Rikoの再建日記~気ままな恋文

病期3の乳がんから自家組織再建、リンパ浮腫治療、抗がん剤後の薄毛治療など、心身共に毎日が昨日からの再建って感じの日々♪

38歳の私

2011年02月02日 01時00分08秒 | 着物コレクション10年史
シリーズものはパパッと繋げなくちゃね

38歳は、私にとってはとても試練の年だった。
辛い事があった。
梅雨の蒸し暑い日にダンナッチが脳梗塞で倒れた。
脳幹部分で危ないところを彷徨い、一夜で全ての景色が変わった年。

前の年に買ってもらった夏結城の着物で気合を入れて、泣く泣く出かけた日。



お茶の集まりで、仕方なく、思い腰を上げたけど、あきらかに横顔が疲労してるなぁ~
頬から首筋にかけて、心労と悲しみが出てるきがする。
ダンナッチが元気になった今だから思うけど、この時はああ、私は疲れてるって
感じた写真だわ

哀愁のリコちゃんって感じ~、自分の中ではね。


同じ日の正面から写したもの。
元気に行ってきたよん と伝えるために撮ったのかなぁ・・・・



これは更に盛夏を向かえたくらいかな~
少しづつ元気になっていく彼を見守りながら、私は自分の中で不安を膨らませていった頃。
お盆の頃か・・・・。

宇宙人のお嫁さんと言われたリコちゃんもこの時ばかりは大変だったさ~~

改めて、今の幸せと健康に感謝


私はこの年、過換気の発作を何度か繰り返すうちに、またなったら・・・という
不安、そういう状態の時の他者の目を気にして、人前に出歩くことも出来ない、
医学用語でいう
「広場恐怖症」
というのになった。

精神科への通院をとおして、自分がとても弱く、他者を思っている以上に気にする心があることも知った。
心が、人の身体を動かさなくしてしまう事も知った。

今はこのとおり~~、お陰様できちんと通院して、それらの症状は治したけど、
この時の経験、この1年は、今回の乳がんと向き合う上でとても貴重な時間だったと思う。

私が、再建を考えるとき、ただ欲しいという生の感情を、もっと、少しだけ冷静に
見ると他者の視線を気にする私が確かにいる。
その目を通して、私自身の別の一面に気付いたり・・・

そんな事を思う冬の夜長・・・・・
これ以上は、睡眠不足でお肌に悪いですからねん
またゆっくり考えよ~~