
 今年も諏訪湖祭湖上花火大会に行ってきました。
今回が57回目のこの大会は打ち上げ場所から見物席までの距離が最短で500mほどと近いため、風向きによっては土俵の砂かぶりよろしく花火の煙や破片をかぶってしまう。
そんなド迫力の花火を見ようと全国から見物客が訪れるため、当日打ち上げ会場周辺に集まる人数は10万人とも20万人ともいわれている。
去年は打ち上げ会場の初島に最も近い有料席で見物して最高の気分を味わったものの、帰りは大渋滞で散々な目にあった。
なので今年は打ち上げ会場へ行く家族とは別行動で、会場から10kmほど離れた高ボッチ高原の頂上から一人見物することにした。
―――帰りが散々だった昨年の花火大会の記録(前篇中編後篇)

  
< 花火の打ち上げは諏訪湖岸から500mほど離れた初島で行なう。手前にある旅館の部屋から眺める花火が最高らしい。> 2005年撮影

  
< 打ち上げ場所から数百mの場所から見物できるため、会場では間近で視界一杯に炸裂する花火の光と轟音で不思議な感覚になる> 2005年撮影


                    
高ボッチ高原の山頂から打ち上げ会場まで距離はおよそ10km。
最初は花火がどの程度の大きさで見えるのか不安だったけれど、始まってみると意外に花火が大きく見えるので一安心。
惜しかったのは、今年は風がないため会場から花火の煙が流れなくて邪魔だったこと。
けれど高ボッチ高原の山頂からは花火を見下ろす位置にあるため、薄暮の湖面に反射した花火が美しい。
おまけに背景には諏訪周辺の夜景が重なり、この場所からの見物も最高。

眼下で行われていた花火の見物もそこそこに、やたらといちゃついてた背後の熟年カップルの声がウザかったけれど、花火見物としては去年の迫力とは別世界で最高でした。
おまけに家に帰るのもスムーズで、山頂からは20分ほどで到着。去年散々だった4時間の渋滞を考えると、もう天国!

2006年第57回諏訪湖祭湖上花火大会の@幕張写真館はここから。


  
< 三尺玉の大花火。打ち上げる花火玉の直径は1m以上、開いた花火の直径は500m以上になるとか。背後の諏訪の夜景と重なって、もう最高!>

  
< 諏訪湖の名物、一尺玉の水上スターマイン。イベントの後半で行われ、水面で連続して炸裂する花火と低空に打ち上げられる花火は最高のエクスタシー。>

  
< イベントを締めくくるナイアガラ花火。諏訪湖岸に沿って延々と全長2kmに亘って敷設される。>

結婚報告会、飲んで凹んで悪酔いで…

2006-07-08 05:52:22 | @幕張の今日は何処へ
 昨日から長野市にいる。
昨夜は、昨年11月に一緒に京都旅行をした山ちゃんに誘われての飲み会だった。
メンツは@幕張ともう一人の女性以外はすべて県職員。山ちゃんとU田氏、そして昨年一緒に京都に行ったゆっきーと彼女の友人のY田さん。

二度目の乾杯をしたところで山ちゃんが「それじゃあ、全員が揃ったので重大発表をします…」と切り出した。

         「ゆっきーが、この度結婚することになりました。」

            ええっーーー!?

思わず大声が出てしまった。

――― 二週間前の事、山ちゃんから飲み会に誘われた時、この時期に珍しいな…と感じていた。
いつもは8月に暑気払いをやるので、7月上旬に飲み会をやるのは多分初めて。
ゆっきーの誕生日は7月末だからまだ早いし、誰かの転勤か結婚じゃないかと薄々は感じていたものの、よりによってゆっきーの結婚報告とは夢想だにしなかった。

昨年の京都旅行で彼女と結婚の事について話したのだけれど、彼女の結婚観は「数年付き合って、お互いによく理解した上で結婚したい。」というものだった。
当時はフリーだと言っていたので、まだもう少し遊んでいたいのかな…?と勝手に解釈していたのだけれど。
何でも彼女の結婚相手は、今年の2月に仕事で知り合ったりんご農家の後継者とか。

                急転直下の、もう大どんでん返し

忘れていた。
結婚観と実際の結婚は全然違うことを。
結婚観はあくまでも自分の理想、でもその理想以上に本人の気持ちが動けば本人の結婚観とは全く別の結婚にも流れてしまうことを。

このブログの事は山ちゃんもゆっきーも知らないので思い切って書いてしまうが、プー生活から脱却して落ち着いたら気持ちを伝えようと思っていた。
結局、自分の都合で意思を伝えていなかった今となっては仕方のないことだけれど。
相変わらず、最後の詰めが甘いというか、チャンスを逃してしまう事にかけては天才的な才能を発揮する@幕張。

       

ゆっきーが“信州人の一個残し”なんていうネタを教えてくれて、@幕張も「結婚おめでとう」と平静を装って彼女と話しつつも内心の動揺が激しい。
ビール、焼酎、日本酒と、彼女に注がれるままに飲んでしまい久し振りにベロンベロン。

そんな気持ちを察してくれたのか、一次会が流れた後に山ちゃんが二次会に誘ってくれた。
二人で酎ハイを飲みながら、取り留めのない話を続ける。
山ちゃんやゆっきーと一緒に行く今年の旅行は、秋に萩・津和野へ行くことに決まったのだけれど、新婚早々で本当に旅行に参加できるか? ゆっきー。

               秋はりんごの収穫が忙しいずらよ…
       

※『信州人の一個残し』
  飲み会なんぞで、皿のつまみを最後に一個残したまま誰も食べないこと。
  互いに「あなたが食べてください」と譲り合っているらしいのだが、実際には最後まで食べずに残っていることが多いらしい。
  大学から信州を出てしまった@幕張、全然知りませんでした…
  そういえば、上の写真もチョリソーや天ぷらは一個ずつ、刺身は一口分だけ余ってます…

松尾峡のゲンジボタル

2006-06-18 23:03:12 | @幕張の今日は何処へ
  
<ゲンジボタルの光の航跡。実際のほたるの光はこの数倍>

 股関節が痛い。足のふくらはぎも…
「あと10分ちょっと歩けば着きますから」と係員に言われて、すでに30分近く歩いている。
最近のゴロゴロ生活のために、慢性運動不足ですっかり体力の衰えた@幕張の身体では片道40分以上も歩くのは苦痛だった。

ここは長野県辰野町の松尾峡。
天然記念物のゲンジボタルが繁殖している場所で、今日まで『ほたる祭り』だった。
祭の最中は混んでいると聞いていたが、今夜はワールドカップのクロアチア戦だから人出も少ないだろうと勝手に思い込んでいたことや、夕方に猛烈に激しい夕立があり、その夕立の後からどんどん気温が上昇して、ゲンジボタルの羽化に最適な蒸し暑い無風状態になったこともあったので急遽、ほたる狩りを思い立って来てみた。

ところが町の中には祭の案内看板が少なくて、道に迷う。
数少ない看板を頼りに走り、やっと「ほたる祭り用駐車場」と書かれた看板を発見して車を停めたところ、そこから松尾峡まで40分以上も歩くはめになってしまったのだ。

辰野町の銀座通は屋台がひしめいていて、その風景は昔懐かしい祭の景色。
たこ焼きやお好み焼きなど食べ物系の屋台に交じって、射的なんかの屋台もある。
今夜は人が少ないだろう…なんて予測はまったく的外れで、町内の小中高生が全員集まったのかと思うほど子供たちや若い衆がたくさん来ていた。
ほたる見物の行列はそんな屋台の続く銀座通から辰野駅前を抜け、田んぼの中を通り抜けた松尾峡の入口まで延々と続いている。

「ゲンジボタルの乱舞」と宣伝文句を聞いていても、実はたいして期待していなかった。
あちらこちらにチョコチョコっと飛んでいるほたるを想像していたにすぎない。
ところが、照明のない松尾峡の公園の中に入って驚いた。

     
     目の前に緑色の星の海が現れた。そしてその光の海は動いている!
     

“星の海”という比喩が正しくなければ、夕闇の東京上空を飛んでいる飛行機から見た都心の夜景と言ってもいいだろう。
羽化に最適の気候となったためか前日の数倍のほたるが羽化し、およそ一万匹のほたるが一斉に光を点滅させ瞬いていた。

『ほたるの光、窓の雪』と云われるが、実際にほたるの光で本を読むなど不可能だと思っていた。
しかし一万匹ものほたるが光ると、公園全体がうっすら緑色に淡く浮かんで見える。

          
            照明のない公園の地面が、ほたるの光で見えるのだ。

      もっともそのために、周囲でいちゃつくカップルの群れもよく見えてしまう。   ケッ!!

一万匹ものほたるの光は、野原に広げたクリスマスツリーの飾りが一斉に光るようで豪華絢爛。
派手も派手、例えて言うなら紅白歌合戦の小林幸子状態。
時節の風流を追うなら近くの川辺で見る数匹のほたるの方が、あちらで光り、こちらで光りと優雅なもの。
だが、一万匹ものほたるが一斉に光る場所、というのもそうそう出会えない。

ということで一見の価値はあるかも、辰野町の松尾峡公園。
6月下旬までは、無風で蒸し暑い日の夜の7時~9時くらいが見頃で入場料300円。
ほたる祭りは終わったので、辰野駅前に車を駐車すれば公園まで徒歩約10分くらい。 

『信州 夢街道フェスタ2006』に遊びに行ってきました。

2006-05-28 21:25:42 | @幕張の今日は何処へ
  


 松本空港近くで開催されていた『信州 夢街道フェスタ2006』に遊びに行ってきた。

元々、信州は「北国街道」「甲州街道」「中山道木曽路」と、昔から交通の要衝として発達してきており、現代の国道20号線や国道19号線、JR中央東線や中央西線、新幹線もこれらの街道をなぞるように伸びている。また「塩の道 伊那街道」「ぶり街道」「千国街道」「北国西街道」など、古くから県内外の特産品を運んだ街道も発達し、昔の宿場町もあちらこちらに残っている。

そんな街道の「信州の歴史と文化を再現する」をテーマとして2001年から松本城を会場に始まった、信州各地に伝わる文化や芸能、物産品などから信州の街道の魅力を再発見することを目的としたイベントだったのに、今年のイベントは県外や海外の物産品と観光の紹介がてんこ盛りの内容だった。今年のテーマは「国内外の特産や食・伝統芸能でにぎわう松本やまびこドームからFM長野とコラボで生放送」らしいので、イベントとしては大転換をしたことになる。

おそらくは、県内のあちこちで実施している似たようなイベントと一緒に陳腐化するよりは、思い切って信州と縁のある県外や海外の物産品や観光を紹介した方が集客力があると考えたのだろうか。松本空港から空路で結ばれている札幌や名古屋、大阪、福岡、JRや陸路で結ばれている富山県や石川県など北陸地方、神奈川県や栃木県などの関東地方、そして松本空港から最近チャーター便が飛び立つ台湾やマレーシアなどの東南アジアのブースが並んでいる。

  

実は日本人は食べ物系のイベントが好きらしい。
毎年、秋に幕張メッセで「電気のふるさと じまん市」というイベントがある。財団法人 電源地域振興センターが主催して電通が運営する、全国の発電所やダムなど発電関係の施設のある自治体の名産品、特産品を紹介して展示販売するイベントで、発電所やダムの設置に対する見返りみたいな地域振興イベントなのだが、このイベントにも見事なほどに食べ物系のブースが集まっていて、半日もかけてぐるりと会場を一周すれば、北海道から沖縄まで全国の地方の珍しい名産品を入れた買い物袋を両手にずっしりと持つ羽目になる。@幕張もこの会場のインフォメーションで観光情報の案内をしたことがあり、イベントを開催していた毎日がすごい人出で忙しかった。

そんな物販を前面に押し出した路線に方向転換したらしい今回のイベントは、会場の外にもずらりと食べ物のブースが並んでいた。
ざっと会場を一周すると、やはり混んでいるのはプレゼント抽選会場と食べ物系の物産販売のブース。同じ特産品でも木工品などのブースは閑散としていて、弁当やお菓子系を中心とした食べ物のブースには人が集まっているように見える。そんな会場を歩いていたら、なんとなくデパチカの食品売り場にいるような錯覚に。

会場には木曽馬に試乗できたり、のとじま水族館の移動水族館バスが来ていたりと、小さな子供のいる家族には楽しい一日を過ごせるイベントだったかも。

  

まごまご嵐:<嵐の城下町>大野智、相葉雅紀の松本城探索。

2006-05-20 07:10:10 | @幕張の今日は何処へ
  

 …なのだそうだ。
何がそうなのかって今日の記事のタイトルが、ジャニーズの人気グループ「嵐」のメンバー、大野智クンと相葉雅紀クンが女優の島崎和歌子さんと共に松本市でロケを行った、フジテレビの番組の番宣コピーそのままなので。

何か奥歯に物が挟まった書き方になってしまったけれど、写真は4月末の某日、松本市の中心にある「なわて通り商店街」で行われた番組ロケの一コマ。
顔のアップを載せるとお叱りをいただきそうなので、ブレた写真と遠景写真だけにしておくけれど、フジテレビの昼の番組『バニラ気分』第二部の『まごまご嵐』<嵐の城下町>という新コーナーとして今日放送されるらしい。

昼間は留守にするのでビデオ録画をセット。
小さい頃から@幕張が大好きだった「なわて通り商店街」、さてどんな番組になるのでしょうか。
さて、@幕張も間もなく出かけます。今日も一日頑張りましょう!




2008年6月11日追記:
タレントさんの権利管理会社さんより、記事に使用している写真がタレントさんの肖像権を侵しているとの連絡をいただきましたので写真を修正しました。

@幕張、リンゴ買出しに三郷村へ行く

2005-12-14 23:17:32 | @幕張の今日は何処へ
  

 今日はお歳暮に使うリンゴを仕入に旧三郷村へ。
この村はすでに周辺の豊科町・穂高町・堀金村・明科町と合併して安曇野市となってしまっているので正確には“三郷地域”なのだが、どうもまだ馴染めない。“平成の大合併”などと自治省や県が音頭をとって市町村の合併を進めた結果、近所の松本市などは市の西側から北側に隣接する四賀村・安曇村・奈川村・梓川村と合併したために、東は美ヶ原から西は上高地まで延々と続くトンでもなく広大な市になってしまった。オマケに上高地があった「安曇村」が消滅して、その北側に隣接していた三郷村以下5町村が合併して「安曇野市」を名乗ったものだからややこしい…

もともと、この“安曇”という地名は古代に「安曇族」という海洋民族がこの地に根付いた事が名前の由来なのだが、波田町から安曇村を通って岐阜県の飛騨高山から古川町辺りに生息するわが@幕張一族としては、「安曇」の名をヨソ者に取られたようで何となく悔しい。

         おっと、話が逸れた。

家を出た時には道路に雪なんてなかったのに、豊科を過ぎて三郷に着く頃には道路は真っ白になり視界は横殴りの雪で遮られていた。安曇農協、いつもお世話になっているリンゴ農家、ジャスコの果物屋さんと回って何箱か仕入れ、送れる物は宅配便で送る手続をする。ついでに家で食べるリンゴも購入し、帰る頃には一面が真っ白になっていた。
     

長野市 えびす講花火大会

2005-11-24 10:33:17 | @幕張の今日は何処へ



 昨日、野沢温泉の帰りに行ってきた長野市のえびす講花火大会は、犀川河川敷で行なわれる全国でも珍しい冬の花火大会。
市役所の観光課に移動になった“にわかイベンター”ことI氏から案内をもらったので、およそ10年振りに花火を見に行ったのだ。90年代に長野に住んでいた頃には毎年楽しみにしていた。なぜなら、当時勤めていた長野オリンピック組織委員会(NAOC)の事務所から見る花火が最高で、事務所横のベランダが特等席だったから。

5時過ぎに長野市内に入ると、会場に続く道路はどこも大渋滞。裏道を通って会場まであと1km位まで来たところで二進も三進も行かなくなってしまった。渋滞にはまること約1時間、目的のビッグハット裏に車を停めた頃には最初の花火が打ち上がっていた。

停めた車の中からコールマンの折り畳みイスやモンベルの携帯毛布を引っ張り出すと、昔の職場の跡地へと急ぐ。@幕張にとって昔の職場、NAOCの跡地には今年の9月までスペシャルオリンピックス長野の実行委員会が置かれていたが、今は空事務所になっている。元々がタイヤの倉庫だった事務所なので、2階までトラックが上がって荷物を積み降ろしができるように建物横には大きなスロープとベランダが付いている。そのベランダが@幕張にとっては特等席で、到着すると10人ほどの先客が壁にもたれて立って見ていた。

昔はこのベランダに事務所の中からイスを引っ張り出して陣取り、花火を見ながら携帯コンロで鍋を突いて職場の仲間と一杯飲むのが楽しかった。ちょっとした宴会気分で飲んだり食べたりしていると、いつの間にか他の仲間が来て差し入れを置いていってくれる。@幕張が東京に転勤になったのはアトランタオリンピック直後だったから、思えば一番いい時間を長野で過ごしたのかもしれない。

早速、一段低い手前に陣取るとイスを組み立て毛布に包まって準備OK。途中で買ってきたおでんをつまみながら花火を楽しむ。えびす講の花火も久し振りだったので目の前で明滅するスターマインを見ながら、ここで一杯飲んでいれば完璧に自分の世界に浸っていられたんだけど、帰りの車の運転のために飲めなかったので今いちノリが悪い。しばらく自分の世界へノスタルジーに浸っていたのだが、周囲で子供が「寒いよー」とか「ボクも座りたいー」とかむずがったり、「イスを持って来れば良かったね…」などと後から聞こえる度に一々現実に引き戻された。7℃前後あった気温は普段の夜に比べて暖かいとはいえ初冬の長野、そりゃジャンパー1枚で突っ立っていれば冷えますって。

しばらくすると、@幕張に後におでんやら酒やらを準備した家族の一団が来てシートを拡げ、花見よろしく酒盛りを始めたのでホッとする。それまではイスに座って毛布で包まり、暖かいおでんを食べながらヌクヌクとしいたのが@幕張ひとりだったので、周囲の視線がジロジロと痛かったから。

今年のえびす講花火は100回記念&長野市市町村合併記念とかで、いつもの4,000発の花火から今年の花火は50%増しの6,000発に増えて打ち上げられている。おまけに新作花火も多く含まれていて、色もいろいろ、形もとりどり。最近の新作花火は新色が増え、一つの花火で何色もの鮮やかな色が見られる。8月15日の諏訪湖花火大会で見た花火よりも色も形も様々で見ていて楽しい。
最後には尺玉100連発を行なうなど、今年のえびす講はトンでもなく贅沢な花火大会。

8時に花火大会は終わったが、会場周囲が車や人で溢れて動きが取れなくなったので近くの赤兎馬で遅い夕食。いつものチャーシュー麺&ライスで身体が温まったところで車に戻り、道路が空くまで一眠りした。10時過ぎに目覚めた時には、ビッグハットの周囲は人っ子一人いなく静まっていた。9時前に車に戻った時には脇道も市道も大渋滞だったから、思わず深夜まで寝過ごしたかと思ったほど。
              
        

例によって国道20号線を通り、2時間ほどかけて家路につく。それにしても長野の道路は暗くて寂しい。市街地の照明も少ないが、山間地になると国道といえども照明一つなく、時々すれ違うトラックが道路の軌跡を示しているだけ。市街地はもう少し明るくしても良いんじゃないだろうかと思う。いくら田舎でも、これじゃあまりに寂しすぎるよ。

       最後に“にわかイベンター”こと、I氏に一言

     『今年のえびす講は諏訪湖に勝ったぜ
            どうも、お疲れ様!

野沢温泉に行ってきました

2005-11-23 16:14:50 | @幕張の今日は何処へ
  
100℃近い湯温の麻釜源泉で野沢菜を茹でる          温泉街の右手にある電柱奥が名物「温泉まんぢう」の工場

 久々に長野に来たついでに野沢温泉まで遠出をする。
ナゼ野沢温泉かって、今の季節に野沢温泉では源泉付近で野沢菜洗いをやっているので見に行こうかと思っただけなんだけど。

高速道路を飯山ICで下りて約30分、半年振りに野沢温泉に来た。半年前に来た時にはスペシャルオリンピックスの公式映像撮影班付きの通訳兼雑用係として来たのだけれど、初日はやる仕事が何にもなくて車の中で延々と4時間以上も待機させられた挙句に翌日からは長野市内のスピードスケートやフロアホッケーの会場に担当が変わってしまったので、温泉街の中を歩くのは97年のオリンピックデーランというイベントの時以来だ。

村の中心部に車を停め、麻釜の源泉を目指して歩く。
長野オリンピックの開催前後から以降に改装をした民宿や旅館が多かったのか、結構町の景色が変わってしまっていて新鮮。

麻釜源泉では湯気が立っていて硫黄の臭いがした。以前は観光用に卵を茹でていたりもしたのだが、今日は地元の人たちが源泉で野沢菜や白菜を茹でている。外湯の大湯に入浴しようと立ち寄ったものの中がひどく混んでいたので諦め、大好きだったバナナボートを売っていた洋菓子屋さんを探したが閉店してしまったのか見当たらない。

温泉に入って民宿や旅館の中でノンビリするには良い観光地なのだけれど、日帰りで遊ぶにはちょっと物足りないかも。


          【@幕張日記 写真館】 野沢温泉 その1

          【@幕張日記 写真館】 野沢温泉 その2

信州の冬支度 ③  ~ 森の中 ~

2005-11-22 21:24:45 | @幕張の今日は何処へ
高ボッチ高原の紅葉が終わり、森が丸裸になった。
初夏には霧がかかり、思わず深呼吸したくなった森の中の木々の葉はもすべて落ち、夏よりも遥かに明るくなった森の中はカサカサに乾燥している。

  
初夏にはこんなに瑞々しかったのだけれど…

  
東山魁夷画伯の絵のようだった風景も様変わり。

信州の冬支度 ②  ~ 街路樹 ~

2005-11-19 21:09:16 | @幕張の今日は何処へ
  


 ここ数日間の氷点下の冷え込みで街路樹の葉もすっかり落ちてしまった。
市役所や文化センターの周辺に植樹されている銀杏の木も一気に葉を落としてしまったようで、周辺の道路や歩道は黄色の銀杏の葉で覆われている。遠目に見ると、まるで道路に黄色のペンキをぶちまけたみたいだ。

逆に駅の西側、高原通りの方は道路の両側が真っ赤。何が紅葉しているのだろう…と近づいてみたら、真っ赤なのは葉っぱじゃなくてナナカマドの実。
見るからに美味しそうな色なのだけれど、7回釜で煮ても食べられないことからその名がついたナナカマドの固い実は鳥以外には食べられない。

     う~ん...残念!