「やぎさんゆうびん」は、1987年から2000年まで続いた我が家の家庭内新聞の名称である。
年に1回程度の発行だったから、最終号は第25号。
最初は親族と親しい友人達に手紙の形で発送していた。
奥方の友人達には好評だったが、私の親族や友人たちからは何のリアクションもなかった。
今思えば、勝手に送りつけていたわけだから、少々迷惑だったのかも知れない。
上の子が心臓病で手術の時に会社の仲間から供血してもらったため、その後の報告を兼ねてしばらくの間その仲間たちに配っていたこともある。
記事の中身は、家庭内の出来事、主に子どもたちの話題が多かった。
ジャストシステムの「花子」、ツァイトの「JG3」、有名なレイアウトソフト「ページメーカー」、画像処理には「フォトショップ」などを使って作成した。
途中、アップルのマックを使って作ったこともある。
最初のうちは白黒だったが途中からはカラーにして、画像も格段に綺麗になった。
仕事をしながらの作業だったので、年1回くらい作るのが限度だった。
子供たちが成長するにしたがってあまり書くことがなくなり、2001年に発行予定だった第26号は、ついに陽の目を見ることなくボツになった。
やぎさんゆうびんの記事をこれまでにいくつか紹介したが、今見てもなかなか良くできていると思う。
本当は自分は才能豊かな人だったんだなー、と思う今日このごろである。