靖国神社

日本という国は、やはり独特な国なのかもしれない。

日本神話から延々と天皇の系譜が続いていてー
神様の子孫とされる人間が王となってる国ってほとんど無いんじゃないかな。

もちろん、神話は奈良時代とかに編纂されたものですからー
王となった天皇一族が他の豪族との差別化をするために創らせたー
実話を織り交ぜたフィクション

それはわかったうえでー
天皇の先祖の系譜にあたる天照や大国主はー
やっぱり神様なんですよね＾＾

神様になってる人は菅原道真もそうだしー
受験の時は御参りしたなーｗ

毎年、終戦記念日には話題になる靖国神社とか地方の護国神社とかはー
明治維新以降の戦死者の名前（柱と言うらしい）をまとめた名簿を御神体にしてるしﾈ
明治になってから出来た神社なんですよねー

神様いっぱい＾＾

神様だから宗教といえばそうなのかもしんないけどー
唯一絶対な神と預言者を崇拝する宗教とはイメージちがうよねー

日本で宗教といえば仏教か？
そういえば、仏教は奈良時代に神様の系譜である天皇が布教を推進したんだよね・・・
当時、神話だけじゃ人心を掌握できんかったんだろね・・・

迫害していたキリスト教を国教にしたローマ帝国と一緒かな・・・

あ、でも戦前の天皇崇拝はもしかしたら宗教的かも・・・


ところで、太平洋戦争後の天皇の処遇についてはー
マッカーサーに一任されてたみたいですね・・・
他のＡ級戦犯者と同様に扱われてたらどうなってたんでしょうねー

Ａ級戦犯で死刑になった人も靖国神社に合祀されてる理由はー
そんなところにあるのかもしれませんね・・・

靖国神社は神の系譜をもつ天皇とその国のために死んでいった人たちが祀られているんですから・・・
死に至る状況がどんなであっても・・・
たとえ死刑で死んだとしても・・・


ただ、参拝を太平洋戦争の終戦の日にするのが常識になってるのがなんでかなーと・・・
戊辰戦争や日清戦争、日露戦争なんかの戦没者も合祀されてるんですがねー
確かに合祀されてる人数からいうと太平洋戦争戦没者が圧倒的に多いんですけどねー


明治維新によって再興した天皇君主制がー
事実上終焉した日だからかもしれませんね・・・

靖国神社の本来の存在理由はー
日本が天皇君主制の軍事国であることですから・・・

そう考えると靖国参拝というのはー
確かに外国から見ると戦没者慰霊とはちょっと違うように見えるでしょうねー


太平洋戦争戦没者慰霊塔を建てて、そこで慰霊式典するのがいいんでしょうね。
それなら、日本を戦争に導いた戦犯者を除名することもできるしーｗ