山の案内 歩き日記 今日の猫たち 白カラスと2ヶ月 参考資料 カラス対策マニュアル(環境省自然環境局) 宇都宮大学杉田昭栄教授講演より | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
白カラス発見以来、カラスとは「なんじゃろかい」と、探求心に火が付き、調べてみました。その結果、カラスが大好きになりました。 1-カラスの種類 日本には、5種のカラスがいるが、通常「カラス」と、呼ばれるのは、「ハシブトガラス(ブト)」と「ハシボソ(ボソ)ガラス」である。その違いを下表にまとめた。 |
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2-カラスの特性 ・巣(なわばり)と眠る所(ねぐら)は、別々である。ねぐら:通常夜を過ごすところ。 ・ねぐらは、森林や公園などの樹木の上である。ねぐらでは、数羽から10,000羽の集団で夜を過ごす。 ・繁殖期になると、ねぐらと別の所の、樹木、人工物(鉄塔・電柱など)の上に巣を作る。巣の周辺をなわばりとする。 ・巣の大きさは、50~80cm、厚さは10cmほどで、小枝を集めてつくる。針金のハンガーやプラスチックも使用する。 ・巣作りは、雄が巣材を運び、雌が細かいところを作るなど、役割分担がある。 ・雌が卵を温め、18~20日で卵が孵り、雄雌交代で餌を運んで育て、30~35日で巣立つ。 ・巣作りは3~5月、抱卵は4~5月、巣立ちは6~7月。巣立ってから1~2週間は、巣の周りで暮らす。 ・巣立った雛は、飛ぶ練習をしながら、暫くは、親の後を追って給餌を受ける。 ・巣立った後は、通常、巣には戻らない。 ・繁殖行動できるは、生後3年以降である。繁殖能力のない、若いカラスは、なわばりがもてないので、群れを作って暮らす。 ・野鳥の寿命を調べることは、大変困難なことであるが、一般的に10~20年程度といわれている。 ・食べ物は、動物質から植物質まで何でも食べる雑食性。腐敗したものは食べない。 ・食べ物を隠しておいて、食べ物がないときに取り出して食べる、貯食習性がある。食べ物は、樹木の穴、草むら、石の下、屋根の雨樋、植木鉢などに隠す。 ・貯食は、隠しておいた、場所を覚えて、おかないといけないので、カラスの記憶力が優れているのは、この貯食習性にあるといわれているが、 他の鳥類も貯食行動をするので、この説には同意できない。 ・雌雄の見分けは、観察を続けないと、外見だけでは難しい。交尾中は、上が雄、下が雌である。雌が若干小さい。 ・カラスはペットを含む、小動物、小鳥、卵、雛を襲って食べることがある。 |
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3-カラスの優れた能力 ・ザックを開け、ザックの中から弁当を盗む。(私は、その瞬間を目撃しました。) |
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4-市街地のカラスが増えた理由 ・生ゴミ、ペットの餌など、栄養価の高い餌が豊富にあり、それにより、繁殖力が高まったため。 ・人の近くにある、生ゴミを得ることにより、人を怖がらなくなり、猛禽類の少ない、人の近くで、巣作りができ、安全に子育てができるようになったため。 ・食物が豊富にあるので、捕食能力の劣る、若いカラスや老カラスが餓死せずに生き残れたため。 ・カラスの卵は生まれる日にちが違い、早く生まれた卵は、早く温め、早く孵るため、大きさもまちまちで、食べ物の少ない森では、 先に生まれた力の強いものが生き残り、後から生まれた弱いものは死ぬ。もし、食べ物の少ない時期に、全部が、一緒に生まれたら、 力の差が無く、全てが死んでしまう。後から生まれた蜷は、厳しい自然界で子孫を残すための保険に過ぎないのである。 食べ物が豊富な市街地では、後から生まれた雛も生き延びられるため。 |
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5-カラスの害をカラスの立場で考える「カァ~」 カラスの害が問題になっている。害の一番手は、ゴミ集積場荒らし。2番手は、人間を襲う。3番手はふん公害である。いずれも人間の立場からの害であって、カラスの立場から考えて見ると、「おらたちゃ、なんも悪いことさ、してね、ただ自然に生きているだけだ」と、なる。 |
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私が、山で弁当食べている時、カラスがすごいスピードで、近づいて、きたことがありました。「じぇじぇじぇ」でした。実際に遭遇すると、軽い恐怖感を味わえます。鷹にも弁当を食べているとき、襲われたことがあります。(^o^) 弁当を食べている時、いきなり黒いカラスが、近づいてきたら、びっくりして 、恐怖感を感じ、襲われた勘違いするのである。 なかには、悪い人に、巣を落とされ、巣を落した人と、同じ服装、髪型の人に対して、襲うようになったとの報告もあります。いずれにしても、快適な町の生活で、カラスの数が増え、生ゴミあせりや、餌付けにより、人との距離が短くなった、ことによる弊害と考える。 |
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6-まとめ カラスの顔、カラスの行動、尻をふりふり歩いてる姿、こっそり人間を観察する姿、本当に可愛いですよ。(^^)/ |
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