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第20節アウェイ山口戦予習

2017年07月05日 20時10分23秒 | モンテ、サッカー
前節、前々節と相手から分析され、いいようにやられた感がありますが、
この辺りで戦術的にも少し変化をもたらす必要があるのかどうか。

幸い、雄斗選手が復帰。さらにシャドー当たりでかき回せる優平選手、
守備では加賀選手が復帰すると、その狙いが可能な気がします。
前期山口戦は3-2で勝利。
その後、どんな状態なのか探ってみます。


1.今季の新体制とスタイル
今季もカウンターサッカーや外国人選手の積極活用はせず、
J1定着を見据え人とボールが動くサッカーの成熟目標。

今季は主力流出で3分の2の選手が入れ替わり、3年間の
上野体制がリセットされた。スピーディーな攻撃的サッカーを
継続するも、昨季露呈した守備のもろさを改善すべくベテラン
選手も補強。戦力的にはややダウンか。

MF庄司、島屋、福満、DF小池らが抜け、特に司令塔庄司
の穴は大きいか。

2.主な新加入選手
  FW米澤(C大阪)・技術力の高さに、ドリブル、スルーパス。
  MF小塚(新潟) ・ボランチとして鋭い縦パスが魅力。
  小野瀬(横浜FC)・仕掛け、個で局面打開。アクセント。
  MF佐藤健(京都)・高い精度のパス、リスク回避の献身的動き。
  MF高柳(熊本) ・ バランス感覚に優れリスク回避のボランチ。
  DF渡辺(山形) ・的確なコーチングト対人の強さ。
  DF福元(徳島) ・守から攻への素早い切り替えで攻撃の起点に。
  DF前(札幌) ・的確な状況判断、機を見て駆け上がる。
  DF山田(京都) ・果敢に前に飛び出しクロス、シュートはね返す。


3.対山形との最近の対戦成績。
   昨季山形の1勝(ND2-1) 1分(維新公園2-2)
   今季はNDで1勝(3-2).


4. 最近の5試合。
・第17節横浜C戦(A) ●0-1

横浜は序盤からボールを保持してペースを握り
前半終了間際にはイバが自ら得たPKを確実に決める。
後半山口に主導権が渡ってPAエリア内まで攻め込む。
しかし、横浜守備陣が懸命に体を張って白星。

・第18節岡山戦(H) ●0-1

山口は開始早々にロングスローから失点。その後は三幸が
ピッチを縦横無尽に走り回って攻撃を展開し次第に主導権。
後半一方的に攻め続けるも、相手の粘り強い守備に阻まれて
最後まで得点を奪えないまま終了。

・第19節金沢戦(A) ●2-3

ホームの金沢は序盤小野瀬中心の山口のパスワークに翻弄されたが、
ラッキーな形で先制。ポゼッションの山口、ショートカウンターの金沢
という構図で進む。五分五分の展開の中、後半25分金沢は中央を崩され
失点。後、山口のペースも、宮崎がスピードに乗った突破で決勝点を奪取。

・第20節熊本戦(A) 〇2-0

熊本は序盤こそスムーズなパス回しで主導権も徐々にペースダウン。
グスタボへのロングボールを中心とした単調な攻撃に。守備では
小野瀬の対応に苦しみ、サイドを突破される場面が多発。
セットプレーから2点を失い完敗。山口はフィニッシュの精度には
課題が残ったが、つぶし屋の役割を担った宮城が好プレーを披露。
理想的な内容で11試合ぶりの勝利。

・第21節松本戦(H) ●1-2

前節マジョール監督に交代後、初勝利を挙げた山口。前半16分一瞬の隙を
突かれ失点も、徐々にボールを支配。同40分に三幸のゴールで
同点。後半からギアを上げてきた松本に付いていけず、勝ち越される。
セカンドボールへの反応速度や崩しの過程でのパス精度など、課題残す。


4.前節松本戦より
新監督になり守備がハードになる。

山口は松本に対し、3バック3-5-2(3-1-4-2)で対抗。
山口は宮城選手がアンカーに入り、中盤の選手が多く、
その前の選手が攻撃的になれている。

そのせいか、佐藤健太郎選手がなかなかいいプレー。
ドリブルで4人抜きで中に入ったり、
その後も積極的にPA内にドリブル。
山形時代、こんなに前に積極的ではなく
バックパスが多い印象であったが。

CB渡辺広大選手。
細かいドリブルでつなぐサッカーだが、
最後のところが決まらず。
多少ずれがあり、それほど怖さは感じられないが、
気を抜くとやられそう。

前半はなかなか良かったが、後半松本が高崎選手など入れ主導権。


5.得失点データ (Football Labより)

得点はセットプレーから6(33,3%)
失点はセットプレーから14(45.2%)


6.どう戦うか。
山口はまた3バックで来るのか、4バックに戻すのか。
前節の山口のように3バックにアンカーおいて3-5-2にすると
中盤の選手が多く、セカンドや中盤の攻防で有利か。
ボールを取って主導権を取るなら、山形もやってみても面白いか。

まずはアウェイでもあるし、
前半は失点しないように行き、
後半勝負をかけたい。

とはいってもアグレッシブな守備をし、
ボールへの執着、球際に負けずセカンドボールを取り、
攻守の切り替えを早くといった基本を、忠実に遂行し、
そこから攻撃のリズムを作りたい。


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