☆★今日のショット★☆

綺麗なお花や美味しいたべものなどあれこれあれこれ載せて行きたいと思います。

百万円と苦虫女

2008-07-28 22:18:17 | 映画・演劇・美術館

日曜日,、友人と会う前に映画を観た。なぜこの映画かというと・・・・・
フルートを練習しにカラオケボックスに行くのだが、ずーっと流しっぱなしの画面で宣伝していたから。それに、フラガールの蒼井優が、今迄にない存在感のある女優だと感じたからだ。

短大を出ても就職できず、アルバイト先で知り合ったバイト仲間とルームシェアすることになる。
引っ越し直後、とあるトラブルで刑事告訴され、留置所に入ってしまう。
出所。百万円を貯めたら転々と違う場所に移り住む。そこで知り合う人たちと温かい関係になるが、面倒なことにも巻き込まれそして逃げてゆく。

小学生の弟への思いが全体に映画の骨になっていて、物語全体の温かい愛を感じることができる。
褒められることの喜び。かき氷を作るのが上手いといわれること、桃を収穫するのが上手いといわれること、ちょっとしたこと(お世辞でも)でも嬉しい気持ちは共感できる。

海の家「斎藤歩」桃農家「佐々木すみえ」「ピエール瀧」「笹野高史」ホームセンター「森山未来」等
共演者たちが素晴らしい。もちろん蒼井優はあの華奢な身体に似合わず意志の強さを感じ、困ったような表情がいとおしくなる。
タイトルを見ると、B級っぽいけれど、ほんわかと温かい気持ちで見終わることができた映画だった。

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2 コメント

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Unknown (コー)
2008-07-30 21:57:06
ホント、タイトルはB級だけどしっかりとしたいい映画でしたね。

弟と手をつなぐシーン、これは今後残る映画的記憶として大切にしたいシーンでした。
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 (まこにゃん)
2008-07-31 20:54:48
コーさん、こんにちは。
「前科ある人が家族にいると進学できない」と嘆いていた弟が姉のためにイジメにも耐えるのが、なんだか愛おしかったです。
家族や恋人のために揺れる心を上手く現した秀作だと思います。

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