ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

威風堂々 音を重ねて2

2014-06-01 16:58:07 | 日記
先生「今日は、平原綾香さんの歌っている『威風堂々』を聞こう。」
児童 プリントで歌詞を追いながら聞く。
先生「歌えそうなところは、どこかな?」
児童「♪つないだ手をはなしても 心はきっと つながっているから」
先生「では、そこのところだけ取り出して歌ってみよう。」
児童 伴奏なしで、先生と一緒に歌う。

先生「『威風堂々』にすてきな歌詞がついているね。次のとき、また、歌えるところを増やしていこう。
   この前、みんなで『威風堂々』をリコーダーで吹いたね。今日も、やってみよう。」
児童 リコーダーを先生の伴奏に合わせて吹く。
先生「ファのシャープの指使いが上手になっているね。
   今日は、高いファのサミングを練習しよう。これは、裏の穴の押さえ方がポイントだったね。
   シャープペンシルの芯、二本分の穴を開けるんだったね。やってみよう。」
児童 ♪ファーファミレミーーを吹く。
先生「息のスピードを少し上げてみよう。」
児童 ♪ファーファミレミーーを吹く。
先生「いいね、音が澄んできた。最後のミーーをたっぷり、音が広がる感じで吹いてみよう。」
児童 ♪ファーファミレミーを吹く。
先生「うまい!後で、一人ずつ聞かせてください。
   今日は、アルトのパートをやってみよう。」
児童 アルトパートを吹く。
先生「クラスで二つに分かれて吹いてみよう。希望を聞くよ。」

先生「音が二つ、きれいに重なったね。
   上のソプラノパートをリコーダー、アコーディオン、鉄琴、グロッケンで。アルトパートはリコーダー、アコーディオンで。どの楽器がやりたいか、希望を考えて。」

 この後、児童の希望を取って、楽器分担をする。練習時間を数分取った後、みんなで合奏する。初めてなので、できそうなところだけ参加するだけでいいこととする。足りない音はピアノでカバーする。

 何回か合わせたら、よくできているところだけ4~8小節くらい取り出して、ピアノの伴奏なしで、二つの音の重なりをみんなで聞きながら演奏する。

 今日も、最後は一人ずつ「♪ファーファミレミー」を先生に聞かせて帰る。