今日のフォト。 9月22日は、二十四節気の「秋分(しゅうぶん)」
秋分とは、春分と同じように、太陽が真東から昇り真西に沈む。
昼と夜の長さが同じになる日のこと。
秋分の日を中心とした1週間が、秋のお彼岸です。
七十二候=秋分初候。 雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)
夏の間鳴り響いた雷が、収まる頃。
空には、モコモコしたウロコ雲が現れます。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り
秋の気候へと、変わっていきます。
七十二候=秋分次候。 蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)
外で活動していた虫たちが、冬ごもりの支度を始める頃。
虫たちは秋冬が終わるのを 約半年間土の中で待ちます。
そして啓蟄の(3月6日)頃に、再び姿を現します。
七十二候=秋分末候。 水始涸(みずはじめてかる)
田んぼの水を落として、稲刈りを始める頃。
収穫の秋、真っ只中で大忙しですが、黄金に色づいた稲穂が輝き
風がなびく風景は、とても美しいです。
旬のもの。
野菜=松茸。
「きのこの王さま」です。
秋刀魚を焼いて、松茸ご飯。
秋の味覚に、舌鼓。
旬のもの。
果物=梨。
豊水は、種類では赤梨。
二十世紀は、種類では青梨。
どちらも糖度が高く、とてもジューシーでした。
今年のいただきもので、息子や娘にもおすそ分けして
みんなで美味しくいただきました。
秋分=秋の彼岸と言えば、彼岸花を思い浮かべますが
金木犀が咲き始める季節です。
どこで咲いているのか、目で見つけるよりも先に
甘い香りで、私たちに花の季節を知らせてくれます。
「おはぎ」と「ぼたもち」
秋のお彼岸には、秋の七草が咲くことから「おはぎ」
春のお彼岸には、牡丹の花にちなんで「ぼたもち」
他にも、おはぎやぼたもちには
こんな風情のある呼び方が あるのですよ。
春=ぼたもち
夏=夜船
秋=おはぎ
冬=北窓
おはぎは、季節ごとに名前の変わる和菓子なのです。
素敵だとは思いませんか。
秋のお彼岸、ご先祖さまにお供えをして、合掌。
9月22日は、二十四節気の「秋分」
実りの秋、秋の味覚が楽しみです。