日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

日限山4丁目の老人のたまり場づくり

2017年10月20日 | 日記
日限山4丁目は人口約2000人の町で、高齢化が進み、老人の割合が40数%と言われています。
800人以上は老人ということになります。
しかし町では老人の姿をあまり見ません。
西洗公園にも自治会館にも生協にもコンビニにもいません。
いったいどこで生活しているのかということがよく話題になります。
残る場所は家か、町の外に行っているということになります。

家にいる人が多いのではないかと推測して、福祉ボランティアは、気軽に遊びに来てもらえる老人のたまり場づくりに力を入れています。
熱心なのは日限山いぶき会(西洗自治会老人会)、NPO総ぐるみ福祉の会、ひぎり地区社会福祉協議会、日限山コミュニティハウスなどです。

いぶき会は16種類の部活動のほか、サロンでハッピーという集まりの場を毎月1回自治会館で開催しています。
お茶菓子を食べながら雑談したり、合唱したり、折り紙を楽しんだり、吹き矢を楽しんだりしています。
これはいぶき会会員だけでなく、広く町の人々に開放されています。

NPOの活動も目覚ましく、町中の個人宅を借りて日限山荘(ひぎりやまそう)を運営し、毎週火金、昼食をはさんで、体操、手芸、お茶会、マッサージ体験など種々の企画を実行しています。
昼食はボランティアが日限山荘の台所を使って作っています。
また、NPOは、やはり町中の日限山ハイツというアパートの1,2階を借りて事務所としていますが、1階をたまり場として活用し、最近「こぶし」と名付けて、常時、要支援者の方々が参加できる居場所としています。
月火水木土とほぼ毎日開催しており、手芸、男の料理、コーヒー、パソコン教室などをやっています。
今後は健康マージャン、体操、脳トレ、フラダンス、俳句、お菓子づくり、コーラスなどもやりたいと言っています。

社会福祉協議会は自治会館で毎月1回カフェドリームという集まりの場を設け、人々はコーヒーを飲みながら、落語や川柳などを楽しんでいます。

日限山コミュニティハウスの活動はあまり広報されていませんが、日限山小の一画を使って種々の教室が開かれています。
日限山中には老人のたまり場になっているところはありません。

日限地蔵尊の近くにあるケアプラザでいろいろな健康に関する教室などが開かれています。
施設は素晴らしいのですが、ちょっと遠いということで気軽に行けないことが残念です。

西洗公園はもっと老人のたまり場として活用されるといいと思いますが、トイレがないことが難点です。
家に帰らなければならないと思うと、老人は公園に長居できません。
孫と遊ぶのもきついと思います。
孫を公園に置いて家に帰る訳にはいきません。
公園にトイレをつけるか否かはいろいろと運営上むずかしい問題があるそうです。

民間経営でもいいからちょっとしゃれた喫茶店がほしいという意見があります。
港南プラザ前という十字路の角にできたコンビニの喫茶コーナーがちょっと期待されたこともありますが、長居するような雰囲気ではありません。

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