次節は湘南、そして次はアウェイで福岡と、
リーグ1,2位との戦いが続く厳しい状況。
もしここで勝てれば選手、サポーターのモチベーションも上がり、
負けが連続するようだと今季J1昇格が遠のいてしまう。
そんな気がしてしまいます。
湘南もJ1とJ2の間を 行ったり来たりしましたが、
趙監督の下、しっかりしたチームになり、
現在は、14勝5分4敗で第一位。失点もリーグ最少。
最近の湘南について見て見ます。
1.今季の新体制とスタイル
今季スローガンは共走(共に走る、競争、今日走)
ダイナミズムにあふれた、誰が出ても湘南スタイルを体現。
3-6-1を基本だが、バリエーションは豊富で柔軟性に
富んだ戦いが可能。守備の安定はJ1復帰の前提だが、
秋元の復帰は頼もしい。
2.主な新加入選手
FW野田(名古屋) ・足元のうまさと明るいキャラクター。
FW表原(愛媛) ・前線で巧みにボール収め、切れ味鋭いドリブルで
守備網切り裂く。
MF秋野(柏) ・長短のパスでリズム喚起。
MFシキ―ニョ(ブラジル)・左サイド。左足。得意のドリブルとシュート。
DF杉岡(市船橋) ・落ち着き、キック、対人、攻撃参加。
GK秋元(F東京) ・ショートストップ、DF背後等守備範囲も広い。
3.対山形との最近の対戦成績。
山形の2勝3敗。
昨季は山形がNDで1-2、BMWで1-0。
今季はBMWで山形が1-0の勝利。
ゴールは中山。
4. 最近の5試合。
・第19節京都戦(H) 〇1-0
湘南は3バック採用し攻勢に出るも裏目。京都が攻め混む。
サイドから崩しも効果的とはいえず、前半スコアレス。
後半も攻めあぐねて均衡した展開が続く中、AT杉岡の
ドリブル突破から、岡本の劇的なゴール。
3-4-2-1.
・第20節横浜戦(H) 〇1-0
横浜Cは序盤から主導権、チャンスを連発もオウンゴール。
後半は湘南が主導権。終盤横浜が猛攻を仕掛けるも無得点。
湘南は得意とするポゼッションを封じられ苦しい展開も、OG
というラッキーな形で先制。後半攻撃のリズムも取り戻し
守備でも相手を寄せ付けず、文句なしの内容で1点を守り切る。
・第21節名古屋戦(H) 〇2-1
明確なスタイルを同士の戦いは湘南に軍配。縦への仕掛けや
攻守の切り替えの早さで先手を取り、前半終了間際にCKから
サインプレーで先制。後半もハイテンポな攻撃で、後半5分には
DFラインの乱れを突いて追加点。その後は失点を1に抑え勝利。
3-4-2-1
・第22節大分戦(A) △0-0
大分は前半、秋野起点の湘南の攻撃に翻弄され
厳しいプレスに苦しむ。後半は湘南がシステム変更、
大分は防戦一方。しかし辛抱強く我慢し、
蒸し暑い気象条件も影響し後半半ばから湘南の足止まる。
大分は途中出場の選手たちのカウンターで優位に進めたが、
秋元の壁を破れず。「妥当」な痛み分け。
3-4-2-1
・第23節東京V戦(H) 〇2-0
直近5試合失点はわずかに1。開始早々は主導権を握れず。
しかし、すぐ対応策を練って山田のポジションを修正し、
中盤のパス回しに参加させる。両WBが自由に上下動し、
攻撃が活性化。敵陣でセットプレーを獲得する回数も増え、
後半17分CKからアンドレバイアの今季初ゴールで先制点。
33分には攻勢を強めた相手の隙を突き、秋野が追加点。
3-4-2-1
4.前節東京V戦より
湘南はスムーズなパス回してシュートまで。
両チームの技術が高いので、ミスも少なく、
ストレスを感じない流れで見ごたえある。
最初ベルディペースだったが、湘南はフォーメーションを変えて
中盤を厚くし、ボールを奪う。
長身FWジネイは足元が柔らかく、ボールロストせず治まる。
前半はお互い守備がしっかりして0-0.
後半もしっかり守備をしながら、じわりじわり相手を締めあげ、
チャンスで得点する感じで、
完成されたスキの無いチームに見える。
5.得失点データ
得点はセットプレー9(36.9%)
失点はセットプレー9(52.9%)
6.どう戦うか。
この5試合を見ても失点が1と少なく、
守備がしっかりしている。
趙監督が何年かかけて作り上げた完成度の高いチームに見える。
試合中状況により戦術の変更もある。
隙の無いチームに見え、攻略は難しそうだが、
失点は少ないながらもセットプレーからが多い。
この辺を突くアイディアが欲しい。
戦い方としては、やはりまず失点しないことを第一にし、
少ないチャンスにかけて決める、そんな戦い方になるか。
球際への厳しさ、ボール保持者への寄せ、
攻守の切り替えの早さ、アグレッシブな気持ち、
といったところは外せない最低条件。
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リーグ1,2位との戦いが続く厳しい状況。
もしここで勝てれば選手、サポーターのモチベーションも上がり、
負けが連続するようだと今季J1昇格が遠のいてしまう。
そんな気がしてしまいます。
湘南もJ1とJ2の間を 行ったり来たりしましたが、
趙監督の下、しっかりしたチームになり、
現在は、14勝5分4敗で第一位。失点もリーグ最少。
最近の湘南について見て見ます。
1.今季の新体制とスタイル
今季スローガンは共走(共に走る、競争、今日走)
ダイナミズムにあふれた、誰が出ても湘南スタイルを体現。
3-6-1を基本だが、バリエーションは豊富で柔軟性に
富んだ戦いが可能。守備の安定はJ1復帰の前提だが、
秋元の復帰は頼もしい。
2.主な新加入選手
FW野田(名古屋) ・足元のうまさと明るいキャラクター。
FW表原(愛媛) ・前線で巧みにボール収め、切れ味鋭いドリブルで
守備網切り裂く。
MF秋野(柏) ・長短のパスでリズム喚起。
MFシキ―ニョ(ブラジル)・左サイド。左足。得意のドリブルとシュート。
DF杉岡(市船橋) ・落ち着き、キック、対人、攻撃参加。
GK秋元(F東京) ・ショートストップ、DF背後等守備範囲も広い。
3.対山形との最近の対戦成績。
山形の2勝3敗。
昨季は山形がNDで1-2、BMWで1-0。
今季はBMWで山形が1-0の勝利。
ゴールは中山。
4. 最近の5試合。
・第19節京都戦(H) 〇1-0
湘南は3バック採用し攻勢に出るも裏目。京都が攻め混む。
サイドから崩しも効果的とはいえず、前半スコアレス。
後半も攻めあぐねて均衡した展開が続く中、AT杉岡の
ドリブル突破から、岡本の劇的なゴール。
3-4-2-1.
・第20節横浜戦(H) 〇1-0
横浜Cは序盤から主導権、チャンスを連発もオウンゴール。
後半は湘南が主導権。終盤横浜が猛攻を仕掛けるも無得点。
湘南は得意とするポゼッションを封じられ苦しい展開も、OG
というラッキーな形で先制。後半攻撃のリズムも取り戻し
守備でも相手を寄せ付けず、文句なしの内容で1点を守り切る。
・第21節名古屋戦(H) 〇2-1
明確なスタイルを同士の戦いは湘南に軍配。縦への仕掛けや
攻守の切り替えの早さで先手を取り、前半終了間際にCKから
サインプレーで先制。後半もハイテンポな攻撃で、後半5分には
DFラインの乱れを突いて追加点。その後は失点を1に抑え勝利。
3-4-2-1
・第22節大分戦(A) △0-0
大分は前半、秋野起点の湘南の攻撃に翻弄され
厳しいプレスに苦しむ。後半は湘南がシステム変更、
大分は防戦一方。しかし辛抱強く我慢し、
蒸し暑い気象条件も影響し後半半ばから湘南の足止まる。
大分は途中出場の選手たちのカウンターで優位に進めたが、
秋元の壁を破れず。「妥当」な痛み分け。
3-4-2-1
・第23節東京V戦(H) 〇2-0
直近5試合失点はわずかに1。開始早々は主導権を握れず。
しかし、すぐ対応策を練って山田のポジションを修正し、
中盤のパス回しに参加させる。両WBが自由に上下動し、
攻撃が活性化。敵陣でセットプレーを獲得する回数も増え、
後半17分CKからアンドレバイアの今季初ゴールで先制点。
33分には攻勢を強めた相手の隙を突き、秋野が追加点。
3-4-2-1
4.前節東京V戦より
湘南はスムーズなパス回してシュートまで。
両チームの技術が高いので、ミスも少なく、
ストレスを感じない流れで見ごたえある。
最初ベルディペースだったが、湘南はフォーメーションを変えて
中盤を厚くし、ボールを奪う。
長身FWジネイは足元が柔らかく、ボールロストせず治まる。
前半はお互い守備がしっかりして0-0.
後半もしっかり守備をしながら、じわりじわり相手を締めあげ、
チャンスで得点する感じで、
完成されたスキの無いチームに見える。
5.得失点データ
得点はセットプレー9(36.9%)
失点はセットプレー9(52.9%)
6.どう戦うか。
この5試合を見ても失点が1と少なく、
守備がしっかりしている。
趙監督が何年かかけて作り上げた完成度の高いチームに見える。
試合中状況により戦術の変更もある。
隙の無いチームに見え、攻略は難しそうだが、
失点は少ないながらもセットプレーからが多い。
この辺を突くアイディアが欲しい。
戦い方としては、やはりまず失点しないことを第一にし、
少ないチャンスにかけて決める、そんな戦い方になるか。
球際への厳しさ、ボール保持者への寄せ、
攻守の切り替えの早さ、アグレッシブな気持ち、
といったところは外せない最低条件。
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