
50年前の開園時には西洗公園には10本程度のソメイヨシノが植えられ、特に正門(北門)を入って右側にまとまって植えられていた3本は、最盛期は見事な花付きで、日限山(4)の住民は美しいと愛でていました。
しかし、ここ10年は、枝が枯れて折れて落ちる、花付きが悪い、どんどん枝を剪定するので樹形が悪いなど、保存しても意味がない状態になりました。
西洗公園愛護会としては、公園のソメイヨシノは保存を諦め、むしろ安全のため、「すべて伐採」を覚悟しています。現時点で4本残っていますが、保存すべきとは到底言えない状態です。
港南土木事務所は代替として陽光桜(ヨウコウ)を重視しているようで、西洗公園にはすでに2本、生活環境部倉庫の近くに植わっています。2015年頃、苗木を植えたと思います。
2本のうち、東の道路際に植わっているヨウコウが昨日満開になりました。25日はまだつぼみが大きくなり、割れ、花びらが見える状態でしたが、26日には一気に咲きました。
もう1本は、倉庫の向こう側に植わっていますが、まだ満開ではありません。ちょっと生長がよくない感じがしますので、土の改良、肥料など考えてみます。
ソメイヨシノより開花が1週間ぐらい早いようです。桃色が強く、明るさが足りないと思います。大きくなると横に枝が広がり、見事な樹幹を形成し、倉庫前の芝生広場が、お花見広場になるでしょう。
なお、近々の大改修でこの芝生広場が形状を変えると思いますが、木の周りは芝生にしてお花見できるようにしたいと思います。
また、現在、この倉庫前芝生広場で、土づくり、集めた枯れ枝や落葉の処分実験をやっています。芝栽培実験も行います。腐葉土づくり実験も本格的規模で行っています。西洗公園は腐葉土づくりに木枠を使ってません。平地の上に落葉を積んで、発酵が進むよう定期的に手入れしています。
この倉庫前広場は、公園愛護会会員の居場所、活動場所になっています。オオムラサキツツジの植栽に囲まれ、気持ちがいい場所です。
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