天孫降臨登山口から高千穂峰に登る

山の案内　歩き日記　霧島山系の案内　写真：高千穂峰山頂のレットさん
　久々の登山だ。長雨や私用で登る機会がなかった。今日は「写真で見る登山道」の撮影を兼ねて登った。早朝６時、自宅を出発、登山口６時４５分着。登山開始７時。暑いので早朝登山を計画したのであるが、登りはじめると玉の汗が噴き出す。早朝でこの暑さだ。６時登山開始が良かったかもしれない。登山口から広葉樹林帯を歩く、日差しは遮られているが、汗は噴き出すのである。とにかく暑い、風がないから尚更暑い。

　レットは元気である。近頃、レットは登山犬としての能力が備わってきた。ひょいひょいと軽快に登っている。少々の段差も平気だ。ただ登りは良いが下りの段差は苦手だ。今日も数カ所で抱っこして卸してやった。登山道は長雨で荒れた箇所もある。１時間３０分で霧島東神社登山道と合流する。

　ここからは視界が開け、３６０度パノラマを楽しみながらの登山ができるはずであったが、俄にガスが空を覆い視界不良となった。ガスとともに涼しい風が吹き出した。涼しいより冷たい感じがする、心地よい風だ。しばらく風に吹かれ体をクールダウンさせる。レットは舌先から汗を出しながら風に吹かれている。

　合流点からしばらく歩くと鳥居が見えてくる。そこをくぐるとガレ場の段差工が連続する。鳥居の横木がなくなっている。台風で飛んだのだろうか。長い長い段差工を一段一段フーフー言いながら登る。視界不良で風景は見えない。大岩を過ぎると山頂が見えてきた。国旗が風に揺れている。山小屋を回って山頂に行こうとしたその瞬間、山小屋管理人の犬がレットを襲ってきた。ガウガウと飛びかかってきのである。慌ててレットをひっぱり難を逃れた。レットの体を調べたが無傷であった。まずは一安心、管理人に文句を言いたかったが、たかが犬のけんかと思いやめた。

　早朝（９時３０分）のせいか山頂には６名の登山者しかいなかった。眺望はゼロで山頂を一周し下山した。下山後、サンフラワー温泉に浸かり、昼食後帰路についた。１３時３０分に帰着。久々の登山で疲れました。次回は坂元棚田ウォーキングだと思っている。