東京オリンピックは知らないけど(生まれてなかった)、大阪万博なら知ってる。
実際に東京からはるばるやってきた写真が残っている。けど、記憶はないな・・・・
そのころ、見ていたかもしれない風景がある。
大阪駅、阪急電車までのコンコースにはおおきな特徴的なシャンデリアで飾られた、戦後復興のシンボルのような空間があったらしい。
夫は、そこを子供の頃親に手を引かれ歩くたびに、すごいとこや!今日は特別やで~!まるで手塚治のアニメの未来社会を思い描く行くように、胸躍らせたみたいだ。
こんな感じの天井の駅構内だったんだって。
獅子の彫り物の絵。
確かに、まだまだ貧しかった日本でこの空間を歩く時は、ライスカレーの匂いやどこか甘い都会の匂いに少年心もうずいたのかな。
今、それが阪急デパートの最上階でレストランとしてその雰囲気を復活させてくれた。
お蔭で、私の記憶のどこかにあるかもしれない、万博に来たときに観たであろう景色にひたれた。
大正ロマンもいいけど、ほんの数年前でもロマンがいっぱいの日本だったのね。
今、現代、それをシュッと写メしてネットに流せるこの現状はいつかまたロマンといわれる時がくるのかな~
PS
食事メニューに阪急自慢のライスカレーいれとけや~~