Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

ウィッグあれこれ

2011年02月13日 22時52分22秒 | 乳がん
ブログお仲間のポーさんが、ラプンツェルプロジェクトという掲示板をたちあげました。
このプロジャクトは、
①病気や事故で髪を失ったアメリカの子供達にウィッグを作るもととなる髪の毛を送る
②脱毛やウィッグ、それらに関する情報交換等
を目的に開設されたものです。
(詳しくはポーさんのページ及び実際のサイトをご覧くださいね。ポーさんのブログはこのブログのサイドにリンク集に入ってます!)

脱毛情報は抗がん剤の副作用としても、またウィッグの販売という側面からも、けっこう溢れているようで、
でもなかなか本当に欲しいものは手に届いていないところではないかと思います。

なので、こちらの掲示板が広く、利用されればいいなと思います。
ラプンツェルプロジェクトはこちら
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
http://rapunzel.webspace.ne.jp/bbs/


それと、言葉以外のビジュアルとしても、私の使っていたものをご紹介しようかと思います。
私の場合は、解りやすく分ければ、

ア、安い 1万円代(帽子用の付け毛)
イ、中間 6万~8万
ウ、高い 20万前後
エ、番外編 もうひとつの1点としてショート(これは12万くらい)

の4段階の「かぶりもの」で抗がん剤の脱毛期間を乗り越えました。
それを、ちょっと紹介したいと思います。

先ずは、アの帽子付け毛。
こちらは、帽子の下から髪の毛が出ることによって
とても自然な感じの印象になります。髪の長さはロングでもショートでも
いいかな~!少しでも見える!というのがポイント。
頭部は締めつけ感も少ない楽なメッシュの水泳帽のようにになっていて、とても楽です。
私はお勤めをしていなかったので、闘病中はほとんどこれですごしましたよん 


↓こちらは、もう自毛デビューした今年のお正月ですが、この冬、まだショートで軟い毛の
私には寒さがこたえ、この帽子付け毛をけっこう愛用してました。
オシャレ感覚で楽しめるという面でもすぐれもの。お値段は1万5千円前後だったかな~
購入元はこちら↓ ↓ ↓

http://www.withwig.com/



続いてイの中間ー程良い金額のもの。人工毛だけで出来ています
こちら、分け目を自分の額のサイズに合わせてもらいました。
そのままだと私は額の横幅が狭いので9割1分のような分け目になってしまったの!
まぁ、プチオーダーね
その手間代はたしか3000円くらいのアップだったと思いますよん。
これで、7万円くたいだったかな~~
レオンカというメーカーさんものもです。もともとオシャレ用なので、
もみ上げとかが無くなると、髪が風になびいた時とかちょっと不自然な気がしました。
ピンとかで、押えたりすれば、そんな不自然さも緩和できた気がします。
ちなみに、私はこれに、さらに付け毛を足してシニヨンのスタイルにして着物も
着ていましたよん 
それは、また「着物コレクション10年史」で見てね~~(これからアップ予定です)

次はウの高額ウィッグ。
人毛と人工毛がミックスのタイプで23万くらいだったかな~
シャンポードというところの物です。ここは、病院にパンフレットがあり、それを持っていくと割引という制度があったので、ついつい行ってしまいました。
でも、身体が回復して元気になると活動範囲も広くなり、ちょっといいものを欲しいなぁと
思うのです!!値段イコール良いものとは限らないけど、私としては、人毛も入っているものが欲しくなったのよ~
手触り、指通りは7万のものより、かなり良かったですね。

最後は番外編でエのショート!
これは、自毛に戻っていく中で、私がきものを着たかったという理由のみで
買いました。
自毛が伸びてくると、それまでロングを後ろで束ね、そこに付け毛を付けてシニオンにしていたスタイルが出来なくなったから。襟足から、自毛が出ちゃうからなの~~

こちらもシャポードというところのもので12万くらいだったかな・・・。

こうして私は脱毛が始まってから(9年3月末から)、現在まで約1年10カ月、
4種類の「かぶりもの」を使ってきましたが、
一番活躍した順にあげれば、

ア⇒イ⇒ウ⇒エという、不思議と安い値段の方が活躍するという結果となりました

これは、ライフスタイルの関係も大いにあると思います!
もし、私が仕事をしていたら・・・
もし、接客業だったら・・・

そんな観点からみたらまた変わってきたと思いますね~~

ちなみに、もし、仕事をしていたら、まちがいなく、ショートのウィッグにしますね
これは、4パターンつかい分けてみたからこその、今だからこその感想です

何故なら、ロングは7万のものでも20万越えのものでも、数時間で毛先が絡み、
指通りが悪くなるの!
もし、全部人毛なら違いのかもしれないけど、そうなると手入れが大変ということを
販売店の方からは散々いわれました。

ただ、全部人毛で、そんなに長くないのであれば、ドライヤーとかでスタイルにも
変化を持たせられるものも有りかも~と思う。
ただ、これはあくまで想像です。値段も全部人毛は少し高いかな。



39歳の私

2011年02月13日 11時08分30秒 | 着物コレクション10年史
さて、30代も最後の年となって、その頃私は何を思っていたかというと、
ダンナッチの脳梗塞で大きく生活が変わってしまった・・・・・
と思っていた「転換」の思考から再びの復活の兆しを伺いつつも、
焦らないという事の大切さも覚え、
ただただその日を生きるというような
ゆっくり、日めくりカレンダーをめくるように過ごしていたなぁ。
水面に写る光を海中からながめながらも、一気に浮かびあがるのをためらうような、
とても慎重な、それでいて穏やかな時間でもあったかなぁ。

40代を目前に、妙にのんびり落ち着いていたような気がするな~

春~春~ハル!!

次に再梗塞がおきたら良くて植物状態か・・・まぁ即死、
という状態からは、信じられないほど、ダンナッチは見事にめきめき回復した。
後遺症のリハビリも順調で、そんな彼の生命力に、私も、ヤツを選んだ強運みたいなものを感じ、心の病からも回復し始めた、そんな春の1日かな~

この写真は祇園の歌舞練場でのひとコマかな。古い建物の窓枠がレトロ。
チラっと写っているのが、お庭の桜 

久しぶりに着る着物にちょっと照れているのかしらん

きものは、大島だよん目線は誰かを見てるのかしらん 
ライバル視
ちゃうちゃうこの頃は穏やか~~ 

おぉ!!柔らかものの小紋の一重ですね

気持ち、のんびりしすぎて、太りだしていたかも・・・・


とは言え・・・・まだこんな軽やかに階段を昇っていましたよん

きゃ~、我ながら、なんか可憐でいいのぅ~
(ん?今度は逆に見られてる?視線が・・・)

これを写したのは、姑!!
「リコちゃん、食べな~あかんで~」と私達の後をつけまわす
姑もこの頃元気だったわぁ~

そんなこんなで、姑のせいにする訳じゃないけど、

この後、本当に太ってしまうのです・・・

つづく