@幕張日記

@幕張が日々を想いのままに綴る日記

今日の昼メシ その94  長野/JALホテル長野:四川楼  ランチ定食(回鍋肉)

2006-12-02 23:53:01 | 今日の昼メシ、晩ごはん
 バイトと広報の研修で滞在中だった長野市内でランチ。

最近、キャベツ・ダイエットを続けている@幕張、最初はランチ定食の海老チリにしようと決めていたのに
オーダーの時に何を血迷ったか反射的にホイコーロ(回鍋肉:950円)と叫んでしまう。


オーダーした後、後悔しきり。
あ~あ、なんで海老チリにしなかったんだろう。アレ、大好きなのに・・・


  


風邪気味だったこともあって、舌が食事の味にも鈍くなっているので食欲減退気味。
だからここは一つ、ピリリと辛い四川料理で刺激をつけてやろうとやって来たのに、
四川麻婆豆腐でもない、海老チリでもない、よりによって一番平凡で刺激のない回鍋肉にするなんて。


案の定、出てきた緑色の回鍋肉を見てもいまひとつ食欲が湧かない。
こんな時はヤッパ真っ赤な血の色をした麻婆豆腐や海老チリじゃなくちゃ・・・


…などと思いつつ、ご飯のお代わりをした上にきれいさっぱり食べてしまったのは@幕張の悲しき食欲。
風邪と熱のために味覚も鈍くなっていたのに、いつの間にか味覚がちょこっと戻っているんだから食い意地ってのは偉大なもんだ。


おまけに、最後に出てきた杏仁豆腐の美味しいこと!
「長野で一番おいしい杏仁豆腐」と宣伝するだけあって、味覚が鈍いながらも口の中に染み込むように甘く後味も爽やかな風味は何とも言い難い。

思わず「杏仁豆腐、お代わり!」と言いそうだったけれど、ランチタイムでは単品にならないようだったので我慢。


ああ、それにしても後悔するのは今日のメインディッシュ。
せっかく四川料理の店に入ったのに・・・
血の色のような真っ赤な麻婆豆腐や海老チリを汗をかきかき食べたら、風邪なんて吹っ飛んで治ったかもしれないのに・・・


仕方がないから次回に期待。
これで長野に来る言い訳がまた一つできてしまった。

広報研修会に行ってきました。

2006-12-02 23:49:50 | 日々の雑記帳
 バイトの合間を縫って、朝からマジメに研修に参加。
今日の研修は『NPO組織の広報』について。

実際にはNPO組織と何の係わりもない@幕張だけど、広報はぜひ勉強しておきたい知識の一つ。
実は「広報」は自分という存在を知らしめ、己を売り込む転職活動にも転用でき、「広報誌」を作るテクニックは自分の履歴書や経歴書の作成にだって応用できる。
旅行会社や学会屋にいた頃に担当していた主催旅行や学会の広報活動をしたことはあるものの、きちんと基礎から勉強したことがなかったので良いチャンスだった。


今回の講師は大手広告代理店、電通の現役クリエーティブ・ディレクターの鈴木武人氏。
サッカーの小野選手と少女のコミカルな交流を描いたトヨタ自動車の「カローラ・フィールダー」のCMや
サザンオールスターズの桑田佳祐さんと現役オリンピック選手を起用したトヨタ自動車の企業イメージCM「MORE THAN BEST」、
久光製薬の「サロンパス」で俳優の唐沢寿明さんの「貼るはサロンパス」「そのコート裏。甲と裏!」などのインパクトのあるCMを作った人だ。


               


今回の研修は講義を聞くだけじゃなくて自分も参加するドリル形式。
研修の初っ端からいきなり参加者全員が自己紹介をするよう指示され、一番前に座っていた@幕張に真っ先にマイクが渡される。
まだ考えていた途中だったけれども「えいやッ!」で喋り始めてしまった。

なに、喋る内容は添乗の時と同じさ。
採用面接ではないのだから、多少のウケを狙ったっていいはず。


『浅間温泉で産湯に浸かった松本生まれの42歳、独身。
大学を卒業後、“ いい日旅立ち ”の旅行会社、“ 予想GUY ”のIT会社を経て学会・会議運営会社に至り、現在は就職活動中。
スポーツイベントの裏方が好きでリレハンメル、アトランタ、長野と3回のオリンピックや日韓ワールドカップ、ヨット、マラソン、ウィンドサーフィン等の国際大会を数多く経験。
旅行と食べ歩きが趣味で、1kgのステーキを完食したこともある食欲の化身。
整理が苦手で、高く積み上げた本に囲まれて寝るのが日課。
こんな体型だけど、紅白歌合戦でSmapやSpeedとも共演したことのある元(着ぐるみ)ダンサー。』


ノートに走り書きした自己紹介文はざっとこんなところ。
仕事絡みじゃないから、後半の3行は完全にウケ狙いだった。
ところが、「大食いでステーキ1kgを完食したことも」と言った直後から周囲がざわめく、ざわめく・・・
講師の鈴木さんも「ステーキ1kgを完食ですか~」と1kgステーキにやたら興味を示して、結局その後の本に囲まれた寝室や紅白歌合戦出場まで言えなかった。


その後、研修の合間に何度となく「ステーキ1kg食べた@幕張サン」と指名される。
鈴木さん曰く、「広報は短時間にイメージが湧くか否か、短い時間の中でどのように印象を強くするか、という掴みが大切。」ということらしく、
そんな意味では な体型の@幕張は「1kgのステーキ完食」で“掴みはOK!”だったということらしい・・・



その後も研修ではCM制作の裏話や「広報 秘伝10ヵ条」「秘中の秘、秘伝10ヵ条」なんて広報活動にすぐに役立つアドバイスなんかもいただいて、
研修が終わる夕方5時30分まであっという間に過ぎていった。

CM制作の舞台裏の話では、新しい試みとして今年2月のトリノオリンピックの際に行われた『読者が体験する広告』なんていうのも。
これは新聞の見開き広告を利用したもので、広告の中に選手や選手の視界として見える競技風景の一部が印刷されている。
そして指示された場所に手や足を置き、広告に書いてある通りに身体を動かせば「あ~ら、不思議。」読者にも選手体験ができる、というもの。
「選手の視界」というのは選手自身しかわからないから、こんな時、選手にはこう見えていますという風景は面白いし、それを疑似体験(?)できるから『体験する広告』。



               


最初は「くだらねぇ~」って思うんだけど、実際にやってみるとクダラナイけど面白い。
中でもフィギュアスケートの頭の部分を切り取った新聞を被り、身体を回転させれば「あなたもフィギュアスケート4回転ジャンパー」の体験ができるってのが最高。
新聞を頭に被ってクルリと回れば、誰だって美姫ちゃんや真央ちゃんの世界を経験できるのだから。
バイト先へ持って行ったら超ウケるかも。


終わってみれば、ただNPOの広報だけじゃなくて企業広報や人間関係にも役立つ情報がぎっしりの研修でした。
もちろん@幕張の面接にも。