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歩き日記

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ベニバナギンリョウソウと肥薩線(いさぶろ号)に乗る。

2013年06月29日 | Weblog
山の案内 歩き日記

真幸駅(9:19)→(10:03)人吉駅(10:09)→(11:12)真幸駅 乗車料金(片道)540円・指定席500円

肥薩線下り時刻表  肥薩線上り時刻表

 今日も、雨、雨、毎日、雨、雨。「よっしゃ、雨に負けるか」と、大浪池を訪ねることにする。目的はベニバナギンリョウソウ。5時自宅発、レットさんは、雨でお留守番。相変わらず雨。6時前に大浪池登山口着.。外気温18度、涼しく、別天地です。

 雨は、強くないので、傘をさして、カメラをぶら下げ、歩きはじめる。登山口近くに、3本のベニバナが顔をだしている。紅がややうすいが、やっと出会え、感動しました。期待に胸をふくらませ、尚も歩くが、全然顔を出していない。

 だめかと諦めたとき、1本、顔を出している。尚も登ると大木の根元に、紅色のベニバナが、恋人みたいに、仲良く並んでいます。そこから尚も歩いたのですが、ベニバナは、顔を出していません。今日、見られたのは、5本だけでした。今後が楽しみです。

 ベニバナに、出会えたことに、感謝し、下山開始、登山口7時30分着。さて、時間は早い、これから何をするか、このまま帰るか、と、いろいろ迷ったが、ふと、真幸駅を思い出し、真幸駅と言えば、棚田、「よし!棚田を見に行こう」と、車を発進。

 真幸駅に着くと、すごい雨、雷、最悪の状況です。車中で暫く、雨の様子を見る。少し小降りになったので、駅舎に入ると、猫が寝そべっている。鳴き声が、かすれて、可哀想と思いました。

 最初は、かすれ声で、怒って、威嚇していましたが、おやつのお菓子を与えると、警戒しながら食べ、体を私の脚に擦りつけます。その仕草が可愛くて、抱こうとすると、威嚇して逃げ、また帰ってくるの繰り返し。

 ホームに出て、幸せの鐘や、山津波記念石を見ながら、真幸棚田に通ずる、歩道を見ると、藪状態で、とても雨の中、歩ける状態では、ないので、訪ねることを諦めました。
 真幸駅(まさきえき)は、宮崎県で一番最初に出来た駅で、肥薩線唯一の宮崎県内の駅です。明治44年(1911年)に建設されました。現在の駅は、その当時の駅舎です。

 駅舎で時刻表を見ると、9時06分人吉駅行き、11時12分「いさぶろう号」吉松駅行き、と書いてあります。昔、高速もない時代に、急行えびの号で、熊本に出張していました。

 懐かしさに、「よし、肥薩線で、人吉まで、行ってみるか」と、急きょ、ザックに登山用おやつと、お茶と、ポットコーヒーを詰め込み、ホームで列車を待ちました。
 昔、懐かしい、直角椅子の赤い急行えびの号型ディーゼルに乗れると、わくわくしながら、待っていると、近代的なディーゼルで、ちょっとショックを受け、乗車しました。車両は1両で、私以外に客一人。車両の椅子は、座り心地が良く、快適でした。

 真幸駅は、スイッチバックで有名です。駅のホームに入った、列車は、バックします。その時、運転手さんは、運転ハンドルを持って、後の運転席に移動されます。そして、バックし、停車、また運転手さんは、運転ハンドルを持って、前の運転席へ、そして前進します。
 人吉駅に着いて、バタバタと、いさぶろう・しんぺい号に乗り換え、車内で、今回の旅で楽しみにしていた、懐かしい「鮎すし」を購入しました。何十年ぶりの鮎ずし、一口食べ、「うんめも うんめ」と、懐かしい味に涙。缶ビールを飲みたいが、車を運転がするので、諦める。

  お客さんは少なく、指定席に難なく座れました。自由席も空いていましたが、横座り座席だったで、テーブル付きの指定席に座りました。ワンボックス4席には、私だけでした。ポットの熱いコーヒーとチョコレート、車窓の、幻想的な霧の風景、良い感じです。
 大畑駅(おこばえき)は、スイッチバックと、ループ線で有名な駅です。いさぶろう号の車内放送は、分かりやすい説明で、大変親切でしただ。大畑駅は、「おこばえき」と、呼ぶことを、今回、初めて知りました。

 ループ線は、半径300mで、ループ線を走っている、感覚はありません。ループ線最高点で、列車は一時停車します。そして、車内放送でループ線の説明があります。説明を聞き、車窓を見ると、遠くに、大畑駅と線路が見え、ループ線を認識できます。

 列車の女性添乗員さんや、男性乗務員さんの親切な、心のこもった、優しい、お持てなしには、感激しました。車内で、パンフレットも頂いただきました。スイッチバックで移動されていた、運転手さんは、行きの列車の運転手さんでした。

 大畑駅では、地元婦人部の皆さんが、農産物や加工品を、販売されていました。笑い声の絶えない、明るい接客でした。肥薩線最高標高の矢岳駅(536.9m)で「D51くん(女性添乗員説明、くん、いいですね)」が展示されていました。
矢岳から真幸駅途中の「日本3大車窓」地点に着くと、列車は、一時停車します。霧で見えないだろうと、あきらめていたのだが、なんと、晴れ間になり、絶景を堪能できました。真幸駅では「出迎え人」の皆さんが、迎えて下さいました。

 真幸駅でも地元婦人部の皆さんが、農産物や加工品の販売されますが、7月2日までは休みと、掲示されていました。行き当たりばったりの一日でしたが、充実した時間を過ごせました。満足。(^^)/

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