糸魚川フライングクラブ ノリのブログ

ラジコン飛行機検定への道のり(序章)(仮)

アマチュアのアイドル

2021年02月04日 | アシェット【週刊】 ...

  UX-45

  アマチュアに一番愛された球ですね





  250/50 いずれ設計したいけど豪放でグリッドカレントが流れやすく、

  電源が大掛かりなものと比べて 245/45 は繊細、アマチュアにとっては

  使いやすくて愛おしい。


  最近少量手に入って、手持ちを合わせれば選別してプッシュプルのステレオが

  組めるハズ。

  さすがにシングルではパワー不足だけど、夜中に弦楽なんかを聴くには最適なチョイスでしょう。

  以前にもCRカップリングやトランスカップリングを試しましたがいずれも同じ傾向の

  音質で現代でも何ら劣らない魅力あるアンプが出来上がります。



注)よくある言い回しですねぇ  繊細な良い音。 
もちろんデバイスのひとつである真空管で音質が
決まる訳ではありません。
更に電子の方向で回路を見ると最重要部品は45よりも
むしろカップリングや再終段のコンデンサが鍵を握ります。
だだ、同じシステムで真空管を変えると音が激変するのも
確かな事実です。この45は少しエコーの掛かったと表現
されますがフィードバックを掛けない野放しの動作では
更に魅力が上がって三極管の美点である芯のある低域から
伸びやかな高域までがスムースに繋がった華やかさが持ち味。

当然組み合わせるスピーカーも大きなファクターですが
大型のシステムでは無粋で、効率の良い密閉型のスピーカーが
似合います。

いずれにしてもNFBを前提とした近代管ではこれほど
素直な直線性をもった真空管は存在しません。

他にも作って手元に置きたいアンプ類があって地道に
パーツを集めています。
秋の夜長にグラスを傾け配線の一本一本を丁寧に仕上げ、
艶のある音色で好きな曲を聴く。 グラスを傾けなんて
どっかで聞いたフレーズ、たぶんこの通りには行かない
でしょう。

UX-45 特性表


横軸がバイアスで斜めがロードライン
緑色の線がプレート損失10Wのライン
ここからどれ程マージンをとって負荷を選ぶか。
まぁドライブ段を含めて低増幅率のメインアンプ
なので特別な対策は不要なのですが、可聴外での
発振は極端に終段管を痛めますので実行して欲しい
測定項目です。


あ、大型の送信管をパワードライブしている記事を読みました。
自由な発想はアマチュアの特権なんですが、
再終段は昔で言うブースターアンプですね。
広大な体育館を畳の広さしか使っていない、
その割に電力だけが消費される。
電力効率をお前が語るなと言われそうですね。


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