親猫が捨てた、子猫を育てる、優しい人。

  山の案内　歩き日記　猫たち

通勤途中、お馴染みの猫がいる、家に、ご主人がいらしたので、お話を伺った。「この猫の名前は？」「ついてないよ」・・・ 　ご主人のお話によると、家には、４匹の迷い猫がいる。奥様が大の猫好きとのこと。全て避妊手術をしている。夏は暑いのでクーラー付の応接間が、猫たちのねぐらだとのこと。 　避妊手術、夏はクーラーの部屋、幸せな猫たちだ。 　部屋の壁は、猫の爪研ぎで、傷だらけと、言われたので、部屋を見せてもらった。確かに凄い爪研ぎの跡で、壁紙も破れ、障子も破れ、傷だらけだった。 　それでもご主人は、愚痴も言わず、ニコニコとお話をされた。ご主人もかなりの猫好きだと思った。 　猫一匹のときは、問題なかったが、集団で暮らすようになり、爪研ぎが、激しくなったとのこと。猫談義をしていると、一匹の猫が、近づいてきた、顔のドアップ写真を撮影できたし、ほんの一瞬、頭を撫でることもできた。 　嬉しいのなんの「楽山カンゲキ！」でした。

◆猫の爪研ぎ 　伸びた爪を、研ぎ、いつでも、武器として使えるようにすることと、壁や柱を傷つけることによる、視覚マーキング、足の裏から分泌される、臭いのマーキング行動と言われています。

猫談義で盛り上がっている、ところへ、灰色の猫が現れた。「この猫は、親猫が、おれの家の玄関前に置いて行った子猫が、大きくなった、猫だよ」と、言われた。親猫が子猫を捨てた。 　俄に信じられない話しに吃驚すると、「大きくなった子猫を見に、時々、親猫が訪ねてくるよ」とのお話に、二度、吃驚。その親猫は、子猫を大事に、育ててもらえる家と、判断して、置いていったのであろう、素晴らしい親猫の眼力に驚愕しました。 　猫たちには、鈴つきの赤い首輪がつけられ、それが似合っている。顔つきも良く、毛並みも美しい猫たちだよね。(^_^)v