オーディオPC

暮れにグレードアップしたオーディオPCのH61チップのヒートシンクが熱くなるので、ヒートパイプ式のチップクーラーを購入しました。



XINRUILIANという中国のファンメーカーが作っているDRAGON FLYというものです。
999円とお安く手に入ったのでラッキーでした。

本来付属のファンでの空冷ですが、無音PCを目指しているのでファンは取り外しています。



色々干渉を避けるために斜めっていますが、おかげでヒートパイプの熱交換がうまく行きそうな感じです。
見た目は美的センス皆無ですが・・・

実際70℃だった放熱体の温度が40℃に下がりました。

これで、夏も安心です。

人の社会的価値

人の絶対的価値は、価値観によって変わりますし、一人ひとりの命の尊さは皆同じだと思います。

ただ、社会的価値はひとつの基準がありますから、人それぞれ異なります。

数日前の産経のコラムに、35歳以上の人の結婚確率は３％程度で、40歳以上は１％以下みたいなことが書いてありました。
男の場合は相手の容姿や若さに対する要求が高くなり、女の場合は相手の収入に対する要求が高くなるかららしい。
結婚は一種の契約ですから、お互いの結婚に対する社会的価値が釣り合っていないと成立しません。
自分の社会的価値を自覚しておらず、分不相応な相手を求めるから結婚できないといった内容でした。

なるほど・・・・


同様のことが、就職に関しても言えますね。
雇用関係を結ぶ就職も、契約のひとつです。

昔は高校卒だったり中学卒だったりした学力の人も、親の経済状態が良くなったため、高度成長期に増えた私立大学にいくようになり、皆が大学卒になりました。
今は少子化ですから、同じ学力ならよりランクの高いの大学にも入れるようになっています。
すなわち大学入学に対する要求偏差値が相対的に下がってる。
上位の大学から学生が埋められていきますからね。
下位の大学は生徒不足で廃校になる。

同じ大学卒だから、トップクラスの大学卒が入社するような会社に入れると思うんですね。
同じような年収が得られると思ってしまう。

一方で一流企業は優秀な学力の人材を求めています。
一定の偏差値以上の人材が欲しい。
だから大学の偏差値を基準に人材狩りをするんですね。


昔、偏差値が悪者のように言われましたが、これは母集団となる人数が年毎に変化しても、あるいは学力テスト問題の難易度が年毎に変化しても、一人ひとりの絶対能力を評価できる論理的数値です。

すなわち学力の絶対値を示す数値です。


ただし、学力だけが重要だと言ってるわけではありません。
経済社会は頭脳でデスクワークする人も、肉体で力仕事する人も必要です。
本当は肉体でする仕事のほうが多い。
機械化されており、昔ほど重労働ではないですけどね。

肉体労働は人ひとりでこなせる量が限られますから、コストダウンのため低賃金が要求されます。
日本ではこの労働者が不足しています。
募集を出しても応募が無い。
ここに就職する人がいなくなったんです。

自分の社会的価値を見誤っているから、就職が出来ないんですよ。


まぁ、一方で中小企業も、失業率が高いから買い手市場だと勘違いして、今までよりも優秀な人材が取れるかもしれないと皮算用してるんですがねｗｗｗ

これじゃ、完全にお互い分不相応な相手を求めてる状態ですね。