歩き日記

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さのぼぃ(い)

2016年07月23日 | Weblog
 山の案内 歩き日記
 南日本新聞に「さのぼり」の記事が掲載されていた。「さのぼり」は、田の神に豊作を願う伝統行事で、田植えで働いた体を癒やすダレヤミを楽しんだと書いてある。東北、関東地方では「さなぶり」という。

 ◆都城地方では「さのぼぃ(い)」と言います。田植えの後、開かれる祝宴のことです。

   きゅは  みごつ   たうえが   おわぃもした  あいがてごっじゃ
  (今日は  奇麗に   田植えが   終わりました   ありがたいことです)

   みなさん ひんだれもしたど      きゅは  さのぼぃを  しもひぃで
  (皆さん   お疲れになったでしょう   今日は  祝宴を     開きますので)

   でっきぃくぃやんせ   ★さのぼぃでは、なんこをしたり、踊りをしたり、盛り上がるのです。★
  (おいでください)

 ◆諸方弁田植え用語

  田んぼをすっ:田んぼを耕すこと。 田んぼにみじょをひぃ:田んぼに水を引くこと。
  田んぼをよん:代掻かきのこと。   苗をうゆぃ:苗を植えること。

 今のように機械植えでない時代、地域住民総出で田植えの手伝いをしました。田植えが終わったあと、手伝いの人達への慰労と豊作を祈り祝宴を開いたのです。

 田植えといえば、あぜ道で食べた「ひんめし(昼飯)」のおにぎりと煮染めを思い出しました。本当に美味しかったです。大鍋で煮た、田舎の煮染めは最高ですね。(^_^)v

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