まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

小さな木の実

2013-10-20 21:05:57 | 日記

朝、たまたま埼玉テレビを見ていたら、「童謡コーラス大合唱」という番組をやっていた。
舞台の上から先生が、満員のホールのお客さんに向かってコーラスの指導をしている。
「小さな手のひらに 一つ古ぼけた木の実 握り締め・・・」
「小さな木の実」という、音楽の教科書にも載っている曲である。
「握りしめ、握りしめ、握り飯、そういえば最近握り飯を食べていないな。」
この時点で、「これは只者ではないな」と感じた。
「握りしめのところは低い音ですが、なんだかぎゅっと押し付けるような声ですね。」
「にぎりしめーと、さわやかに行きましょう。」
「メーは、メ~~とビブラートはかけません、ヤギさんのようには歌いませんよ。」
客席の左側に向かって呼びかける。
「はーい、それではこちらのヤギさん歌って見ましょう。」
「あ、失礼、ヤギさんではありませんでしたね。」
ユーモアとウィットに富んだ教え方で、とてもおもしろいし、感心した。
コーラスの指導者は上原拓也(うえはらたくや)、通称うえたく先生。
歌の指導の他、年間200以上のイベントの企画などを手がけている関西方面では有名な人のようだ。
それにしても、この「小さな木の実」というのは、なかなか良い歌である。
ネットで調べると、原曲は「カルメン」や「アルルの女」などで有名な「ジョルジュ・ビゼー」。
今度ギター用に編曲して、レパートリーに入れることにしよう。