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鈴木国友選手期限付き移籍が終了し、群馬に。

2022年07月26日 13時47分26秒 | モンテ、サッカー
鈴木国友選手期限付き移籍が終了し、群馬に同じく期限付き移籍のようです。

今年の新加入選手の中ではかなり期待していた選手でした。
体にも恵まれ、且つスピードも迫力もあり、ダイナミックな動き。
可能性の塊のように見え、山形で爆発するのではないかと思っていました。
その片鱗が見える時もありましたが、最後の決定力のところがまだ未完成。
未完の大器といったところでした。
国友選手を見てそう感じた方も大勢いたと思います。

相洋高校時代は「相洋の怪物」といわれ
北九州時代は6得点、松本でも6得点を上げています。
潜在能力はかなりありそうですが、山形ではそれを伸ばすことは
出来なかったようです。

いつも思うことですが、別のチームに移籍し活躍する選手も大勢いるし、
国友選手も環境を変えれば、また大きく成長できるチャンスもできる。
国友選手に関しては恵まれた素質を持っているのに、
もったいないなあというのが正直なところです。
このままではなく、さらに成長した姿を見せて欲しいと思います。
今後のさらなる活躍を期待しています。

・鈴木国友ギラヴァンツ北九州 2020年全6ゴール 

・鈴木国友 松本山雅FC 2021年全6ゴール 


尚藤嶋選手がけがで長期離脱のようですね。
GKの戦力として痛いだけではなく、
チームを鼓舞する中心選手だっただけに残念です。
今季は、自分がこれからできることは何かを探し、
自分の成長のために、そしてチームの為に頑張って欲しいですね。
こんな時だからこそやれることもいろいろある気がします。
来年一回り大きくなった姿を見せて欲しいですね。


おまけ。
なかなか面白いサッカー記事でした。





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辻井伸行×三浦文彰 ARKシンフォニエッタ/ やまぎん県民ホール

2022年07月26日 05時19分37秒 | 音楽
辻井伸行×三浦文彰 ARKシンフォニエッタ/やまぎん県民ホール

去年の3月、辻井さんのピアノコンサートを聴いた時、もう山形で聴く機会はないだろうと思っていましたが、意外にもその機会が早く訪れました。
7月24日日曜日。群馬戦の翌日です。チケットを購入した時、勝って聴くのか、それとも負けて聴くのか、そんなことが頭をかすめました。



午後3時開演ですが、その20分前に、辻井さんとこの日指揮とバイオリンを担当する三浦さんとこのツアー担当の方と3人でプレトーク。曲の解説等がありました。
辻井さんがこの中で「三浦さんが指揮まで始め、その指揮がだんだんうまくなってきてます」
と言ったところでドッと笑いが。三浦さんに話が振られて、「何も言うことないです。
ほめていただきありがとうございます」でまた笑いの渦。

辻井、三浦氏とARKシンフォニエッタという楽団で、全国7か所を回るこのツアー。
東北では青森、岩手、宮城に次いでこのツアー最後の場所が山形のようでした。

三浦文彰氏はプログラムによると2009年世界最難関と言われるハノーヴァー国際コンクールで、史上最年少の16歳で優勝。海外の著名なオーケストラと共演。大河ドラマ「真田丸」のテーマ音楽演奏や「情熱大陸」にも出演したとか。

ARKシンフォニエッタはサントリーホールを主舞台として2019年以発足した日本最高峰の楽団。辻井、三浦氏の呼びかけで内外から優秀な人材を集めたとあります。


そして演奏が始まります。曲目は
①モーツァルト 「ロンド」ハ長調
②ベートーベン ピアノ協奏曲「皇帝」
➂モーツァルト 交響曲第41番「ジュピター」

最初は三浦氏がヴァイオリンを弾き指揮もするという曲。
管楽器も減らした室内楽的な曲。男性が弾くヴァイオリンでも
若いとそれが似合って見えます。軽やかな曲でした。


続いて辻井氏演奏の「皇帝」
(動画は、山形公演と同じ三浦、ARKシンフォニエッタとのサントリーホールでの共演。第3楽章のみ)
ニューヨークでの「皇帝」

勇壮で重厚な響きのオーケストラの出だしは聴き覚えがあります。
ただ最後まで聴きとおした覚えはありません。

ところが辻井氏の生演奏を聴いているうちに、だんだん引き込まれていきます。
特に第2楽章のピアニッシモかピアノの弱い音の部分で、突然目にブァッと涙が。
その後も、突然胸が詰まる瞬間が突然何度もやってきます。
「皇帝」という愛称があるものの、その内容はそのイメージからは離れて、
人間の喜び、哀しみ、慈しむ心など、さまざまな人間の感情が、
辻井氏の奏でる音に表現されている気がしました。
オーケストラの音は勇壮で力強い部分が多いのに、
ピアノの部分はそれに相対するように、美しく繊細な部分が多い。
演奏中、そんな感じがしました。


やはり辻井氏の音は違う。
動画で見る体を左右に振りながらの演奏。
どこまでも純で澄み切った、かつ優しい丁寧なタッチ。
心で弾いている気がします。

やはり来てよかった。
そんなことを感じさせてくれました。

続いてアンコール曲。
何の曲かは分かりませんが、一つ一つの音を噛みしみて演奏しているような
テンポのゆっくりした優しく繊細な曲。
まさに辻井氏の音楽の神髄を表現したようでした。
ひょっとして、去年聴いたラ・カンパネラがまた聴けるかと
秘かに思っていましたが、それは叶いませんでした。


20分間の休憩。窓からは駐車場と山形駅ビルが見えました。

そして最後は三浦氏が指揮に専念したモーツアルトのジュピター。
これも有名な曲ですが、辻井氏の演奏の後のせいか、なにか気が抜けたようで、
なんとなくBGMのように聴いてしまいました。
自分にとってはこの順番が逆だったらまた違っていたかもしれません。

もともとベートーベンとかモーツアルトというあまりにも王道的なものは
本来好きでないというか、更に言うと、自分はクラシック音楽が
それほど好きとは言えないのかもしれません。
実際若い頃は聴くのはロック音楽が中心でした。

クラシック音楽で自分好きなのは、その国独自の風景とか雰囲気が感じられるような音楽。
ドイツやオーストリアにもそれはあるんでしょうが、特にCDやLPだと
自分には心に響いてこないことが多い。聴いても途中で飽きてしまいます。
またクラシック音楽を聴きたいというより、生の音を聴きたい、
という気持ちのほうが強いという気もします。

しかし演奏後は観客から盛大な拍手が沸き起こりました。
いい演奏だったんでしょう。(いい演奏でしたが。)

今日は好きな辻井氏の音が再び生で体感出来て、幸せな一日となりました。
おかげで前日の群馬戦敗戦の傷がかなり癒えた気がします。





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