先月、夏休みをもらったばかりなのに、今月また五連休ときたもんだ。
巷じゃシルバーウィークって盛り上がっているけど、
今回もノープランの俺としては正直持て余してしまいそうだ。
それに、新型インフルエンザもあちこちで流行ってるみたいじゃないか。
大体、何でこんなに暑い時期にインフルなんか流行ってんだよ?!
寒い冬だけ気をつけてりゃ良かったんじゃないのかよ?
これじゃあ一年中、どう対処したらいいのかわかんないじゃん。
「ねぇ・・・。で、どうするの?」
「えっ?」
不意に声をかけられて、思わず飲みかけのコーヒーをこぼしそうになった。
「またぁ~!いっつも人の話、聞いてないんだから!」
「悪い、悪い・・・。」
俺は、両手を合わせて、ごめんねのポーズを作ってみた。
「どうせ、またインフルのこととか気にしてたんでしょ?」
何でわかる?図星だよっ・・・!!
いつでもプラス思考のこいつからしたら、俺なんてせこい男なんだろな・・・。
「そんなもん、かかってもいないうちから、気にしたってしょうがないでしょ?」
「いや、下手すりゃ死ぬかもしれないんだぜ?」
「かかることビクビクするより、体の免疫力を上げる努力でもしたら?」
俺のあまりのチキンぶりに、呆れた顔でオレンジジュースを飲みほした。
「そんなに心配なら、ずっとあたしん家にいる?」
「えっ?!」
意味がわからず、俺は口に含んでたコーヒーを吹き出しそうになった。
「どこにも出かけなきゃ、感染の心配いらないでしょ?」
「そりゃそうだけど・・・。」
「よし!決まり。じゃあ、そうしよう!」
「明日、仕事が終わったら待ち合わせて、二人で5日分の食料調達ね!」
「マジかよ?」
今度は、水も飲みほして、あいつが言った。
「大マジよ!いわゆる同棲ごっこね。」
「は?」
「五日も一緒に過ごせば、お互いのこともっと見えてくるってもんでしょ?」
こいつ、こないだの仕返しか・・・?
俺のこと試してるのかも・・・。
ここで、ひるんだら男がすたるぜっ!!
「よし!望むところだ。」
あ~・・・。なんてことだ。売り言葉に買い言葉みたいな展開で
こいつの部屋で過ごすことになっちゃったけど、今さらながら考えたら
とても冷静じゃいられないかもな。
もう運を天に任せるしかないか・・・。
俺は、ゆっくりと冷めたコーヒーを飲みほした。
巷じゃシルバーウィークって盛り上がっているけど、
今回もノープランの俺としては正直持て余してしまいそうだ。
それに、新型インフルエンザもあちこちで流行ってるみたいじゃないか。
大体、何でこんなに暑い時期にインフルなんか流行ってんだよ?!
寒い冬だけ気をつけてりゃ良かったんじゃないのかよ?
これじゃあ一年中、どう対処したらいいのかわかんないじゃん。
「ねぇ・・・。で、どうするの?」
「えっ?」
不意に声をかけられて、思わず飲みかけのコーヒーをこぼしそうになった。
「またぁ~!いっつも人の話、聞いてないんだから!」
「悪い、悪い・・・。」
俺は、両手を合わせて、ごめんねのポーズを作ってみた。
「どうせ、またインフルのこととか気にしてたんでしょ?」
何でわかる?図星だよっ・・・!!
いつでもプラス思考のこいつからしたら、俺なんてせこい男なんだろな・・・。
「そんなもん、かかってもいないうちから、気にしたってしょうがないでしょ?」
「いや、下手すりゃ死ぬかもしれないんだぜ?」
「かかることビクビクするより、体の免疫力を上げる努力でもしたら?」
俺のあまりのチキンぶりに、呆れた顔でオレンジジュースを飲みほした。
「そんなに心配なら、ずっとあたしん家にいる?」
「えっ?!」
意味がわからず、俺は口に含んでたコーヒーを吹き出しそうになった。
「どこにも出かけなきゃ、感染の心配いらないでしょ?」
「そりゃそうだけど・・・。」
「よし!決まり。じゃあ、そうしよう!」
「明日、仕事が終わったら待ち合わせて、二人で5日分の食料調達ね!」
「マジかよ?」
今度は、水も飲みほして、あいつが言った。
「大マジよ!いわゆる同棲ごっこね。」
「は?」
「五日も一緒に過ごせば、お互いのこともっと見えてくるってもんでしょ?」
こいつ、こないだの仕返しか・・・?
俺のこと試してるのかも・・・。
ここで、ひるんだら男がすたるぜっ!!
「よし!望むところだ。」
あ~・・・。なんてことだ。売り言葉に買い言葉みたいな展開で
こいつの部屋で過ごすことになっちゃったけど、今さらながら考えたら
とても冷静じゃいられないかもな。
もう運を天に任せるしかないか・・・。
俺は、ゆっくりと冷めたコーヒーを飲みほした。