いちご同盟 (集英社文庫)の感想今年の夏イチで知った作品でしたが冒頭の一文からスッと入りこんでいけました。ピアノを今習っていることと「亡き王女のためのパヴァーヌ」が思い入れのある曲ということでピアノが出てくる本にこうして出合ったのも縁なのかなと思います。重いテーマでありながらさらっと読み進められるけど、読んでよかったと心から思える作品でした。人間はいつかは死ぬのだけれど、その日まで全力で生きていかなければ…！仕事帰りのバスの中で読み終えたけど家で読んでたらきっと泣いてました。どの年代の人にもオススメできる素晴らしい作品です。読了日：7月2日 著者：三田誠広
太陽のパスタ、豆のスープ (集英社文庫)の感想初読みの宮下さん…。やはりどん底な時でもちゃんと食べることは大事なんですね。ホントに無性にお豆が食べたくなります。そして、ドリフターズ・リストも書こう！この作品からもらった元気がしぼまないうちに…。何だか読後感が「ランチのアッコちゃん」に似てますね。新しい本との出合いって、その時の自分に一番必要なものを教えてくれることが多いけど、結局その本に呼ばれているのかなって思います。読了日：7月6日 著者：宮下奈都
3日で運がよくなる「そうじ力」 (王様文庫)の感想妹からの借り本ですが、読みやすくてあっという間に読めました。全体的にハードルが低いところが挫折せずに取り組みやすそう！具体的な掃除法が載っているのもいいですね。三日坊主プログラムはぜひやってみようと思います。掃除と運命の不思議な法則を信じて頑張りたいです！読了日：7月6日 著者：舛田光洋
泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)の感想かなり前に図書館本で読んでいたけど今回ナツイチでの再読…。久しぶりに読んでも、やはりいいと思える短編集です。江國さんの描く女性の凛としてる姿と自分がその場にいるかのように感じられる素晴らしい描写に五感が刺激されます。世間的には許されない愛でも非常識なことでもなぜか全て許せて応援したくなるんですよね。読了日：7月8日 著者：江國香織
旅屋おかえり (集英社文庫)の感想旅先で出会った人との心温まるふれあいに笑いあり涙ありでラストは泣けます。旅気分は味わえるし旅っていいな…って自分でも無性に旅に行きたくなります。おかえりが行く旅のエピソードをもっともっと読んでみたいです。読了日：7月10日 著者：原田マハ
踊れ、ココロ、ナツイチ。集英社文庫の感想既読は８冊…。読みたい本はいっぱいなのになかなか読めないけど今年は何を読もうかな？って毎年手にするのが楽しみだし、三社の中で一番読みやすいです。読了日：7月10日 著者：集英社文庫
カドフェス 2015 発見！角川文庫の感想既読は８冊…。三社の中では一番読みたい本が少なかったのは若者向けが多いから？でも、かまわぬのスペシャルブックカバーには心惹かれます。買うともらえるブックカバーは二軒まわったけどかまわぬだけ既にもうなかった～！読了日：7月10日 著者：角川書店
新潮文庫の100冊 2015 この感情は何だろうの感想既読１４冊…。三社の中では一番読んでるけど１００冊って銘打ってあるのがいいし、引用されてる一行も読んでみたいと思わせられて好きです。手にしてパラパラめくりながら、さぁ～夏だ！読むぞォ～♪って気合が入ります。読了日：7月10日 著者：新潮社
ことりっぷ萩・津和野・下関の感想先月の妹との旅行のために購入…。おかげさまで二泊三日の楽しい旅ができました。ページをめくるたびにワクワクしたのでいつか行きたいと思う土地のものを買って擬似旅行も楽しんでみたいな…。読了日：7月15日 著者：
下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ (集英社オレンジ文庫)の感想シリーズ本でしたがナツイチに入ってたこちらを先に読みました。いわくつきの品の謎ときをしていきながら登場人物たちの普段の暮らしの風景も素敵で全体的に可愛らしい雰囲気が良かったです。井上のきあさんの装丁もきれいだし、次は１冊目を読んでみようと思います。付録の井上のきあさんのブックカバーに惹かれコバルト７月号も買ってしまいましたが、その中のお話も読むのが楽しみです。読了日：7月15日 著者：白川紺子
下鴨アンティーク アリスと紫式部 (集英社オレンジ文庫)の感想鹿乃の祖父母の恋物語が一番良かった。健次郎さん、素敵です…というか登場する男の子たちみんな魅力的ですよね。シリーズ二冊目より古典文学と絡めてあるこちらの方がより好きでした。読了日：7月17日 著者：白川紺子
みんないってしまう (角川文庫)の感想好きなモノ嫌いなモノがほどよく混ざり合った短編集でした。でもどの話もその後の展開を自分なりに想像していける余韻があるのが楽しい。数年後に読み返すとまた好き嫌いが変わっているのかもしれない。「不完全自殺マニュアル」「みんないってしまう」が好きだった。読了日：7月18日 著者：山本文緒
山椒茶屋 インコはじめました。の感想妹からの借り本…。以前、ブログで山椒ちゃんの可愛さにメロメロでしたが改めて本で読んだら懐かしさに一気読みでした～。インコ飼ったことある人なら、あるあるネタに共感しまくりだと思いますが、よんよんさんの山椒ちゃんへのこれでもかっていうくらいの深い愛に癒されます。読了日：7月20日 著者：よんよん
アイスクリン強し (講談社文庫)の感想以前しゃばけシリーズを少し読んでいましたが、仲間同士の絆の深さと美味しそうな西洋菓子が随所に散りばめられ、それぞれの話がテンポよく進んでいくのが良かった。お菓子の描写が丁寧で、まさに甘～い香りが漂ってきそう。無性に甘いモノ欲しくなっちゃいます。読了日：7月27日 著者：畠中恵
ピンクとグレー (角川文庫)の感想初読みの加藤さん…。なかなか読み進められなかったけど途中から一気に加速して読めました。ごっちとりばちゃん見てると若さって時として物凄く切なすぎますね。そして、お姉ちゃんとごっちの気持ちもわかるけど彼らの両親は本当にどうしようもなく辛かっただろうと親目線で見てしまう自分もいました。読了日：7月28日 著者：加藤シゲアキ
