Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

ベイサンズ番外編

2018年12月21日 14時41分59秒 | 旅行
以前にシンガポールに行ったのはたしか48歳のとき。



ベイサンズの地下のショッピングモールは、あたまくるほど、ばかだかいものであふれてる。
負け惜しみではないけど、5年前も今回も、わたしがもし100億円くらい遊ぶお金があっても、ぜったい買わない、着たくない、持ちたくないギラギラのブランドものばかり。

同じブランドでも、日本のウィンドウなら、まだまだ、あー、あんなのいいなー、欲しいなーと見てて飽きないものばかりだけど、ここのは見てると目がチカチカ、アホちゃうかとおもう。


そんなショッピングモールだけど、フードコート近くになると、ずいぶん庶民的になり、
化粧品のサンプルくばって呼びこみしたりしてる。


この呼びこみ

「シワ、ノビマスヨーー」

シワがのびますって近づいてくるわけ。

48歳だった、わたしは、まさにシワの気になるおとしごろ。

イラッとしたね。
くそー、やはりわたしのシワはわかるんか?気になる年頃につたない日本語でぐさりときたな。

と、
おもいながらも、よくみてたら、若い20代女性にも同じこといってるから、ま、よしとした。

で、その時は完全無視。



時はながれ、53歳になったわたしはシワの当事者。

まさかの!

同一人物ではないが、同じお店でサンプルくばりが

「シワ、ノビマスヨー」

と、サンプルさしだす。

くそー、

おもわずうけとったよ。

だけど、
シワのびますよーのセリフを5年も続けて、その店では日本人にはこれ、と継承されてるわけだ。

真剣に、その日本語、日本人は嫌いだよ、売れないよと教えてあげようかとおもったけど、サンプル手にしてしまってからはあとのまつり。

その店の前はなんとなく避けてすごしたが、
後方から耳にはいる

シワノビマスヨーの呪文。呪縛。

だれか、勇気ある日本人さん、教えてあげてー



これ。



シワ渦中ですがなにか?(ー。ー#)

↑怒り顔



拝金主義の果て

2018年12月21日 01時10分51秒 | 旅行
拝金主義という言葉はあまりいい印象がないのかもしれないけど、私はそうでもない。
但し、

お金を稼ぐ努力が公平に与えられる社会であれば、のはなしだけど。

豊かな生活、その一部には金銭は必ず有るものだともおもう。金銭イコール実質的な豊かさと精神的な満足感として。精神的な満足感とは、もちろん自己の能力の正当な評価と正当な報酬があっての満足感だけどね。

とにかく、そんな公平、正当な社会であれば、向上心の原動力の一つとして拝金主義があってもよいとおもっている。

だけど、

拝金主義の果てに人を見る物差しまですべてお金になってくるのはいただけない。

そして、、、、

私は今回のシンガポール旅行の後半に、このいただけない拝金主義をまのあたりにした。

マリーナベイサンズはカジノを含む総合エンターテイメントホテル。

ホテルとしても、一応一流と思っていた。

だけど、
そこは宿泊客の差別(まー、仕分け)からはじまる。

普通のチェックインカウンターとvipチェックインカウンター。

そりゃー、部屋にもランクはあるし、それだけではない、政治家やVIPクラスの有名なかたがたもくるでしょうから。VIPチェックインカウンターが存在するのは当然なんだけど、これ見よがしに分かりやすくしないで、VIPなんだから本当にかくしてよー。

と、

思った。



それぐらいなら、わたしは特にホテルに対して何ともおもわないんだけど、とにかく内容が酷かった。



こんなのが部屋にあり、これは日本の旅館やホテルなんかでも折鶴が置かれてたりするのをとりいれたのかな。
いわゆる見せかけのおもてなしのまね。

かつて、日本が世界におくれまいと、見せかけの民主主義をとりいれたのと同じだね。

みずから、気がつき、築きあげたものでなければぼろなんて簡単にでる。

現に、
ここでは、ベルボーイが部屋に案内することもなく、フロントに電話すらつながらないようにしている。

わたしもハイテク日本に住んでいるから、シャワーやエアコン、カードキーくらいわかるよ。

だけど、わかるはずのそれらが機能しないアクシデントもあるんだなー

エアコンは23度に設定され私達には寒すぎ。
温度あげようとして リモコンパネルをいじってもビクともしない 。
なんだかよくわからないシステム

それとバスタブについているシャワーが どこをどうひねってもチョロチョロしか出ないこの2点がとりあえず一番気になった。

だから、フロントに電話し続け、、だけど、でない。

でない、、



このバスタブ入りながらシャワーあびたいやん。

もーね、
しかたないから、各フロアにあるリネン室いけばだれかいるかと、呼びにいったよ。

ま、女性主任みたいなひとがいぶかしげにやってきて、
エアコンパネルさわったり、シャワーみたりしてるけど、私達の訴えが正当とおもったのか、すぐに専門分野を呼ぶていう。
わたしが、かなり不機嫌にこのホテルはおかしいて言ったので、そこはちょっと敏感な対応だった。

表れた設備担当者は脚立までもって登場したよ。

だけど、エアコンは壊れてたわけではなく、窓の開閉で自動で23度を維持するため強になるようで。
それを回避するにはエコってところを設定すればなんか温度が調節できる仕組みのよう。

シャワーは、なんど引っ張てもチョロチョロなのは、蛇口の調節部分が開きぱなし、ようは設定ミスなだけ。

そんな設備に関する説明も、普通、名のあるホテルならきちんと説明されるし、シャワーの設定ミスもないだろう。

このシャワーのミスもそうだけど、

ドライヤーの先もなかったし、バスタオルはあったけど、フェイスタオルのかわりに足ふきタオルだった。アメニティには封がしてあるのに、クリームがうしろにベタリとついていて、もー、なんなん😡
の気分。

ただ、そうした細かいミスは出稼ぎの部屋掃除のこのミスにされたらかわいそうだから、あえてはいわなかった。

エアコンとシャワーとフロントに電話つながらないの三点だけで充分でしょう。

わたしなら、とにかく寒がっているゲストに応急でも、布団をもっていってあげるし、なにかの手だてをかんがえる。

そんなこともなく、、、


翌朝。

貴重品ボックスが一回のエラーで停止したので、
沸点にきて、
一階まで降りて日本人スタッフのいるところで 思いっきり怒りをぶちまけた。

あろうことか、日本人スタッフは電話は対応しきれないので、緊急電話ならよかったのに、、と悪びれることもない。


はー

最低。

ホテルというのは人様の命を預かっているところだとも思う。もし緊急で 倒れたり病気の発作などを起こした時 フロントには繋がらないように設定しているなんて信じられない!緊急ボタンがあるとしてもそれを押す ことをわからない人だっていると思うそんなことを説明もしないまま 宿泊者を流れ作業のように回転させてることに言葉を失う。


それでも、わたしの怒りをしずめたかったのか、
夜部屋にもどったら、沢山の水ボトルやアメニティ、ホテルのボールペンなどテーブルにおかれていた。
そこには何の一言お詫びのメモもない。
漠然と物がおいてあるだけ。配給のようだ。

まさに、カジノのお客様は神様、ホテル宿泊客なんぞ、プールでもつかってろ!の勢い?そんな物差しで客を選別しているようにとれた。


もうね、笑うしかないね。


また、別の発見も。

私は白人コンプレックスは全くない。きれいだなとかおもっても、憧れないし羨ましくもない。どの国、どの人種、とてもフラットな気持ち。
そんなわたしだけど、
客観的にやはり色んな場所で白人は優遇されているように、その容姿や持ち合わせた内面の社交性からくる態度などから感じていた。


が!

なんと、このホテル内で、わたしは白人がおじけづいてる、キョドっている、なんかオロオロ自信なさげでいるのをきづいてしまった。

ここでは、白人だからと優遇もしなければ、特別あつかいもしない、

特別なのはカジノで多額のお金をおとす人だけ。

猿の惑星という映画があったが、

人類が猿に支配されるというあれ。

カジノで多額のお金を使うのは猿ではないからそれは失礼な例えかもしれないけど、
わたしがみた白人の様子はそんなかんじだったので、ホントに猿の惑星を思い出したんだなー

まさに、拝金主義の果てにみた世界。

(白人でもカジノに多額を使う人ももちろんいるでしょう。ま、ラスベガスにいくのかね。)

ま、そういうわたしなんざ、ホントに日本人の猿だったんだろー

くそー

あたまきたから、毎日プールはいったぜ。







やはり絶景。不快もぶっ飛ぶ圧巻。テンションあがる❤️


この日は夕方入ったんだけど雷門がなっていきなり避難勧告


誰もいなくなったプールはやはり素敵。



ランチタイムにも入ってやった😁

そんな、ベイサンズ体験。番外編があります。