マドンナのナイショ話

あなたに話したいあれこれ

中村 守写真展「奥信越路」

2014年09月16日 | 写真
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今日のフォト。 ギャラリー古都(三條サクラヤビル6F)
京都市中京区河原町通蛸薬師東側塩屋町327









                 









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フリーカメラマン・中村 守氏の写真展「奥信越路(春花秋月)」に行ってきました。









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7月25日に東京・赤坂で始まったこの写真展は、8月15日から名古屋
8月29日から福岡、そしてラスト9月11日から京都で開催。



私が行った16日は、京都ギャラリーでの最終日でした。









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先ず、入り口で出迎えてくれた写真が、左上の朝焼けの棚田の写真。
タイトルは、「耳が痛むような静寂」(4月) そして朝陽が昇り始める。



「目覚める水面」(写真下・5月) 立ち込める雲海で棚田が黄金色に染まる。









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「十六夜月に妖しく」(写真左上・5月)
何年も狙ってやっと巡り会えた、水芭蕉が咲く季節の十六夜の月。
午前3時の撮影。美しい月に水芭蕉が照らされて。



「春雨雨情」(写真右上・5月)   「燃える雪霧」(写真下・6月)









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「梅雨の夏沼」(7月)   「夏の静寂」(7月)
夏にはこんな姿も見せてくれる。









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「目覚めの牧場」(写真上・8月)  「夏の茜空」(写真下・8月)
牛が1頭また、1頭と目覚めるのだろう。カメラマンは早起き。









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「みのり芳醇」(写真左上・9月)  「名月に照らされて」(写真右上・9月)
「初秋薄明」(写真下・10月)









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「充る希望」(写真左上・10月)  「朝霧の大河」(写真右上・11月)
「まばゆい晩秋の陽」(写真下・11月)









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「水面に揺れる秋」(写真左上・11月)  氷雨(写真右上・11月)
「ごめん 起こしちゃって」(写真左下・11月)  「白し朝のほとり」(写真右下・11月)









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「樹氷の梢」(写真左・12月)  「桃色の夕霧」(写真右・1月)



中村 守氏の写真集は、奥信越路の写真を春夏秋冬に並べられていました。
そして最後のページは・・・









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「めぐり来る春」・・・この写真で締めくくられていました。
中村氏の想いが、この1枚に込められているように思った。









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ギャラリーの入り口です。(写真撮影・許可済み)
全紙2倍の大きさの写真が36点。圧巻です。



フイルム写真15点、デジタル写真21点。
こんなに大きな写真でも、ブレがない。









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ギャラリー内で、中村 守氏とお話させて頂きました。



高校3年生の時、ミノルタ二眼レフに出会って今日まで撮り続けてきた方。
富士山の撮影には、30年近く没頭したという。









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風景写真は、気が遠くなるような根気と
燃えるような情熱が無ければ、撮ることが出来ない。



待って、待って、待ち続けて、ようやく撮れる一瞬。
感動が突き上げてくるような、素晴らしい写真展でした。












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