MacTiger!

Mac、IPOD、音楽、映画、時事問題などについて、疲れたときのストレス発散ブログです。

マンガ世代間ギャップとサイボーグ009

2009-06-28 00:42:54 | Weblog
先日、一回り違う若い人たちと飲んだとき、読んでいたマンガの世代間ギャップにおどろいた。当然といえば当然なんだが。だいたい、筆者がマンガ雑誌を定期的に読んでいたのはせいぜい1980年代が限度。少年マンガの思い出は1970年代から1980年代前半くらいまで。「ドランゴンボール」をとうとうと語られてもわからんのですよ。あとゲーム世代というか、ゲームの話題にもついていけません(笑)
まあ、こういうのは、しかたないですな。
ところで、今年は石ノ森章太郎の「サイボーグ009」45周年記念、009イヤーとかで復刻版等が出版されているようです。石ノ森章太郎が亡くなって10年くらいたつので、若い人は、この名作少年マンガを知らんでしょうね。スーパーヒローチームのSF活劇で、少年時代(小学生)、読むふけっていましたね(よく似顔絵も描いていた…)。死の商人という言葉はこのマンガで初めてしりましたし。当時すら既に古典マンガだったんだが、テレビアニメ(2作目)や新作が少年誌掲載(海底ピラミッド篇など)されていたので、ある意味、新作マンガの感じで読んでました。加速装置があれば、よいなと空想しながら…
そうそう、2001年に三回目のテレビアニメ化となって、いまさらながらYouTubeで見ていますが、石ノ森タッチの作画と原作に忠実なストーリーに感心しています(ミュートスサイボーグ編や地下帝国ヨミ篇が映像化されている!)。手塚治虫もそうだったけど、昔のマンガの線描というのは、まろやかさ、柔らかさというのがあって、いまのアニメのとんがった線とちがったよさがあったんだが。これは、手塚を含め石ノ森らがディズニーの影響を受けていたことによるのかもしれない。
しかし、いまだに少年マンガの作風はヒーロー格闘ものが多いのは十二分に本作の影響が強いのでしょう。009は、純粋正義感、マザコン、ヒーローなので、今の人たちには単純すぎてものたりないかもしれないが。未見のひとは、マンガ喫茶か、あるいはデジタルコミックか、あるいは復刻版購入で是非ともよんでほしい。
少年心がふつふつとわきあがります!

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