今日は朝からテレビで「オメガ3(トロワ)」という物質についての議論がされていました。多分、日本で言う「ドコサヘキサエン酸」のことだと思うんですが・・・。お魚の油なんかに含まれていて、これを摂取すると集中力が増すとかナンとか、効能などもドコサヘキサエン酸の話にそっくりなので。
なんで今頃こんな話題を?と思って夫とニュースを聞いていたら、どうやらこのオメガ3の錠剤を学校で子どもに飲ませる案を奨励している人がいるらしくって、それに冠する議論でした。
「決定的に足りないのだから、子どもの頃からサプリで補う方が良い」という案と、「サプリなんかで補うのではなく、食品から摂取すれば良いのではないか」という案のぶつかり合い。
ここで気になるのが、フランス国民の性格的な問題です。
日本人ならば、某番組で「青魚を食べると血液サラサラ、アタマも良くなる!」とやれば翌日から魚屋さんが大繁盛ってことになると思うんだけど、フランス人はそれでもやっぱり魚が嫌いだとか、調理や食べるのが(小骨があるから)が面倒だとか言って、結局お手軽なサプリに頼ろうって流れになってしまうのかも。日本人のことを神経質だとか、食べ物や飲み物にあれこれ栄養添加して!って冷笑しておきながら、今やフランスの牛乳やら何やら、ビタミン強化だのオメガ3だの書いてあるほうが売れ行きが良いらしいんだから・・・。
夫の友達に、学校給食の会社で働いてる人がいるんだけど、彼女の話では「(生徒の親は)子どもにステーキ食べさせろとか言うけれど、毎日そんなのばっかり出す予算なんて無いくせに。それにステーキなんて一枚ずつグラムが違うのに、それを“こっちのステーキはこっちのよりも○g少ないですね”なんて重箱の隅つっつくようなこと言って・・・!!」と。やたら頻繁に、査定が入るらしいのです。ステーキは一枚一枚ビミョーに重さが違って当たり前なんだという事実は、実際に料理をしたことのある人なら判る事だと思うけど。(あ、ちょっと脱線・・・)
学校給食が「ステーキ&フライドポテト(野菜はどこだ???)」なんていう、日本だと信じられないような内容なんだから、サプリ与えとけばいいんじゃない?なんていう案が出てくるのも納得。しかし決定的に飢えて困っている国の子への緊急対策とかならまだしも、一般の食べ物から摂取できるものを何故?って思ってしまいます。それはきっと、「魚なんてキライ~」って言う子どもたちがあまりに多いからじゃないかな?って気がしなくもない。そしてそれは子どもに限らず、案外大人にも多いんじゃないかと・・・。
日本のスーパーの魚売り場では「さかなさかなさかな~、さかな~を~たべ~るとぉ~♪あたまあたまあたま~、あたま~が~よく~なるぅ~♪」って曲が流れてて、かなり洗脳的な感じですが(笑)でも少なくとも、そうやって食品から自然に栄養摂取するという基本方針を保つためには良いんじゃないかと思います。
フランスではごく最近になって、毎日5品目だか10品目だかの野菜を食べましょうって言い始めたみたいなんだけど。フランス人って栄養に関しての認識があまりに甘すぎる気がする。
そういうワタシもかなり甘くはあるけれど・・・、でも、野菜をたくさん食べよう!とか、意識して魚を食べよう!とか、油モノは食べ過ぎないように・・・とかいうことを少しは考えて生活してる。
今年、フランスの学校から「ジュースやお菓子の自販機」が撤廃されることになったそうです。ということは、それまでは平然と存在してたってこと???学校でコーラ飲んだりスニッカーズなんかバリバリ食べてる子が沢山いたってことですね。信じられない・・・。
夫が「昔、一時期、コンデンスミルクのチューブを子どもに持たせてたことがあったよ。」というこれまた信じられないことを言ってました。学校で休憩時間に子どもたちがコンデンスミルクのチューブをちゅ~ちゅ~吸ってたんだって。“カルシウム補給”という理由だったらしい・・・。確かにカルシウムは取れるかもしれないけれど、糖分の問題はどうなのよ???
フランスには家庭科の授業とか、無いのかなぁ~。
朝からずっとオメガ3の討論を見てたので、今日は魚屋さんへ寄ってサバを買ってきて食べました。これでちょっとは補給できたかしら・・・?
なんで今頃こんな話題を?と思って夫とニュースを聞いていたら、どうやらこのオメガ3の錠剤を学校で子どもに飲ませる案を奨励している人がいるらしくって、それに冠する議論でした。
「決定的に足りないのだから、子どもの頃からサプリで補う方が良い」という案と、「サプリなんかで補うのではなく、食品から摂取すれば良いのではないか」という案のぶつかり合い。
ここで気になるのが、フランス国民の性格的な問題です。
日本人ならば、某番組で「青魚を食べると血液サラサラ、アタマも良くなる!」とやれば翌日から魚屋さんが大繁盛ってことになると思うんだけど、フランス人はそれでもやっぱり魚が嫌いだとか、調理や食べるのが(小骨があるから)が面倒だとか言って、結局お手軽なサプリに頼ろうって流れになってしまうのかも。日本人のことを神経質だとか、食べ物や飲み物にあれこれ栄養添加して!って冷笑しておきながら、今やフランスの牛乳やら何やら、ビタミン強化だのオメガ3だの書いてあるほうが売れ行きが良いらしいんだから・・・。
夫の友達に、学校給食の会社で働いてる人がいるんだけど、彼女の話では「(生徒の親は)子どもにステーキ食べさせろとか言うけれど、毎日そんなのばっかり出す予算なんて無いくせに。それにステーキなんて一枚ずつグラムが違うのに、それを“こっちのステーキはこっちのよりも○g少ないですね”なんて重箱の隅つっつくようなこと言って・・・!!」と。やたら頻繁に、査定が入るらしいのです。ステーキは一枚一枚ビミョーに重さが違って当たり前なんだという事実は、実際に料理をしたことのある人なら判る事だと思うけど。(あ、ちょっと脱線・・・)
学校給食が「ステーキ&フライドポテト(野菜はどこだ???)」なんていう、日本だと信じられないような内容なんだから、サプリ与えとけばいいんじゃない?なんていう案が出てくるのも納得。しかし決定的に飢えて困っている国の子への緊急対策とかならまだしも、一般の食べ物から摂取できるものを何故?って思ってしまいます。それはきっと、「魚なんてキライ~」って言う子どもたちがあまりに多いからじゃないかな?って気がしなくもない。そしてそれは子どもに限らず、案外大人にも多いんじゃないかと・・・。
日本のスーパーの魚売り場では「さかなさかなさかな~、さかな~を~たべ~るとぉ~♪あたまあたまあたま~、あたま~が~よく~なるぅ~♪」って曲が流れてて、かなり洗脳的な感じですが(笑)でも少なくとも、そうやって食品から自然に栄養摂取するという基本方針を保つためには良いんじゃないかと思います。
フランスではごく最近になって、毎日5品目だか10品目だかの野菜を食べましょうって言い始めたみたいなんだけど。フランス人って栄養に関しての認識があまりに甘すぎる気がする。
そういうワタシもかなり甘くはあるけれど・・・、でも、野菜をたくさん食べよう!とか、意識して魚を食べよう!とか、油モノは食べ過ぎないように・・・とかいうことを少しは考えて生活してる。
今年、フランスの学校から「ジュースやお菓子の自販機」が撤廃されることになったそうです。ということは、それまでは平然と存在してたってこと???学校でコーラ飲んだりスニッカーズなんかバリバリ食べてる子が沢山いたってことですね。信じられない・・・。
夫が「昔、一時期、コンデンスミルクのチューブを子どもに持たせてたことがあったよ。」というこれまた信じられないことを言ってました。学校で休憩時間に子どもたちがコンデンスミルクのチューブをちゅ~ちゅ~吸ってたんだって。“カルシウム補給”という理由だったらしい・・・。確かにカルシウムは取れるかもしれないけれど、糖分の問題はどうなのよ???
フランスには家庭科の授業とか、無いのかなぁ~。
朝からずっとオメガ3の討論を見てたので、今日は魚屋さんへ寄ってサバを買ってきて食べました。これでちょっとは補給できたかしら・・・?