maaat aqua blog

海水魚と珊瑚を飼育しています。

海上原子力発電所

2013-07-11 22:20:51 | 日常
福島原発事故のあと、原子力発電所を自力航行可能な海上発電所とすれば良いと考えていたのですが、ロシアでは実用に向けた開発がなされているようですね。。

通常は陸地に接岸した状態で電力を供給し、非常時には洋上に隔離して状況対処する。
原発は冷却に海水を用いますので、海の上にいれば海水の供給には困りません。

地震動の本振動は伝わりませんし、津波が来ても浮いてるわけですから影響が無い。
地震国で島国の日本にこそ利点の多いシステムですが、地震の恐れの殆ど無い安定陸塊にあるロシアが先に開発してるとは、なんとなく情けなくなります。。

原発開発者にも、こんなアイデアは考え付く人がいっぱいいるのでしょうが、たぶん役所が前例が無いからと言って認めないんでしょうね。。。

核廃棄物についても、放射能が漏れないような密封容器を開発して、海溝に沈めればよいように思います。
密封容器から放射線は出ますが、陸上貯蔵同様、放射能(放射性物質)が漏れなければ良いわけです。
周りの海水で冷却されつつ、安定な物質への分裂を進めるわけです。

核燃料は元々地面に分布していたものを集めて濃縮したものですからね。
逆に希釈する技術も併用すればよいかも。

できれば、地殻の下のマントルに埋めてしまうのが理想でしょう。。
マントル対流で地球のコア付近に運ばれ、対流によって再び地表面に現れる頃には分裂しきって害は無くなってるでしょう。

科学技術の進歩は、人間の憎悪や争いを消し去ることはできませんが、安全性などの技術的問題であれば解決できます。

危険なのは人間の欲望や憎悪であって、兵器の元となる火薬、爆薬、化学薬品や原子力、はたまたIT技術、宇宙開発技術などではありません。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿