くろうさぎ

ソーイングにパン作り、日常のことや 大人になって始めたピアノのこと♪ そして、小説もちょこっと書いてます・・・。

5月の読書メーター 感想のまとめ…♪

2018-06-01 23:11:35 | 読書のこと
先月の読書メーター感想のまとめです。



5月は、いつになく読書に没頭できたひと月でした。

5月の読書メーター
読んだ本の数:30
読んだページ数:6931
ナイス数:613

台所のラジオ (ハルキ文庫)台所のラジオ (ハルキ文庫)感想
短編集ながら、どこかで繋がりのある話が出てきて続いていきます。ありそうでないような不思議な世界が描かれていて、少しずつ楽しみに読みました。一人で夜にのんびり読むのに適した本でした。
読了日:05月01日 著者:吉田 篤弘
京洛の森のアリス (文春文庫)京洛の森のアリス (文春文庫)感想
不思議な京都を舞台にした設定は素敵でしたが、繰り返される同じ言い回しが、ちょっとくどいなって思えて随所で気になりました。それでも描かれる世界観は素晴らしく、読んでいて考えさせられます。自分を偽らずに本当にやりたいことをやって生きていくって難しい。そんな過酷な仕組みの中で素直に生きていくありすの姿に、読み手が自分を重ね『私のやりたいことって…?』と、自分探しができるような作品でした。この世界に迷い込んだら自分は何歳の姿になってしまうのか?不思議の世界でなくても、心から楽しんでやれることをやろうと思えます。
読了日:05月04日 著者:望月 麻衣
([ほ]4-1)活版印刷三日月堂 (ポプラ文庫)([ほ]4-1)活版印刷三日月堂 (ポプラ文庫)感想
読友さんのレビューで知ったこのシリーズ…。特別書き下ろしが載っている大人の科学マガジンまでのすべて揃えての、まずはシリーズ第一作目を読んでみました。どのお話もそれぞれ良くて、三日月堂はもちろんのこと、桐一葉に行ってみたい。かかる手間分の魅力がある活版印刷を体験したくなり、大人の科学マガジンを買ってよかった!と作る前から既にワクワクしています。人の輪を広げていくハルさんも、丁寧にお客の望むものを引き出して素晴らしいものを作り上げていく弓子さんも素敵です。拾っていくひとつひとつの活字が愛おしくなります。
読了日:05月06日 著者:ほしお さなえ
ボラード病ボラード病感想
図書館本…。読み始めてすぐから、ひたひたと忍び寄る不安の陰に怯えつつ、先が気になってあっという間に読めるのに、読み終えても尚、心が騒ぐような作品でした。自分が正しいと思うことを正しいとも言えず、圧倒的な圧力を感じながらも周りから浮かないように我が子を守る母の姿が印象的でした。こんなことは本の中の話だけであって欲しいと思える世界です。
読了日:05月06日 著者:吉村 萬壱
([よ]4-1)あるかしら文庫手帳 (ポプラ文庫)([よ]4-1)あるかしら文庫手帳 (ポプラ文庫)感想
これは思わず何冊も買いたくなる楽しい本(?)ですね!読了として良いのか迷いましたが、皆さん登録されていたので、いそいそと登録しました♪ 私は、あまりハードルを上げると続かなさそうだったので、「わたしのやりたいことの記録」としてワクワクすること、やって楽しいことの記録を綴っていきます。最初は今作ってる大人の科学マガジンの二眼レフカメラを作ったら撮りたいモノとかを書こうかな?そして、何冊か買って「孫の服作りの記録」とか、「ピアノレッスンの記録」とかも綴ってみたいです。
読了日:05月06日 著者:ヨシタケ シンスケ
大人の科学マガジン Vol.25(二眼レフカメラ) (学研ムック大人の科学マガジンシリーズ)大人の科学マガジン Vol.25(二眼レフカメラ) (学研ムック大人の科学マガジンシリーズ)感想
プラネタリウムに続く、2冊目の大人の科学マガジン…。組み立てには1時間どころか相当かかってしまいましたが、完成したら喜びはひとしおです♪このお値段でこのカメラはお得だと思います。これからミニチュア風や、いろんな写真を撮るのが楽しみです。シールは使わず、シンプルなままで持ち歩こうと思います。
読了日:05月08日 著者:
月刊ピアノ 2018年4月号月刊ピアノ 2018年4月号感想
インスタのフォロワーさんがピアノの動画を載せられていて、アレンジが素敵だった「赤いスイートピー」の楽譜を目当てに購入…。
レッスン曲と並行して練習しようと思いつつなかなか弾けなくて、まだ触りしかやってませんが、とりあえず全体に目を通したので読了にしました。久しぶりに買ったけど良かったので次号からも時々チェックしようと思います。
読了日:05月12日 著者:
子育てはもう卒業します子育てはもう卒業します感想
図書館本…。どの年代の場面でも共感できることがあって、しみじみと読めました。そして、自分自身も子どもたちも、それぞれがお互いに干渉せずに、その時々に生きたいように生きるのが一番なんだなって思います。モタモタ考えていると、人生なんてあっという間に過ぎ去ってしまいますよね。
読了日:05月15日 著者:垣谷美雨
アンコールが3回 (1) (集英社文庫―コミック版)アンコールが3回 (1) (集英社文庫―コミック版)感想
くらもちふさこさんの作品の中で一番好きだったので、こうして文庫で再読できて感無量です。今読んでも全然色褪せてなくて、素敵な魅力に溢れています。昭和の描写が色々懐かしいです。次は2へ…。
読了日:05月16日 著者:くらもち ふさこ
アンコールが3回 (2) (集英社文庫―コミック版)アンコールが3回 (2) (集英社文庫―コミック版)感想
登場人物それぞれの心理描写が、切なくて時を経て読んでも、やはり名作です。そしてラストのアンコールのシーンは、感動で胸がいっぱいになります。
読了日:05月16日 著者:くらもち ふさこ
小さな本の大きな世界小さな本の大きな世界感想
図書館本…。ずっと前から気になりつつ、ようやく図書館で借りて読みましたが、これは手元に置いておいて時折読み返したい素敵な一冊です。酒井駒子さんの挿絵がすべてうさぎで、それも読書に関するものばかり…というのも魅力的です。読了済みの本も、そうでない本も長田さんの書評の素晴らしさに手にとって読みたくなるし、自らが持つ本への熱い思いも再認識できます。孫の絵本選びにも活用したいです。
読了日:05月16日 著者:長田 弘
CHECK&STRIPE てづくりでボンボヤージュCHECK&STRIPE てづくりでボンボヤージュ感想
「ジャスミンのブラウス」を作ってみたくて購入…。でもページをめくると、チュニックデザインも作りたくなりました。他にも「あじさいのワンピース」や「リネンガーゼのショップコート」も素敵で縫ってみたい!お揃いの子ども服もあって、「子供ニッカポッカ」は男女問わず可愛いくて、孫にも縫ってあげたい。生地についても詳しく載っていてお得な一冊です。
読了日:05月17日 著者:CHECK&STRIPE,在田 佳代子
健康になりたければ家の掃除を変えなさい健康になりたければ家の掃除を変えなさい感想
図書館本…。病院清掃の経験等から書かれていて、とても参考になる本でした。フローリングワイパーシートはウエットではなくドライで…というのが一番驚きでした。一見ホコリが取れそうな水拭きは、汚れや雑菌を塗り広げてしまうそうです。病気別の掃除術は気になるところをノートにメモして実践していきたいです。巻末の「掃除は決して取るに足らないことではなく、人の身体と心を、明るく健やかなものへと導く非常に尊い仕事です。」という言葉が、とても印象に残りました。
読了日:05月19日 著者:松本 忠男
([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)([ほ]4-2)活版印刷三日月堂: 海からの手紙 (ポプラ文庫)感想
シリーズ2作目…。活版印刷の作品が次のお話への橋渡しになっています。どのお話もよくて、バラバラの活字が組み合わさって、人と人とを優しく繋いでいくさまに心揺さぶられます。製本作りには昔から興味があって、自分の詩を集めて、おままごとのように作ったことがありました。豆本作りも試してみたいと思ってきたので、こんなに立派なものは作れないけど、やっぱりいつかチャレンジしてみようと思います。次はシリーズ3作目へ…。
読了日:05月19日 著者:ほしお さなえ
和のクロスステッチ図案帖 (日本の粋なデザイン)和のクロスステッチ図案帖 (日本の粋なデザイン)感想
なんて贅沢な図案集なのでしょう!眺めているだけでも充分楽しいですが、実際に刺してみると、もっと楽しめそうです。クロスステッチの基本的な刺し方も詳しく載っているのもいいです。時折眺めたり、いつかゆったりと取り組みたいと思いますが、このような「いつかやろう」というものが私の場合あまりに多くて、このままでは退屈する暇など一秒もない人生のような気がします。一番好きな柄を選べないくらい刺してみたい柄で溢れています。
読了日:05月19日 著者:遠藤佐絵子
([ほ]4-3)活版印刷三日月堂 庭のアルバム (ポプラ文庫)([ほ]4-3)活版印刷三日月堂 庭のアルバム (ポプラ文庫)感想
人と人とは、何かしらの縁があって出会っていくのだなぁ…と思いながら読んでいました。弓子さんの仕事への真摯な想いが、いつだって周りの人の気持ちを昇華させ、一緒に素晴らしいものを作っていこうとしていくのが、とてもよかった。「庭のアルバム」が一番好きでした。これからの続編も期待したいし、ようやく大人の科学マガジンの付録に取り組めそうで、ワクワクします。
読了日:05月20日 著者:ほしおさなえ
ミニチュアサイズのかわいい手編みのかご (プチブティックシリーズno.631)ミニチュアサイズのかわいい手編みのかご (プチブティックシリーズno.631)感想
手頃なお値段だし、絵本みたいなサイズで眺めるのも可愛いです。エコクラフトの本は色々持ってるし作ってみたりもしたので、半端に残った材料で小さなかごができるのがいい♪一緒に載っていたウサギさんも可愛いので、これくらいのマスコットもいくつか作ったら、おままごと遊びもできそうですね。
読了日:05月20日 著者:nikomaki*
敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本敏感すぎて生きづらい人の 明日からラクになれる本感想
書店からのメールで知った本書…。HSPという言葉も初めて知りました。導入部分の漫画も本の内容も自分に当てはまりすぎて、ビックリ!今までずっと、努力したらできること以外の普通の人が難なくできることが自分にはできない事や、日常的に1人の時間がないと息が詰まる事も読んで腑に落ちました。昼休みも1人で自由に過ごせる時間がないと疲弊してしまう。読書が趣味なのもひとり時間を堪能できるからなのかも…。最近、眠れない日が続いていたので、このタイミングで読めてよかったです。楽に生きられるよう自分なりに模索していきたいです。
読了日:05月20日 著者:長沼 睦雄
いちいち気にしない心が手に入る本: 何があっても「受け流せる」心理学 (王様文庫 B 62-9)いちいち気にしない心が手に入る本: 何があっても「受け流せる」心理学 (王様文庫 B 62-9)感想
タイトルとペンギンのイラストが可愛くて手に取りました。具体例を挙げてその対処法が書いてあるので、さらっと読めて、すーっと心の中にしみ込んでいきます。「とにかく笑顔」は、すぐにでも真似できるからやってみよう!オススメされてた「自省録」もいつか読んでみます。気になった時にはまた読み返して少しずつ実践していきます。
読了日:05月23日 著者:内藤 誼人
あられもない祈りあられもない祈り感想
図書館本…。ナラタージュ再読以来の島本さん。さらっと読めるけれど、いろんなことを考えてしまう。誰しも大きさの違いはあっても抱えている重いものはあるし、間違っていると自分でわかっていても、そこから抜け出せないこともあります。それは他人がどう諭そうと本人にその気がなければ難しいことだから、そっと見ているしかないのかもしれません。そんな傍観者的な気持ちで読んだので、それぞれに感情移入できました。
読了日:05月26日 著者:島本 理生
ダンシング・ゼネレーション (1) (集英社文庫―コミック版)ダンシング・ゼネレーション (1) (集英社文庫―コミック版)感想
何年ぶりかわからないくらい久しぶりの再読なのに読み始めたら、すーっと踊りの世界に入っていける。好きなことをがむしゃらに追いかけていく姿には、やっぱり憧れます!熱い思いを抱えたまま、2へ…。
読了日:05月26日 著者:槇村 さとる
ダンシング・ゼネレーション (2) (集英社文庫―コミック版)ダンシング・ゼネレーション (2) (集英社文庫―コミック版)感想
1に引き続いての一気読み…。ところどころ覚えてるシーンに遭遇し、懐かしさに胸が熱くなります。こんな風に一途になれるものがある人は強い…。ダンスなんて、まったくできないのに読むたびに踊ってみたくなるくらい愛子に感情移入して、愛子と共に夢に向かって羽ばたきたくなります。次は続編のN☆Yバード1へ…。
読了日:05月26日 著者:槇村 さとる
N★Yバード (1) (集英社文庫―コミック版)N★Yバード (1) (集英社文庫―コミック版)感想
ダンシング・ゼネレーションからの一気読み…。ダンスだけでなく、恋模様も少しずつ進展の兆しで気になります。悲しいかな、続きの二巻目は手に入らず、お預け状態なので再読もここでストップです。いつか続きも読んでみたい。私も諦めずに夢を追いかけていこうと思います。
読了日:05月26日 著者:槇村 さとる
ぺんぎんたいそう (0.1.2.えほん)ぺんぎんたいそう (0.1.2.えほん)感想
以前も孫のために買おうと思っていた本でしたが、すでにお嫁さんが買って読んでくれてました。今回、保育士の息子も読みたいと言っていたので我が家の孫文庫用に購入…。改めて読んでみても愛らしいペンギンのイラスも可愛いし、体操の動きを促す文章も素敵です。一歳四ヶ月の孫も読めば可愛く真似っこする大好きな一冊で、その姿を見ている方も癒されます。
読了日:05月26日 著者:齋藤 槙
白いぼうし―車のいろは空のいろ (ポプラポケット文庫)白いぼうし―車のいろは空のいろ (ポプラポケット文庫)感想
「活版印刷三日月堂」の中で登場した作品を読みたくて購入…。子供の頃には読んだ覚えはありませんが、再読したかのような錯覚を覚え、とても温かな気持ちになれる作品集でした。「白いぼうし」では爽やかな夏みかんの香りまでしてくるようだし、「すずかけ通り三丁目」は哀しくて切ないお話です。「ほん日は雪天なり」では、まさか松井さんも?!と思わせる終わり方がいいですね。松井さんのタクシーに乗ってみたくなります。
読了日:05月27日 著者:あまん きみこ
ラプラスの魔女ラプラスの魔女感想
図書館本…。意外とさらっと読めましたが、人間、知りすぎない方が幸せなんですね。謙人と円華に見える未来が少しでも幸せなものになるように原子である人間の一人一人がいい方向へ向かうように、未来を変えていけるといいなと思います。
読了日:05月27日 著者:東野 圭吾
誌上・パターン塾 Vol.1 トップ編 (文化出版局MOOKシリーズ)誌上・パターン塾 Vol.1 トップ編 (文化出版局MOOKシリーズ)感想
スカート編と共に永久保存版の教科書でとても勉強になります。世界にひとつだけの服を作るために日々読み込んでいきたい。衿も袖も組み合わせは無限大だし、本当にデザイナー気分が味わえる一冊です。
読了日:05月27日 著者:文化出版局編
ハーバードの人生を変える授業2 ~Q次の2つから生きたい人生を選びなさい~ (だいわ文庫)ハーバードの人生を変える授業2 ~Q次の2つから生きたい人生を選びなさい~ (だいわ文庫)感想
自分の人生をより良くするために、さまざまな選択を行なっていく。人生はいつだって自分が好きな方を選ぶことができるのです。一時の感情や意地で判断を誤らないように常に冷静に選択できるようになりたいです。気になるところに付箋をつけ、折に触れ読み返して、楽しくて実りのある人生にしていきたい。
読了日:05月28日 著者:タル・ベン・シャハー
いつもの毎日。いつもの毎日。感想
図書館本…。背筋がピンと伸びるような文章です。衣食住と仕事に関することについての松浦さんのこだわりにあふれています。共感できることも多く、できてなくてもしっくりくるところは、これから少しずつ見習っていきたいです。
読了日:05月30日 著者:松浦 弥太郎
ネコと昼寝―れんげ荘物語ネコと昼寝―れんげ荘物語感想
図書館本…。シリーズも3作目になり、相変わらずの働かない生活のキョウコさんですが、れんげ荘での暮らしは、いいところも悪いところもひっくるめていいなって思います。自分がキョウコさんの立場ならどんな暮らしをするだろう?と想像しながら読むのもまた楽しいです。ラストの展開からは、まだ続きそうですね。事の行方も気になりますが次回作も楽しみに待ちたいです。
読了日:05月31日 著者:群 ようこ

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