山の案内 歩き日記 ブルース・ジャズ・ロックの変遷(その1/2)
ブルース・ジャズ・ロックについて、述べたいと思います。私は、音楽に精通していませんので、記述に誤りがあるかもしれません。その時はごめんなさい。参考にした資料:ブリタニカ国際大百科事典・ウィキペディア | |
★ジャズ | |
アメリカにおいて、19世紀末頃、始まった新しい音楽。黒人の民族音楽とヨーロッパ音楽が融合して生まれました。楽器編成、メロディー、ハーモニーはヨーロッパ音楽の伝統を継ぎ、リズム、フレージング、サウンドは黒人の感覚を基本にしています。ジャズの特徴は、インプロビゼーション(即興演奏)で、独特のリズム感覚です。 また、1930年から1940年代に大流行した、白人が主体になってつられた、大編成楽団による、ジャズの演奏形態をスイングジャズと呼びます。これも「ようわからん」ですので、以降、総称してジャズと呼びます。 |
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ジャズスタイルの違う曲を聴いてください。 ニューオーリンズ・ジャズ(ジョージ・ルイス)・・・・・♪Mahogany Hall Stomp ディキシーランド・ジャズ(パティ・ペイジ)・・・・・♪ ♪Basin Street Blues モダン・ジャズ(マイルスデイヴィス)・・・♪Blue in Green ♪Summertime ♪Kind Of Blu スウィング・ジャズ(グレン・ミラー)・・・・・♪Moonlight Serenade |
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◆現代ジャズ ここからは主観を述べます。現代ジャズはあまりにも、技巧にこだわり、アレンジが強すぎて、旋律もなく、心に響かない曲が多く、騒音にしか聞こえないと、私は、思っています。やはり1950年代、1960年代のジャズが好きですね。好みの問題ですが・・・・・・ |
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★ブルースとジャズ | |
ここからは主観を述べます。ブルースとジャズを聞き分けるのは、非常に難しいと思います。「どっちでもいいじゃん」って、曲が多いと思います。私の音楽鑑賞能力が、低いのかもしれませんけど・・・・・笑い | |
★ロック | |
1960年代、アメリカで始まり、全世界に広まった、リズム感の強い音楽形式で、若年層から圧倒的な支持を得ました。1953年、B.ヘイリーが、黒人のリズム&ブルースをもとに「ロック・アラウンド・ザ・ロック」を演奏し、ロックンロールの先駆者となりました。 1956年には、チャックベリー、リトル・リチャードの登場によって、ロックは、アメリカ音楽の大潮流になり、エルビス・プレスリーの登場により、確固たる地位を確保しました。 イギリスでは、1964年、ビートルズの「抱きしめたい」などが、大ヒットし、ロックに革命をもたらしました。以後、フォーク・ソング、モダン・ジャズ、電子音楽の要素が入れられて、多方面に展開され、ハード・ロック、ヘビー・メタルなど、過激なロックスタイルが、確立されました。 70年代には、反逆的なパンク・ロックが登場します。80年代には、MTVなどで放送され、新曲宣伝用ビデオの普及により、視覚的要素が強調され、ダンス音楽として流行し、一般化しました。 |
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★私の好きな曲(ブルースはブルース、ジャズはジャズ、ロックはロックと、はっきり聞き分けられる、曲を選んだつもりですが?) | |
ブルース(写真:B.Bキング) |
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ジャズ(写真:ルイ・アームストロング) |
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ロック(写真:ジャニス・ジョプリン) ジャニス・ジョブリンは、一般的にロックシンガーと言われていますが、切々と訴える歌唱力、彼女の人生を考えると、私的には、ブルースと思っています。 |
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★まとめ(ブラックミュージック) | |
ジャズのもとは、ブルース、ブルースのもとは、黒人音楽。黒人音楽が、大きく派生した結果、ブルースになり、ジャズになり、ロックになったと、私は考えています。皮肉なことですが、奴隷制度でアメリカ大陸に連れてこられた、黒人によってつくられた音楽が、全ての音楽の源になっているのです。黒人の持つ音楽感性の偉大さを改めて認識しました。 何度も言いますが、ブルース、ジャズ、ロックの全ての源は、同じ黒人音楽です。よって、全てをひっくるめて、「ブラックミュージック」と、命名したら、と、真面目に考えていますが、素人の考えで、少し強引過ぎますかね。(^o^) |
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