先日、日限山小6年1組が、野菜の可食部を捨てていませんかと、学区住民に問いかける食材SDGsの運動を舞岡公園の近くの「かねこふぁーむ」で行いました。私は、それに参加して、小学生がつくったSDGs型ドーナツ、オムレツを試食し、自分が可食部を捨てていたことを深く反省し、私も家でSDGs型調理に努めています。
昨夜、妻が、嬉しそうに天然真鯛切り身2切を540円で買えたと言って、真鯛料理を出してくれました。天然物が540円で買える訳がありません。養殖ですよと言うと、妻は、ごみ箱に捨てた包装を探してラベルを読み、養殖と表示されていたのでがっかりしていました。
ユーコープは、「コープの産地指定」などと言って鹿児島県産養殖真鯛を、誇らしげに売っていますが、養殖真鯛はSDGs型食材ではありません。イワシを餌にして養殖しています。餌料効率と言いますが、真鯛は非常に餌料効率が悪い魚でして、日本の沿岸からイワシが消えるほど、イワシを餌として消耗します。
昔は、日本人はめでたいとき天然物の鯛を食べるだけでした。一方、イワシは毎日食べていました。肥料にするほどイワシはよくとれました。それが今ではイワシが高級魚になり、鯛が普通魚になったかのようです。これは異常ですね。日本の沿岸漁業はSDGs型ではないですね。
(注)海でイワシを餌にして鯛を養殖すると、海底が汚れ、赤潮が発生したりする問題も生じます。
私はイワシが大好きです。それなのに今は、ユーコープ日限山店で瀬戸内海産の「煮干し」を買って1日10尾程度食べるだけです。煮干しですよ。しかも相模湾産ではないですよ。悲しいですね。
イワシはイワシとして食べるのが正常です。これでこそSDGs型です。
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