ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

オーケストラを知ろう! トランペット♪

2014-06-22 16:44:12 | 日記
先生「今日は、金管楽器のトランペットを持って来ました。」ケースから取り出す。
児童「おおぅ!」「すごい!」「ピカピカだ!」
先生「吹いてみるね。」リコーダーと同じように息を吹き込む。
トランペット「スーーーーーー。」

児童「あれー?」「ん~?」
先生「リコーダーみたいに吹くだけじゃ、音は出ないんだ。どうすればいいと思う?」
児童「そこに付いてる指を動かすところを押す。」「管を伸ばしたりする。」唇を指さす児童がいる。
先生「そうそう、実は唇を震わせないと音にならないんだよ。」
児童「??」
先生「やってみるね。」唇をブルブル、震わせる。
児童「??」


先生「こうやって、唇を震わせて、マウスピースを当てます。」音がブーになる。
児童「クククッ・・」「なんかおならの音みたい・・」
先生「マウスピースを楽器にドッキングすると・・・」パーン!トランペット本来の音になる。


先生「もう一回、やってみるよ。」ブルブル→ブー→パーンパーンパーンの変化を聞かせる。
児童「音の高さがが変わった!」
先生「よく聞いていたね。今、三つの高さが違う音を吹きました。唇の振動で音が変えられます。でも、それだけでは、ドレミファ・・・は作れません。
   では、どうやってドレミファ・・を作ると思う?」
児童「三つの指を押すところを動かす。」
先生「その通り!三つのピストン(ピストンを指さす)の押し方は、何通りあるかな?」
児童 考える。

 この後、「トランペット吹きの休日」をDVDで見て、三人のトランペット奏者の演奏を楽しみました。

 授業の最後は、トランペットを吹いてみたいと言っていた児童に声をかけて演奏させました。一回で音が出る児童、なかなか音が出ない児童、ロングトーンで音を出し、ピストンを押して音の高さを変える児童・・・どの児童も、いきいき!!うれしそうです。音が出る度、聞いている児童の歓声が上がりました。