大阪で高校生を対象にした将来の仕事選びを支援しようとして入るようです。そのため大阪府と府教委が中心になって今年から情報・人材サービス大手のリクルートなどと協力して、学生の適性診断や職業体験を行う職業教育モデル事業のキックオフ・ミーティングが15日に、大阪府公館で開かれたとの事です。
その中でモデル校に指定された公私立高校計10校の関係者らと意見交換した橋下徹知事は「職業教育は学力以上に重要なことだと思っている。大阪の子供たちのためにがんばってほしい」と激励しております。兎角大阪の生徒の学力が全国的に見てもあまり評価が高く在りません。
しかし一方で大阪は物作り産業が集積しています。ですから学生の持っている多くの可能性を引き出すためには「職業教育日本一」を目指して橋下知事のいう教育改革の一環として、このような方法で早くから学生の適正を判断する制度に賛成です。その対象に新1年生計約2600人から行われるそうです。そのためにリクルートの自己診断テストを受けて職種の適性を分析するのだそうです。その後、夏休みを利用して実際に働く人から話を聞く大規模なワークショップを開催したり、専門学校で職業体験をプログラムが組まれているようです。
これまで職業教育は学校の学習単位的に扱われてきましたが、これを新たな試みとして府が民間企業や専門学校と協力して、ノウハウを生かしながら情報を提供するなど一連の動きを体系的に支援するのが狙いのようで、この方法は全国的にも珍しい取り組みの様ですし、実際的のように思われます。
橋下知事は「高校生が将来の適性や方向性を見て進路を決められるのはいいこと」と評価しています。その上で「府立も私立もお互いに切磋琢磨しながら大阪の教育をよくしてほしい」と願っているようです・・・